異文化理解講座
独立行政法人国際協力機構四国支部(JICA四国)の香川県国際協力推進員西岡美紀さんに「フィリピン共和国」についてお話をしていただきました。
講座の様子
西岡さんは海運会社に勤務していた際フィリピン・マニラに1年間滞在の経験があり、貧困・犯罪と言ったマイナスイメージが大きいフィリピンですが、世界の海上労働者の5分の1強がフィリピン出身者であり、フィリピンなしでは海運業が成り立たないということを教わりました。マニラでの勤務先は高層ビルが立ち並ぶオフィス街でしたが自宅は隣接する繁華街にあったそうです。日本人で目立つ存在であったが下町の雰囲気の中、周りの住民から守られて、幸いにも危険な目には一度も会わなかったということです。
バナナなど私たちにとってなじみの深いフルーツもフィリピン産が多い一方で詳しいことをほとんど知らなかったというのが受講者みんなの意見でした。