機械科

〜100周年に向け銘板の製作(消失模型鋳造) 機械科〜

鋳造とは、溶けた金属やプラスチックをあらかじめ作った型に流し込み、型と同じ形状のものを作り出す工作法です。世の中のあらゆる製品は、この鋳造技術を利用して、形作られていることが多いです。今回は、100周年記念ロゴを銅合金で製作し、長く使っていただけるように企画しました。

レーザー加工機で製作した模型100周年型.jpg砂込め中.jpg砂による鋳型の製作

元になる模型は、3年生の実習を利用して、レーザー加工機でスチレンボードを切り抜き製作しました。これを粘土を含んだ砂の中に埋め、鋳型というものを課題研究海上自転車班の生徒たちが、作りました。これに溶けた金属を流し込むと、スチレンボードで製作した模型は熱で溶け(消失)、模型のあったところに金属が置き換わり製品が出来上がります。10月29日(金)の東屋竣工式に向け、次はいよいよ金属を流し込みます。歴史に残る製品の製作に責任を感じつつ楽しみでもある機械科3年生たちです。

new!〜100周年記念銘板完成!!〜 

金属を溶かして砂で作った型に流し込む「鋳造」技術で作られた100周年を記念した銘板が完成した。 鋳造技術は専門性が高く、初めて作る製品については経験値がものをいう仕事である。溶接部が中心となって製作したこの1体は実は奇跡の1体で、6体製作したもののうち唯一成功したものである。今回の反省点を踏まえて、もう2体製作予定である。鋳造.jpg

この銘板は建築科を中心に学校を挙げて取り組んでいる「東屋建設プロジェクト」の一環として機械科が担当して取り組んだものである。銅合金で作られたこの銘板は、時代とともに深みを増し、これから100年後にも伝えられるものになるであろう。

タコウ100シュウネン.jpg

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