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〜ファイバーレーザー加工機導入 機械科〜 †小さいころ虫眼鏡で太陽光を集めて黒く塗った紙を焼いて穴をあけた経験はないだろうか？レーザー加工機とはレーザー光と呼ばれるエネルギーの高い光をレンズで集めてさらにエネルギーを高め、物質を焼き切るレーザーヘッドを備え、それをプログラムに合わせて平面上で正確に動かす数値制御装置を組み合わせた工作機械である。昨年１２月に本校機械科にこの装置が導入された。
そのすごさは、金属を削る切削加工では数十分かかっていたものが、ほんの数秒で加工できる。もちろん製品の用途によっては切削加工でなければならないものもあるが、溶接実習での部材加工や技術部でのロボットのパーツ製作など幅広い活用に期待している。これからの技術者はベースとして持つべき基本技術と日々進歩していく最新の技術。どちらにも対応できるように柔軟さとどん欲さが必要である。
ＳＤＧＳに向けた造船業界の技術について学ぶ
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| １２月８日(水)３年造船コースには丸亀の今治造船�蝓■稿�(木)２年生には、坂出の川崎重工(株)から、それぞれ講師に来ていただきました。 |  |
３年生は１年間を通して、船の建造・進水・航行テスト・受け渡しまでの一連の流れを講義していただきました。そして、これからは車だけでなく船もデジタルトランスフォーメーションが加速し、動力においても環境にやさしい今までにないものが採用されていくので、船殻を作る技術者はもとより、新しい機器を艤装でき、操作できる技術者の需要が増えていくということでした。
 | ２年生では、これからの水素社会に向けて、世界に先駆けて大型LNG(-196℃の液化天然ガス)運搬船を完成させた川崎重工�蠅�今度は水素運搬船を建造している話を聞くことができました。 |
川崎重工�蠧伴�の球形アルミタンクの製造は特許の塊であり、日本の技術力の高さを感じとれる講義でした。自分の行った仕事が社会に貢献している。どんな仕事にもそれは言えることであり、そこに誇りが持てる多高生になってほしいと感じました。
鋳造とは、溶けた金属やプラスチックをあらかじめ作った型に流し込み、型と同じ形状のものを作り出す工作法です。世の中のあらゆる製品は、この鋳造技術を利用して、形作られていることが多いです。今回は、１００周年記念ロゴを銅合金で製作し、長く使っていただけるように企画しました。
| レーザー加工機で製作した模型 |  |  | 砂による鋳型の製作 |
元になる模型は、３年生の実習を利用して、レーザー加工機でスチレンボードを切り抜き製作しました。これを粘土を含んだ砂の中に埋め、鋳型というものを課題研究海上自転車班の生徒たちが、作りました。これに溶けた金属を流し込むと、スチレンボードで製作した模型は熱で溶け（消失）、模型のあったところに金属が置き換わり製品が出来上がります。１０月２９日（金）の東屋竣工式に向け、次はいよいよ金属を流し込みます。歴史に残る製品の製作に責任を感じつつ楽しみでもある機械科３年生たちです。
| 金属を溶かして砂で作った型に流し込む「鋳造」技術で作られた１００周年を記念した銘板が完成した。 鋳造技術は専門性が高く、初めて作る製品については経験値がものをいう仕事である。溶接部が中心となって製作したこの１体は実は奇跡の１体で、6体製作したもののうち唯一成功したものである。今回の反省点を踏まえて、もう2体製作予定である。 |  |
この銘板は建築科を中心に学校を挙げて取り組んでいる「東屋建設プロジェクト」の一環として機械科が担当して取り組んだものである。銅合金で作られたこの銘板は、時代とともに深みを増し、これから１００年後にも伝えられるものになるであろう。
ファイバー加工機.jpg 315件
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ステンレスバラ.jpg 337件
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造船（川重）2.jpg 347件
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タコウ１００シュウネン.jpg 358件
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砂込め中.jpg 358件
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１００周年型.jpg 337件
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