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校長室より ~農業土木科の魅力について~

2022年2月1日 15時00分

令和4年1月にリニューアルした香川県立石田高等学校のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

昨年末までは感染が落ち着いていた新型コロナウイルスですが、年明けから感染者の急増が続き、県下にもまん延防止等重点措置が発令されています。
12月下旬の修学旅行は無事実施できましたが、1月以降の行事はリモートで開催するなど、感染防止対策を講じながら学校生活を送っています。

さて、今回は、本校農業土木科の魅力についてお話しします。

「土木」と聞いたら、道路、鉄道などインフラの建設、上下水道の整備などをイメージすると思います。これが「農業土木」になると、水田や畑など農地の整備による生産性の向上が目的となります。

実際に農業土木科の授業を見てみると、道路などの社会基盤がどのように建設されるかを学んだり、構造物をつくる際に必要不可欠な測量の実習をしたりと、学習内容はバラエティーに富んでいます。初めて授業を参観して、「普段何気なく使っている道路も、様々な知識に支えられてできたものなんだ!!」と気付き、感動しました。本校の農業土木科では、農業土木だけでなく、土木全般に関する幅広い知識や技術を身に付けることができます。

令和3年夏には、本校農業土木科3年のうち「2級土木施工管理技術検定」を受検した者全員が合格という快挙を成し遂げ、四国新聞等で紹介されました。

令和
4年3月には、農業土木科卒業生全員が「香川県高等学校農業技術特級」を授けられます。県内で農業を学ぶ高校生のうち、指定された資格を一定数以上取得した者に与えられる表彰です。クラス全員が被表彰者になるのは大変珍しいそうです。生徒一人一人が課外授業に励んだ成果です。

農業土木科の魅力について、熱く語ってみました。本校の農業土木科を進路の選択肢に入れていただけると光栄です。
                                                               
                      令和4年2月 
香川県立石田高等学校 校長 北堀 礼子

2級土木施工管理技士補 全員合格 写真.jpgspace.pngDSCN1872.JPGspace.pngIMG_1024.JPG