令和5年度 会長挨拶

「 立ち止まることなく 」

 先日開催した総会におきまして、事務職員協会の会長に就任させていただきました、高松市立龍雲中学校の横手香織です。会長という重責に押しつぶされてしまいそうですが、新たなチャレンジのできる毎日と感じております。私個人は微力ですが、他の役員とともに、会員の皆様の御協力・御支援を得て、楽しく充実した協会活動に努めてまいります。今年度も各支部・各部会の活動に御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 さて、「香川県市町公立小中学校事務職員人材育成方針~子どもたちの未来のため、連携・協働し、成長し続ける学校事務職員~」が示されて1年たちました。本会では昨年度、総会・夏季研修会で、また全国公立小中学校事務研究大会愛媛大会分科会において、この「学校事務職員人材育成方針」について理解を深め、目指すべき事務職員像を達成するためにどのような取組を進めていけば良いかを、啓発してまいりました。一つでも皆様の具体的な行動に繋がったでしょうか。今から始めようという方は、本会研究部作成の「事務職員の人材育成」のなかの「自己管理目標」を、取組のきっかけとなるようご活用ください。

 なお、本年度は第3次中期研究計画のまとめを行います。そして、第4次中期計画を「学校事務職員人材育成方針」や本会研究部作成「事務職員の人材育成冊子」「研究のまとめ」を基に策定していく予定です。

 また、令和6年8月には「第25回四国地区公立小中学校事務研究大会(香川大会)」を開催する予定です。大会テーマは、

「多様性の時代に応える学校事務とヒューマンリソース~立ち止まることなく、何ができるかを探る~」

多様性を尊重し、子どもたち一人一人の未来の可能性を広げる、学校事務・共同学校事務室等のこれからの姿を追求することを大会目的としています。学校事務が「どうあるべきか」だけでなく、学校事務には「何ができるのか」を立ち止まることなく考え、未来志向の考え方にシフトしていく必要があるのではないでしょうか。皆様にとって有意義な研究大会となるよう、準備・研究を進めてまいります。

 本会が会員皆様相互の繋がりを大切にし、また学校事務の未来のために持続可能な組織となるよう、皆様と共に協会活動を進めていきたいと考えています。

 御協力、よろしくお願いいたします。

香川県公立小中学校事務職員協会

会長  横手 香織