令和7年度 会長挨拶

立ち止まることなく

香川県公立小中学校事務職員協会は、今年度、50周年という節目の年を迎えました。これまで協会を支えてこられたすべての方々に、心から感謝申し上げます。

私たちを取り巻く環境は年々変化し、学校現場でも業務の複雑化や人員体制の課題など、多くの声が寄せられています。そうしたなかで協会が担う役割も変化しており、私たち自身も、これまで以上に「無理なく・持続可能な形で」活動を見直していく必要があります。

令和7年度は、役員体制や活動の在り方を再構築し、「必要な活動は維持・強化しながらも、負担を減らす」「役員だけが動くのではなく、会員も少しずつ関われる仕組みを作る」そのような取組を始めました。キーワードは“つながり”です。会員同士が孤立することなく、気軽に声をかけ合い、助け合える関係性。そうしたつながりが、学校事務の質を高め、子どもたちの未来につながると信じています。

 また、8月には記念講演会も開催いたしました。この機会に、これまでの歩みを振り返りつつ、これからの私たちの在り方を共に考えて行けたらと思います。「立ち止まることなく」この言葉は、会長として就任以来大切にしてきたテーマです。令和7年度は、50年の歩みの先に、次の一歩を進めたいという私自身の思いを込めています。守るべきものは大切にしつつ、時代に合わせて柔軟に変わる。そうした協会を、これから皆さんと共に築いていきたいと考えています。

本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

香川県公立小中学校事務職員協会

会長  横手 香織