活動目標

令和5年度 活動目標

 

 多様性が求められ、刻々と変化する社会情勢のなかで、学校は子どもたちの豊かな未来のために、様々な教育課題への対応が求められています。そして「チーム学校」の一員である私たち事務職員も、総務・財務等に通じる専門職として、より主体的・積極的に学校運営に参画できるよう資質・能力を高めるために研鑽を積む必要があります。

 香川県教育委員会から『香川県市町立小中学校事務職員人材育成方針』が出されて1年が経過しました。香川県が実施する様々な施策のもと、事務職員の人材育成の取組が進むなか、私たちは人材育成方針に示された目指すべき事務職員像や求められる資質能力を身に付けられるよう、成長し続けることが求められています。

 本会としても人材育成方針の理念を実現できるよう、個人の成長実感やキャリアへの展望を支援し、組織全体として人材の質を高めていく方策が重要であると考えます。

 また、学校における働き方改革の推進が一層求められており、文部科学省において学校の業務の適正化が示されています。これからの学校は、全教職員が、ワークライフバランスを実現しつつ、その能力を発揮し、誇りと責任をもって働くことのできる職場環境の構築が必要です。そのためには常に「何ができるか」を考えていきたいと思います。

 私たちは、学校における唯一の行政職員として専門性を生かし、教職員や様々な組織と連携しながら「チーム学校」を更に推進し、香川県教育基本計画に掲げられた基本理念「郷土を愛し 夢と志を持って 自ら学び 歩み続ける人づくり ~自立・協働・想像を支える香川の教育~」の実現に貢献していきます。

 

 これらのことを踏まえ、下記の4点を本年度の活動目標とします。

 

     1 研究活動及び研修内容の充実に努めること

     2 学校事務職員制度の充実・発展に努めること

     3 関係機関と連携し、組織的な事務機能の強化に努めること

     4 学校運営の参画に寄与できるよう努めること

 

 

                                                                                                        令和 5年 5月 26日            

49回香川県公立小中学校事務職員協会総会