交通安全教室

高松東署交通課の森井課長さんに講演をしていただきました。テーマは「自転車の安全利用について」です。

皆さんもよく利用される自転車。自転車に乗っていて事故に遭い亡くなる方がいます。それは自動車にぶつかった衝撃によるよりも、その後に硬いアスファルトに頭を打ちつけたことが致命傷になるケースが多いのです。だから自転車に乗る時には、ぜひヘルメットを装着していただきたいのです。それで皆さんの大事な“脳”が守られ、命が守られるのです。ヘルメットをかぶらず事故に遭い、命はとりとめても脳に障害を負うこともあります。

森井課長さんから、実際に事故によって「高次脳機能障害」を負った高校生の母親の手記が配られました。

「今まで簡単にできていたことができなくなり絶えずイライラする息子。復学を望んでも難しく支援学校への転校など様々な壁が待っていました。また、コミュニケーションがうまくとれず、他者とのトラブルも起こりました。」

交通事故は、被害側も加害側も大きな損失を負うことになるのです。交通ルール遵守とマナーの向上。森井課長さん、ありがとうございました。