三木高等学校とは...

三木高等学校は、生徒がそれぞれの将来の目標に向けて自分の個性を発揮しながら積極的に学習したり、主体的で充実した高校生活を送ることができるよう「単位制」を取り入れた平成8年に開校の新しいタイプの学校です。
高校生活は、自分の個性を発見し勉強することの意義を本当に理解しながら学び、さまざまな経験や交友をとおして自己を高め、一人ひとりが主体的に生きていくための基礎を培う大切な場です。そして、それを真に有意義なものとするためには、そこで学ぶ者一人ひとりが自主・自律の精神を備え、自分を知り自分を大切にする心を持ち続けることのできる校風の学校であらねばならないと考えています。
こうした高校像を求めて近年全国では、従来の伝統的な考え方にとらわれず生徒の主体性を重視したより斬新な発想を取り入れた高校が数多く生まれています。
私たちの学校は、このような先進的な高校の一つとして設けられたものです。
これからの時代を担う皆さんが、この学校で誇りを持って学び、かけがえのない個性を磨き、自己実現に向かって邁進されることを願ってやみません。
三木定とは...

三木高等学校の定時制課程のことです。一般的な定時制と違い、夜間授業4時間の前に2時間の夜間前授業を実施して、一日6時間の授業をおこなうことで3年での卒業を可能にしています。学科は普通科で、希望する進路先に対応させた科目選択の幅が広いのも特徴です。商業科目も開講しているので、各種資格検定取得を目指すこともできますし、基礎学力が心配な人には、数学や英語の基礎を学ぶ講座も開講しています。
授業について
1週間の日課は、下の表のとおりです。15時からの2時間授業を夜間前授業(①②校時)、17時30分からの4時間授業を夜間授業(1234校時)と呼びます。
時限 | 時間 |
---|---|
①校時 | 15:00~15:45 |
②校時 | 15:55~16:40 |
イブニング・ブレーク(休憩時間) | 16:40~17:30 |
1校時 | 17:30~18:15 |
2校時 | 18:15~19:05 |
3校時 | 19:15~20:00 |
4校時 | 20:05~20:50 |
清掃(月・水・金) | 20:50~21:00 |
本校は、2学期制をとっています。
前期-4月から10月第2週まで
後期-10月第3週から3月まで
前期・後期それぞれに中間考査と期末考査が設けられています。
単位制について
本校には、「単位制」が取り入れられています。
自分の学習計画を立てるためには、この単位制についてよく理解しておくことが大切です。
①単位とは、1週間に1時間ある授業を1年間受講し、出席が年間の3分の2以上、学習成績が良好であると認められた場合に、1単位が認定されます。
②科目の履修とは、所定の手続きを経て科目を受講することを「履修」といいいます。卒業までに必ず履修しなければならない科目を「必履修科目」といいます。履修が認められるためには、3分の2以上の出席が必要です。
③単位の修得とは、単位が認定されるためには「授業を受けその成果が十分であると認められること」が必要です。
④「単位制」を取り入れている本校には、「次の学年に進級する」という考え方はありません。本校における学習に対する基本的な考え方は、「学習することの意義を理解し、自分の学習計画に基づいて勉強する」ことです。つまり、一人ひとりが目標を持ち、その目標に向かって主体的に取り組み、3年間から6年間かけて、自分自身の力を最大限に伸ばすことが最も大切なことであると考えています。このため、年次の区分なく授業を受けることのできる教科・科目を設け、学習計画を立てやすいようにしています。
学校生活について
1 三木高生として
本校の校訓は「自主・自律・友愛」です。校訓に示されたことがらを実践できる高校生活を心がけてもらいたいものです。
充実した高校生活を送れるように努力しましょう。
2 よりよい高校生活を送るために
現代の社会がそうであるように、本校での生活の中にもさまざまな情報が飛び交いあふれています。高校生活においても多くの情報から、正しい情報や必要な情報を取捨選択していく方法を学び、それら収集した情報を管理することが求められています。
進路指導について
三木高定時制では、生徒一人ひとりに応じた進路指導を心がけています。これまでの卒業後の進路については、このページを参照してください。