教育方針
           聴覚に障害のある幼児児童生徒に対し、幼稚園、小・中・高等学校に準ずる教育や発達段階等に応じた教育を行うとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服するための知識、技能、態度及び習慣を養い、豊かな心と自立の力をはぐくむ。
          
          
       
 
    学校長メッセージ
            
          
  
           令和3年4月に、香川県立聾学校第28代校長となりました 秋山 秀樹 と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
           本校は、1908(明治41)年3月に香川県盲唖学校として仮開校し、2年後の1910(明治43)年4月に聾唖部の授業を開始して以降、明治・大正・昭和・平成・令和の各時代を、県下の聴覚障害教育の中心として歩んで参りました。現在も県内唯一の聴覚障害教育を専門とする学校として、これまで培ってきた専門性や経験を生かした教育を行うとともに、県下の聴覚障害教育のセンター的機能を果たしております。今年度は、幼稚部・小学部・中学部・高等部合わせて28名の幼児児童生徒が学んでおります。
           社会が激しく変化し続ける中、本校を取り巻く環境も絶えず動き続けており、これに対応できるような変革が学校にも必要であると強く感じております。一方で、校訓である「豊かな心
          自立の力」で表される本校の教育活動を通して育成したい力など、変わらないもの、継承すべきものもあります。これらを踏まえ、「不断前進」をモットーに、幼児児童生徒一人一人に寄り添い、保護者の皆様や関係諸機関、地域の方々と連携しながら子どもたちそれぞれに必要な資質・能力を育んで参りたいと考えております。
           今後とも本校の教育活動にご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
          
                                                 香川県立聾学校長 秋山 秀樹
          
          
  
          
          
          
          学部紹介
          
 
           
          伝え合う喜びを体験
          
           ・子どもにわかるコミュニケーション手段を用い、分かりたい、伝えたい気持ちを大切にします。
           
          
季節の行事を一緒に経験
          
           ・季節の行事、昔ながらの遊び、文化を大人や友だちと一緒に経験します。
           
          
人との関わりを楽しむ活動
          
           ・劇やごっこ遊び等で友だちとのやりとりを楽しみながら言葉を獲得します。   
         
        
          
	
          
            
系統的な言語力の育成
          
  ・日本語文法を系統的に学習し、書き表す力や読み解く力を育てます。
                  友だちとの活発な意見交換
          
            ・自分の考えを発表し合ったり、作文を読み合って感想を書いたりする中で言葉でのやりとりの力を育てます。
                  生活を教科書の言葉につなげる
          
            ・教科書や社会生活で使われる言葉を学校生活全体の中で意識して指導します。
          
          
          
          
            
目で見て分かる授業指導
            
            ・視覚教材を多く取り入れた分かる授業を行い、学力・言語力の向上を目指します。
            コミュニケーション能力の向上
            
            ・個に応じたコミュニケーション方法を身に付け、コミュニケーション能力を高めます。
            生きる力、自立の力の育成
            
            ・職場体験学習や交流及び共同学習を通した体験の中で、思考力・判断力を 養い、自立の力をつけます。
          
          
          
            一人ひとりの力を伸ばすカリキュラム
          
              ●普通科 ・類型T…高等学校と同じ教科書を使った学習カリキュラム。コース選択制を導入!
                        
「進学重点コース」を設置しさらに充実!進学重点コースについて[PDF:907KB]
                   ・類型U…発達段階に応じた学習カリキュラム
              
コミュニケーションスキルの育成
              
              ・個に応じたコミュニケーション・スキルを育成します。
            
 
          
          
          
          寄宿舎紹介
          
          基本的生活習慣の確立
          
          ・発達段階に応じた生活習慣、自立心を養います。
          
自主性、協調性、責任感を身につける 
          
          ・自治会活動や行事を通して、健全で明るく、情緒豊かな子どもへと育てていきます。
          
          
         
          沿革
          
            - 明治40年 9月
 - 香川県盲唖教育会設立
 - 明治42年 4月
 - 開校式を挙行 
 - 明治43年 4月
 - 聾唖部の最初の授業を開始
 - 大正13年 4月
            
 - 県立に移管され、香川県立盲学校聾唖学校と改称
            
 - 昭和23年 4月
            
 - 盲及び聾教育義務制が実施され、香川県立盲学校、香川県立聾学校に分離 
            
- 小学部、中学部、高等部(木材工芸科、被服科)を設置 
            
  - 昭和28年4月
            
 - 専攻科(木材工芸科・被服科)設置 
            
 - 昭和29年12月 
            
 - 高松市昭和町より現在地(高松市太田上町513番地1)へ移転完了 
            
 - 昭和32年4月
            
 - 高等部に理容科を設置
            
 - 昭和39年4月 
            
 - 幼稚部設置 
            
 - 昭和44年4月 
            
 - 高等部専攻科理容科設置 
            
 - 昭和50年4月 
            
 - 高等部木材工芸科を産業工芸科へ名称変更 
            
 - 平成17年4月
            
 - 高等部普通科を設置、産業工芸科・被服科の募集停止 
            
 - 平成19年3月 
            
 - 高等部産業工芸科・被服科の廃止 
            
 - 平成21年3月 
            
            
 - 高等部専攻科産業工芸科・被服科の廃止 
            
            
 - 平成22年1月 
            
 - 第21回全国聾学校合奏コンクール金賞・文部科学省、努力賞受賞
            
 - 平成22年10月 
            
            
 - 創立百周年記念式典挙行 
          
            
 - 平成24年2月 
            
            
 - 第23回全国聾学校合奏コンクール金賞・文部科学大臣賞受賞 
          
            
 - 平成25年4月
       
            
 - きこえとことばの相談支援センター設立
            
- 高等部に「進学重点コース」設置 (*進学重点コースについて[PDF:191KB])
            
  - 令和2年3月 
            
            
 - 高等部専攻科理容科の廃止