1年生は勉強と部活の両立の仕方について訊いたりしています。


3年生はゆっくりと自身の体験にもとづいて話をします。


意外と2年生がふんふんとうなずいていたりします。


下級生には失敗した話の方が心に響くようです。


ちょっと「あるある」合戦の様相も呈してきました。


2年生は3年生の失敗した話にはなかなか笑えないのがつらいところ。


しかし1年生はどうしてこんなにキラキラした目をしているのでしょう。


そして3年生はどうしてこんなに落ち着いているのでしょう。


あ、2年生はどうしたらいいのでしょう。


2年生は会話を盛り上げ弾ませて。


やがて3年生が後輩に向けて熱いメッセージを語りだします。


それはまるで自分へのエールでもあるかのよう。


しだいにグループがひとつになっていきます。


そして、しずかに、


桜井がひとつになっていきます。