■ 資格・検定への取組

 ■ ものづくりへの取組

 ■ 成果と課題

 ■ 10月以降の実践の記録

 ■  本年度の反省と次年度に向けた取組

 

ものづくりへの取組

【1】

ものづくりテーマの設定等

4月 各学科、学年ごとにテーマを決め、計画を立て、製作を始める。

【機械科】
  3年
 ・ゴミ袋スタンドの製作
  脱着がスムーズにできる便利なスタンドの製作。
 ・移動式簡易スロープの製作
   移動可能なスロープの製作。
 ・衝立の製作
   旋盤の切断飛散防止用スクリーンを工夫して製作。
  ・スターリングエンジン  
   外燃機関エンジンの製作。
  ・ロボットの製作
   方向が自由に、簡単に変えられるロボットの製作。
  ・相撲ロボットの製作
   高校生ロボット相撲大会に向けてロボットの製作。
 

 高校生ものづくりコンテスト・旋盤加工部門の出場に向けて、機械技術部を中心に取り組む。

【電気科】
 3年
  ・能力トレーニングマシン  
   じゃんけんの相手は脳力マシン。反射神経を鍛える。
  ・反応マシン       
   光に反応する「モグラたたき」に似たものを製作。
  ・相撲ロボットの製作    
   高校生ロボット相撲大会に向けて、ロボットの製作。
  ・校内美化営繕      
   電気工事の資格を活用し、電気設備の点検・修理
  1年
  ・発明工夫への取組     
   夏季休業日や空いた時間を使って、各自のアイデアを活かした作品を仕上げる。

 高校生ものづくりコンテスト・電気工事部門の出場に向けて、電気技術部を中心に取り組む。
【電子科】
  3年 
  ・アイデアロボット製作   
   全国ロボット競技大会に向けて、製作をする。
  ・発明工夫への取組     
   養護学校との交流のためのゴルフゲーム・パターゲームの製作
  ・電化住宅模型の製作    
   人関知のセンサーを使った回路を利用した住宅。
  ・ ユニバーサルデザインへの取組
   電気自動車をテーマに、利用しやすい車の製作。
  2年
  ・「発振器」の製作     
   電子実験で利用できる発振回路を製作する。
  1年
  ・電源装置の製作      
   電子実験で利用できる電源装置を製作する。
  ・I/Oボードの製作    
   ポケコン制御実習のためのI/Oボードの製作。

5月28日
  高校生ものづくりコンテスト香川大会(旋盤部門)会場 四国職業能力開発大学校
 ・機械実習で身につけた旋盤の技を競い、以下の成績をあげた。 なお、県代表となった生徒等は、四国大会に向けて、6/11、6/17と、松山市で実施された技能講習会に参加した。
      1位 M2 増川 嗣広    2位 M2 秋山 敬祐
  

【2】

ものづくりコンテストに向けての取組

6月22・23日 第6回高校生ものづくりコンテスト四国ブロック大会
        
(旋盤部門) 会場 松山工業高校
                      
M2 秋山敬祐 奨励賞
     
 上図ができあがった作品である。このような課題を、旋盤を使って2時間30分で仕上げる。機械を正しく使いこなし、速さと正確さを競う。
 
四国4県から、8名の代表者が参加した。

6月24日 第6回高校生ものづくりコンテスト四国ブロック大会
    
(電気工事部門)会場 貞光工業高校(つるぎ町)
                
E3 織田真徳 奨励賞
   
 
指示された図面に従って、大きな木の枠に電気配線をしていきます。
 
競技時間は2時間30分。

【3】

技能五輪に向けての取組

7月17日 第44回技能五輪香川県予選会(旋盤部門)
                    会場 本校
   M3 谷川 雄紀 第44回技能五輪全国出場決定
             
 機械加工における高度な技能を証明する資格である2級機械加工技能士に合格の実力を持っている。本県で行われる技能五輪での活躍が期待される。

【4】

地域の催しでの取組

7月22日 ドピカン観音寺2006に参加して、ものづくり紹介
         
 商店街の活性化を図ろうとするアートプロジェクトにメカトロ部が参加し、新しい街づくりに向けて、活性化に一役買った。
 
参加者は多くなかったが、ものづくりの楽しさを来場者に、ロボットを使って紹介した。 

【5】

体験入学での取組

7月28日  本校の中学生の体験入学において、ものづくり体験と作品紹介
        近隣の中学生98名が集まった。

   
 中学生は、実習で作った作品を見学したり、それを使っての工業科の授業(実習)を体験したりした。

【6】

ロボット製作

9月10日  第18回全日本ロボット相撲四国大会
               場所 松山工業高校

 本校メカトロ部、機械科、電気科が長期にわたって工夫を凝らしたマシンが高校生の部、全日本の部、合わせて11台出場した。他校の目標とされ、受けて立つ厳しい競技となったが、高校生両部門優勝と、全日本の部で全国大会出場権を獲得するなど、すばらしい成果をあげた。
 高校生の部 ラジコン型 優勝「神楽」O3林)
       自立型   優勝「三豊工将軍」 S3小川)
 全日本の部 ラジコン型 全国大会出場「雷電」 (E3岩倉)
 ※同日、西野田工業高校で行われた近畿大会において、1台が、ラジコン型全日
本の部で全日本ロボット相撲大会、出場権を獲得した。
 全日本の部 ラジコン型 全国大会出場「モリタック」
                      
M3森川)
         

9月23日  第14回全国高等学校ロボット競技大会香川県予選会
                     
場所 高松工芸高校
 ロボットがリングを掛け合い、速さと正確さを競う競技である。
 県下、6校からアイデアと技術を活かした8台が参加した。本校の2台のマシンは11月12日さいたま市で行われる全国大会への出場が決まった。
   3位 「チームA・O・M」
O3 大西、O3三宅)
   4位 「エースMitoyo」O3 豊浦、O3林)