今日の観一 ~日々の出来事など~

香川大学経済学部との、「令和4年度 共同の学び講座」を実施しました。

2022年11月17日 08時53分

香川大学経済学部の星野良明先生と、ゼミの大学生が来校し、

「共同の学び講座」を実施しました。この取り組みは、今年で7年目となります。生徒30名の希望者が集まり、実施しました。

今回のテーマは「教室でできる経済学ゲーム~公共財とただ乗り問題~」です。

公共財と私的財に自分がもつ財をどう振り分けるか。自分の満足度を上げるためには、周囲に公共財に財を出させて、自分は出さないという選択が最も合理的であることに気づき、公共財への投資が0に近づいていく。そして公共財はなくなっていく。このただ乗り問題を、どのようにすれば解決できるのか、といった経済の理論を、講義、ディスカッション、実験、発表、考察を通して体感的に学ぶ講座でした。

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また、自由時間には、大学生との交流や、時間が終わっても話し込んだり質問したりと、ずいぶん情報を収集できたようです。

今年も楽しく学ぶことができました。香川大学経済学部星野ゼミの皆さま、本当にありがとうございました。

 

最後に参加した生徒の感想の一部を紹介します。

私は、経済学に興味がありましたが、今日の講座のように実際にゲームをして経済学に触れたのは初めてでした。自分の利益ばかりを優先し、他人に期待して負担をかけようとすると社会が望ましくない結果になってしまうということがわかりました。実際に経済学部の生徒の方と活動したことで経済学により興味がわきました。

経済学部とは奥が深いなと思うと同時により学びたいという気持ちが強くなりました。 公共財への投資にだんだん法則性が出てくるのはすごく面白かったです。

日常のどんな些細なことでも、社会に通じるような問題があるかもしれないということがわかりました。政治や経済で問題とすることを、簡略化して実験してみるのはとても面白そうだと思いました。今後の課題研究や、活動で参考にしたいです。

大学生に直接聞いた経済学部や大学、その後の就職についてを今後の進路選択で活かせそうだなと思いました。また、今日の経済学ゲームも課題研究に活かせることが分かったので、これを参考にして、自分の興味があるものを、2年生からの課題研究を頑張りたいです。

大学生の方たちに大学入試までの勉強時間や勉強方法などを詳しく聞くことが出来たので、実際に私自身の勉強方法に取り入れることで、私自身の大学入試までの勉強にしっかりと活かしていきたいです。経済学という学問をより深く学ぶことができたので、自分が目指す進路の1つとして経済学を学ぶことや、経済学に関わる仕事に着くことなども考えていきたいです。

内容が単純に面白かった。普段大学生と接する機会がないので直接話せただけでもよかった。今回の講座を進路選択に活かしていきたい

昨年、共同の学び講座に参加してとても楽しかったので今年は経済学に興味がある友達も誘って参加しました。メンバーもテーマも前回と違っていてとても楽しかったです。友達もとても楽しんでくれました。私はこの講座を受けて経済学により興味が湧きました。そして、大学に行って学びたいという気持ちが強くなりました。学年を超えて話し合う機会はあまりないので、ぜひ後輩にもこの講座に参加してもらいです。これからもぜひ続けてほしいです。

ちょうど進路希望調査を出す時期で、大学の学部について、まだ広い視野を持って調べれていなかったので、自分が考えていた学部以外のことも知れて良かったです。何より、実際に大学で経済学を学んでいる学生さんから、経済学の楽しさについて聞けたため、経済学も楽しそうだなと思いました。これから、自分がやりたいことを見つけていき、学部についてもしっかり考えていきたいと改めて思いました。

〇この講座を受けて本当に良かったと思いました。経済学に触れるとても貴重な体験だったと思うし、ただ乗りや社会的ジレンマなど解決すべき課題についても知ることができました。経済学ゲームは、とても楽しくて益々経済学部に入りたいという意欲がわきました。また、大学生の方とお話することができ、入試についても聞くことができたので、有意義な時間になりました。

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