SSHブログ

2月12日(金)「ニューノーマル」なSSH研究開発成果報告会を実施しました。

2021年2月12日 18時22分

2月12日(金)SSH研究開発成果報告会の様子をお知らせします。

昨年まで,本校生に加え,大学・研究機関から指導助言者,教育委員会,大学の留学生、県内外の高校教員,県内小中の教員など600人規模で体育館で一斉にポスターセッションしていましたが,あのような発表会はコロナ禍の今は無理,ということで外部との対面実施は断念しました。

でも,7月の当ブログに書いた通り,

「観一の学びは,止まらない。

いや、止めてはならない。」

わけです。

 

そこで今回は「ニューノーマル」な,

オンライン化(オンデマンド配信&ライブ配信)」した

発表会です。

2年生全員が取り組んだ計64本の動画をYouTubeに2月9日(火)から13日(土)まで限定公開アップロード。2月12日には65本の研究発表を,密を避けて18の教室を使って2年生が1年生や他クラスの2年生に発表し,その様子をZoomでライブ配信。ライブ配信は限定公開で大学や研究機関,申し込みのあった県内外の高校へ。

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もう生徒たちも,使いこなして,

PC操作やオンライン発表も,普通になってきたようです。

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質疑の時間には,ネット回線を使って,大学の先生方からバシバシと質問が飛んできます。感想や手厳しい指摘まで。貴重で学び多き時間となりました。

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終了後の,「ニューノーマル」な姿を。

生徒の振り返りの入力は,スマホ・タブレットで。

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終了後の,観一の教員と大学の先生方の「作戦会議」も,オンラインで。

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_記録___

校外参加者は,次の計57名でした。

・大学,研究機関 15名

・香川県教育委員会 2名

・香川県教育センター 1名

・県外高校,県外教育委員会 4名(4高校,機関)

・県内高校 27名(15校)

・市内小中学校 5名(2校)

・その他(評議員,企業等)3名

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生徒研究発表 YouTubeオンデマンド限定公開 

再生回数 2059回 

 

 

生徒の直後の振り返りの一部を紹介します。

(2年生から)

大学の先生などの指摘は的確だと思った。 自分たちの研究も担当の先生だけにしか見せていなかったので、他の人や大学の先生方に見せれたらなと思った。緊張しました。でも楽しかったです。

沢山の人に自分が作った作品を見てもらえ、褒めてもらい、本当に頑張って良かったなって心から思いました!

この発表会を通して改めて課題を解説するために探究したり研究することの面白さが分かった。今日身につけたことを今後社会に出て仕事をし始めても活用していきたい。

この研究を通して、自分が研究したこと以外に先生方の努力や授業の大変さについて知ることができた。

今までの成果が発表できて、質問も貰えて嬉しかった。1年生にもこの楽しさを伝えたい。

色んな発見があって面白かった。 質問を聞いていたりするとそういう観点もあるのかと面白かった。 将来自分の役に立つこともあったので活用していこうと思う。

今回、このように発表させて頂ける機会をつくって下さりありがとうございました。 今まで研究は大変だったけど、班の人と協力して取り組めたことはとても楽しかったし、達成感を感じました。

色々な考え方や意見を知り、物事を様々な方向から考える良い機会になりました。 大学教授の方など普段聞くのとのできない方々の意見や考えに触れることができてよかったです。

(1年生)

身近なことで、疑問に思ったことなどを見つけ、それを解決するために、いろんな知識や方法を用いて実験をしていて、来年自分たちが課題研究をする時のヒントになりました。課題研究は求められていることよりさらに上も追求する必要があると学びました。 いろんな方々に見てもらったり、興味を持ってもらったりするには、求められていることだけでなくそれ以上のものを作成することが本当の課題研究だと私は考えます。 また、いろんな科学的研修会等に参加しておいた方が良いと思いました。知識はもちろんつきますが、他にも発想力であったり、応用力であったりいろんな力が身につくことで、他の班の発表にも質問できると思いました。

研究結果を発表するだけでなく、質疑応答まできちんとする所までが発表であることを学びました。

先輩たちのテーマがすごいと思いました。探究するテーマ選びはとても大事だと思いました。どのグループもとにかくデータが多かったです。データが多い方が説得力がありました。理系の班では何回も方法や条件を変えて実験していました。文系の班では自分たちが発見したことをもとに提案をしている班が多かったように思えます。発表の仕方もすごくハキハキしていて、難しい質問にも自分たちなりに答えを出していてすごいと思いました。

仮説を立て、実験を行い、結果から分かることを考察で述べる流れを学んだ。 また、実験をする上で資料を用いたり、映像を用いたりすることで分かりやすいスライド作りが出来ると感じた。 実験でも条件を変えることで見えてくる結論作りを学んだ。 実験や考察から学ぶ姿勢を学びました。