SSH委員の記録より)
第3回SSH講演会は,年に一度の全校講演です。
講師の先生は…!
東京大学 慶應義塾大学 教授 (クロスアポイント)
元文部科学副大臣 前文部科学大臣補佐官
鈴木 寛 先生。
演題は・・・
2年生が司会,3年生が講師紹介をしました。
鈴木先生の経歴の紹介にとどまらず,自分との共通点なども織り交ぜて,自然と生徒から拍手が湧くような講師紹介でした。
鈴木寛先生の講演が始まりました。
先生ご自身の紹介と本校との縁,日本の「白歴史」を創り続けた,観一のスゴさ。
Society5.0とも呼ばれる,変化の激しい社会,知識基盤社会。
日本の教育。数学優秀者の多い日本。観一生の無限のポテンシャル。そして,大学教育。
私たちが住む瀬戸内の魅力。新たな世界史・人類史を創る。
このような将来に何が大切か,何をすればよいのか。
いったい,どのような力を身に付けていけばいいのか,はっきりと示してくださった講演でした。
一つのことを極める。それと同時に幅広い知識が必要。
「楽しんで社会に貢献する」こと,「生涯学び続けていく」ことの大切さを教えてもらいました。
自身の体験などを踏まえて,分かりやすく面白い,ためになる講演でした。
講演のあとは,いつもの講演会の通り,質問の時間。次々と手があがります。
○もし先生が今の時代に高校生なら,どんな職業に興味を持ちましたか?(2年生)
○変わっていく時代のなかでも,どの時代にも適応しうるゆるぎない能力は何だと思いますか?(3年生)
○高校生の自分では解決できないような問題(例えば今の日韓関係など)を解決していこうと志したとして,今,どのようなことを身に付けていけばいいのですか?(1年生)
次々と質問が出そうで,まだ聞きたいことは山積み…。でも時間です。
最後に,3年生の生徒代表が謝辞を述べました。
未知の世界で知らないことに向かっていくことをやめないこと,問題提起をすることができる力,探究心が大切になってくると思いました。
人生は選択の連続です。時代に流されず,時代を創る若い一人として,自分の可能性を信じ,しっかりと生きていく勇気をもっていきます。
将来の自分の可能性,変化していく社会に,希望がもてる,ワクワクした講演でした。ありがとうございました。
まだまだ聞きたいことがあります。
なんと,このあと,希望者は座談会をしていただけるそうです。
・・・・次の記事へ続く。
(9.15追記:9月14日四国新聞記事に、この講演会が紹介されています。)