7/4 第2回SSH講演会が行われました。
2018年7月5日 00時00分今回のSSH講演会は全校生が参加しました。
香川大学創造工学部の柴田悠基先生をお招きし,「デザイン思考で変わる世界の見え方」と題した講演会でした。
いつものとおり,生徒の司会進行で,まずは校長先生から講師の先生の紹介。
講演では
・思考を支える発想力を養うこと
・予測不能な時代に,革新的なアイデア,イノベーションを起こす力が必要になっていること
・デザイン思考の5つのステップ
・描くことを通じて,物事の本質を見極める癖を習得すること
・ビジュアルシンキング
などが述べられました。
いつもの講演会と違うのは,「描く」という演習が入っていること。
楽しいし,新たな発見,目から鱗が続々。
時間が足りないほど,活発な質疑応答も。生徒の謝辞で,講演会は終わりました。
とても刺激的で,面白い,学び多き講演会になりました。ありがとうございました。
生徒の感想をいくつか挙げます。
・経験ではなく,本質的に物事をとらえることが大事だと知れた。そういう癖を付けていきたいと思った。
・物事の本質を考えることは難しいと思っていたけど,意外と簡単でることに驚いた。無意識にしていることを意識化することで洞察力が上がることを知れて良かった。
・未来を想像しながら,今必要なことに取りくんで,あらゆる困難を,発想豊かに,柔軟に解決していけるように成りたいと思う。そのためにも,洞察力を鍛えて,創造的な問題解決力をつけて行きたい。
・いつもとちがう考え方,行動の仕方をしてみて,そこから何かを気づけたら,自分も成長していけるだろうなと思いました。まず勉強から,そして日常でも新しい視点をもっていろいろチャレンジしていきたい。
・自分は将来,どんどんアイデアを出していきたいので,一日5分,10分だけでも「形」を意識する時間を設けて鍛えていきたい。
・一つのアドバイスで,結構キレイに描くことができて,自分でも驚きました。自分で定義した行動原理や哲学に基づいて,スキルをその都度選択することが大切だと分かった。これからの勉強やテストでも,そのときの目標によりスキルを選択していきたい。
・今日の講演で,自分が今まで数学の問題でも,経験から解いていたために,問題をよく読めておらずに間違えるということが何度かありました。これからは物事の本質を見極めるということを意識していきたい。
・物事をいろいろな角度から見て考えることが重要だと分かりました。デザインは社会を大きく変えることができ,どんな物事や人生にも創造や,解決が必要であることも分かりました。
・今日学んだ「デザイン思考」を授業や生活でも活かしていきたい。これからの社会では重要なことなので,がんばって行きたい。今日学んだことを大切にしたいと思いました。
・先生の講演のあと,考えて,自分の進路目標がより明確になりました。