SSHブログ

2月13日(火)SSH研究成果報告会を実施しました。

2018年2月13日 00時00分

このページでは、13:10から14:40に行われた

「探究発表会」の様子をお知らせします。

第一体育館に、多くの人たちが訪れました。

1、2年生生徒477名、教職員51名、保護者38名、

学校外からは大学・研究機関関係者14名、教育委員会、教育センターから7名、県内外の高校教員13名、中学校校長1名、企業関係者3名

合計604名の参加で挙行することができました。

まずは、理数科2年生の「海外科学体験研修」の報告がありました。

COHベックマン研究所、NASAジェット推進研究所(JPL)での研修の様子について、英語で報告がありました。

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英語の勉強も兼ねて、発表と質疑は英語で行われました。

1年生も英語で質問しました。

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つぎに、ポスターセッションです。

理数科課題研究の中間発表10班、うち3班は英語

普通科理系課題探求発表24班

普通科文系課題探求発表27班

統計・グラフコンクール秀作発表2班

1年生自主グループによる発表1班

大学研究室体験活動報告6班

1年生東京方面科学体験研修活動報告10班

1年生SSH企業訪問活動報告2班

1年生自然体験合宿活動報告8班

合計90枚のポスターで発表がありました。

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普通科生徒が理数科生徒の,文系生徒が理系生徒の,理系生徒が文系生徒の,1年生が2年生の,2年生が1年生のポスター発表を見る,質疑する,会話する,コメントを書く,といった姿が多く見られ,「学びの交流」といった姿で,印象的でした。

最後は、本校SSH運営指導委員の河田聡先生(大阪大学名誉教授)にご講評をいただきました。

ポスターを通して生徒と会話、質疑応答、指導助言いただいたことは、生徒の財産になり、今後の学習に活かしていけると思います。

ご来場いただいた皆様方、本当にありがとうございました。

最後にご来場いただいた方の声をご紹介します。

・全校生が課題を設定し、発表している取り組みに圧倒された。充実した内容の発表も多かったが、生徒が取り組みを通して自主的に学ぼうとする過程が大切であると認識させられた。(他県高校教員)

・グラフや写真を使っての工夫、プレゼンに工夫、生徒がグループで課題をもって取り組んでいることに感心しました。(企業関係者)

・1年生の統計の発表、考察、探究などはとてもよかった。(他県高校教員)

・生徒一人ひとりが、丁寧に説明、発表できていることに感動した。自校でも取り組んでいきたい。(県内高校教員)

・しっかり発表していて素晴らしいと思います。(他県高校教員)

・何を知りたいのか、目的がはっきりしていた点がよかった。統計処理やデータの見方についてはもう少し学んでもよい。いい発表でした。(他県高校教員)

・英語での発表は、発表の場が日本国内だけではないという高い志がみられた。(他県高校教員)

・今回の会は立派だった。続けていけるよう協力していきたい。(大学)

・発表会では文系も含めたため,すべての生徒が関連しているという様子で雰囲気がよくなった。文系と理系の分野が入り混じることで,学校として研究のすそ野が広がったように思う。(大学)

・テーマ設定が面白く,聞いている生徒も大変熱心であったのが印象的であった。文系の課題研究や学校全体での課題研究は,他のSSH校がすべて行っていることではないので、難しい課題もでると思うが、その課題に対する答えは現場にあると思う。(研究機関)