基 本 方 針

自彊して息まずの精神の涵養を柱として,家庭や地域社会と密接に連携を図りながら,心身ともに健全で,創造力に富み,社会に貢献できる人間性豊かなスペシャリストの育成に努める。


努 力 目 標
○生活指導の重視
基本的な生活習慣の確立や倫理観,規範意識の育成に努め,学校生活を充実させるとともに,これからの社会の主体的な形成者となるための自覚と実践力の向上を図る。

○確かな学力の育成
日々の授業や,ものづくり,作品づくり,資格取得,体験学習などをとおして,基礎的・基本的な知識と技能を確実に習得させ,創意工夫しながら課題を解決する能力をはぐくむ。

○芸術教育の充実
本校のよき伝統を生かし,美的情操を陶冶するとともに,デザイン能力や制作技術を高め,多くの先輩の事績を継承し,美術工芸界や産業界に寄与する人材を育成する。


○個性教育の推進
スポーツや文化の振興などをとおして,本校の活性化を図り,心身ともに健全で個性豊かな人材を育成する。

 


歴 代 校 長

初代 納富 介次郎 (明治31年2月~明治34年4月)
校長心得 和田 重太郎 (明治34年4月~明治35年1月)
事務取扱 住友 兼吉 (明治35年1月~明治35年2月)
2代 黒木 安雄 (明治35年2月~明治39年11月)
3代 高井 利五郎 (明治39年11月~大正 3年1月)
事務取扱 岡本  佃 (大正 3年1月~大正 3年8月)
4代 田雑 五郎 (大正 3年8月~大正11年6月)
5代 山本 正三郎 (大正11年6月~昭和6年12月)
6代 三好 真長 (昭和 6年12月~昭和18年3月)
事務取扱 山本 幸雄 (昭和18年3月        )
7代 赤塚  清 (昭和18年3月~昭和20年5月)
事務取扱 近藤 寿夫 (昭和20年5月~昭和21年6月)
8代 小倉 右一郎 (昭和21年6月~昭和27年3月)
9代 久保 隆美 (昭和27年4月~昭和32年3月)
事務取扱 後藤 学一 (昭和32年4月~昭和33年3月)
10代 後藤 学一 (昭和33年4月~昭和42年11月)
11代 藤田 和夫 (昭和42年11月~昭和47年3月)
12代 松本 正義 (昭和47年4月~昭和51年3月)
13代 宮本 輝男 (昭和51年4月~昭和53年12月)
14代 早田  武 (昭和54年1月~昭和58年3月)
15代 出渕 信明 (昭和58年4月~昭和60年3月)
16代 山下 正憲 (昭和60年4月~昭和63年3月)
17代 塩井 敏治 (昭和63年4月~平成 元年3月)
18代 多田 通夫 (平成 元年4月~平成 3年3月)
19代 山村  宏 (平成 3年4月~平成 5年3月)
20代 澁谷 精一 (平成 5年4月~平成 7年3月)
21代 藤本 弘二 (平成 7年4月~平成 9年3月)
22代 石井 功夫 (平成 9年4月~平成12年3月)
23代 和田  浩 (平成12年4月~平成14年3月)
24代 白井  悟 (平成14年4月~平成16年3月)
25代 東条 正幸 (平成16年4月~平成20年3月)
26代 宇川 和幸 (平成20年4月~平成21年9月)
27代 丸谷 幸彦 (平成21年10月~平成25年3月)
28代 渡邊 晋二 (平成25年4月~平成29年3月)
29代 川井 秀哉 (平成29年4月~令和 2年3月)
30代 塩崎  潤 (令和 2年4月~令和 5年3月)
31代 金子 達雄 (令和 5年4月~       )


学 校 沿 革

明治
31年 2月 本校創立認可せられ,高松市八番丁に仮校舎を置き香川県工芸学校と称する。生徒定員120名,納富介次郎初代校長に就任する。
31年 4月 木材彫刻科・用器木工科・彫金科・漆工科・描金科の5課程をおき,修業年限4か年とする。
34年 5月 校名を香川県立工芸学校と改める。
41年 4月 彫金科を金工科(彫金・鎚金・鋳金),漆工科・描金科を漆工科(髹漆・描金),木材彫刻科・用器木工科を木工科(彫刻・家具)の3科(7分科)に改める。
大正
9年 4月 金工科の3分科,漆工科の髹漆・蒔絵,木工科の2分科を,それぞれ科に改め7科とし,生徒定員を200名,修業年限を5か年とする。
11年 4月 仲多度郡立多度津工業より建築科の合併増設を行う。8科で生徒定員350名となる。
昭和
5年 4月 彫金科・鎚金科・鋳金科を金工科,髹漆科・蒔絵科を漆工科,彫刻科・家具科を木工科に改め,各科の分科の名称は従来の名称を使う。
13年 4月 建築科と木工科の家具分科を廃し,工芸科(金工・木工・漆工),精密機械科,応用化学科の3科とする。生徒定員650名となる。
18年 4月 校名を香川県立高松工業学校と改め,航空機科を新設すると共に金属工芸科,塗装工芸科,木材工芸科,機械科,工業化学科の6科とする。生徒定員700名となる。
19年 4月 戦時教育非常措置として,修業年限を4か年とする。
21年 4月 校名を香川県立工芸学校と改める。航空機科を廃して,建築科と木材工芸科の家具分科を再設する。修業年限を5か年とする。
22年 4月 新制中学校を併設する。
23年 4月 学制改革により香川県立工芸高等学校が設立認可せられ修業年限3か年となり,金属工芸科,塗装工芸科,木材工芸科,機械科,工業化学科,建築科の6科とする。
23年 6月 定時制課程(夜間)を併設し,塗装工芸科,木材工芸科,建築科の3科60名の入学を許可する。修業年限4か年とする。
24年 4月 校名を香川県立高松工芸高等学校と改める。
26年 10月 高松市幸町校舎の一部を高松高等学校西校舎(旧高中跡)現在地に移転を始め12月下旬に北側一棟を残し他はすべて完了する。
27年 4月 定時制課程に機械科を新設する。
31年 4月 図案科新設,定員20名,女子10名が初めて入学する。
33年 4月 電気科新設,定員40名。
38年 4月 精密機械科新設,定員90名。
39年 4月 図案科をデザイン科に改める。
43年 11月 創立70周年記念事業として中庭を造園する。
44年 5月 高松市下田井町に運動場を新設する。
46年 4月 塗装工芸科を漆芸科、木材工芸科をインテリア科と改め,デザイン科内に大学進学を目標とするBコースを設置する。
50年 3月 運動場夜間照明5基を設置する。
53年 4月 デザイン科内のBコースを廃して,美術に関する学科の美術科を新設,定員25名。
53年 11月 創立80周年記念式典を挙行する。
54年 4月 創立80周年記念事業として青年の立像「耀」を前庭に建立する。
58年 11月 創立85周年記念式典を挙行する。
60年 1月 新体育館起工式を挙行する。
61年 1月 新体育館完成。3月落成式を挙行する。
63年 11月 創立90周年記念式典を挙行する。
平成
元年 4月 精密機械科の生徒募集を停止し,電子機械科を新設する。定員80名。
2年 3月 ボクシング道場完成。
5年 3月 新プール(弓道場,部室を含む)完成。7月プール・弓道場開き。
5年 11月 創立95周年記念式典を挙行する。
10年 11月 創立100周年記念式典を挙行する。
12年 4月 定時制課程漆芸科の生徒募集を停止する。
15年 4月 金属工芸科,漆芸科,インテリア科の生徒募集を停止し,工芸科を新設する。定員70名。
15年 10月 新校舎第1期工事(本館南)起工式を挙行する。
15年 11月 創立105周年記念式典を挙行する。
17年 2月 新校舎第1期工事(本館南)竣工。
18年 4月 電子機械科の生徒募集を停止し,機械科と電子機械科を統合し、機械コース及び電子機械コースを有する機械科を設置する。定員40名。
19年 12月 新校舎第2期工事(本館北)竣工。
20年 11月 創立110周年記念式典を挙行する。
23年 11月 新校舎第3期工事(東館)及びグラウンドクラブハウス竣工。
25年 6月 新校舎第4期工事(西館)竣工。
25年 11月 創立115周年記念式典を挙行する。
26年 3月 新校舎自転車駐輪場竣工。
30年 11月 創立120周年記念式典を挙行する。
31年 3月 新部室棟竣工。