“先輩、なんの研究してるんですか?” イベント実施
2026年5月11日 16時30分第2回 5月8日(金)15:50~
本校卒業生で、現在東京大学大学院に在籍する学生2名を講師として、自身の研究についてオンラインで語っていただくイベントの第2回を開催しました。
1人目:「メキシコ・マヤ先住民と共に暮らし、未来の「家」を考える~建築学×文化人類学~」
私たちの生活の基盤である「家」について、建築学から文化人類学へ視野を広げて研究されている卒業生の話でした。高校生にとってなじみの薄い“文化人類学”について、実際にメキシコに留学しマヤ先住民地域で調査された具体例に基づき、ものの見方や考え方を分かりやすく紐解いていただきました。
2人目:「1960〜80年代の日本の現代舞踊の作家と批評家たち〜 どうやって「日本」を制作したか?」
「芸術批評の言葉は時代の常識によって変わる」という観点から、日本の舞踊作品を分析し、現在の日本の芸術を相対的な視点で見つめる研究を紹介していただきました。表象文化論との出会いや上演芸術への愛情、仕事と研究の両立など、現在に至るまで転機となったエピソードを交えて、生き生きと語ってくださいました。
お二人の専門は、高校の特定の教科と直接つながる分野というより、思いもよらない内容どうしがつながっていたり、これまで考えたこともない対象を扱うものであったりと、参加した生徒にとって(教員にとっても!)未知との出会いの連続でした。学ぶこと・研究することは動的で領域を横断して橋渡しされるものであること、また高校生の今も・そして大学入学後も、広く興味をもち続け、予期せぬ出会いを受け入れる姿勢が大切であることを実感したイベントとなりました。
卒業生のみなさん、ありがとうございました!