校長室より

第71回高高文化祭が開催されました

2021年9月16日 13時32分

今年の文化祭は、夏季休業期間の延長を受けて日程を遅らせた昨日9月15日(水)に、
「Infinite Decimal〜無限小数〜」のテーマのもと開催されました。 当初の計画でも感染症対策として部屋の締め切りを禁じることや、イベント待ちの行列を緩和すること、 体育館などの客席数を制限してチケット制にすることなど、様々な制約のなかで開催する予定でしたが、 さらに二日間の日程を急遽一日に短縮したり、おまけに当日は前夜からの雨で屋外展示が打撃を受けたりと、 緊急対応だらけの開催となりました。

それでも生徒諸君は頑張ってくれました。
文化祭実行委員会、生徒会の運営スタッフは、文化祭の実施と感染症対策の難しいバランスを取りながら、見事なアイデアと実行力で強力に推進してくれました。
クラスや校友会等の生徒諸君は、面倒な制約も真摯に受け止めてくれ、 そのなかでも極めてハイレベルな作品、アカデミックな展示、素晴らしい演奏、迫力ある演技、そしてウィットに富んだ小ネタなどなど、文化祭を彩る大技小技を繰り広げてくれました。
校長として本校の文化祭を初めて内側から見た感想は、「大満足!」の一言に尽きます。
ただ、その完成度が高かっただけに、 昨年度に続いて非公開での開催となったことは、大変残念に思います。
保護者や地域の方々、卒業生や小中学生など、本校に関心を持ってくださる方に、本校の底力を、そして高高生の輝く姿を直接ご覧いただく貴重な機会がまたも失われてしまったことは、大変残念でもったいないことだと思います。
すぐにでも文化祭の様子をホームページにアップしたいところですが、 著作権の問題などからなかなか急ぐ間に合わないのも歯がゆいところです。
ただ、正門前を通られる通行人のうちでたくさんの方が、総合最優秀賞である「Infinite Decimal賞」を受賞した『金剛力士像』の写真(↗)を撮ってくださっていたのは、せめてもの救いです。
コロナ禍にあって、楽しいイベントが減少したり、何かと制約があって楽しむ気持ちも減退する毎日が続くなか、 普段とは違う弾けた高高生が活躍する、いい一日となりました。

生徒諸君、お疲れ様でした!