学校長より

 4月8日に始業式を行い、また4月9日の入学式では234名の意気揚々とした新入生を迎え、令和6年度は全校生692名でスタートを切りました。
 本校は1908(明治41)年に木田郡下高岡村外四箇村学校組合立白山女学校として創立されて以来、幾多の変遷を経て1969(昭和44)年に現在の校名である香川県立高松東高等学校に改称されました。開学当初より地域に根ざし、今年で創立115年目を迎える県下でも有数の歴史と伝統を誇る学校です。卒業生は32,000人を超え国内外を問わず各方面で活躍する有為な人材を多く輩出しています。平成29年度に新校舎を含め全ての工事が完了し、新生東高として新たなスタートを切りました。
 本校は「知性・清純・責任」の校訓のもと、地域とのきずなを尊重し、「地域に根ざし愛される学校」としての学校づくりに努めています。「東高へ行きたい・行かせたい学校」をめざし、特に「人間力向上」を掲げて「阿蘇富士教育」(あいさつ・そうじ・ふくそう・じかんを守る)を推進するとともに、新校舎改築を機に更なる「学校力向上」をめざし、積極的に「学力向上」と「地域貢献活動」に取り組んでいます。地域の課題を掘り起し、地域の方々と共に考え解決していく中で、生徒の大いなる成長を感じ取ることができます。また、芸術鑑賞や人権教育、道徳教育など情操教育にも力を注ぎ、社会の変化に柔軟に対応し、地域社会だけでなく国際社会でも活躍できる人材の育成に努めています。
 このような教育方針のもと、生徒は勉学や部活動、学校行事や生徒会活動、ボランティア活動などに工夫しながら全力で取り組んでいます。高松東高校は、生徒の可能性を最大限に伸ばし、夢に向かってチャレンジする生徒を力強く応援する学校です。

令和6年4月 学校長

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