思ひ子 PTA&親の会通信 NO.8
2024年6月19日 17時09分「知っておいてほしいこと」~香川県特別支援学校PTA連絡協議会運営委員会より~
香川県内10校の特別支援学校のPTA役員が集う標記の大会、通称「10P」が、6月12日(水)香川西部支援学校で行われました。今年度の事業計画や予算案などの審議の後に、「災害に備えて準備していること、知りたいこと・困ったことなど」をテーマに情報交換会が行われました。東日本大震災以降防災に関する意識が高まる中、近くでは能登半島地震があったこともあり、活発な情報交換会となりました。
その中で、視覚支援学校の保護者からのお話を紹介します。
白杖を使用されている方が、その白杖を持ち上げているとき、それは何を意味しているのか、皆さんご存じでしたか。それは「SOS」「困っている」の合図だそうです。そのような方を見かけたときには、ぜひ声をかけてあげてほしいと、保護者の方はおっしゃっていました。また、「腕を持って支えてあげる」「どの方向にどれくらい進む」「段差は何段あるか」などの対応をしていただければともおっしゃっていました。
いろいろな障害への理解が、まだまだ足りないなと感じるとともに、いろいろな障害への理解がもっともっと広がりますように、という気持ちを込めて、ご紹介いたしました。