全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会主催による標記大会に、オンラインで参加しました。全体会では、特別支援教育や障害児通所支援の動向について文部科学省と子ども家庭庁の方による行政説明と、「知的障がい、発達障がいのある子どもへの親のかかわり方」という演題のもと、「アタッチメント(愛着)」にポイントを置いた講演会が行われました。分科会では「楽しくつながる~特色あるPTA活動~」をテーマにした会に参加しました。
行政説明では、こどもや家族への質の高い支援の確保・充実のため、障害福祉サービス等報酬改定がどのように変わったかの説明がされ、保護者の立場からどのような点に着目すべきかの解説がありました。
講演会では、人間関係や、特に幼児と親等の養育者の間に形成される感情的な絆である「アタッチメント」の基本的な話から、知的障害・自閉スペクトラム症の子どもへの対応について、アタッチメントを踏まえた上でどうあるべきかが話されました。
分科会では、青森県と埼玉県の学校の、それぞれ特色ある取り組みが報告されました。PTA活動の在り方については、全国的に大きな過渡期を迎えていますが、この分科会で得たことを、本校のPTA活動でも参考にしながら、よりよい方向へと発展させていければと思いました。
今回の大会プログラム(資料)をご覧になりたい方は、PTA担当教員(中学部:細井)まで遠慮なく、お申し出ください。
《日々なんだかんだ~今回のあとがき~》 「受け取らない男」
「どうぞ」と言って差し出された、ようじに刺さったウィンナー。息子は見ることもせず、その前を素通りする。「ここは食べる場所ではない」とでも思っているのか、理由は定かではないが、息子はスーパー等で差し出された試食品を受け取らない男だった。別に受け取って食べないからといって、困ることは何もないのだが、無反応で素通りする姿から「愛想のない子ども」と思われるのも嫌だったので、何とか受け取って食べるようにしよう!ということで、取り組みを始めるのであった。
(編集:P&親 山形大会参加取材班)