校長挨拶

 香川県立善通寺支援学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 善通寺五重塔を遠望し、五岳連山に見守られるように建つ本校は、病気等により、継続して医療や生活上の管理が必要な子どもたちが「病気を治しながら学習できる」、香川県内唯一の病弱児のための特別支援学校です。
 昭和44年に開校した善通寺市立西部小学校・西中学校の伏見分校を前身とし、昭和49年4月に香川県立善通寺養護学校として開校しました。平成25年4月に現在の善通寺市仙遊町に移転し、昨年度で創立50周年を迎えました。節目を迎え、改めてこれからの本校の在り方を考えた時に、子どもたちの一人一人のニーズを受け止め、合理的配慮のもと自主的自立的な学習ができることが普遍の目標であるとともに、時代に応じた学習環境の提供も必要であるとの思いを強くしている所です。
 令和6年度は、児童生徒数117名(小学部35名、中学部39名、高等部43名)、教職員97名でスタートしました。校訓の「強く 明るく」を掲げ、自分の心の強さを育むことを目標に一年間精進してまいりたいと考えています。

 ホームページでは、本校の取り組みを随時、発信しています。本校の教育や病弱教育にかかわる記事をご覧いただき、本校の楽しさや新しい発見が見つかることを期待します。

人在りて我在り、他を思いやり、慈しむ心。 これ即ち「仁」

 

令和6年4月

香川県立善通寺支援学校長  秋山 秀樹