8/1、8/2川崎医科大学医学部研究室体験研修に行ってきました(その①)
2024年8月2日 16時43分理数科2年生3名が川崎医科大学医学部生化学教室にて研究室体験を行いました。
2日間の模様を2回に分けてお届けします。
◯1日目
川崎医科大学に到着後、まずは生化学教室の栗林太先生から2日間の流れについてオリエンテーションを受け、山内明先生から実験のための基礎知識となる細胞やがん、実験機器について講義をしていただきました。
昼食休憩を挟み、早速実験を行いました。
今回の実験では白血病の白血球培養細胞(以下、白血病細胞)を対象として、その細胞のケモカインCXCL12に対する走化性について検証しました。
1日目は様々な機器を使いながら、白血病細胞がどのような濃度のCXCL12に誘引されるか確認しました。
誘引実験の待ち時間に、岡本秀一郎先生から細胞の可視化について実習をしていただき、細胞観察の方法の奥深さや、目的に沿った方法で可視化することの意義を教えていただきました。
その後、誘引の結果が出たので、その結果を確認し、2日目の実験に使うCXCL12 の濃度を決定し、1日目の研修が終了しました。
〜その②へ続く〜