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8/17 FESTAT2024(全国統計探究発表会)を実施しました。

2024年8月17日 16時50分

令和とともに始まった表記の会は,今年で6回目の実施となります。

今年も,バーチャル空間oViceを使って実施しました。総合司会・運営補助は,本校理数科を卒業した大学生にご協力いただきました。

午前には大阪大学大学院人間科学研究科 教授 三浦 麻子 先生 による記念講演「社会の変化をデータで知る~社会心理学の面白さと難しさ~」を参加者全員で受講しました。講演中に次々にslidoに入力された質問についても,すべてお答えいただきました。

キャプチャ1   キャプチャ2

昼食休憩をはさんだあと,バーチャル空間に設置された5つのブースで発表を行いました。自分の発表以外の時間は,一人一人が自分のアバターを動かし,好きなところの発表を聴いて回ります。

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大学,企業,高校等の14名の統計・データサイエンスの専門家の皆様に,貴重なご指導、ご助言いただける機会となりました。

今年度の参加校は,市立札幌開成中等教育学校,滋賀県立膳所高等学校,雲雀丘学園高等学校,神戸大学附属中等教育学校, 兵庫県立姫路西高等学校,岡山県立岡山芳泉高等学校, 鳥取県立鳥取西高等学校,広島大学付属高等学校, 愛媛県立松山南高等学校, 愛媛県立西条高等学校,徳島県立脇町高等学校,大分県立舞鶴高等学校,香川県立観音寺第一高等学校で,22本の発表交流をしました。

発表と質疑応答のあとは,今回初めて,「アドバイスタイム」を設けました。研究初期・中間発表の発表者については現在研究で困っていること、聞きたいことをデータサイエンスの専門家等に問い、最終発表の発表者については、大変だったことやこれからの研究を進めていく人への助言を話す時間になりました。発表者が主体的に専門家に尋ねることができ,非常に盛り上がり,学び多き時間となりました。

最後は立正大学データサイエンス学部 渡辺 美智子 先生から全体講評をいただき,閉会いたしました。

今回も,全国各地から参加校が出ましたが,県内外から教員のみの視聴参加や他県の教育委員会の参加希望や問い合わせが多数ありました。来年も実施予定ですので,次年度は,ぜひとも生徒の発表参加もご検討くださいませ。

統計・データサイエンスの「学びと繋がりの場」を創出するFESTATにご参加いただいた皆様,ありがとうございました。