10/30(木)サイエンスレクチャー(統計分野)を実施しました。
2025年10月31日 15時00分10/30(木)に1年生特色クラス向けにサイエンスレクチャー(統計分野)を実施しました。
今年に実施したサイエンスレクチャーの記事はこちらへ。(物理分野) (化学分野1)(化学分野2)
今回の授業は、普段のサイエンスレクチャーとは異なり、筑波大学大学院に所属する本校卒業生と共同開発した授業を実施しました。
「香川県民はうどんが好きなのか」という命題に答えるために、仮説を立て、たくさんのデータを組み合わせて分析・考察して発表を行い、再度仮説を立てて。。。というようにPPDACサイクルを回しながら、統計的探究力を育成するといった授業です。
もう少し具体的に言うと、「香川県民はうどん好き」ということを示すために、「うどんが好き」ということを数値で示せるように定義し、どういったデータを使うのか、そのデータをどう分析をするのか、どう主張に使うのか、主張に問題はないか振り返る、というような統計的探究の一連の流れを実践的に学びました。
生徒たちはタブレットPCを活用しながら班で共同して、それぞれの班で着目した観点に基づいて分析を行っていました。
 
分析後には発表を行い、相互評価し、その評価結果から自分の班の弱点や改善点を見出し、2度目の分析に望むというように、粘り強く探究に取り組んでいました。
 
授業実施後に行ったアンケートでは、96%以上の生徒がデータサイエンスや統計的探究に興味が増したと回答していました。
今回のサイエンスレクチャーを通して、検証する対象をいかに数値化していくのか、検証に必要なデータを集めたり取捨選択することなどを学んでくれていたら幸いです。
ぜひ今後の探究活動に活かしていってください。