SSHブログ

7/18(土)FESTAT2021 Kick Off イベントを実施しました(2)

2021年7月18日 17時38分

先ほどの記事の続きです。

今年新しい企画で,少し前の金曜日にも使用したoViceを用いたバーチャル空間での交流会です。

バーチャルなFESTAT会場に場所を移します。

oViceロゴ黒1.jpg

ここからは,生徒一人一人がヘッドセットを装着して,別々の端末でFESTAT会場に入り,自分のアバターを動かします。

20210718-9.JPG

他校の生徒たちも,すぐに操作に慣れたようです。

ここで,本校出身の二人の大学生から,高校時代の課題研究の紹介と,質疑応答が行われました。

一人は,バスケットボールの統計分析を行った課題研究で,スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門で最優秀賞を獲得した研究を,

もう一人は,野球の統計分析を行った課題研究で,SSH生徒研究発表会で最終審査に進んで審査委員長賞を獲得した研究を,それぞれ紹介していただきました。

慣れないバーチャル空間のやり取りですが,活発な質疑応答が行われました。

さすが大学生,有益なアドバイスや考え方を,次々と伝えていきます。

20210718-10...

この後はフリーの交流会。大人も,子供たちも,本当の交流会のように,立ち話や,情報交換が行われました。

8月21日に行われるFESTATでも,この会場で実施します。楽しみです。

当日の様子は,またこのSSHニュースで発信します。

(追記)8/19の四国新聞の記事で,この取組みが紹介されました。

 

ごく一部ですが,参加者のコメントを紹介します。

・大学生の皆様は伝えたい事を分かりやすく丁寧にお話ししてくださいました。自分も今年受験を控えているので論理的に伝えたい内容を話す能力を身につけていかなければならないと感じました。

・統計分析はやはり数学的能力が必要になることがわかった。また自分たちが今ことような経験ができていることがとても貴重だということがわかった。

・今学んでいる統計、データサイエンスについて、大学でもっと詳しく学べるととも
に、それをさらに活かせる研究対象などについても学び、活用できることを知りまし
た。

・この課題研究の経験が今の社会で必要とされていることであり、この経験が自分を豊かにしてくれるものでと言うことを経験者の先輩方から聞いて実感が湧いてきた。

・大学生が高校生の時にやっていたことは僕はとてもすごいと思ったけど大学生にとって未熟だったと言っていて、大学ではそんなに凄いことをするんだと思いました。