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12/26 Tokyo Data Innovation 研修 on-line 2日目午前

2020年12月26日 19時02分

昨日に引き続き,TDI研修の2日目です。

今日は10:00から,i.schoolの堀井先生宮越先生に向けて発表します。

生徒の何人かは,少し早く学校に来て,最後の打ち合わせをしていました。

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1年生は少し緊張しながらですが,チームで発表し,会場からも質疑応答が繰り返されました。

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データ分析に基づいた,アイデア創出ができてきたのではないでしょうか。

たった2日ですが,楽しみながら,深く学び,考えることができました。

オンラインの良さ,対面の良さ,ハイブリットの良さがよくわかりました。

これらのいいところを先駆的に実行することができたプログラムでした。

(R02.12.28追記)生徒の「ふりかえり」が集まりましたので、感想の一部を紹介します。

・問題を解決するために、既存のデータから分析し、アナロジー思考を使いイノベーションの案を考えるといった、今まで経験したことのなかったような経験ができたこと。また、先輩と共に作業することで、これからの人生に必要なスキルを身につけられた。特に、新しい発見をする際にどのような点に着目するのか、そして、それを見てどのように解決するのか、を先輩を見ることで新しいヒントになった。

・学校の授業だけではどうしても答えのない問題への問いに答えるということが少なくなってしまうがこの二日間はじっくりと考えることができた。課題研究を行うとき、こういう経験をしているかしていないかでは大きなさが生まれそうだ。

・イノベーションについて、アナロジー思考を用いた、アイデアの創出を身をもって体験でき、実際にアイデアをまとめて発表するという貴重な経験ができた。

・今まで難しいというマイナスなイメージしかなかったデータ分析を実際にしながら、自分なりにアイデアを考えていくうちにデータ分析の面白さを学ぶことができた。

・しくみに着目することで、たくさんの例を参考にすることが出来て、可能性が広がるというのは、地域活性化以外の沢山の問題などにも活用できると思った。

・アナロジー思考では、既存のもの同士を結びつけて、より良いものを生み出していくというもので、難しいことではあるが、考えれば奇想天外な面白い案が出てくることは間違いなしである思考法だと思うので、これからの高校生活でも将来でもこの思考法を生かすことで、その考えに対してプラスに働くと思うので、いろいろなところでチャレンジして使ってみたい。

・この研修をする前までは、物と物とを結びつけて新たなアイデアを生み出すということはあまりしたことがなく、アイデアを考えてと言われたら、自分で調べてその資料から自分で考えたことなどを発表していたが、今回の研修を受けて、アイデアを生み出すには結びつけたり、考えた資料をさらに見返して新たなアイデアを生み出したりと沢山の方法があると改めて感じたので、これからは一つの方法に固執するのではなく、いろいろな人といろいろな方法でアイデアを出していきたいと思った。

・自分が考えていたことも、他の人から見たら違ったように見えたり、思いがけない他のものと組み合わせることができたりしたのですごく驚いたし、感動しました。私は視野が狭いなと改めて実感しました。後輩が沢山いたので上手くアイデアをまとめることが出来るのか、遠慮されてしまうことはないだろうか、と様々な不安がありましたがそんなことは一切なく、寧ろ学ばされることが沢山あり、年齢を壁を越えてこういったアイデア発想を行うのも新たな面白さがあるなと感じました。初対面の人が多い中でしたが、アイデアを共有することで何度も話し合い、距離を縮めることもできたのですごく素晴らしい経験になりました。