12/26 Tokyo Data Innovation 研修 on-line 2日目午後
2020年12月26日 18時59分さて,TDI研修最後のプログラムは,
実社会で活躍するデータサイエンティストによる講演です。
佐宗 龍 様(SAPジャパン ソリューション統括本部 エンタープライズ・アーキテクト)
阿部 理央様(SAPジャパン SAP University Alliances/SAP Next-Gen リード)
による
「企業の中でのデータサイエンス ~ビジネスの中で活用されるSAPとは?~」


これで,TDI研修の全てのプログラムが終わりました。
去年と違って,今年は全てオンラインで実施しましたが,昨年度同様,学び多きプログラムとなりました。
(R02.12.28追記)生徒のふりかえりが集まってきたので、講演に対する感想の一部を紹介します。
・私はこれまで、自分が得意なことを生かした仕事をすることしか考えてなかったが、大幅に将来の視野が広がったため。自分の得意なことだけに頼るのではなく、自分がしたいことを見つけ、それを目指して努力しようと思った。
・データ分析、特にスポーツ分析にとても興味を持ちました。プレーを数値化するのもとても楽しそうですし、お金と結びつけてスポーツを捉えるのもとても楽しそうだからです。その方面の職業にとても興味を持ちました。
・データを用いて出来ることって思っていた以上に沢山あって未来を予測することで人々の生活をよりよく出来る点にすごく興味を持ちました。効率よく全ての人が快適に過ごせるようにデータを用いることが出来るような仕事に就くのも面白そうだと思った。
・データを用いて分析することによって、これからのことを予測できたり、それぞれの人に対してその人の特徴を掴んで必要な情報をその人に与えることができることを知って、すごいと同時におもしろいと思った。また、データサイエンスを用いる場をたくさん知ることができ、大切さを改めて感じた。
・日本のデータ化が世界各国に比べかなり低いことに驚いた。データで予測することに面白いと思った。顧客のデータなどでビジネスをより効率的にして売り上げを伸ばしているのを初めて知れた。働きたくないという割とマイナスなものが自動化しようという気持ちの原動力になっていることに意外性を感じた。
・講演を聞いて、特に僕がすごいと思ったことは、AIが顧客の健康状態や好み、アレルギーなどを把握して、顧客に最も良い食品を推奨するということが人間にはできずに、上手に分析をしていると思ったところだ。それにTポイントカードの裏には顧客を満足させるために信じられないぐらいの膨大なデータがあり、各人ごとの属性を推測しているのは本当にすごいと思った。これから社会に出たらAIを使ってのデータ分析は必ずしなければならないことなので、高校生の内からそれを専門に扱っている人からお話を聞けてよかった。
・まず、佐宗さんが高校時代数学と英語は必要ないと思っていたのに今となっては、とても重要だとおっしゃっていたので、頑張って勉強していきたいです。SAPという会社でのデータサイエンスの例をきき、特に、CCC(カルチャア コンビニエンス クラブ)がすごく頭に残ってます。最後のスポーツ運営の例でも、AIが分析し、人が行動するという人間×AIコンビネーションが、いい感じにいかせられていると思いました。今日、このような講演を聞けてこれからの課題研究や勉強そして、日常生活にいかれる大きなヒントを得ることが出来ました。今日が無駄にならないようにしっかりと活かしていきます。
・データの使い方は1つじゃなくて目的に合った方法でその事象を説明するため、予測するためにデータを用いることが出来れば本当に役に立つ面白いものだということを再確認出来ました。スタジアムの人の流れをスムーズにする仕組み、45分間を消費に使ってもらうために仕組みを形成するためにたくさんのデータを細かく分析し、個人にあった提案をするのが本当に面白く魅力を感じました。未来を予測することができるというのはとても面白いし、役に立つのでそういった分析をできるようになりたいと思います。また、自分が言いたいことを伝えるために本当に必要なデータを見極め、それを生かせる分析方法を発見し、エビデンスにできるようになりたいと思いました。