大学見学・演劇ワークショップ
2021年12月21日 20時25分今日は四国学院大学のご協力で、大学見学・演劇ワークショップを実施しました。なお、本事業は県教育委員会の定時制通信制対話力育成事業の一環で実施しております。
演劇ワークショップは既に7月、10月の2回実施しましたが、いずれも本校での開催でしたが、今回は四国学院大学ノトススタジオでの開催です。
生徒のほとんどが初めて大学に足を踏み入れることから、緊張しながらも期待に胸を膨らませながら入構しました。まず最初は学生食堂を利用させていただき、初めて大学の「学食」を体験しました。大きなクリスマスツリーが飾られた広くきれいな学食で、各自好きなメニューを注文しました。
食事の後は、同大学入試課の方による大学説明・施設見学です。これも初めてとなる大学の講義室で説明を受け、その後キャンパス内を案内していただきました。
続いて演劇ワークショップです。ノトススタジオは本格的な劇場なので、その雰囲気に興奮気味でテンションも上がります。ご指導いただくのは7月・10月に引き続き、同大学西村和宏先生です。最初は簡単なゲームのようなアクティビティです。次に4~5名でチームをつくり、西村先生から出された課題をメンバーでどのように演じたらよいかを試行錯誤しながら協力しながら作品に仕上げていきます。
最後の課題は、浦島太郎や白雪姫などのお馴染みのストーリーを、オリジナルでは登場しない人物等からの視点からとらえ、新たなストーリーを創作するという難しいものでしたが、これまでの経験も活かしながら、どのグループも個性に満ちた素晴らしい作品に仕上がり、それを見事に演じることができました。講師の西村先生からもご講評を賜り、あっという間に2時間のワークショップが終了しました。最後に、生徒代表から西村先生とアシスタントの方々への謝辞が述べられました。
今回の大学見学で進路意識を高まることができたとともに、計3回の演劇ワークショップを通して、表現力やコミュニケーション能力を大いに高めることができたと思います。日頃は人前で発表したり話したりすることがあまり得意ではない生徒も、この演劇ワークショップでは別人のように豊かで個性に満ちた表現力を発揮することができました。
本日は、四国学院大学の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。