1年生の希望者を対象に、香川大学工学部訪問研修を実施しました。
内容は以下の通りです。
様々な研究展示を見て、活発に質疑をしました。
「~~の部分を、もう少し詳しく、説明していただけますか。」「~~の部分がよくわかりません。詳しく教えてください」「どうしてこのような結果になるのですか」「これは、~~と同じことですか」など、研究展示のポスター発表をしている大学の先生、院生、学生の方々に、積極的に質問ができていました。持って行ったクリップボードを使って、メモをとりながら質問している姿が印象的でした。



1時からは、全員で大同大学情報学部教授の井藤隆志先生の『デザインが変える地域のものづくり』という講演を聴きました。

研修の最後は、研修報告会でしっかり、何を学んだかふりかえりました。
まずは発表準備。班のメンバーで確認しながら、しっかり時間通りにわかりやすく、発表できるか、最終確認です。



学んだこと、わかったこと、わからなかったことを一人ずつ発表しました。
その発表に対し、大学の先生方が一人一人に、質問をしてくれました。
緊張の中、しっかり発表していました。




香川大学工学部の先生方には、本当にお世話になりました。
おかげさまで、学び多き研修になりました。
最後に生徒のふりかえりシートに記載された文章の一部を掲出します。
・実際に見たり、聴いたり質問したりすることで、いままで持っていたイメージとは違っていることがわかる。参加してよかった。
・自分が体験したことを、体験していない人に伝えることの難しさを感じた。自分と異なる価値観を持つ他人と話し、意見交換することは、自分の視野を広げるうえで大切だと思う。文系や理系と決めるけることは自分の視野を狭くすると思う。自分のしたい方向に進むためには、広い知識を得ようとすることが大切だ。
・様々な角度から考察すること、なぜ?と立ち止まることの大切さがわかった。
・視野が広がりました。疑問に思ったことを質問して、教えてもらうだけで、一気に理解が深まる。質問することの大切さがわかった。
・現代の情報社会での自分の立ち位置がわかった。
・自分の興味の持てることが増えた。自分から興味を持てることを探しに行くことが視野を広げることに大切だ。
・発表の後に質問してくださったので、どういうとこまで理解しなければならないか、どれくらい視野を広げて調べようとすればいいのかがわかりました。
・もっと調べたくなりました。いままでの「工学」のイメージと大きく異なっていた。
・自分の頭で考えるだけではわからないこともいろいろ「見て」「聴いて」「体験」すれば、自分が気づかなかったことにも気づける。
・専門的な知識の必要性とともに、それが社会にどのように役立つかが重要だと思った。必要な知識はまだまだあると思った。
・どの展示もスムーズに理解するのは難しかったけど、その分、じっくり考えて、質問をしてみることで、「すごい、面白い!」と一つ一つどの展示にも多くの発見と感動が得られました。その研究内容についてはもちろんですが、悩んで考えて、理解するということの楽しさを、なんだか新鮮に感じることができた。
・知識、意識、態度、多くの面で本当に大きく成長できたと思います。素晴らしい機会をありがとうございました!
・視野が広がり、進路の選択肢が増えました。初めから興味がないと決めつけるのではなく、体験していくことは大切だと思った。
・大学の研究内容を学んで、自分の知識と結びつけることで、新しい考え方や疑問が生まれてきて、面白かった。
・どの展示も研究に目的、目標がはっきりしていて興味深かった。いつも発表などは苦手なのですが、今回は自分から進んで発表(質問)ができていて、自分でも驚きました。