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岡山大学研究室体験研修

2013年8月1日 19時27分

 7月29日(月)~30日(火)にかけて、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の細胞生理学教室と病原細菌学教室で体験させていただきました。2グループに分かれてテーマに沿った実験を行いました。

○細胞生理学教室では、「からだを動かすしくみを見てみよう」というテーマで研修をおこないました。ウシガエルの神経を使って神経の中を電気信号が伝わる速さを測定したり、ウシガエルの大腿筋を使って筋肉が縮んで力を発生するしくみを測定しました。

○病原細菌学教室では、「目で見えない生き物の世界を見てみよう」というテーマで研修をおこないました。私たちの手や鼻・喉などに住んでいる常在菌や、ヨーグルト・チーズなどに含まれている生きた細菌・酵母などを観察し、考察を行いました。

○大学病院の見学も行いました。本校卒業生の整形外科学尾崎先生の案内で、診察室、手術室、ヘリポートなど普段は見ることができない場所も見学させていただくことができました。また、マスカットキューブにて臨床シミュレータ実習を体験することもできました。

 ○研究室体験の最後に発表会をおこないました。自分たちの行った研究の成果を、多くの先生方や大学院生の前でプレゼンテーションを行いました。

 

<生徒の感想>

最先端の高度な実験・実習を体験したり、第一線の研究現場を体感し、病院内の見学をおこなったりすることで、さらに興味・関心が高まりました。医学部進学という自分の進路意識がいっそう強まり、そのために必要な幅広い常識力や基礎学力を身につけることへの意欲も増してきました。

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カエルの坐骨神経実習   手術のシミュレータ実習
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手術室の見学