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工芸科の活動

教育実習生による特別授業【工芸科・漆芸コース】

2026年6月5日 13時29分

3年生の実習で、教育実習生による特別授業が行われました。

今年度、工芸科では2名の教育実習生をお迎えしています。

本日、漆芸コースで特別授業を行ったのは、本校の漆芸コースを卒業した松岡洋平先生です。松岡先生は、沖縄県立芸術大学・デザイン工芸学科・工芸専攻・漆芸分野の4年生です。

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沖縄県立芸術大学やそこで勤められている先生、そして、松岡先生が実際に制作している作品の説明をしていただきました。

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次に、沖縄の気候について知りました。香川県と比べて気温と湿度が高いため、本校とはまた違った漆の管理をしているそうです。

次に、琉球漆器について学びました。

琉球漆器は、沈金(ちんきん)、堆錦(ついきん)、密陀絵(みつだえ)、箔絵(はくえ)、螺鈿(らでん)が代表的な技法です。

この中では堆錦(ついきん)が沖縄独自の技法です。

堆錦とは、漆に様々な顔料を練り合わせて「堆錦餅(ついきんもち)」と呼ばれる色鮮やかな粘土状の塊を文様に切り取り、器物の表面に貼り付けた技法です。立体感のある仕上がりが特徴です。

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こちらが堆錦餅(ついきんもち)です。

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松岡先生が作った見本を見せていただきました。

最後に、沈金の彫り体験をしました。

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琉球漆器で使用している沈金刀の種類は、曲がり刀とゼンマイ刀です。

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このように先端が曲がっています。

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刃先に時計などのぜんまいばねの鋼(はがね)を再利用して叩き鍛えたものを使用しているそうです。

沈金は艶を上げて終わった漆面を彫る技法なので、緊張感が大事です。

修学旅行などで一度は訪れたことがある沖縄県ですが、琉球漆器については初めて知ったことがほとんどでした。

香川漆芸とはまた違った特徴がある琉球漆器。今日学んだことを少しでも作品制作に活かしてほしいです。

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沖縄県で実際に学んでいる松岡先生のお話を通して、沖縄県立芸術大学や琉球漆器の魅力に触れることができました。松岡先生、ありがとうございました。