作品展示のお知らせ【工芸科・金工コース】
2026年6月1日 10時08分金工コースの作品を、114銀行西支店様にて、展示していただいております。
昨年度卒業した生徒の卒業制作を、各分野1点づつ展示しています。
1年をかけて生徒が制作した作品ですので、見応えのあるものになっています。
お立ち寄りの際は、是非ご高覧ください。
展示期間
5月25日〜6月26日まで(営業時間内)
金工コースの作品を、114銀行西支店様にて、展示していただいております。
昨年度卒業した生徒の卒業制作を、各分野1点づつ展示しています。
1年をかけて生徒が制作した作品ですので、見応えのあるものになっています。
お立ち寄りの際は、是非ご高覧ください。
展示期間
5月25日〜6月26日まで(営業時間内)
工芸科1年生の1学期は、自分の専門を深めるための大切な準備期間。
新しい作業着に身を包み、金属工芸・漆芸・インテリアの3つのコースをローテーションで体験していきます。
今回は、その中から「漆芸コース」の実習風景を紹介します。
漆芸の体験実習では、自分だけの「木製茶椀」の制作に挑戦しています。
まずはアイデア出しから。ポスターカラーを使い、お椀の曲面にどう描くか、色彩豊かなデザインを考えます。
今回は「好きな季節」をテーマに自由に図案を考えました。
さまざま資料や先生のアドバイスをもとに自分のイメージを図案へと落とし込んでいきました。
図案が完成したら、いよいよ本番!
図案をもとに香川漆芸の特徴の一つである色彩豊かな「色漆」を使い、作品を仕上げていきます。
最初は緊張していた1年生たちも、時間が経つにつれて集中モードに。
そして数日間の作業を経て、完成した作品がこちら。
筆使いを工夫しながら繊細な筆使いを要するところもうまく仕上げることができました。
すこしずつ自分のイメージが形になっていく面白さを感じてくれていたら嬉しいです。
1年生のコース体験では漆を使った比較的簡単な制作ですが
コース選択後の2学期からは、より本格的な漆芸技法を学んでいくことができます。
3年生は週3時間、課題研究の授業があります。
漆芸コースでは、4班に分かれて研究テーマを設定し、共同研究・共同制作を行います。
今年度は ①香川の新たな観光スポット ②漆工技法、素材の開発 ③お遍路さんすごろくの制作 ④漆芸と茶文化 の研究テーマが挙げられました。
各班の活動の様子
①香川県の新たな観光スポット
②漆工技法、素材の開発
③お遍路さんすごろくの制作
④漆芸と茶文化
来年の1月に予定している課題研究発表会での成果発表に向けて、研究と制作に取り組んでいきます。
本日は1年生の実習の様子をお届けします。
工芸科の実習では、1年生の2学期から金属工芸、漆芸、インテリアコースに分かれて作品制作をします。
今年度の1年生は丸盆と小皿の制作をしています。
漆芸コースを選択して約半年。ようやく道具や材料の管理に慣れてきました。
ポスターカラーで制作した図案をもとに作業を進めます。
漆芸作品の制作では、漆を絵の具のように筆や刷毛で塗るだけでなく、鮑貝を貼ったり、銀粉を蒔いたりすることもできます。様々な道具や材料を用いて作品制作ができるのが漆芸コースの魅力です。
漆は気温や湿度に左右されるため、計画通りの作業ができない日もありますが、完成を目指して毎時間一生懸命取り組んでいます。
作品は令和8年度工芸展で展示します。完成が楽しみです。
3月12日、2年生の漆芸実習の授業において、香川県漆芸研究所の修了作品展を見学しに行ってきました。
香川県漆芸研究所では、江戸時代から受け継がれてきた香川漆芸の技法の伝承と後継者の育成を目的として全国初の施設として昭和29年に発足し、創立以来、磯井如眞や音丸耕堂ら重要無形文化財保持者(人間国宝)をはじめとする優れた指導者を講師に迎え、高い技術と精神を伝承している施設です。
香川漆芸の3技法である彫漆、存清、蒟醤の技法を使った作品が中心となっており、生徒たちは授業の中で学んできた漆芸に関する知識を活かしながら、作品を間近に観察することができました。
本校の卒業生の作品も展示されており、直接作品説明をしていただくことができました。生徒たちは、作品に込められた想いや制作秘話を興味深そうに聞いていました。色鮮やかで研究生の方々の感性を生かした個性豊かな作品が多くあり、生徒たちの発想や表現の幅を広げることにつながったのではないかと思います。ありがとうございました。
また1階では、磯井如眞や音丸耕堂ら重要無形文化財保持者の方々の作品を間近に見ることができ、技術の精巧さに生徒たちは感銘を受けていました。
他にも香川漆芸の歴史に触れることができたり、香川漆芸の技法についての作業工程見本を見ることもできました。
今後も作品制作を行うだけではなく、作品展などの見学にも行きたいと考えています。
2月12日(木)、2年生家具コースの実習において、社会人講師による第2回目の実技講習を実施しました。
本講習は、実際に現場で活躍されている職人の方から直接ご指導いただく貴重な機会です。
講師として、「有限会社川西木工所」より 川西 悠介(かわにし ゆうすけ)先生、山田 恋司(やまだ れんじ)先生をお迎えしました。
現在、生徒たちはスツール(背もたれのない椅子)の制作に取り組んでいます。今回は座面の仕上げ工程として、デニム生地およびファブリック生地をエアータッカーで丁寧に固定していく作業を行いました。
布地を美しく張るためには、均一な力で引きながら固定すること、特にコーナー部分をきれいに処理することが重要です。しわが出ないように細部まで確認しながら、一つひとつ確実に仕上げていきました。講師の先生方からは、現場ならではの視点で具体的なアドバイスをいただき、生徒たちにとって実践的で深い学びの時間となりました。
完成後には、講師の先生方とともに記念撮影を行いました。
今回制作したスツールは、次年度の工芸展にて販売予定です。生徒たちが心を込めて制作した作品です。ぜひ会場にお越しいただき、実物をご覧ください。皆さまのご来場をお待ちしております。
2月6日(金)2年生の実習の時間に第3回後藤塗講習を実施しました。
本日から仕上げに取り掛かりました。
上塗りをした面を1500番→2000番→3000番の耐水ペーパーで研ぎ付けた後、
コンパウンドで磨きます。
表面に少し艶が出たら、器物を洗剤で洗い、摺漆をしました。
磨きと摺漆の作業を、あと2〜3回繰り返したら完成です。
この工程を繰り返すことで、さらに美しく艶の高い仕上がりになります。
完成した小皿は令和8年度の工芸展で展示します。
本日が最後の講義でした。
後藤孝子先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
2月5日(木)にインテリアコースの「課題研究」の授業において、1年間通して取り組んだ制作の成果発表を実施しました。
インテリアコースでは、今年は3班編成でグループでの制作活動を行っており、次年度に課題研究に取り組む2年生に向けて研究成果のプレゼンテーションを自彊ホールで行いました。
インテリアコースでは、家具コース•クラフトコースの合同で班をつくり、それぞれの生徒が持つ得意分野を活かし、協力しながら制作に取り組んできました。
1.大型家具制作班 【ハンモッくん】
大型家具制作班では、木製のハンモックを制作しました。デザインから設計、制作まで生徒達で取り組みました。人の体を支えるための強度やそのためにどういった部材が必要かなどの構造面を考えながら実験的に進めました。ハンモック部分は、小さな木の板が体を包み込むようになるよう工夫した構造をとっています。発表後は実際に2年生に寝てもらい、工夫した強度面や構造面のおもしろさを体感することができました。
2.からくりオブジェ制作班 【機巧帆船】
からくりオブジェ制作班では、海賊船がテーマの作品を制作しました。レバーを回すと船が前後に動き、連動してタコの脚が動くからくりになっており、中の歯車が噛み合って動く仕組みになっています。船やタコは生徒達で彫刻して形づくりました。発表の後では実際にからくりの動きを体験してもらい、からくり構造のおもしろさを伝えることができました。
3.「高松工芸高校×あすなろ保育園」【地域貢献プロジェクト班】
地域貢献プロジェクト班では「あすなろ保育園」と協力して園児が実際に遊ぶ知育玩具の制作をしました。実際に園児と交流し、どのような玩具が学びに繋がるのかを研究し、そこから生徒ならではの発想や意見を織り交ぜた作品を制作しました。キッチンカーやそこで遊べる知育玩具を複数制作し、園児達に贈呈しました。
課題研究発表会の時には、あすなろ保育園の先生方にも来ていただき主任の先生からは、お礼の言葉をいただきました。また、1年間RNC放送の方々にも密着していただきました。ニュースeveryでは特集も組んでいただいています。
RNC news every.【いま、伝えたい】ものづくり高校生の玩具作り 2026/02/03放送
https://www.youtube.com/watch?v=6-wZw4fa3fI&list=PLGBOK27BloXNBAYDPt0Doh36et8GyR-Xx&index=1
どの班も、プレゼンテーションの中に動画やクイズを混ぜるほか、パワーポイントでの分かりやすいスライドデータを用いるなど、プレゼンテーションの際の工夫にも力を注いでいました。
この1年間、課題研究に一生懸命取り組んだ成果が伝わる発表会になりました。また、来年度に課題研究の授業を控えている2年生にも良い刺激になったと思います。校内での展示は、来年度の工芸展を予定しています。
1月30日に3年生漆芸コースの「課題研究」の授業において、1年間を通して行なった研究の成果発表を実施しました。
漆芸コースでは4班に分かれて制作を行なっており、今回は漆芸コースの2年生にむけて、研究成果のプレゼンテーションを行いました。
漆芸コースでこれまで培ってきた技術と班の中で互いの感性や想像力を組み合わせて、どの班も趣向を凝らした魅力ある制作、発表ができました。
▼「漆塗りおせち」
▼「漆塗りアクセサリー」
▼「動物たちの音楽隊漆塗りオルゴール」
▼「香川県漆パズル」
課題研究では木材に漆を塗るだけでなく、石塑粘土や布など多様な素材を使用した制作やレーザー加工機を使用しての製作なども行っています。
今回制作した作品は今年の工芸展にて展示予定です。実際に目で見て、漆の表現や質感を感じて頂けたらと思います。
また「香川県漆塗パズル」は1月23日に栗林小学校の子どもたちに実際に体験してもらうことができました。
子どもたちは香川の市町村や特産品、シンボルマークに込められた意味などを考えながら、みんなで楽しく体験してくれました。
生徒たちにとっても自分たちの作った作品で子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿を見ることができ、貴重な経験となりました。
また点字とカタカナを組み合わせたユニバーサルデザインであるブレイルノイエを使用しているため、より多くの方に楽しんでもらえる機会を設けられたらと思います。
1月29日(木)、2年生家具コースの実習において、第1回目となる社会人講師による実技講習を実施しました。
講師として、「有限会社川西木工所」より 川西 健太(かわにし けんた)先生、山田 恋司(やまだ れんじ)先生をお迎えしました。
現在、2年生家具コースは実習課題としてスツールの制作に取り組んでいます。
スツールとは、背もたれのない椅子のことで、今回はその座面部分のクッション張り(薄張り)についてご指導いただきました。
本日の講習ではまず、ウレタンスポンジを貼り付けたベニヤ板にゴムのりを使用し、クッション材を張り付ける工程から始まりました。
この工程は椅子の座り心地を左右する重要なポイントであり、仕上がりを良くするための押さえる力加減や貼り付け方について、丁寧に指導していただきました。
その後布地を張る工程を行いました。エアータッカーを使用し、座面のコンパネに布地を固定していきます。特に、コーナー部分をきれいに仕上げるための固定方法や、布地にしわができないように張るためのテクニックをプロならではの視点で丁寧に指導していただきました。
今回は布地デニム生地を使用して作業を行いましたが、
次回の講習ではカラーバリエーションのあるファブリック生地を使用する予定です。
次回の社会人講師による実技講習は、2月12日(木)に実施予定です。
実際の現場で活躍されている職人の方々から直接学ぶ、貴重な学びの機会となりました。
次回の講習が楽しみです。
1月28日(水)2年生の実習の時間に第2回後藤塗講習を実施しました。
本日は、朱色でたたき塗りを施した小皿に上塗りをしました。
後藤塗の上塗りは、飴色をした赤呂色漆と呼ばれている漆と黒呂色漆を混ぜたものを使用します。
刷毛で全体を塗った後、たんぽと呼ばれる道具で塗り面に凹凸をつけます。
前回同様に均等に塗ることを心掛けます。
次回は2月6日(金) 仕上げの工程です。
【課題研究の取り組み】工芸科3年インテリアコース
★制作玩具の贈呈式
今年度の課題研究の授業で、「あすなろ保育園」と協働して知育玩具の研究をテーマに取り組んできました。
園児との交流を通してどのような玩具で遊んでみたいか。
遊びの中にどう学びを織り交ぜるかなど、収集した情報をもとに制作を進めました。
夏には園児と一緒に、園児一人ひとりのネームプレートを作りました。
園児たちの自由な発想と表現力に驚きの連続でした。
1月22日、完成した知育玩具を「あすなろ保育園」に贈呈してきました。
キッチンカーでのあすなろコインを用いたお店屋さんごっこやコイン転がし、収穫野菜や釣った魚をお弁当箱に詰めて遊べる玩具を園児たちに送りました。
一瞬にして園児たちは玩具に集まり、私たちも一緒に遊びました。
園児たちの喜ぶ顔を見ると一生懸命に取り組んできて良かったと思いました。
最後に園児たちから工作作品と歌のプレゼントをいただきました。
1月23日(金)、2年生の実習の時間に宗家後藤盆5代目である後藤孝子先生をお招きし、後藤塗講習を実施しました。
後藤塗とは香川漆芸の1つであり、艶やかで深みのある朱色が特徴です。
始めに後藤塗の歴史や技法の特徴について学びました。
後藤塗を考案された後藤太平さんが、およそ150年前に制作された作品を鑑賞することができました。
実習では、後藤塗の特徴のひとつであるたたき塗りを体験しました。
美しい凹凸を作るためには均等に朱漆を塗らなければなりませんが
後藤先生にアドバイスをいただきながらきれいに塗ることができました。
次回は1月28日(水)に上塗りの工程を行います。