探究活動

 本校では、「総合的な探究の時間」にあたる「進路探究」の授業に加え、総合学科の1年生は「産業社会と人間」の授業で探究活動を進めています。様々な探究活動を通して、真剣に自分の将来と向き合い、予想できない未来を自分で切り開く力を身に付ける仕組み作りをしています。また、進路意識を高めることで、学習意欲の向上につなげられるように考えています。

文理科

1年生「進路探究」(1単位)

 充実した高校生活を送るため、入学後すぐに将来の展望に思いをはせ、何のために何を学ぶのかを考えます。また、自分の進路と関連があり、なおかつ興味・関心のあるテーマを自ら設定し、グループに分かれて行う課題研究を通じて社会や自分自身に対する理解を深めます。

3年生「進路探究」(2単位)

 進路実現を目標としてそれぞれの進路に応じた個別研究を展開します。大学進学後の学問に対する向き合い方を学ぶとともに、厳しい受験に対するモチベーションの向上につながるようなテーマを各自で設定して、それぞれ自分で工夫した方法で探究活動を行います。

 

 

総合学科

 1年次「産業社会と人間」、2・3年次「総合的な探究の時間」を繋げて、総合学科の生徒を3年間で育成する計画を進めており、今年度で3年目を迎えます。「地域のリーダー育成」を目標に掲げ、進路意識の明確化に伴う学習意欲の向上、予想できない未来で自らの進路を切り拓くことのできる力を身につけられる仕組みを創っています。

1年生「産業社会と人間」(2単位)

 総合学科独自の設定科目であり、最大の特徴です。未来の社会を見据えたSDGsの授業や系列選択の機会として、各分野の専門家を招いての社会人講師講演会、ICT機器を活用したワークショップを通して、職業や上級学校についての探究を行います。夏季休業中には地元の企業に各企業1名ずつのインターンシップをお願いし、生徒個人が自分の言葉で企業を紹介する成果発表会を行っています。

2年生「進路探究」(2単位)

 1年次での学びを土台に、地元三木町と積極的に関わる活動を実施します。前期は「探究」とは何かを学んだ後、ICT機器を活用し、三木町の課題について考えます。現状把握の後、三木町から町の創生プランと課題を提案いただき、自分の興味・関心に沿ってグループに分かれ課題を探究して、各グループが三木町の課題に対して提案を行います。後期は、前期の探究方法を生かして、個々人の興味・関心をもとに課題を設定し、個人探究を開始します。

3年生「進路探究」(2単位)

 前期は2年後期から開始した個人探究をもとに論文を作成します。また、カテゴリー別に分かれてプレゼンテーションを実施し、各カテゴリーの代表者は文化祭での発表を行います。後期は、各個人の進路に応じて、各専門分野に分かれ学びを深めます。

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