三木高校野球部ブログ

2021年7月10日 第103回全国高等学校野球選手権香川大会1回戦

 遂に迎えた選手権大会。三木高校は開幕戦。対戦相手は志度高校でした。雨が降ったりやんだりする中で試合が始まりました。三木高校は先攻。1回、2死からランナーを2人出すもののセンターフライに倒れ、無得点に終わりました。守備でもランナーを出すものの、後続を断ち無失点。両投手が粘りを見せた立ち上がりとなりました。試合が動いたのは3回表、ヒットとバントで2死2塁とした後、レフトオーバーのエンタイトル2ベースヒットで1点を先制しました。しかし、4回裏、2死1塁からヒットとエラーで1点を返され、尚も2死2塁、次の打者にもヒットでつながれ2点目を失いました。その後満塁となり、前進守備をとった外野の頭上を越された打球がランニングホームランとなりこの回に6点を失いました。その後すぐにヒットで1点を返したものの、さらにその裏に2塁打で2点を失い、2−8となりました。7回裏にさらに1点を失い、7回コールドゲームで敗れました。
 中盤以降、苦しい試合展開になりましたが、選手たちは最後まで声を掛け合い、粘り強く戦いました。夏、勝利をつかむことはできませんでしたが、1年間こつこつと基礎練習やトレーニングに取り組み、力をつけてきたこのチームは、春に5年ぶりの公式戦勝利をつかみ、それ以降も練習試合ができない中でも紅白戦を通して実戦感覚を磨いていくなど、3年生が後輩たちによき背中を見せてくれたチームでした。そんな3年生の今後の活躍に期待するとともに、後輩たちは良き習慣を引き継いで、伝統にしていければと思います。
 コロナ禍の今大会において、様々な制限がある中で、試合ができたこと、本当にありがたいことだと思います。また、応援団、放送部、新聞部を始め、選手の家族や卒業生など、応援にかけつけてくれた方々の力をもらいながら戦えたこと、感謝いたします。ありがとうございました。

2021年7月4日 信じてやるのみ

 
 先週の練習試合を通して、大会に向けて準備してきたことを継続していけば良いということを確認できました。今週も着々と準備を進め、週末には練習試合を実施しました。練習試合では、状況が変化していく中で、やるべきことを確認していくことができ、2勝1敗1分けという結果になりました。大会初戦に向けて残された時間はあとわずか、その中でできることに取り組みます。自分たちがやってきたことが力になっていると信じて、全力で戦い抜きます。7月10日(日)9:30よりレクザムボールパーク丸亀にて志度高校と対戦します。応援よろしくお願いします。

2021年6月27日 基礎力強化週間

 
 今週1週間は「基礎力強化週間」を掲げ、守備、打撃、バント、走塁の基礎的な動きの定着に重きを置いて、練習しました。特に守備面では、試合終盤に疲労した、プレッシャーのかかる場面でも普段通りのプレーができることを意識して、ハードなドリルメニューに取り組みました。選手たちは息を切らせながらも真剣に、声を掛け合いながら練習していました。ここで再確認できた基礎を実戦につなげていくべく、大会までの練習に取り組んでいきます。
 27日(日)にはホームゲーム2試合を実施しました。この2ヶ月、対外試合ができない中、手探りで練習してきましたが、その成果を感じられる2試合になりました。第1試合(7−7 引き分け)は1点を先制するも中盤に4点を失いリードを許しました。その後、終盤に逆転し7−5になりましたが、2点を失い同点に。その後は守備で粘り、そのままゲームセットとなりました。第2試合(1−7 負け)は中盤まで、両チームがピンチを凌ぎあう投手戦となりましたが終盤に先発投手がつかまり、大きくリードを許してしまいました。2試合を通して、大会をどう戦うかが確認できた試合となりました。残された時間で課題をクリアし、勝ち上れるチームを目指します。
 25日(金)に抽選があり、選手権大会の組み合わせが決まりました。三木高校は7月10日(土)9:30より、レクザムボールパーク丸亀にて志度高校と対戦することに決まりました。この日に向けて準備を進めていきます。

2021年6月20日 リスタート

 
 今週は前期の中間考査があり、平日は1時間程度の活動となりました。18日(金)に中間考査が終わり、いよいよ大会に向けての活動が再開されました。
 20日(日)には紅白戦を行いました。今回は大会を想定し、ランナーなしから攻撃を始めました。途中、エラーやミスが続いて大量失点する場面があったので、ミスが出たときにプランを立て直し、共有することの大切さを実感することができました。
 来週の1週間は基礎力強化をテーマに、技術練習を中心に活動します。プレッシャーがかかる場面、終盤に疲れを感じる場面でも普段通りのプレーができるように、基礎的な動きの強化に取り組みます。

2021年6月13日 どんな勝ち方をするか

 
 今週は考査前の1週間ということで、活動時間を短縮した中での活動でした。ウエイトトレーニングをする日と基礎的な技術トレーニングをする日、実戦的なケースバッティングをする日に分けて練習を行いました。ケースバッティングではランナーを進め、得点するために、選手ごとにどう攻めればよいかを考えながらプレーしました。また、守備面では曖昧になっているカバーリングやプレーの判断基準について確認することができました。しかし、まだまだ詰められていないところもあり、練習を通して、チームでコミュニケーションを取ることが大切だということがわかりました。チームとして、戦い方、勝ち方を共有できるように積極的にコミュニケーションを取っていきます。
 考査中の平日には全体練習はありません。自分で計画を立て、実行できるかが問われる1週間になります。この1週間も大会前の大切な時間であることは変わりません。勉強をしっかりしつつ、有意義な時間にしたいと思います。

2021年6月6日 残り34日間のロードマップ

 
 今週から6月に入りました。練習試合の禁止期間が終わり、いよいよ…と思っていたところですが感染対策の延長により、6月20日まで練習試合ができない期間が続くということになりました。5月は紅白戦を通して実戦感覚を維持できていたものの、大会開幕の3週間前まで練習試合ができないとなると、さらに練習を工夫していく必要がある、ということで5日(土)に急遽、ミーティングを行いました。テーマは「大会までの期間をどう過ごすか」です。
 ミーティングでは、チームの練習や紅白戦を客観的な立場から見ているスタッフから現状の分析や今後の課題を聞き、共有した後に、その課題を基に、大会までの期間にどのような目的で、どんな練習に取り組んでいくのか、意見を出し合いながら考えました。ミーティングは予定時間を大きくオーバーするほど意見が飛び交い、その中でこれから取り組んでいくことを全員で共有することができました。
 6日(日)は大会出場メンバーを想定したAチームとBチームに分かれて、ハンデをつけての紅白戦を行いました。守備での連携や打順での役割、戦術の確認をしながらゲームを進めることができました。
 練習試合ができない分、チームでの練習の中でどれだけ明確に大会のイメージを持てるかが、この期間の大きな差になります。どんな状態で大会を迎えるかをイメージしながら、大会に向けての準備を進めていきます。
 とはいえ、来週は中間考査もあるので、文武両道で頑張ります。

2021年5月30日 夏が近づく

 
 今週は外で練習する日が多く確保できた週でした。火曜日に体幹トレーニングを中心としたトレーニング、木曜日にウエイトトレーニングに取り組みました。段々と暑さが増していく中で、筋力を維持、向上させていけるかが、これからのトレーニングを考える上で、大きなテーマになります。
 5月29日(土)には紅白戦を実施しました。投手陣はピッチングの安定感が向上し、成果を見せていました。その中で、いかに失点を抑えるか、いかに得点を奪うか、チームとしてのビジョンを共有していくことの大切さを感じました。対外試合ができず、1つのチームとして試合ができない状況ではありますが、イメージを膨らませながら、大会で何をするかを選手ひとりひとりが考えていきます。

2021年5月23日 大会の戦い方をイメージする

 
 全国各地で梅雨入りが発表されてきました。四国は観測史上最も早い梅雨入りとのこと。今週は雨が降り、なかなか外で活動することができませんでしたが、その分基礎練習にじっくりと取り組むことができました。週末は天候に恵まれ、紅白戦を実施することができました。
 5月前半の紅白戦は全体的な能力アップを意識してプレーしている選手が多かったのですが、大会まで50日を切った今週の紅白戦は、何を選択し、集中して取り組むかを意識したプレーが少しずつ見られるようになってきました。大会までに、すべてのことができるわけではありません。どんな能力を磨いて大会に臨むのか、整理しながら練習に取り組みます。

2021年5月16日 毎日成長

 
 対外試合が禁止になって2週目、今週もチーム内のみでの活動となりました。今週はゲームノックを始め、実戦を想定した練習に取り組みました。他のチームとの比較はできませんが、自分を見つめ直す時間、自分のチームをより深く知る時間として有効に活用しようとしています。
 15日(土)は長尾総合公園にて、球場練習を行いました。2,3年生主体のゲームと1年生主体のミニゲームを行った後、カットプレーの確認や球場でのバックアップの確認を行いました。夏の大会まで残り55日、1日1日を成長につなげられるように過ごします。

2021年5月9日 できることをやっていく

 
 新型コロナウイルスの影響で5月に予定されていた対外試合が全て中止となりました。今月いっぱいはチーム内での活動のみとなります。幸い、現在選手21名という状態で活動できているので、紅白戦等で実戦の動きを確認しながら、成長を目指していきます。今週は3日、8日、9日に計3試合、紅白戦を実施しました。手の内を知っている相手に対し、どう駆け引きをするか、考えながら臨みました。
 4日には学校周辺の清掃活動を実施しました。日頃お世話になっている三木町に少しでも恩返しができればと思います。

2021年5月2日 失敗を成功の糧に

 
 あっという間に4月が終わりました。4月最後の一週間は雨に降られながら、できることに取り組んできました。
 5月1日(土)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(3−7 負け)は5回まで先発投手がノーヒットのピッチングを見せ、初回と4回に1点ずつを重ね、前半は2−0と優位に試合を進めていました。しかし、7回に2本の2塁打を足掛かりに4点を失い、相手に主導権を握られました。最終回はランナーを出したものの、ゲッツーでゲームセットとなりました。第2試合(11−9 勝ち)は初回に4点を奪い、優位にゲームを進めていました。しかし、雷による中断からあけた4回裏に5点を失い、追いかける展開となりました。そこから7回と9回に安打を固め、3点ずつを奪い、再びリードを奪うと、最終回は失点しながらもピンチを切り抜け、ゲームセットとなりました。この試合では、初めて1年生が出場しました。新戦力たちの成長に期待です。2試合を通して、攻撃面では、複数イニングで得点ができたものの、ランナーを背負った状態での守備に課題が見えた1日でした。磨いてきた勝負強さを確固たるものにするため、1日1日の活動の中で、成長していきます。

2021年4月25日 朝トレ

 
 今週より、放課後に技術練習や戦術練習の時間を確保するために、体幹トレーニングを朝の時間に実施し始めました。体力面、技術面、戦術面、すべての要素でレベルアップを目指します。
24日(土)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(3−3 引き分け)は7回までノーヒットに抑えられていましたが、0−3から、8回に初安打をきっかけに1点、9回に2,3塁のチャンスからレフト前ヒットで2点を返し、引き分けに持ち込みました。第2試合(6−6 引き分け)は序盤にホームランなどで4点、中盤にも犠牲フライなどで2点を失い、追う展開になりました。1−6で迎えた6回に、1,3塁から3ベースヒットなどで3点、8回にも1点を返し、1点ビハインドで迎えた9回表、粘って作ったチャンスでセンター前ヒットを放ち、同点に。その裏には2死満塁のピンチを迎えますが、魂のこもった投球で無失点に抑え、同点でゲームセットとなりました。
25日(日)もビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(3−4 負け)は2回に1点を先制するもすぐに返され、1−1となりました。その後はピンチを最少失点で切り抜けながら3失点で粘り、2−4で最終回を迎えました。最終回の攻撃では、打線がつながり1点を返しましたが、あと1本が出ず、1点差で敗れました。第2試合(10−7 勝ち)は3回にヒットとエラーが絡み3点を先制されました。こちらは5回まで無得点でしたが、6回以降は打線がつながり始め、8回に同点に追いつきました。その裏にスクイズなどでさらに2点のリードを許すことになりましたが、最終回に代打で出場した選手のホームランをきっかけに一挙5点を挙げ逆転に成功。9回裏はランナーを出したものの得点は許さず、10−7でゲームセットとなりました。
守備面では終盤に粘り強さを発揮できた一方で、攻撃面ではバントの精度が課題に挙がりました。小さなミスを減らし、粘り勝てるチームへと成長していきます。

2021年4月18日 接戦に強く

 
 4月に入り3週目、学年が上がったことにも、後輩ができたことにも少しずつ慣れて、3学年でチームとして機能し始めました。
 15日(木)には、トレーニングコーチによるトレーニングがあり、ポジション別のトレーニングに取り組み始めました。17日(土)に予定されていた練習試合は雨天のため中止になりましたが、18日(日)のビジターゲームは実施することができました。
 第1試合(7−7 引き分け)は2回にエラー、四球、ヒットが絡んで3点を失いましたが、すぐに5本のヒットで4点を返し、リードを奪いました。4回にも2点を加え6−3とリードを広げました。しかし、その裏に長打で3点を返され、同点となり、6回に2死3塁から外野手のエラーで1点を失い、リードを許しました。その後は両チームの投手が粘り、無得点のまま6−7で最終回を迎えました。代打で出場した先頭打者が四球で出塁した後、2死からヒットで1点を返し、再び同点のまま最終回の守備へ。ランナーを出したものの、最後は盗塁を刺してゲームセットとなりました。第2試合(4−1 勝ち)は序盤、中盤、後半に得点を重ね、常に優位にゲームを進めることができました。5回に連打で1点を失いましたが、その後投手が立て直し、完投勝利。こちらの試合も、積極的に盗塁を試みる相手チームの選手をアウトにできたことが大きかったゲームとなりました。 接戦を戦う中で、勝ち切れるという自信が、チーム全体で見られるようになってきました。このような感覚を持てるようになってきたことは、勝ちあがることを目指す中で大きな収穫です。他にも、不調だった投手の完投や2死2塁からヒットで1点を取る走塁など、成果が見られた一方で、守備のミスやバントのミスが出て、改善点が見つかりました。課題を1つ1つクリアしながら、チームとして成長していきます。

2021年4月11日 新学期スタート

 
 4月6日に始業式があり、新年度が始まりました。活動時間が多くとれる春休みから、平日は1日2時間ほどしか活動できない授業期に入ります。時間を有効に使うことを大切に、着実に成長していきます。
 4月11日(日)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(8−7 勝ち)は前半に6点を失う苦しい展開の中で、大会に出場していなかった選手が奮起し、エンタイトル2ベースヒットを放つなど、3点を返し、3−6で最終回を迎えました。9回表に相手チームに1点を奪われ、4点差となりましたが、低い打球で野手の間を抜くバッティングで1点を返し、尚も1死満塁。高めのストレートをレフトフェンスの向こうに運び、サヨナラ満塁ホームランで勝利をつかみました。第2試合(6−5 勝ち)は練習試合に初先発した2年生投手が9回途中まで粘りのピッチングを見せました。ヒットを打たれながらも、最少失点に抑え、5失点。攻撃では4回に集中打とスクイズで4点。6回にも2点を挙げ、1点差で逃げ切りました。最終回は1死2,3塁でサヨナラのピンチを迎えましたが、タイムをとって勝負する打者を確認し、無失点で守り切りました。
2試合、接戦ができたことを通して、コミュニケーションを取りながらゲームを進める感覚を磨くことができました。次の1週間でさらに成長し、次の練習試合に臨みます。

2021年4月4日 失敗から学ぶ

 
 4月1日、新年度が始まる日から、1年生の練習参加が始まりました。これから夏の大会に向けて、3学年での活動が始まります。新メンバーを加え、チームがどのように変わっていくのか、楽しみです。
 4月4日(日)にはビジターゲーム2試合を行いました。予報が雨ということで、試合開始時間を早め、午前中に2試合を実施することができました。1試合目(19−2 負け)、2試合目(12−0 負け)共に、立ち上がりを無失点でスタートできたり、盗塁が決まったりと良いプレーもありましたが、ヒットを打たれる中でミスも重なり、自分たちから勝利を手放す試合となりました。試合後のミーティングで、この1週間の過ごし方を振り返った時に、人数が増えることで、自分がやる、積極的にやる、という意識が薄くなっていたということが話題に上がりました。
春の大会、人数が少ない中で、一人一人がチャレンジを続けたことが、勝利を引き寄せました。大会まで残り96日、ここで失敗し、自分たちを見つめ直す機会を得られたのは幸運です。どんな姿勢で残り96日を過ごすのか、しっかりとビジョンを持って臨みます。

2021年3月31日 春季四国地区高等学校野球香川県大会を終えて

 
 雨天による順延があり、春季大会3回戦は3月30日10:00のプレイボールとなりました。香川中央が先攻、三木が後攻で試合が始まりました。
 1回表の攻撃を三者凡退でしのぎ、その裏に2死2塁のチャンスを作りました。ライト前ヒットの間に1点を狙いましたが、ホームでタッチアウト。先制点は奪えませんでした。2回表、連打を浴び、一気に5点を失いました。その後は両チームランナーを出しながらも得点できない展開が続きましたが、6回に再び連打で香川中央が3点を挙げました。対する三木は6回、7回にもランナーを出しましたが、得点につなげられず8−0で7回コールド負けとなりました。選手たちは劣勢の中でも、粘り強く戦いましたが、悔しい敗戦。この試合が春季大会の最後の試合となりました。
 翌日、チームでミーティングを行いました。テーマは冬のシーズンの振り返りと夏に向けて。ここまでの成果と課題をチームで共有することができました。4月に入れば夏の大会まで残り100日。夏、勝利し、1日でも長くこのチームで野球ができるように、今この瞬間にできることを継続します。

2021年3月23日 春季四国地区高等学校野球香川県大会2回戦

     

 5年ぶりの公式勝利を挙げ、次の1勝を目指して再始動を始めた三木高校野球部。試合前の2日間はバントの確認とバッティングのずれを修正することに時間を使いました。対戦相手は高松第一高校。先攻が高松一、後攻が三木で試合が始まりました。
 初回に2三振とアウトを重ねたものの、エラーと長打で先制を許しました。しかし、その裏、先頭打者が長打で出塁すると、連打で3点を返し、リードを奪いました。5回にも長打で4点を挙げ、6点差とリードを広げました。そのまま終盤に入りましたが、投手の球威が落ちてきたところでヒットとエラーが絡み、7回、8回にそれぞれ2点を失い、2点差となりました。追い上げられる中で迎えた8回裏、先頭打者が3塁打で出塁すると、続く打者がヒットを放ち1得点、その後も攻撃の手を緩めず5点を奪い、12−5でコールド勝ちとなりました。
 ゲームの中で、崩れかけたバッティングフォームを修正し、守備でもギリギリのところで踏ん張ってリードを守り続けられたことが、最後の大量得点につながったのだと思います。次の試合まで4日。さらに成長して試合に臨めるよう、準備を整えていきます。3回戦は3月30日 10:00よりレクザムボールパーク丸亀にて、香川中央高校と対戦予定です(予定変更)。引き続き、応援よろしくお願いします。

2021年3月20日 春季四国地区高等学校野球香川県大会1回戦

     

 ついに春季大会の日を迎えました。今週は練習試合で出た課題をもとに、テーマを絞って練習に取り組んできました。先攻坂出高校、後攻三木高校でプレイボールとなりました。
 初回、ヒットと四球で2点を先制されました。しかしすぐに、ヒットで1点を返しました。3回にも1点を返し、同点とした後は両チームとも守りで粘りを見せ、2−2のまま後半に入りました。7回、ライトオーバーの3塁打で1点を失い、その裏の攻撃でもチャンスをものにできず、苦しい展開のまま終盤を迎えました。迎えた8回裏、2死1,3塁から1塁ランナー挟殺の間に1点を返し同点に。最終回は2死2塁からライト前ヒットで1点を挙げ、4−3でサヨナラ勝ち。5年ぶりの公式戦勝利を挙げました。
 秋、接戦に敗れ、勝負強いチームになることを目指し、ハードなトレーニングやピンチを想定した練習を続けてきました。それが成果となって出せた試合だったと思います。応援ありがとうございました。
2回戦は3月23日(火)13:00より、レクザムスタジアム高松にて高松第一高校と対戦する予定です。引き続き、応援よろしくお願いします。

2021年3月14日 粘り強く戦う

 
 今週は国公立大学の前期試験の合格発表の週で、受験にチャレンジした3年生の嬉しい知らせも聞くことができた1週間でした。また、9日、10日には高校入試もあり、全体練習はありませんでした。
 13日(土)はホームゲームを行いました。9:00過ぎまで雨が降り、グラウンドは水浸しの状況でしたが、水はけの良い、グラウンドを信じて、午前をグラウンド整備に充て、午後から1試合と5イニングのミニゲームを行うことができました。第1試合(1−4 負け)は初回にエラーで3点を失い、追いかける展開となりました。5回に1点を返したものの、6回に1点を失い。そのままお互いに守りを崩せず、試合終了を迎えました。第2試合(3−4 負け)は互いに得点を重ねるシーソーゲームとなりました。最終回は両チームランナーを出しましたが、得点につなげられたかどうかが明暗を分けました。全員が一生懸命グラウンド整備をしたおかげで、学びある試合ができました。整備や運営を手伝ってくれた卒業生にも感謝です。一方で、試合直前まで整備をしていたため、初回にミスが出たという反省もありました。準備の大切さを再確認し、次に生かします。
 14日(日)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(5−11 勝ち)は序盤に失点し、追いかける展開となりましたが、8回に集中打で9点を挙げ、逆転勝利を収めました。第2試合(3−1 勝ち)は序盤から積極的な守備が目立ち、最少失点で守り抜きました。準備や積極的なプレーの大切さを成功体験として感じられた1日となりました。
 いよいよ来週20日(土)9:00より、レクザムスタジアム高松で春の県大会が始まります。できる準備を整えて、粘り強く戦います。

2021年3月7日 終わりと始まり

   

 3月が始まりました。今週から練習試合が解禁。トレーニングも大会仕様のメニューへと変化し、着々と大会へ向けての準備が進んでいます。
 3月3日(水)は三木高校の卒業式でした。新型コロナウイルス感染症対策のため3年生とその保護者のみ参加の卒業式となりましたが、卒業式後には、3年生から後輩たちに向けてメッセージを送ってくれました。自分たちがチャレンジして成長できたこと、上手くいかなかったこと、感謝していること、後輩たちもその言葉を真剣に受け止めていました。ここ数年で最も人数が多かった学年。3年間、様々なことにチャレンジしてきた学年。新型コロナウイルスが蔓延した中で、最後に結果を出すことはできませんでしたが、間違いなくチームを成長させた学年です。彼らの背中を見た後輩たちがさらにチームを成長させるべくチャレンジを続けています。卒業する3年生が新たなステージで活躍することを願っています。卒業おめでとうございます。
 6日(土)は今シーズン初戦となる練習試合がありました。第1試合(3−0 勝ち)は0−0で前半を折り返す接戦となりました。両チームランナーを出しながらもあと一歩で守り切り、終盤へ、7回にランナー1塁から右中間を破るタイムリーが出て先制。その後も追加点を奪い勝利しました。第2試合(4−3 勝ち)は序盤に1点を先制しましたが、中盤に3点を失い、追いかける展開になりました。苦しい展開でしたが、粘り強く得点を重ね逆転勝ちをすることができました。秋季大会や秋の練習試合では、終盤に失点するケースが見られましたが、この2試合は接戦をする中で、難しい打球もありましたが、きっちりと守り切り、勝利を収めることができました。ランナーを置いた状態での練習を重ねたことで、落ち着いてプレーできるようになったことが感じられました。
 翌日の7日(日)は練習日となりましたが、この日も卒業した3年生が手伝いに来てくれたことで充実した練習をすることができました。自分たちが支えられているということを感じながら、全力で野球を楽しみます。

2021年2月28日 春の足音

 
 暖かいと感じる日が少しずつ増えてきました。今週は2月最後の1週間で練習試合解禁前の最後の週末でした。春の大会までは残り20日です。
 期末考査が終わり、目前には春の大会のみとなりました。平日は天候に優れない日もありましたが、週末は暖かい気候の中で練習することができました。
 27日(土)は3年生の協力を得て、実戦練習をすることができました。イニングごとにランナーの配置を変えて、場面を想定しながらプレーすることができました。実戦練習を重ねる中で、段々とプレーの精度が上がってきているのがわかります。ピンチ、チャンスに強いチームへと成長しています。

2021年2月21日 どちらもとりにいく

 
 17日(水)から、考査が始まり、24日(水)までということで、活動日、活動時間を制限しながら練習をしました。今週は考査期間でありながら、大会初戦まで1ヶ月を切る、という1週間でした。
 今週も3年生の協力を得て、実戦練習をすることができました。ランナーを置いた状態から、いかに失点を防ぐか、いかに得点を取るか、ということをテーマに取り組みました。接戦に勝てる確率を上げるために、試行錯誤を繰り返していきます。
 来週も考査が続きますが、成績も大会の勝利も掴めるよう、できることを続けていきます。

2021年2月14日 大会までを逆算する

 
 三木高校は10日(水)が考査発表日でした。24日に後期期末考査が終わるまで、活動時間が制限された状態での活動となります。春の県大会が始まるまで、あと1ヶ月と少し、テストでも、大会でも、望む結果を手に入れるために、時間を有効に使います。
 9日(火)はトレーニングコーチによるトレーニングの日でした。8月から継続している体幹トレーニングのメニューをリニューアルし、さらにレベルアップを目指します。
 12日(金)に春の県大会の抽選がありました。3月20日(土)9:00より、レクザムスタジアム高松で坂出高校と対戦します。開幕試合ということで、どのチームよりも早い初戦で勝利を掴むため、全力を尽くします。

2021年2月7日 時間

 
 2月が始まりました。三木高校の2年生はこの時期、模試が2つと共通テストチャレンジ、系列によっては検定試験ととても忙しく、更に来週は後期期末考査の発表期間という状況で大会まであと1ヶ月強という時期でありながら、チームで練習できる時間はあまり多くありません。となれば、どうやって時間を作るか、同じ時間の価値をどうすれば上げられるかを考える必要があります。チームとして、選手として、主体性が問われる時期です。個人で活動する時間が多くなるということで、チームとしてはバットをしっかり振り込もうというテーマを掲げることにしました。目標は2月で8000本以上。この数字を最低ラインとして、さらに打てるチームに成長するべく、練習に取り組んでいきます。
 7日(日)は3年生のサポートのもと、ケースバッティングを行いました。練習の中で、ランナーが隙をついて盗塁を決める場面がいくつも見られました。得点のチャンスを広げるためにどうするか、という意識が以前よりも高まっていることがわかる練習となりました。チームで練習できる時間は限られていますが、このような練習を通して、大会で勝てる能力を向上させていきます。

2021年1月31日 変化を感じる

 
 先週末から引き続いて、25日(月)はベースランニングや遠投などの外で行う測定を行いました。1ヶ月に1度、測定を行っていますが、どの種目も少しずつ向上しており、トレーニングの成果を実感できています。
 26日(火)はトレーニングコーチによるトレーニングの日でした。室内で体を動かす感覚をつかむためのトレーニングを行いました。最後に、センスは日常生活で自分がどのような動きしているかを意識することで磨かれる。という話をしてもらい、野球が上達するのはグラウンドだけではないということを考えるきっかけになりました。
 31日(日)には、久しぶりにフリーバッティングを行いましたが、スイングのスピードや打球の速さが明らかに変わってきていることを感じることができました。継続しているトレーニングの効果が出てきています。成果が出ていることを続け、さらに成長していきます。

2021年1月24日 継続は力なり

 
 今週、平日は外で練習できましたが、週末は雨のため室内での活動となりました。24日(日)は記録測定を予定していたので、室内で測定できる種目のみの測定を行いました。10月から続けているウエイトトレーニングは着実に成果を出しており、スクワットでは推定150kg、ベンチプレスでは推定80kgに達するような選手が現れ出しました。現在、トレーニングは負荷の大きいマルチトレーニングに取り組んでいるので、自分でしっかりと追い込んで、さらにパワーアップしていきます。
 他の測定種目に関しても、成果を確認する1つの指標として、今後の成長につなげていきます。

2021年1月17日 チームの特徴は?

 
 今週は第1回の共通テストがあり、2年生にとっては1年後が少し気になる1週間でした。寒さの少し緩んだ中で、実戦形式の練習もできました。16日(土)はランナーを2塁や3塁においてケースバッティングを行いました。投手の動きを観察しながら盗塁を試みたり、内野が前進守備を敷いた中での攻防を通して、色々な学びがありました。17日(日)は他校との合同練習でした。トレーニングと守備練習に取り組みました。違うチームの中で練習することで、自分のチームの特徴や現状が見えてきます。体幹が強い、低い姿勢で力を発揮するのが苦手、といった発見がありました。練習を通しての気づきを今後の練習の指標としていきます。

2021年1月10日 ステップアップ

 
 1月5日、定期的に来ていただいているトレーニングコーチによるトレーニングの日でした。年末年始の休みに入る前に、毎日取り組むトレーニングの目安を示してもらっていたのですが、選手の動きを見て、「しっかりと成果が出ている」と評価してもらいました。ここまで、体幹やその周辺のトレーニングが中心だったのですが、これからは実際の動きにつなげるためのスピードトレーニングに取り組んでいくことになりました。こつこつと積み重ねていることが着実に成果となっています。
 一方、守備練習ではミスが目立ち、全体練習で守備練習をする間隔があいた中で技術が下がっていることがわかりました。このことを通して、現状維持や技術向上のために必要な練習の頻度をきちんと意識して自主練習を組み立てることの必要性を感じることができました。今週は守備練習多めの1週間となりました。
 まだまだ寒いですが、春の大会まではおよそ70日。大会での勝利に向けてどんどん成長していきます。

2021年1月4日 練習初め

 
 新しい1年が始まりました。
 三木高野球部は12月29日〜1月3日までを自主トレ期間とし、全体練習を実施しませんでした。1月4日より、全員が集まっての活動が再開です。練習始めの今日は白山へ行きました。白山神社で初詣の後、白山登山、階段ダッシュを行いました。階段ダッシュはハードなトレーニングとなりましたが、自主トレ期間もしっかりと体を動かしていた選手たちは走り切ることができました。
 春の大会までは80日を切り、夏の大会までも190日ほどとなりました。大会での勝利を目指し、最後まで走り抜きます。
 今年もよろしくお願いします。

2020年12月28日 練習納め

 12月21日から24日までの4日間、2年生の修学旅行のため、1年生のみでの練習となりました。選手6名、マネージャー2名という少人数でしたが、工夫しながら技術練習やトレーニングに取り組みました。25日からは2年生も合流し、全員での活動を再開しました。26日は午前中に練習した後、午後から学校周辺の清掃活動を行いました。通りがかりの方に「ありがとうね」と声をかけていただき、活動の意義を感じることができました。27日、28日は練習やトレーニングの後、グラウンドやトレーニングルーム、部室周辺の大掃除を行いました。日頃お世話になっている場所をきれいにし、新年を迎える準備をしました。 本日で、年内の活動は終了となります。選手それぞれがテーマを持って、冬休みに入ります。次回の全体練習は1月4日から。成長した姿で活動再開できるのが楽しみです。
 2020年、様々なことがありましたが、三木高校野球部の活動を応援、支援して下さり、ありがとうございました。新たな1年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

2020年12月20日 寒さに負けず

 
 12月も後半にさしかかり、今週は特に寒い1週間となりました。その中で、平日はトレーニングを中心に、休日は技術練習を中心に活動しました。
 19日(土)はレクザムボールパーク丸亀にて、スタジアムレコードというイベントがありました。県内のチームの代表者がロングティー、遠投、ベースランニング、チーム対抗リレーで競うという内容のものでした。チーム内での測定はやっていますが、他のチームと比較できる機会はあまりないので、他のチームの選手の能力と比較する良い機会となりました。
 20日(日)は寒い中ではありましたが、ゲーム形式での練習を行いました。延長戦形式やタイブレーク形式のゲームを通して、終盤のゲーム運びの重要なポイントを確認しながら練習ができました。また、打力の向上を感じる選手も表れだし、春に向けての手ごたえを感じられたゲームでもありました。
 来週は2年生が修学旅行のため、1年生中心の練習となりますが、目的意識を持って有意義な時間を過ごします。

2020年12月13日 少しずつ進む

 
 9月まで毎日取り組んでいた体幹トレーニングですが、10月以降はトレーニングコーチにアドバイスをもらい、動きのある種目に変えて、取り組んでいました。10月、11月途中まで、なかなか不安定な状態で体を安定させることができる選手が少なかったのですが、11月後半ごろから、できる選手が増えてきました。体幹部の安定性をより向上させてプレーにつなげるために、さらに難しいことにチャレンジしていきます。
 12日(土)には、3年生にサポートしてもらい、紅白戦をすることができました。3イニングのゲームを1試合、タイブレーク方式で2試合行いました。ランナーが2人いる状態からだと何点取れるかという見込みが大きく変わるので、何点目で勝負をかけるかということを話し合いながら守備のシフトを決めることができました。
 継続していること、新たに経験したこと、気づいたことを糧にしながら、このオフシーズンも少しずつ成長していきます。

2020年12月6日 ありがたいことに気づく

 
 先週の測定結果から、ウエイトトレーニングに取り組んでいく中でもベースランニングや遠投などの野球に関する数値が向上している選手が多いことがわかりました。継続している体幹や可動域のトレーニングの影響が大きいと考えられるので、これからも継続していきます。
 5日(土)には紅白戦を行いました。現在、選手は12人しかいませんが、進路の決定した3年生やスタッフが入ることで行うことができました。点差の確認やアウトを取る打者の選択を考えながらゲームを進めることができました。練習を手伝ってくれる3年生のおかげで、有意義な練習を重ねることができました。そのようなありがたいことに気づき、感謝と共に成長できるチームを目指していきます。

2020年11月29日 気づいて発信する

 
 この一週間は勤労感謝の日もあり、休日にしっかり練習することができました。
 23日(月)には体力測定を行いました。1ヶ月前に測定した結果より良くなっている選手が多く、トレーニングの成果を感じることができました。今週から、ウエイトトレーニングのメニューも新しくなっていくので、さらなる体力向上に向けて取り組んでいきます。
 28日(土)は午後から7対7でゲームを行いました。どこに人を配置すればアウトを取れる確率が上がるのか、コミュニケーションを取りながらゲームを進めることができました。攻撃面では狙った方向に打つことの難しさを実感できました。
 29日(日)は前日のゲームでの課題を基に、狙った方向に打球を打つ練習やランナーを置いた状態での状況判断の練習を行いました。ここでも様々な状況を想定しながら動きを確認できました。
 少しずつ寒さが厳しくなってきていますが、出来ることを続けながら成長していきます。

2020年11月22日 三木町少年野球チームとの野球交流

 20日に後期中間考査が終わりました。テスト期間は各自で練習をコーディネートしていましたが、20日の午後より全体での練習が再開しました。
 21日(土)は石田高校との合同練習を行いました。互いに人数の多くないチームなので実戦練習を通してゲームを進める中での確認事項をチェックしていくことができました。
 22日(日)は三木町総合運動公園野球場にて「オール三木(6年生合同チーム)」さん、「平井軟式野球スポーツ少年団」さん、「氷上軟式野球スポーツ少年団」さん、「白山軟式野球スポーツ少年団」さんの選手、総勢60名と野球交流を行いました。9時にお互いがあいさつを交わし、ウォーミングアップ、キャッチボールをした後、12チームに分かれて、バッティング、内野守備、外野守備、ランニングスロー、ファインプレー、ピッチングなど、12種目の練習を行いました。各種目が得点制になっており、高得点を目指して協力しながらプレーしていました。総合優勝を果たした「まなピーズ」をはじめ、各チームが楽しい時間を過ごすことができました。
 高校生15名に対し、小学生60名という状況でしたが、各チームの指導者の方にもサポートしていただきながら、無事に終えることができました。イベントを企画して下さった香川県軟式野球連盟学童部さんをはじめ、今回の活動の機会を作り、サポートしていただいた方々に感謝いたします。ありがとうございました。

2020年11月8日 シーズン最終戦

 
 三木高校は来週からテスト発表ということで、今週が年内最後の練習試合でした。 3日(火)と8日(日)にビジターゲーム2試合ずつを行いました。
 3日(火)の第1試合(7−2 勝ち)は先頭打者ホームランから始まり、コンスタントに得点を重ねることができました。課題となっている終盤の守備も、最終回にランナーを背負いながら無失点で切り抜ける粘りを見せることができました。第2試合(13−8 勝ち)は両チーム中盤に大量点を取り合う展開になりましたが、序盤に得点できていたことで逃げ切ることができました。しかし、7点差で迎えた7回に2アウトから2点を失い、最後まで守り切ることが課題として上がりました。
 8日(日)の第1試合(3−12 負け)は8回まで相手打線を上手くかわし、少ないチャンスで得点し、理想的なゲーム運びができていたのですが、1−0で迎えた9回に大量失点をするという展開になりました。流れが悪い中でいかに自分のプレーをするか、成長の必要性を実感できた試合でした。第2試合(10−7 勝ち)は序盤から得点を重ねることができました。中盤に投手がコントロールを乱し、4失点する場面がありましたが、5回の整備中に修正し、終盤を無失点で守ることができました。
 新チームスタートから大会を経て、粘り強く戦えるチームへと少しずつ成長してきました。9イニングを通して粘り強く戦えるように、この冬を通してさらに成長していきます。 

2020年11月1日 良い習慣を身につける

 11月が始まり、対外試合も残すところあと少しとなりました。貴重な機会で成長するために、トレーニングや技術練習に取り組んでいます。
 10月29日(木)に卓球部と合同ミーティングを行いました。勝てる選手、チームになるためにということで、他競技ながら、全国大会を何度も経験している教育実習生の先生に話を聞きました。日頃から自分の身体がどのような状態か、アンテナを張ることが大切、という話をはじめ、参考にできそうな話を聞くことができました。終了後には質問も飛び交い、活発な意見交換がされました。
 11月1日(日)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(6−7 負け)は中盤に4点を先制、投手を中心に最少失点で切り抜け、終盤にホームランも出て6−2で最終回2アウトまで試合を進めました。しかし、パスボールでの振り逃げがきっかけとなり、そこから5失点。最後はレフトオーバーのヒットでサヨナラ負けとなりました。野球は最後まで何が起こるかわからない、ということを実感した試合でした。第2試合(3−6 負け)は先制点を奪われたものの、中盤に粘り、5回終了時点で同点に追いつきました。しかし、6回に長打で2失点、8回に犠牲フライで1点を追加され、試合終了となりました。人数が少ない中ではありますが、2試合を戦い抜くコンディショニングの大切さも実感した試合でした。
 体調管理を行い、試合の中で情報共有を行い、接戦をものにできるチームへと成長していきます。 

2020年10月25日 目標がその日その日を支配する

 
 少しずつ寒さを感じる日が増えてきました。そんな中、三木高校野球部は元気に活動しています。
 10月24日(土)は午前中の練習の後、午後は3チームに分かれて学校と学校周辺の清掃活動を行いました。日頃お世話になっている三木町に少しでも恩返しできるよう、時間いっぱい清掃活動に取り組みました。
 10月25日(日)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(6−14 負け)は序盤にエラーとヒットが重なり、7点を失いました。中盤以降は三木高打線が相手投手をとらえはじめ、点を取り合いましたが、序盤の7点の差で結果が出ました。終盤に粘ることはできたので、いかに失点を減らせるかが課題となりました。第2試合(4−2 勝ち)は先発投手がボールを低めに集めて打たせて取ることで勝利を掴んだ試合でした。守備のミスが出た1試合目と比べ、ミスなく守れたことも大きな勝因となりました。
 2試合を通して良いプレーも出ましたが、ミスをしないように慎重に、消極的になってしまう場面も見られました。今とは比べ物にならないくらい成長して、次の大会に臨むため、高い目標を設定して、どんどんチャレンジいきます。

2020年10月18日 変化を楽しむ

 
 今週末に予定されていた練習試合は雨天のため中止となりました。そのため、今週はチームでの活動のみとなりました。ウエイトトレーニングは、始めたころに比べて、思い重さを扱うことに慣れてきました。選手同士でフォームを確認し合いながら、少しずつ重い負荷にチャレンジしています。
 少し前から、チームを指導してくれているトレーナーのアドバイスで、長い竹を扱うことに取り組んでいます。短いバットと違い、力を入れる場所や体の扱い方を間違えると全く触れないので、自分たちの身体の使い方を確認し、向上させる良いツールとなっています。積極的にチャレンジする中で、できないができるに変わっていくということを楽しんでいきたいと思っています。

2020年10月11日 自分の現在地

 
 ウエイトトレーニングに取り組み始めてから2週目となりました。正しいフォームを意識し合いながら、チームで取り組んでいます。まずはフォームを固め、ケガが起こらないように気をつけながら、体力を向上させていきます。
 今週末は11日(日)に体力測定を行いました。ベースランニングや遠投をはじめ、10種目の記録を測定しました。選手たちは良い記録を出すために全力でチャレンジしていました。自分の現状を数値化することで成長した姿をイメージしやすくなります。1人1人が能力向上を目指し、練習やトレーニングに取り組んでいきます。

2020年10月4日 着実に力をつける


 
 三木高校は9月23日より、前期期末考査だったため、大会で敗れた後は自主練習中心の活動となりました。ミーティングで新チーム結成から大会までと今後の取り組みについてフューチャーマッピングを行い、春の大会に向けての見通しを立て、活動を再開しました。今週から、ウエイトトレーニングも再開し、パフォーマンスを向上するための身体づくりに、これまでよりさらに重点を置いて取り組んでいきます。
 10月3日(土)には県内のチームと合同練習を行いました。普段、別のチームで活動している選手たちと一緒に実戦練習をすることで、コミュニケーションをとり、考え方を共有しておくことが大切であると実感できました。
 10月4日(日)にはビジターゲーム2試合を行いました。1試合目(14−9 勝ち)、2試合目(17−1 勝ち)ともに勝利することができ、積極的な走塁でチャンスを広げられた反面、投手の制球や打球判断に課題も見られました。チームの約束事を再確認し、チャンスを得点につなげられる確率が高いチームを目指します。

2020年9月19日 秋季四国地区高等学校野球 香川大会1回戦

 
 秋季県大会1回戦は予定通り19日に開幕し、三木高野球部は1回戦で高松西高校に3−4で敗れました。
 試合前の1週間はミーティングで出た改善事項に取り組み、準備を整えてきました。試合当日も早めに球場入りし、落ち着いて準備することができました。試合は初回、相手のミスと四球で出たランナーを4番の長打で返して2点、5番の内野ゴロの間にもう1点を返し、3点を先制しました。守備でも先発投手が打たせて取り、1、2回を無失点で切り抜けました。3回、ヒットとエラーとスクイズで2失点、4回もヒットとエラーで1失点し、同点となりました。そこからは両チームランナーを背負いながらの守り合いになりました。三木高校も6回には満塁とされながらも三振で切り抜けるなど、粘りを見せ、勝ち越しのチャンスを狙っていました。試合が動いたのは8回でした。1死2塁からライト頭上を越える3塁打で高松西が勝ち越しました。最終回、三木高校もランナーを出して粘りを見せましたが、得点できず、ゲームセットとなりました。
 選手たちは今持っている実力でできることをやりきりましたが、守備面や攻撃面でもっと実力をつける必要があることを痛感しました。「あそこでアウトが取れていれば…」「あそこで1本打てていれば…」。春には、このたらればを実現できるチームになるべく、再び歩き出します。大会に向けて、サポート、応援いただいた皆様、ありがとうございました。

2020年9月13日 手応えを手に

 
 季節の変化を感じながら、大会をイメージして練習する日々が続いています。今週はランナー3塁の前進守備をはじめ、守備面の確認を多く行いました。守り切って勝てるチームになるために、1つ1つのプレーを大切に行いました。12日(土)に大会までのトレーニングの成果確認を行いました。新チーム当初は1分キープすることができなかったスタビライゼーションのトレーニングメニューをほとんどの選手が3分以上キープできるようになりました。また、柔軟性の課題も多くの選手がクリアすることができました。特化することを決めて継続することで平凡なレベルからスペシャリストになれることを選手たちが証明してくれました。今後も様々な分野でレベルアップできるように取り組みます。
 13日(日)にはビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(4−11 負け)は投手の制球が乱れ、苦しい展開となりました。9点差で迎えた9回、2点を返し、粘りを見せましたが、及びませんでした。状況に応じた走塁の重要性を再確認することができました。第2試合(12−2 勝ち)は先発投手が完投しました。ポジショニングも光り、2失点と成果を発揮しました。攻撃面では、練習を重ねてきたバントが決まり、狙い球を絞ることで終盤にビッグイニングを作りました。
 19日(土)の初戦に向けて、心と体の準備を整え、目標である「三木高史上最高に熱いチーム」を体現します。

2020年9月6日 接戦をものにする

 
 9月が始まり、暑さが少し和らいできました。今週もミーティングで話したテーマを基に、練習に取り組みました。週末には5日(土)にホームゲーム1試合、6日(日)にビジターゲーム2試合を行いました。
 5日(土)の試合(22−0 勝ち)は初回に5点を先制し、ペースをつかみました。毎回ランナーを出し得点を重ね、22得点、守っては3人の投手が継投し、完封勝利を収めました。 6日(日)の第1試合(0−3 負け)は両チームの投手が粘り、ロースコアの接戦となりました。ランナーを3塁に置いた場面でミスが出て失点。守備において相手が上手でした。第2試合(4−1 勝ち)は打線がつながり、1点ずつ得点を重ねることができました。守備では先発した投手が初完投で勝利を収めました。2試合、僅差のゲームができたことで接戦の戦い方を確認することができました。
 ゲームを重ねるごとにチームとしてできることが増えています。大会は19日(土)の第2試合にレクザムスタジアム高松にて高松西高校と対戦することが決まりました。残された時間でさらに成長し、大会に臨みます。

2020年8月30日 長所を生かす

 日中はまだまだ暑い8月末ですが、三木高校野球部は今週も元気に活動しています。26日(水)は突然の大雨と雷のため、トレーニングルームで活動しました。夏のトレーニングの成果確認ということで成長度合いのチェックを行いました。この1ヶ月で大きく変化していることが確認できたので、全員が目標ラインをクリアできるように取り組んでいきます。
 29日(土)はビジターゲーム1試合(16−14 勝ち)を行いました。序盤に連打を浴び、8点を失う苦しい立ち上がりとなりました。しかし、コツコツと得点を重ね、4−8から7回に連打でビッグイニングを作り、一挙11点。終盤に失点もありましたが逃げ切ることができました。
 30日(日)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(20−7 勝ち)は序盤に3点を先制するも中盤に失点を許し、1点差で前半を折り返しました。後半は相手投手を攻略し、得点を重ね、勝ち切ることができました。第2試合(14−6 勝ち)は初回に連打で4失点したものの、初回から4回まで毎回得点し、逆転しリードを奪いました。終盤も点を取り合う展開となりましたが、こちらも勝利を収めることができました。
 3試合を通して、攻撃面で大きな成長が見られました。ストライクとボールの選球ができること、常に次の塁へ進む準備をしていること、打者がランナーを進めることを意識して攻撃できていること、これらが大量得点を生み出した要因です。自分たちの武器により磨きをかけて大会に臨みます。

2020年8月23日 体幹の夏 体感の夏

 
新チームが始まって1ヶ月になろうとしています。秋の大会まではチームで体幹と柔軟性の強化をテーマとしてトレーニングに取り組んでいます。始めは必死でやっていたメニューも、この1ヶ月の間で安定したフォームでできるようになりました。負荷を上げてもやり切れる選手が増えてきました。明らかに1ヶ月前とは変化していることを体感しています。
22日(土)にはホームゲーム2試合を行いました。第1試合(5−15 負け)は初回に先制を許し、リードされる展開になりましたが、少しずつ点を返す粘りを見せました。しかし、終盤に大量失点を許し、追いつくことができませんでした。第2試合(17−8 勝ち)は序盤から点を取り合う展開となりました。その中で中盤に投手が粘り、7回に大量得点を奪い、勝利を掴むことができました。
2試合を通して、今週重点的に取り組んできたバントに関して成果が見られたことや、試合の流れを大切にし、守備からリズムを作っていくことで得点につながるということを全員で確認することができました。バントを始め、日を重ねるごとにできることが増えていることを体感できているので、更なる成長に向け、日々の積み重ねを大切にしていきます。

2020年8月16日 成功or成長

 
  暑さが厳しい1週間でしたが、三木高野球部は今週も元気に活動しました。
 13日(木)はホームゲーム2試合を行いました。第1試合(7−3 勝ち)は先発投手が高校に入って初めての完投勝利を経験できたゲームでした。テンポよく投げることで少ない球数で完投することができました。攻撃面ではランナーを進塁打で進めて得点につなげることができました。第2試合(3−10 負け)は相手投手を崩せない中で失点を重ね、大きくリードを奪われる展開となりました。終盤にチャンスを作り、3点を返しましたが、追いつくことはできませんでした。
 14日(金)は三木高校で合同練習を行いました。実戦練習の中で、別のチームの選手とプレーすることで、確認やコミュニケーションを丁寧に取ることの大切さを感じられました。
 16日(日)はホームゲーム1試合(6−2 勝ち)を行いました。相手のミスからチャンスを広げ、着実に得点を重ねることができました。積極的な走塁でチャンスを広げられたゲームでした。
 試合や実戦形式の練習を通して、様々なチャレンジをすることができました。チャレンジをすることで上手くいけば成功、上手くいかなければそこから学び、成長することができます。今より強くなるために、どんどんチャレンジしていきます。
 16日(日)は部員からの提案で、午後から清掃活動を行いました。校内と校外を担当するグループに分かれて、日頃お世話になっている場所に恩返しをしました。これからも感謝の気持ちを大切に活動していきます。

2020年8月9日 継承と変革

 1、2年生の新チームとしてスタートしてから2週間となりました。8日(土)より、いよいよ夏休みが始まり、色々なことに取り組める期間となりました。例年より短い、11日間の夏休みの中で自分たちのなりたい選手、チームに近づいていくために、テーマを持って練習に取り組んでいきます。
 8月9日(日)には、3年生との送別試合がありました。「三木高史上最高に熱いチーム」を目指す新チームとしては1学年上の先輩を越えることが最初の壁ということになります。 
 試合前のノックは3年生のマネージャーが行いました。どんな状況でもチームのために献身的に働いてくれたマネージャーのノックを選手たちも丁寧に受けていました。試合は序盤に1、2年生が9点を挙げる一方的な展開でスタートしました。この2週間の間に成長した姿を3年生にも見せることができました。しかし、後半には3年生が意地を見せました。9−3からリリーフ投手を攻略し一挙6得点。結局9−9の引き分けとなりました。3年生は久々の炎天下での試合でしたが、全力疾走を怠らず、戦う姿勢を示し続け、後半の追撃につなげました。1,2年生は越えるべき壁の高さを再確認することができました。先輩たちの良い部分を継承し、さらに強くなるために変革を進め、成長していきます。

2020年8月2日 スタート

 
 週明けから新チームとしての活動がスタートしました。最初の活動は新チームが目指すもの、大切にすることを話し合うミーティングでした。選手13名、マネージャー3名という少人数のチームとなりましたが、それぞれがどんなチームにしていきたいか、意見を出し合いながら決めていきました。ミーティングを経て、新チームの目標は「三木高史上最高に熱いチーム」になることに決めました。また、そのために、考える野球をすること、感謝の気持ちを忘れずに生活すること、を大切にしていこうと決めました。
 梅雨も明け、夏の本番を感じさせる中で最初の1週間の練習を終えました。新たなポジションにチャレンジする選手がいたり、実戦練習の中で状況ごとの動きを確認したり、充実した時間を過ごすことができました。この夏を通して、どんどん力をつけていけるように練習に取り組んでいきます。

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