交流会 坂出高校×フューチャーデザイン日本語学校
2025年5月28日 15時05分今年度初めての交流会を行いました。昨年の冬から日本語学校で学んでいる留学生の皆さんと、「春」について話し合いました。
日本では春と言えば「桜」・「お花見」ですが、各国にも春の象徴ともいえるお花があるそうです。例えばネパールのラリグラス(Laliguras)。春になるとヒマラヤ山麓などの高地で一斉に咲き誇ります。赤や濃いピンクのラリグラスはとくに鮮やかで、ネパールの春の風景を象徴する存在です。詩や歌、絵画、民族衣装のデザインにもよく登場する、文化的にも重要な花だそうです。
ミャンマーではパダウ(Padauk)が文化・精神・季節・国民性の象徴ともいえる重要な花だそうです。パダウは ごく短い期間(1〜2日)しか咲かない花で、雨が初めて降った直後に一斉に咲くため、春の到来と再生の象徴とされています。また一斉に咲く黄金色の小さな花がびっしりと咲く様子が純粋さや謙虚さと結びつけられているようです。ミャンマーの正月は4月初旬で、「ティンジャン」と呼ばれる水かけ祭りもその時期に行われるそうで、楽しそうな写真をたくさん見せてくれました。
日本でも、百円玉に桜の絵が刻まれているように、各国の紙幣にもこれらのお花が描かれています。お金を見せ合ったり、そこに書かれている各国の文字についても話したりと、1時間半の間、ノンストップでおしゃべりし続けました。