「三高みんなの食堂プロジェクト」とは
2020年度9月に、生徒と地域の方々が協力して作り上げる新たな形の食堂としてリニューアルしました。
「三高みんなの食堂プロジェクト」は、全校生徒が参加者としてSDGsの視点を持ち、地産地消や食品ロスの減少、交流を深めて地域の良さを再認識することなどをめざした活動をしています。活動の様子は、本校HPの「What's Up! 三高ブログ」にアップしています。
2020年度9月に、生徒と地域の方々が協力して作り上げる新たな形の食堂としてリニューアルしました。
「三高みんなの食堂プロジェクト」は、全校生徒が参加者としてSDGsの視点を持ち、地産地消や食品ロスの減少、交流を深めて地域の良さを再認識することなどをめざした活動をしています。活動の様子は、本校HPの「What's Up! 三高ブログ」にアップしています。
自主的に集まったプロジェクトリーダーが自発的に活動を行っており、広報活動、メニュー提案、内装デザイン、食器リペア、野菜生産など、チームごとに多様な取り組みをしています。次に各チームを紹介します。
<畑チーム>
学校の空き地に畑を作ることから始めて農薬を使わず生徒自身の手で管理を行っています。畑で育てた野菜は食堂の食材の一部やマルシェで利用しています。ほとんどの人が初めて野菜作りにチャレンジし農家さんの凄さを実感しました。
<メニュー開発チーム>
食品ロスを減らすことを目的に規格外や未活用部位を使ったメニューを開発しています。食堂を利用する地域の方々や、生徒に喜んでもらえています。
<内装・装飾チーム>
地域産業の廃棄物である革の端材で、のれんやのぼりを制作しました。また、使われていないお盆や食券を定食に使用したり、廃材を使って生徒同士の交流の場となるよう、ピクニックテーブルを作ったりしました。使わなくなったから捨てるのではなく工夫して再利用・再活用しています。
<総務チーム>
各チームで必要な費用の管理をし、経営改善に向けた取り組みを行っています。全校生への啓発活動や冷凍飲料の仕入れ販売もしています。
<マルシェチーム>
地域のイベントにマルシェをだして自分たちが考えたオリジナルメニューや地域の野菜を販売しています。
<イベント企画チーム>
校内の梅ジュースづくりをして配ったり、ハロウィーンなど季節のイベントをしています。
<広報チーム>
イベントの告知や手書きメニューの掲示や、栄養コラム、ホームページの作成などをしています。
<環境整備チーム>
錆びついた古いゴミ箱を生徒自身の手で新しく作り変えました。
<ものづくりチーム>
手ぬぐい・タオルのデザインを考えるところから販売まで行っています。三高みんなの食堂プロジェクトの活動を知ってもらう機会になればという願いから2022年夏から計画を立て始め、先生からの助言も頂きながら生徒を中心に制作しました。
手ぬぐい
タオル
■ものづくりチーム活動の流れ
・2022夏:全校生徒にデザイン&ロゴ案を募集
・2022秋:松結びの案が浮上
・2024夏:ナカハタ印刷(株)・名入れタオル市場へ印刷発注の依頼
・2024秋:文化祭で完成した手ぬぐい、タオルの販売
・2024冬:生徒は券売機から購入出来るようになる
・2024冬:先生方への販売やマルシェでの販売を開始
■ものづくりチームの思い
3年かけて完成し、途中で苦労もあったが達成感が大きかった。
完成に近づくにつれてとてもわくわくした気分でいっぱいだった。
これからいろんな人に食堂のことをしってもらいたい。
次の世代に活動を引き継げたことが嬉しい。
食券
食堂では環境への配慮から、木製の食券も取り入れています。
弁当券:桜(サクラ)/定食券:檜(ヒノキ)にし、木の温かみを感じられるようにしました。
フォントは三高らしさのある隷書体にしました。
この食券は木工職人 山地裕之さんの手による木材加工とサングローブ株式会社によるレーザー刻印で作られており、地元の繋がりを大切にしました。
木製食券導入後、食券を見て「かわいい!」「おしゃれ!」という声も届いています。
食券を木にすることで、食券を大切に扱ってくれる人が増えてくれると嬉しいです。
様々なコンテストで入賞を果たしています。
1. プロジェクトのスタート(2020年4月)
2. 地元の生産者とのつながり
3. 新しいお弁当サービス(2021年)
4. 食堂の成長とこれから(現在)
食堂の運営のお手伝いをして頂いている香川大学生によるインスタグラムです。食堂の様子や毎週の献立を発信しています。 #三本松高校 #香川大学 #SDGs #地産地消 #食品ロス . 運営:香川大学生