【建築科】紙の限界に挑む!ルール決定から構造設計まで「ペーパータワーコンテスト」
2026年9月29日 09時50分3年生の実習にて、紙だけを使ってどこまで高く作れるかを競う「ペーパータワーコンテスト」を開催しました!全7グループに分かれ、構造と力学の知識をフル活用して挑んだ実習の様子をご紹介します。
■ 自分たちで「詳細ルール」を構築する
今回、先生から提示された条件は「A3カッターマットに収まるサイズ」と「紙で作る」の2点のみ。 まずは生徒たち自身で話し合い、「用紙は上限5枚」「接着方法や折り・カットの回数」など、イコールコンディションで戦うための詳細なルールを決定してスタートしました。
■ 「タワー型」vs「筒型」それぞれの戦略
上限5枚の紙を切ったり折ったりしながら試行錯誤する中で、各班の作戦が分かれました。
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タワー型: 紙を極限まで丸めて細い柱を作り、圧倒的な高さを狙う(足元の支持構造が鍵)。
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筒型: A3サイズをフルに使い、縦方向に安定した中空構造を組み上げる。
■ 運搬性を考慮した「ジョイントシステム」の開発
さらに今回の大きな壁となったのが「自分の机から測定場所まで運ぶ」というルールです。 机にガチガチに固定することができないため、各班は運搬中に壊れない「可搬式デザイン」や、現地で組み立てられる「ジョイント(継手)構造」へと設計をシフトさせていきました。
■ 緊張の測定と勝利の決め手
「30秒でセッティングし、手を離して10秒耐える」という厳しい測定条件のもと、慎重に作品が運ばれました。安定感のある筒型が手堅く記録を伸ばす中、見事優勝を果たしたのは「タワー型に接続用ジョイントを組み込んだ班」でした!
高いリスクを恐れずに高さを狙う「タワー型」を選んだ判断力と、持ち運びを可能にした「ジョイントシステム」の見事なアイデア。単なる高さ比べにとどまらず、搬送や現場施工作業まで見据えた、建築実習ならではの深い学びとなりました。