1年生の「実習」の授業では、「住宅の設計(プランニング)」「軸組模型」「測量」の3つのグループに分けて活動しています。 今回は、その中から「軸組模型」の班についてご紹介します。
この実習の目的は、木造住宅の骨組み(構造)を覚えること。 人間の骨に「大腿骨」や「鎖骨」などの名前がついているのと同じように、住宅の骨組みにも「土台」「通し柱」「管柱」「梁」など、一つひとつに名称があります。
生徒たちは1/20スケールの模型を自分の手で組み上げながら、それらの部材の名前と、部材同士がどのように組み合わさって家を支えているのかを実践的に学んでいます。
完成した建物では壁の中に隠れて見えなくなってしまう「家の骨組み」。 普段目にすることのない構造を深く知ることは、生徒たちにとって新鮮な発見の連続のようです。


12月14日(日)に開催された「学生のための空間アワード2025」にて、本校生徒が高校生の部で見事優勝を果たしました。
今年のテーマは「再生」。 生徒たちが提案したのは、「既存の空き家を利用した『空き家キャンプ』」というユニークなプランです。
多くのリノベーション案が多額の費用を要する中、彼女のプランは徹底して「コストの最小化」に挑戦しました。建物を大規模に改修するのではなく、あえてそのままの状態を活かしてキャンプフィールドとして再生させる。
この逆転の発想に加え、地域の背景を深く読み解いたストーリーと、すぐにでも実行に移せる「現実可能なプラン(実現性)」が高く評価されました。
「アイデア」と「現実性」の両立を目指した生徒たちの努力が、最高の結果につながりました。

12月17日(水)、武田建設株式会社の皆様をお招きし、鉄筋組立の実習を行いました。
今回挑戦したのは、建物の基礎や柱となる鉄筋の組み立てです。 ほとんどの生徒にとって初めての経験。「どうやって固定しているんだろう?」と、みんな興味津々の様子でした。
実習では、一人ひとりが「ハッカー」と呼ばれる専用の道具を持ち、結束線を使って鉄筋を一本一本縛っていきます。このハッカーをクルクルと回して締め付ける作業が、見た目以上に難しい!
しかし、職人さんの丁寧な指導のおかげで、コツを掴むとスムーズに結束できるようになりました。 教科書を読むだけでは分からない「手先の感覚」や「現場の空気」を肌で感じることができ、生徒たちにとって学びの多い一日となりました。
お忙しい中ご指導いただいた武田建設株式会社の皆様、本当にありがとうございました。




県産木材についての理解と関心を深めることを目的とした「木づかい技術者育成事業」が12/11(木)に実施され、建築科1年生が参加しました。
午前中は香川県木材協会様、株式会社ハイテク匠様を訪問し、木造建築に使用される木材のプレカット工場の見学や、工場で加工された木材の組立体験をさせていただきました。
午後からは香川県産業技術センターへ移動し、木材の曲げ試験の見学と弾性率計算を行いました。
見学と体験の合間には県産木材に関するクイズ大会をしていただき、楽しみながら木材への理解と興味を深めることができました。建築と関わりの深い木材に親しむことのできた非常に有意義な一日になりました。

