総合学科の活動
2022年3月30日 香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ成果発表会
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3月30日、香川大学オリーブスクエア2階グローバルカフェにおいて香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ3期生の成果発表会が開催されました。香川大学学長と三木高校校長が正式に「インターンシップ覚書き」を交わして初めての成果発表会です。香川大学からはインターンナショナルオフィス長の原直行教授、副オフィス長の和田健司教授、国際研究支援センター副センター長の尾上教授、インターンシップ生を直接ご指導いただいた地域・産官学連携戦略室の植村准教授をはじめ、生徒がお世話になったインターナショナルオフィス職員の方々に参加していただきました。また、本校からは校長をはじめ7名の職員が参加しました。成果発表会の日程は以下の通りです。
10:00 開会挨拶(原オフィス長)
10:05 令和3年度インターナショナルオフィスでの三木高校生
インターンシップの概要(植村准教授)
10:15 生徒発表①
10:25 生徒発表②
10:35 生徒発表③
10:45 生徒発表④
10:55 質疑応答
11:25 修了書授与
11:30 写真撮影・閉会
11:35 「インターンシップ覚書」の来年度更新について
質疑応答の時間に講評を含めて、原教授、和田教授、尾上教授、本校塩田校長から「答えのない」質問が出されました。どの方の質問も深く考えさせられるものでした。また、お世話いただいた生徒の成長を目の当たりにし、ご指導いただいた香川大学の先生方による本気の指導に本校職員は深く感謝するとともに、私たち教師にとっても学びの多い時間を過ごせました。
また、成果発表会終了後、来年度のインターンシップの継続と担当者として地域・産官学連携戦略室の植村准教授への依頼をお願いし、承認いただきました。来年度は、高大連携をより強く意識して、香川大学への進学を強く希望する生徒たちを中心に募集するよう考えています。
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以下は、インターンシップ生の感想です。
生徒A
インターンシップを通して、仕事の取り組み方や事前準備の大切さを学びました。スケジュールをきちんと立て、それに沿って進めていくことでより良いものが作れるということも知りました。イベント作成ではスケジュール通りに進めることが出来ませんでした。私は人任せにしている部分があったのでこれからは自分が先に行動したいと思います。また、大勢の人の前で発表したり、話したりすることは苦手でしたが少しは克服出来たと思います。約半年間でいろいろなことを経験して、たくさん考えて、自分の考えを深めることが出来ました。
生徒B
最終報告会を終えて、私は自分の成長を感じることが出来ました。インターンシップに参加する前は、自分でスライドを作って人前で発表することなど私に出来るわけがないし、自分の意見を発表するのは不安だから避けたいと考えていました。でもこのインターンシップに参加して、学んだことを大人に見てもらえる機会があるのはとても幸せなことだと思うようになりました。また、機会があるならどんどん挑戦していきたいとも思えました。そして、リーダーシップが取れて、答えのない問いにも立ち向かっていけるような人間になっていこうと思いました。
生徒C
3人の発表を見ていると、自分の発表について「構成やスライドをこうすれば良かったな」と思う部分がありました。だから、次に発表する際には今日感じたことを活かしたいです。質疑応答の時間に自分から行動するにはどうしたらいいか、無意識に持っている偏見を持たないようにするにはどうしたらいいかなどの難しい質問が出され、上手く答えられませんでした。答えが思いつかなくても、1番に答える、上手くまとまらなくても伝えようとするというのが出来なかったのでこれから意識したいです。インターンシップで、自分で振り返り、反省することから学べると気付いたので自分自身を振り返る時間を大切にしたいです。インターンシップで学んで終わりではなく、これからに活かしていきたいです。
生徒D
今回の成果発表で使ったスライドは、以前イベントのスライド作成をした際に注意された部分を意識しました。また自分で計画を立て、予定通りに完成させることができました。インターンシップを通して学んだことを習得していると実感しました。多くの先生方の前での発表はとても緊張しましたが、自分自身の学びがしっかり伝わるよう堂々と話すことができたと思います。まだまだ未熟で詰めの甘い部分もありますが、自分自身の成長を感じています。先生から頂いた言葉を真摯に受け止め、無知の知を心に留めて何事にも真剣に取り組んでいきます。このインターンシップで得たものを学校や仕事に生かし、より究め、今後も頑張っていきます。
2022年3月18日 三木高校生がデザインしたヘルプカードの広報活動
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昨年度から総合学科2年次生の総合的な探究の時間(本校では「進路探究」)では、探究する力を身につけることを目的に「三木町の課題に提案する」というテーマでグループでの探究活動を行っています。その後の個人探究で、自分の学びたいことをより深く探究し、将来の進路につなげるものです。今回、昨年度三木町に生徒が提案した「ヘルプカード」のデザインを三木町が採用してくださいました。社会福祉施設である「みきの家」において、このヘルプカード普及の広報活動を三木町役場福祉介護課が中心となり企画してくださいました。当日は、三木町長、本校校長同席のもと、デザインした生徒2名がヘルプカードの広報活動を行いました。
当日の日程
1 三木町長挨拶
2 利用者の軽作業体験
3 みきの家より工賃の説明等
4 三木高生からヘルプカード作成の思いやこだわりの説明
福祉介護課からの補足説明
5 ヘルプカード受け渡し
6 利用者代表あいさつ
7 三木高校校長挨拶
8 記念写真撮影
以下、参加生徒の感想です。
〇私たちが考えたものを喜んでくださり、使ってくださるのが何より嬉しかったです。この提案がここまで大きなものになると思っておらず、貴重な経験をするとこができました。町の職員の方をはじめ関わってくださった方々に感謝いたします。今後多くの人がヘルプカードの存在を知り、何かあった時に助け合えるツールとして様々な場面で活用してほしいです。
〇受け渡しでは、ヘルプマークの課題について考え始めてから現在に至るまで、たくさんの方々に支えられていたことを実感しました。私たちの案を、三木町を支えるものにしてくださりありがとうございます。私たちの提案が十分に生かされた新たなヘルプカードが、これから利用者の方や、利用者のお手伝いをされる方の役に立つことを祈っています。
2022年2月20日 「あおはる魅力賞」を受賞しました!
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先月行われたJA共済連香川主催の「あおはる応援フェス」に総合学科3名の生徒が出演し、2年次の進路探究で行った三木町の放課後児童クラブに関する発表を紹介し、イベント出演することができました。そこで審査員のうどん県副知事の要潤さんからいただいたコメントをご紹介します。
「地域の問題に真摯に向き合っている姿が印象的でした。コロナ禍で活動が制限される中、現地に足を運び、肌で感じた課題に対し解決策を提案する。子どもたちに寄り添った視点は高校生ならではのものだと感じました。あおはる応援フェスを通してより多くの方が興味関心を持ち、地域全体で子育てをする環境が整うことを願っています。」
副賞でいただいたノートパソコンは総合学科の今後の活動に大いに役立てたいと思います。
以下参加生徒のコメントです。
〇最初はこんなに大きな事になるなんて思っていなかったので、驚いています。でもこうしてYouTubeやSNSを通じて三木高校の探究活動や三木高校の良さ、生徒の魅力などを他校の高校生やその他の沢山の方々に知ってもらう事ができ、本当に嬉しいです。実際にオンライン文化祭に参加して見つけることができた自分の新たな一面や改善点、今回の探究活動は、生きていく上で自分にとても役に立つ事だと感じているので、形だけで終わらせずにこれからの自分に生かして行動していきたいです。
〇動画を撮影していた時は完成動画がどのようになるのか想像がつきませんでした。けれども、初めて動画を見た時、三木高校の良さや私たちの頑張りが多く詰まっていて驚きました。撮影など初めてのことが多くて緊張していたけれどもこのように素晴らしい動画になってとても嬉しかったです。あおはる応援フェスに参加できてよかったと思います!
〇正直なところ、YouTubeに出演させていただき私たちがインターネット上にいることが、今でも信じ難いです。昨年の春から、地道に積み上げてきた成果や総合学科の魅力を、より多くの人に届けることができとても嬉しく思います。私たちにとっては勿論、総合学科にとっても初めての試みだったので良い結果を残すことができて良かったです。また、このような結果を残すことができたのは、担任の先生を始めとする、先生方の御協力があったからです。本当に感謝しかありません。とても貴重な経験が出来ました。
イベント当日の模様はYouTubeで一般公開されておりますので是非ご覧ください。
イベント動画
三木高校総合学科ドキュメンタリー動画
2022年2月9日 1年国際系列「異文化理解」
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本日の「異文化理解」の授業は、アフリカのマラウイについて現地の青年海外協力隊の方から生配信で現状を聞きました。その後、班に分かれてマラウイに関する情報を収集し、マラウイでの青年協力隊の活動について提案をしました。マラウイとJICA四国、JICA駒ケ根、三木高校をZoomで繋ぎ各班が提案についてプレゼンを行いました。キーワードである「エンパシー」を働かせた捉え方とみんなが「ハッピー」になれる提案を考えました。発表の後、JICAの方から提案に対する助言をいただきました。以下、授業を担当した教員と生徒の感想を掲載します。
<担当教員>
1月24日から2月9日までJICA四国の協力を得て総合学科国際系列1年生の授業「異文化理解」を実施しました。香川大学インターナショナルオフィスの植村先生と尾上先生にもご協力をいただき、生徒が現在マラウイ共和国で活動している青年海外協力隊員にマラウイの人たちの生活がよりよくなるための提案をしました。案を考える中で生徒に重要視してもらったのは、マラウイの人たちへの共感をもって考えること、そしてマラウイの人たちの生活を激変させない持続可能な提案にすることの2つです。生徒にとっては非常にハードルの高い課題になりましたが、出された提案には高校生らしいユーモアとハッピーに溢れたものが多くありました。最後に現地隊員の方が「教えてあげるという上下関係があってはいけない」、「与えるだけの支援をいつまで続けられますか」という問題提起をいただきました。異文化を理解し、国際性を身につけるためには、先進国・発展途上国という二項対立だけで国を捉えない、そして物やお金を与えるだけでは自立につながらないということを意識しなければならないということが、生徒にとって大きな収穫になったと思われます。
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<生徒の感想>
○隊員の方のフィードバックで「教えるっていう意見もいいけど、私達が彼ら彼女らになにかをするっていうのを続けているとマラウイの人々の自主性などがどんどんなくなってしまう」と言われたときに、なるほどと思いとても勉強になりました。
○「現地ではできそうなことでもできなかったり、できなそさうなことでもできたり、さまざま。だから何事でも試していくことが大切!」とJICAの職員の方が話していて、この方法なら、時間はかかるけれど、マラウイの現状が変わっていくかもしれないと思い心に残りました。
○マラウイの人たちがどんな一日を過ごしているのか知りたいです。また、自分たちの班は、マラウイの医療について発表したのですが、マラウイのお医者さんはマラウイ出身の人なのか、それとも違う国から来た人なのか少し気になりました。あと、ご飯を油で炊くというような文化があると、隊員の方がおっしゃっていましたが、マラウイの伝統的なご飯はどんな味がするのか気になりました。実際にマラウイで過ごしていて、楽しいと思うこと、逆に不便だなって思うことを知りたかったです。
○このセミナーがあるまでマラウイという国があることすら知らなかったのですが、隊員の方のプレゼンテーションを聞いて隊員の方が感じた日本との違いやマラウイの良さについて知ることができ、JICAでちゃんと勉強してマラウイなどの外国に行ってみて現地を体感してみたいと思いました。日本人としての感覚ではなく、現地に住んでいる人の感覚で物事を考える必要があり、お節介にならないようにしなければならないと実感しました。
<振り返りから見える生徒の学び>
・世界の国々は先進国と発展途上国の二項対立ではないことを生徒は学んだ。
・シンパシー(同情)とエンパシー(共感)の違いを理解して、相手の立場になって考える生徒が増えた。
・与えるだけの支援ではなく、相手の国・地域の自立を目指すような支援が必要で、それを持続可能ということを多くの生徒が理解した。
・国と国の関係に上下関係はないので、必ずしも先進国の取組が優れているわけではないことも生徒は学んだ。
・マラウイの人たちの幸せは何かを想像することで、「誰も取り残さない」というSDGsの基本原則を生徒は意識して提案を考えた。
・「その支援をいつまで続けますか?」という現地隊員のフィードバックから、現実は甘くないことを生徒は知った。
2022年2月4日 1年国際系列「異文化理解」
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本日の異文化理解は、前回に引き続きアフリカのマラウイについて課題を探し、課題に対する解決策を提案する3回目の授業です。次回2月9日のプレゼンに向けて学びを深められるように、今回は香川大学の植村先生をお招きしました。前々回の授業のキーワードである「エンパシー」を働かせた捉え方と前回の授業で学んだみんなが「ハッピー」になれる提案を考えました。後半は教員が2班ずつを担当し、生徒の提案に対して新たな視点を提案しました。また、その後生徒同士で意見交流を行いました。植村先生からは、生徒たちの感想をみて、国際理解の考え方が深まっていると評価していただきました。以下、授業後の生徒の感想を掲載します。
<あなたの発表の概要を述べてください。>
〇私のグループでは政治的な視点で考えた解決策として、マラウイの村にゴミ箱を設置してゴミの投棄問題の解消策と、個人の視点から考えた解決策として、まず日本の美味しい料理を紹介して、マラウイの人々に食や栄養に興味を持ってもらって、マラウイにある食材だけでも、美味しく、栄養の豊富なレシピをマラウイの人たちに伝えるという策、電化率を上げるために、自転車を主とした発電策(持続可能かと言われると厳しい案ですが)の3つを考えました。
〇マラウイにはない野菜などの種を持っていって植える。また、栄養素についての教育をして栄養のある食事をしてもらう。
〇食材が少なく、栄養が足りなくて病気にかかったりするので、マラウイに食べ物の種を持って行って一緒に育てる。三大栄養素など食べ物の教育にもなる。具体的な品種などはまだいろいろ決まっていない。
〇マラウイでの病院の待ち時間をへらすために感染対策を中心とした保健の授業をし、一人一人が知識をつけ予防できるようにする
<発表をつくる際にエンパシーをどのように意識しましたか。>
〇「日本」の価値観や考えで物事を考えないよう心がけました。「日本」という立場から考えた自分の意見をマラウイに提案してもそれは、本当にマラウイの人々の役に立って、喜ばせるものではないと思うので、「マラウイ」の人々の立場に立って、自分だったら何を日本に求めるのか、何が一番必要なのかという考えを持つことを意識して、発表を作っている。
〇マラウイの人たちも栄養失調による体調不良があり、困っているのではないかと思った。
〇香川大学の先生のお話で、三大栄養素や食事の大切さなどマラウイで教えた方がいたが、話は聞いてくれるけれどもそれっきりで実用はしてくれなかったと聞きました。マラウイの人たちは今に満足しているのかもしれないし、新しいことや知らない初めてのことが怖いのかもしれないし、子供にもそんなことを与えるのも怖いと思っているのかもしれないのかなと思いました。だから、ただ教えるだけでなく一緒にやって楽しいとか面白いなと思ってもらえる考えを伝えられたらいいなと考えました。
〇まだ作れていないが、種を持っていくことや、物の保存方法を教えるなど私達ができ、あちらの文化を急に変えないような解決策を作るようにする。
〇マラウイの人たちの生活が極端に変わるような案にはせず、教育したり、それによって地域にある小さなコミュニティをもっと活用できるようにしたりと今ある生活の中でできることを意識しました。
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<発表をつくる際に、提案が持続可能であるために、どのような工夫をしましたか。>
〇考えた提案は、マラウイの人々だけでも続けていくことが出来る、現実的なものになるように気をつけました。また、当事者であるマラウイの人々に受け入れられ、多くの人が納得できるものでないと持続可能には繋がらないと思うので、できるだけ「マラウイ」の立場に立ってみんなで意見を出し合い、提案が出来るようにしました。
〇種を持っていき、育て方を覚えてもらうことで自分たちだけで植物を育てられ、栄養のある食事を続けていけること。
〇現地の環境を理解して作るものを考える。道具も必要になってくるのでできるだけマラウイで調達できればいいなと思いました。
〇種などが取りやすく、種が育ちやすいものを紹介したい。食べ物への直射日光を防ぐ方法も手軽なものを考えたい。
〇物など目に見える物ではなくなるべく目に見えないものでできる提案を考えるようにしました。
<あなたの発表の内容で、「ハッピー」はどのように実現できると考えていますか。>
〇マラウイの人々はもしかしたら今のままでも十分幸せかも知れないが、ごみ箱を設置して村が綺麗になったり、これまでよりさらに美味しい料理が食べられるようになったりすることは、今の生活に、少しでもいい意味でプラスになると思うので、マラウイの人々の「ハッピー」をさらに叶えるのに繋がると思う。
〇栄養だけでなく新たな食事もできて食卓が豊かになると思った。
〇食物を作ることは大変だが、収穫できたときの嬉しさとか自分で調理して食事の幅が広がったり、振る舞えたり、それがマラウイに広がっていくとみんなの楽しみや健康に過ごせる日々が増えるのかなと思いました。
〇果物の種などを持っていくことで、ネズミだけでは補給できない栄養などをとれて、またおいしいのでハッピーになれるのではと思う。
〇正しい知識をつけることで、自分たちの生活が衛生的ではなく良くないという問題意識が出てくるといいと思います。そして医療に興味を持った人が医療に関わる仕事に就くことを志し、実際に就いたりして、努力すれば理想の自分になれるという社会の風潮になり、マラウイの学生が勉強する意味を持てるようになるといいと思う。
2022年1月28日 1年生国際系列「異文化理解」
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本日の異文化理解は、前回実施したJICA四国のご協力によるアフリカのマラウイとのオンラインでの中継授業を受けて、マラウイについて課題を探し、課題に対する解決策を探究する2回目の授業です。生徒が2月9日のプレゼンに向けて学びを深められるように、校外から専門家の方をお招きし、助言をいただいています。授業の導入で、前回香川大学の植村先生から助言のあった、異文化を考える際に「エンパシー」を働かせた捉え方の重要性について振り返りました。今回は香川大学インターナショナルオフィスから尾上先生をお招きしました。先生は海外でのご経験を踏まえ、「エンパシー」を働かせた具体的な課題の捉え方についてお話をいただきました。プレゼンテーションを行う生徒に対して、お互いに「ハッピー」になるような解決方法を考えるというキーワードが印象的でした。以下、授業後の生徒の感想を掲載します。
<尾上先生の話を聞いて学んだことを述べましょう>
〇日本ではむちゃくちゃだと思われるような行動でも現地では当たり前で、さまざまな経験をして現地について学び、日本との違いを楽しめるような生活を送ることができたら良いなと思った。実際に現地に行って体感することが1番現地を知ることが出来ると思った。
〇尾上先生の話を聞いて、自分たちはどうしても日本とその国を比べがちになっていることが分かりました。なので、その国の人たちが持っている価値観や文化、幸せの定義などを「自分のものさし」だけで押し量ることがないようにしたいと思いました。先生が話の中で、アフリカなどの国は色々なものがないからこそ、家族との共同作業が増え、家族の仲が深まると言われていて、これも自分の考えにはなく、自分のものさしだけでは測れないものだと思いました。郷に入っては郷に従え、ではないですが、その国の文化や習慣を理解して、その国のために動けるようにすることが大切だと思いました。
〇私たち日本人からすると海外への援助は良いことだと思っていても、その援助が現地の人たちのことを考えていないものであれば、援助する意味は全く無く逆にその人達を傷つけてしまうかもしれないということ
〇尾上先生の話を聞くまでマラウイに住む人達は貧しく大変な暮らしをしていると思っていたけど、尾上さんの話を聞いて、日本のような暮らしが必ずしも幸せではないのかもしれないと思いました。日本のように仕事をして栄養のあるご飯を毎日食べられる生活は恵まれているとは思うけど、私はマラウイのような堅苦しくなくゆったりした生活のほうがいいなと思いました。貧しい=大変ではなくその人たちなりに幸せな生活を送ってるのだということに気づきました。
〇こんなにも価値観が違うのだなと思いました。確かに日本人はみんなに合わせないといけない、右に倣えみたいな感じだなと思いました。それに比べてパキスタンとかの話を聞いていると本当に自由な感じがしていて楽しそうだなと思いました。なので、他人が何をしていようと基本は口出しとかしないのかなと思いました。
〇尾上先生は沢山の経験を積んでこられたのだなと感じました。具体例を出してくださったことで、他国と日本の価値観の違いを理解することができました。また、その国で出来るベストを考える大切さを学びました。
<「持続可能」とはどのようなものか、自分の言葉で説明しましょう。>
〇今ある有限な資源を文化や伝統を壊さないようにしながら無理なく未来にも残していけるようにすること。
〇資源や技術をできるだけ多く、後世に残していけるようにみんなが心がけることだと思いました。また、資源だけでなく、今の文化や人々の想いなど、目に見えないものもできるだけ長く、後にも持ち続けられるように、残していけるようにするのも一つの「持続可能」だと思いました。
〇場所によって足りないものが異なるので、その場所の風土にあった対策を考え、物資などの目に見えるものだけでなく知恵など目に見えないものも支援し合うこと
〇マラウイなどの発展途上国にないものを先進国にあるもので補って支援するのではなく、現地にあるものを使ってその人達に合った結果的に長く持続されるような支援をすること
〇これから先の未来に繋げて、長く保てること
〇その国の伝統や文化を守りながら、その土地にある限りの資源を使って生活をより良くしようと努力し続けること。
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<マラウイの人たちへのエンパシー(共感)を持つために、何を意識してプレゼンを作成していますか。>
〇マラウイの人たちが困っていないことを日本人の感覚で不便だろうと勝手に推測して、マラウイの人たちの日常を壊すような提案は避けること。
〇マラウイの人たちの立場に立って考える、というのを意識してプレゼンを作成しています。日本の常識や文化を基準にして解決策を考えるのでは、マラウイの人たちの本当の願いを叶えることには繋がらないと思うので、日本という立場から一旦離れて、マラウイという立場から物事を考えるように心がけています。
〇できるだけ正確で様々なマラウイの情報を使って、わかりやすいように作成する
〇まだ作成には取り掛かっていませんが、これからプレゼンを作成する上で自分たちとの生活と比較しマラウイの人たちの心情をよく考えながら作成したいと思います。
〇マラウイの文化や習慣を大切にしつつ、実際に可能なことをよく考えながら作成したいです。マラウイの人だったらこれからもできそうだなと思うことを考えたいです。
〇もし自分がマラウイに住んでいると仮定して、できそうなことを考えています。また、その解決策によってもたらされる結果や被害などを予測することを意識して作成しています。
<プレゼンの概要を説明してください。>
〇「協力隊になったら」を軸に現地で私たちができそうなことについて現地に行ったような気持ちで日本人としての感覚ではなくマラウイの人としての感覚で考えたことなど
〇まだはっきりと概要が決まったわけではないですが、電化率を上げるために自転車を利用した発電を行ったり、食事の栄養が十分ではないので、マラウイにある食材だけでより多くの栄養が摂れるレシピを考え、広めたりするなどの案を考えています。
〇日本にはないマラウイの良さについて
〇私たちの立場だからこそ考えられるような提案をしたいと思うし、そのためにマラウイのことについてたくさん知りたいと思います。持続可能という意識かつマラウイの人たちへのエンパシーを持ったプレゼンをしたいと思います。
〇電化率11%を改善するため
・自転車を使って発電
・発電できる遊具を用いた公園を設立(子供たちの遊び場を作ることにも繋がる)
〇野菜の種類不足による栄養不足を改善するため
・あるだけの野菜で出来る最も栄養価の高い料理を考える
などです。まだあまり話し合えておらず内容がまとまっていません。
2022年1月26日 1年生 2022年度2年進路探究打合せ
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1月26日、14:30~16:30 香川県文書館の会議室において、香川県中小企業家同友会の方にご協力いただき、「2022年度2年進路探究打合せ」を実施しました。準備委員の1年生たちは企業の社長さんたちに、自分たちが希望する活動について積極的に説明し、その活動をどのように授業に結び付ければよいのを真剣に相談していました。同友会所属の社長さんたちは真剣に生徒と向き合い、相談に乗ってくださいました。生徒の積極性を引き出す社長さんたちの真摯な態度から多くのものを学ばせていただきました。当日は、まん延防止等重点措置の中、マスク着用、消毒、検温、ソーシャルディスタンスを取りつつコロナ対策に十分に配慮しながら実施しました。
2022年1月26日 1年生国際系列「異文化理解」
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本日の異文化理解の授業は、前回実施したJICA四国のご協力によるアフリカのマラウイとのオンラインでの中継授業を受けて、マラウイについて1月26日、28日、2月4日の異文化理解3時間で課題を探し、課題に対する解決策を探究し、2月9日にプレゼンを行います。今回は香川大学地域・産官学連携戦略室から植村先生をお招きして、国際理解をする際に陥りやすい考え方とそれに必要な大切な観点について助言をいただきました。
以下、授業後の生徒の感想を掲載します。
<授業担当の先生の話を聞いて気づいたこと>
〇授業担当の先生が例として挙げられていた「汲み取り式トイレ」は、私が通っていた小学校にあったので私は日本もあるよね?と特に驚きはありませんでしたが、驚いていた人もいたので意外でした。私が1番驚いたのはお米を油で炊くということだったので、松本先生のお話を聞いてから油でお米を炊くのも美味しいかもしれないなと考えられるようになりました。また、コンビニのお米に油が少し入っていることを初めて知りました。また、植村先生のお話とも繋がってきますが、「エンパシーとはその人の靴を履いて歩いてみること」というお話を聞いて、エンパシーをイメージしやすくなりました。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、気になってはいましたがまだ読んでいないので、今度読んでみようと思います!
〇一見ネガティブに思えることでも、見る視点を変えると良い点を発見できること
〇何でもネガティブに捉えてしまうから難しく感じてしまうというのはそうだなと思いました。今日少しでもポジティブに捉えると日本と共通するところがあるなと思ったり、いいなとおもうところもあったりいいことが多いなと思いました。
<指導・助言者の先生の話を聞いて気づいたこと>
〇植村先生のお話を聞いてシンパシーとエンパシーという言葉を生まれて初めて知りました。今までの異文化理解の授業を振り返ってみると、プレゼンの解決策において、その環境におかれている人達が何を夢見ているか、何をしたいと思っているか、何を幸せと思うかということはあまり考えられていなかったなと思いました。例えばSDGsの観点12の『つくる責任つかう責任』では、私たちの班は衣服ロスについて取り上げましたが、その解決策として服を寄付するというものを挙げました。しかし、ある班は「衣服を寄付されすぎて、寄付した場所に溜まっていっている」という発表をしていて、衣服を寄付することが必ずしも正解ではないのだなと感じました。また、私は共感能力が高すぎてしんどくなってしまうことが多いので、自分のこの個性をマイナスとしか考えたことがありませんでしたが、相手の立場に立ってその人の望んでいるだろうと思われる事柄が素早く理解出来る私ってすごいな!とプラスに考えられるようになりました。これからの異文化理解では、これまでのようにシンパシーも大切にしていくけれどそれだけでなくエンパシーも大切にしていきます。
〇私達は、シンパシーで物事を考えがちだが、エンパシーで相手の靴を履くように物事を考えることが大切だということ
〇これまで自分たちにできる事を考えてきたけど、私達だけで自分たちの価値観とかを押し付けていたのかなと思いました。相手も一緒にできそうなことで自分たちもできることを考えたいと思いました。
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<今日の授業を通して、マラウイに対する考え方や見方はどのように変化しましたか。>
〇まず、私はマラウイという国を知りませんでしたし、発展途上国なのだろうなという偏見を少し持ってしまった部分も正直ありました。ですが、現地にいらっしゃる新居さんのお話を聞くことで、時間がのんびり過ぎてゆくのどかな場所だな?と感じました。また、今日の授業でシンパシーからエンパシーに見方を変えて皆と話し合いをしてみることで、初めは「え!お米を油で炊くの!?」と思っていたことが、「もしかしたらめちゃめちゃ美味しいかもしれない!」と感じるようになりました。
〇マラウイの発表を聞いたときはとてもネガティブな印象を受けたが、他の人と話していると新たな視点から考えることができ、ポジティブな印象が強くなった
〇私達から見ると不便だなと感じることがあるけど、マラウイの人からするとそうではないこともあるのかなのかなと思いました。なので、無理矢理にこの方がいいからこれにしようとせずにしっかりと意見を聞いてマラウイの文化を残しながら考えることが大切なのかなと思いました。高層ビルが少ないというのは、自然豊かで建物ばかりではなくいいなと思いました。5年生から全部英語というのはとても大変だと思うけど、世界に通用できる能力が身につくと思いました。
<自分の意見を別の視点から捉えるために大切なことは何ですか>
〇相手の話をたくさん聞く。そうすると相手は何が好きとか、どんなことをしたいとかいろいろなことがわかって、これしたら喜ぶかなとか、何を必要としているとか考えられると思いました。
〇自分の意見を自分一人で別視点から考えるのは難しいので、他の人の意見を聞き入れながら新たな視点を考えること
〇自分は、自分の経験に基づいて物事を判断してしまうということを十分に理解した上で、相手の立場に立って考えることだと思います。
2022年1月21日 1年生国際系列「異文化理解」
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1年国際系列では、前期集中科目の「産業社会と人間」に引き続き、後期から専門教科の「異文化理解」の授業を行っています。担当の先生方は、国際理解を深めるために、授業の組み立てを工夫しています。今回は、JICA四国のご協力で、授業中にアフリカのマラウイに青年海外協力隊として派遣されている方から現地の様子や感じたことなどをZoomで伝えていただきました。また、生徒は後日この授業をもとにプレゼンテーションを行います。その際に助言をいただく香川大学の先生方にも授業の様子を見ていただきました。以下、当日の授業内容です。
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①2022年1月21日(金)13:15~14:45【90分】
●スケジュール
(1)開会挨拶【2分】
(2)協力隊事業概要説明&訓練所バーチャルツアー【15分】
(3)プチ語学訓練体験【40分】5グループに分かれる。
スペイン語 3グループ、ネパール語 1グループ、シンハラ語 1グループ
(4)~いざ出発!任地と配属先を見てみよう~【30分】
〈概要〉
語学訓練を終え、隊員として任地へ派遣されたという疑似体験で、現在マラウイにて活動中の隊員(小学校教育)とオンラインで中継をつなぎ、配属先の様子を写真や動画で紹介してもらう。
生徒は隊員の話や映像から現地で課題だと思われることを考え、その課題解決のために協力隊としてどのような活動をするか考える。
(5)次回内容説明【3分】
2022年1月19日 1年生 2022年も3系列の専門科目授業頑張っています!
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総合学科1年次生は、後期集中科目として3系列(国際・福祉・流通)の専門科目を学んでいます。2022年に入り、各系列の授業内容にますます特色が出ています。国際系列の「異文化理解」の授業では、SDGsの水に関する問題を取り上げて、4人ずつのグループに分かれてプレゼンテーションをしました。21日には、JICA四国とコラボした授業を企画しています。マラウイで青年海外協力隊として教育活動を行っている方とZoomで直接つながり、現地での体験を報告いただきます。その報告から課題を見つけて、プレゼンテーションを行う予定です。その探究活動の中で、国際理解について学びます。プレゼンテーション準備の時間には、香川大学インターナショナルオフィスの先生方にご協力をいただきます。福祉系列の「社会福祉基礎X」の授業ではベッドメイキングを行いました。2週連続の活動で、生徒はお互いに助言しながら技術を磨いています。流通系列では「簿記」の授業で今週末に行われる検定の準備に向けて、先生を中心に対策問題に力を入れていました。積極的に学ぶ雰囲気が伝わり、生徒は集中力を発揮していました。各系列とも特色のある授業が展開され、どの系列も魅力的に感じました。
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2022年1月18日 2年生「進路探究」個人探究
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前回より総合学科2年次生は、本格的に個人論文作成に向けて動き始めています。後期に入り、学校行事等の関係で11・12月の進路探究の授業がとれず、探究方法について丁寧な説明時間が取れていません。論文作成の際に最も重要な「問い」の立て方が分からない生徒も多く、より具体的な問いを立てようと情報収集をしつつ、友だちと話をしながら試行錯誤していました。
2022年1月13日 2年生「進路探究」個人探究
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総合学科2年次生は、後期から個人探究に入っています。前期のグループ探究で学んだ探究方法を生かして、自分の興味・関心にあった「問い」を設定し、論文を作成します。3年前期までに論文作成、プレゼン発表、代表者による文化祭でのプレゼン発表と続きます。この過程で自分の学びたいことを発見します。また、探究内容を深める中で、各教科の知識の必要性を学んで欲しいと考えています。
本日は、昨年2年総合学科の生徒が進路探究の内容で「あおはる応援フェス」にエントリーしました。その結果、ドキュメンタリー動画代表組に選ばれました。その動画作成の担当者の方々が来校され、本校の生徒の様子を動画に収めていました。以下動画作成に参加した生徒の感想です。
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〇初めてインタビューという形で自分の言葉で相手の方に伝えるという事をしたので、少し緊張しました。でも普段から自分の中で考えていることを素直に言葉に出来たので、人前で話すことに対する自分の成長を感じられたし、これからの課題も見つかりました。今回学んだことをこれからの個人探究にも生かしていきたいです。
〇たくさんの人が周りにいてカメラがある状態で授業を受けるのは初めてだったので緊張もしましたが、普段通り相談もしながら進めることができよかったと思います。自分が調べていることについてしっかり説明し、個人探究での目標も伝えることができました。インタビューでは、コロナ禍のことなどの質問も受け、改めて考えることがありました。スタッフさんの皆さんが温かく、場を和ませてくれたので楽しみながら撮影でき、私にとっていい経験となりました。
〇自分たちが試行錯誤して作りあげたものを、たくさんの方に知っていただく機会ができ大変嬉しく思っています。インタビューに答えるにあたって、どのようなテーマで探究を進めてきたのか、またどうしてそのテーマを選んだのかなど私達自身も初心にかえることができました。前期で学んだことを、これからの個人探究に活かしていきたいと思います。
2021年12月19日 三木町「こども食堂」ボランティア
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12月19日(日)10:00~11:30の日程で、三木町総合運動公園南側にある共同福祉施設「ゆーぱる三木」において、みきこども食堂 歯みがきイベントが開催されました。当日は、本校総合学科の福祉系列2年次生3名がボランティアとして参加しました。歯の紙芝居、My歯ブラシ作り、歯みがきダンス、くじ引きなどのイベントが行われました。本校生徒は、9:00からの会場準備、受付、歯みがきダンスの紹介、その他の企画補助、後片付けと積極的に活動しました。本活動への参加は、生徒が「みき子ども食堂」の活動に興味を持ち、ボランティアでの参加をお願いしたところ、責任者の方のご配慮により実現することになりました。当日は、3名とも積極的に活動し、主催者の方や三木町役場の方からも賞賛の言葉をいただきました。以下、生徒の感想です。
〇今回はじめて子ども食堂に参加して思ったことは、色々な子がいるなということでした。自分から前に出て積極的にダンスや話しかけてくれる子、お母さんとずっと一緒にいる子……1人1人違うから1人1人の対応を変えていく必要があると思いました。また、ボランティアの方のお話を聞いていると子ども食堂に少し偏見的な考えを持ってみている方もいるのだと教えていただきました。
〇12月19日に初めて子ども食堂のボランティアに参加させていただきとても良い経験ができました。子どもたちがとても嬉しそうな表情をして楽しんでいる姿がとても印象に残っています。この場所のように子ども達やお母さん、お父さんが気軽に来られる場所がどんどん増えていくといいなと改めて感じました。また機会があれば参加したいです。このボランティアをお手伝いすることができて本当によかったです。
〇子ども食堂を利用する子どもたちは年齢も様々で全ての子どもが楽しく活動できるところだと思いました。しかし、子ども食堂ではむやみに写真を撮らない、苗字をたくさんの人の前で呼ばないなどとその家族を守る取り組みがあり、学ぶことが多かったです。子ども食堂は貧困の家族が来る場所などの偏見があり利用しにくい人や、利用していることを恥ずかしいと感じる人がいることが分かりました。この子ども食堂に対するイメージをなくして誰もが利用しやすい所にするために自分たちには何ができるのかこれから考え行動していきたいです。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
2021年12月14日 先輩との交流会(看護系の進路希望者)
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12月14日、13:30~大会議室において「先輩との交流会」を実施しました。看護師や保健師、医療に従事することを将来の仕事と考えている1・2年次生を対象に行いました。この企画は先輩と交流したいという2年次生の希望を実現したものです。3時間に渡る長い時間対応いただいた先輩方に感謝したいと思います。一方で先輩は後輩に資料を提示しながら話をする中で、高校時代の自分の努力を振り返る良い機会になったようです。今後の大学生活に向けて、新たに頑張る決意をする良い契機となりました。今後、卒業生を迎えて、このような交流会を企画・継続できればよいと考えています。以下、生徒の感想です。
〇私は先輩方が言っていた「いつ始めても早くない」という言葉が心に残りました。1年生であろうが2年生であろうが関係なく今からできる準備をすることが大事だと思いました。そして、小論文と面接は繰り返し練習することで力がつくと改めて分かりました。先輩方が見せてくれた小論文・面接ノートはびっしりと書かれていて驚きました。きっとその努力があったから合格したのだなと思いました。私は先輩方のように時間を有効に使い、自信がつくまで学習や面接の練習をし、努力していこうと思います。そして、自分も後輩にアドバイスが出来る人になれるように頑張ります。
〇私は助産師を目指していて、看護大学に進学したいので今回参加することにしました。初めは少し緊張していて、何を聞けばいいのだろうと思っていたけれども、先輩方が優しく面白く話しかけてくださり、リラックスして自分の聞きたいことを質問することが出来ました。受験や大学生活がどのようなものなのか、ネットで調べても出てこない貴重なお話を聞くことができ、本当に勉強になりました。また、あまり周りにはいない、私と同じ助産師を目指している先輩とお話しすることが出来て、より助産師になるという夢を叶えたいと強く感じました。先輩の成功体験や失敗談を自分に生かせるようにこれからこの貴重な体験を忘れず、精進していきます!
2021年12月12日 香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ⑤
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12月12日、香川大学オリーブスクエア2階多目的ホールにおいて第7回香川大学英語プレゼンテーションコンテストが実施されました。今回のインターンシップは12:00~18:00の予定で、当日実施されたコンテストの補助を行いました。コンテストの参加者の検温・参加確認・参加賞等の配布、採点の記録集計補助、参加者が使用するレーザーポインタの消毒、タイムキーパー、表彰式補助、後片付けの手伝いを行いました。当日、生徒の活動は以下の通りです。
12:00-12:30 資料配布、補助内容の打合せ
12:30-13:00 受付補助
13:15-13:55 中級グループ・プレゼンテーション実施補助
14:10-15:10 中上級グループ・プレゼンテーション実施補助
15:30-16:10 英語プレゼンテーションコンテスト表彰式及び表彰補助
16:10-16:30 片付け手伝い
16:30-18:00 振り返り
最後の講評の際に、香川大学インターナショナルオフィス特命教授(前オフィス長)である德田雅明先生より三木高校生をご紹介いただきました。また、開会に先立ちゲストとして三木高校をご紹介いただきました。三木高校に対する特段のご配慮をいただき感謝申し上げます。以下は、活動を通しての生徒の感想です。
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○本日の英語プレゼンテーションコンテストで、仕事をするときは自分が担当している仕事だけでなく常に視野を広げて周りの状況を把握し、今自分は何が出来るかを考えることが大切だと分かりました。また、文化というのは国や地域のことだけを指すものだと思っており、実際は私達が考えるよりもずっと日常にあるということを知って自分の考えはとても狭いと感じました。大学生のプレゼンを聞いて、聞いている方も楽しめる感じで発表していたので、私達が作るイベントでも生かしていきたいと思います。
○今日はスピーチコンテストの補助として参加させていただきました。最初はとても緊張しましたが徐々に慣れることができました。タイムキーパー補助の際、タイマーが押されていないというハプニングがあり、植村先生に助けていただきました。事前に仕事の内容は知っていたので自分が時計を持っておくなどして臨機応変に対応できていれば良かったなと思いました。仕事をするに当たって常に最悪の事態を想定し、それに対応できるよう準備しておき、自分の仕事だけでなく周りの様子も確認しなければいけないと感じました。また今回のスピーチコンテストは多文化共生がテーマでした。多文化共生については深く考えたことがなかったのですが、漠然と国と国とが互いの文化を認め共存していくことだと思っていました。この認識は間違いではなかったのですが、正直私にはあまり関係のない話だと思っていました。しかし話を聞いて、私が知らないだけで多文化共生は身近に存在していることに気が付きました。確かに男女でも文化はぜんぜん違うと思いました。ただ意味を知るだけでなく、その言葉を自分に落とし込んで考えてみると多くの発見がありました。これからは小さなことでも多くのことを発見できるようにしたいです。
○プレゼンテーションコンテストの実施補助をして、いわれた仕事だけをするのではなく周りをよくみて動くことが仕事において大切だと分かりました。また、プレゼンテーションは英語だからわからないと思って聞くのではなく、前もってプレゼンテーションのテーマについて調べておいて次はどんなことを言うのかを想像し、理解を深めることが大事だと思いました。今回、プレゼンテーションコンテストを通してテーマである多文化共生を国際的なものという考えからもっと身近なところにあるものだという考えに変えることができ、とても勉強になりました。
2021年12月4,5日 「ナイスハートバザールinみき」ベルシティで開催
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12月4日(土)、5日(日)、ショッピングセンターベルシティ内に特設会場を設けて「ナイスハートバザールinみき」が開催されました。このイベントは三木町、香川県社会就労センター協議会が主催する企画で、香川県、三木町社会福祉協議会が後援しています。昨年度に引き続き、ベルシティ、三木高校が協力しています。本校からは総合学科福祉系列23名が4日・5日の両日に分かれてボランティアとして参加しました。また、流通系列3年次生8名が地元企業とコラボして開発した商品(マカロン、こみの実、豆大福)を販売しました。福祉系列の生徒は福祉施設の委託販売や直接販売する場所で集客等のお手伝いを担当しました。また、福祉系列1・2年次生は、事前に三木町から依頼された「障がい者に関するアンケート」を作成し、参加者にアンケートを実施しました。アンケート数は450近くに上りました。現在、アンケートは総合学科福祉系列2年次生が分担して集計をしています。後日、集計結果を三木町役場福祉介護課に持って行く予定です。また、委託販売、直接販売を併せた収益は2日間の合計が約82万円と多くの収益をあげることが出来ました。すべて福祉施設の方の労働収益になります。三木高生の活動が少しでも地域の方お役に立てれば嬉しいです。以下、生徒の感想です。
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12月4日(土)
私は、このナイスハートバザールを通して、来られた方が話しかけてくださったり、会話を通して商品を買ってくださったりする度に、人と関わる、話すということに、面白さや楽しさを感じました。はじめは、普段関わる機会の少ない年代の方たちとの会話に少し戸惑ったり、呼び込みや、接客をする際に、大きな声を出すということや、自分の声、言葉で接客をしたり、会話をしたりするということに抵抗を感じていました。しかし、何度も会話や呼び込み、接客をしていくうちに慣れ、声を出す、会話をするというだけのはずが、そこに面白さや楽しさやを感じました。また、私はナイスハートバザール二日目に、客として参加しました。その際には、笑顔で接客してくださったり、話しかけてくださったりして、とても嬉しかったです。商品を購入すると、「ありがとうございます。」と笑顔で言われ、私まで笑顔になれた気がします。自分が接客する、されるという両方の立場で、それぞれの気持ちを学ぶ機会になり、本当によかったです。このボランティアに参加する上で、はじめにナイスハートバザールについてのお話を聞いた際に、障害をもっているからといって、変に構えなくても良い、どう接しようと悩まなくて良いとお話ししてくださいました。正直その時私は、そんな事言われてもと、少し不安でした。しかし、実際に当日参加し、挨拶を交わしたり、お客様として、来られた方と接したり、自分がお客となって接すると、はじめのお話の際に思っていたほど、気構えたり、悩んだりせず、自然に会話ができたように思います。障害をもっているからどうこうではなく、1人のお客様として、売り手として、関わることができて嬉しかったです。これまで、様々なボランティア活動に取り組んできましたが、今回の活動が今までで一番人と接する機会があり、その分学ぶことも多かったなと感じます。本当に参加してよかったです。この経験は、私にとって、特別な大切な経験になったので、これからの自分にプラスにできるよう、努力したいです。また機会があれば、是非参加したいです。
12月5日(日)
ナイスハートバザールのボランティアをさせていただきありがとうございます。私は始めビラ配りをさせていただきました。そこで子どもからお年寄りまでたくさんの人と触れ合うことができました。たくさんの方が「頑張ってね。」などと声をかけてくださり、温かい人が多い町だと思いました。私にとってとてもいい経験になりました。ナイスハートバザールの入口に立って呼び掛けもさせていただきました。私はもともと人見知りで大きな声を出すことや初対面の方と話すことにとても緊張してしまいます。ナイスハートバザールに店舗を出している方と一緒にベルシティ内に響く声で呼びかけすることで自分自身も成長できたと思います。たくさんの方と協力があったからこのイベントを開催することができたと思います。このことから協力することの大切さを学ぶことができました。
また、もっと障がいのある方への理解が深まっていくと全ての人が住みやすい町になっていくと思いました。ナイスハートバザールはそのことを広めるきっかけになったと思います。三木町がこれからもっと良い町になるように自分たちにできることを見つけて貢献していこうと思います。本当にありがとうございました。
2021年11月20日 香川経営研究集会
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11月20日、香川経営研究集会の第1分科会に三木高校の生徒2名と教員2名が参加しました。三木高校が香川県中小企業家同友会に協力をいただいて実施しているジョブシャドウイングによるインターンシップ(本校では職業教育と差別化を図るために「インタビューシップ」と命名)の実践を報告しました。同友会からは、インタビューシップにご協力いただいた株式会社ケアサポート幸樹、NPO法人丸亀街づくり研究所の2つの企業様が発表しました。生徒、教員、企業の三者がお互いに深く学び合い、高め合っていく状況が報告され、「共育型」インターンシップの大きな成果を確認し合いました。また、協力企業を増やすための訴えも行いました。生徒や先生方の発表に対して、大きな賞賛の言葉をいただきました。以下、生徒の感想です。
〇香川経営研究集会では、とても緊張しましたが、自分の伝えたいことを伝えることが出来ました。経営者の方の生の声を聞けるのは、こういった機会しかないのでとても良い経験となりました。三木高校がインタビューシップを行っているとは知らずに進学したのですが、地域の中小企業について知る、高校生のうちから働く意味について考える、そういった機会のある三木高校総合学科に進学して本当に良かったです。中学生の時にも職場体験がありましたが、より深く働く意味について考えることが出来ました。これからもインタビューシップを継続して行って欲しいです。そして、これからも中小企業の方々にはインタビューシップを受け入れていただきたいです。
〇香川経営研究集会で、インタビューシップで学んだことや成果発表会のことを多くの人に報告できたことは、とてもいい経験になりました。また、報告のために内容や話す順番を決めていったり、練習してみて改善できるところは無いかを探してみたりなどを何回もすることでいい発表に繋がると改めて感じることが出来ました。当日は、すごく緊張してしまったけれども無事報告を終えることができたことで自信にもなり、この事を生かしてこれからも、たくさんのことをしていきたいと思います。
2021年11月13日 香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ④
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今回は、11月13日10:00~16:00の予定で、香川大学グローバルカフェにおいてインターンシップが実施されました。当日、イベント企画の進捗状況に配慮いただき、インターンシップ終了後に、「課題作成のためのワークショップ」の時間を追加で1時間取っていただくなど活動を追加していただきました。当日の実施内容は以下の通りです。
10:00-11:00 イスラムについて、多目的室設置の経緯説明(尾上先生)
11:00-12:00 生協のハラル対応(西山部長)
休憩時間 生協の食堂見学
12:50-15:30 多目的室見学、ブックトーク『となりのイスラム』(内藤正典、ミシマ社)
15:30-16:00 振り返り >>
16:00-17:00 課題作成のためのワークショップ
当日は、尾上先生のイスラムについてのお話は、ご本人の体験を入れながらのものでした。イスラム教についてだけでなく、世界の宗教について非常に分かりやすく説明していただきました。関西出身の方らしいユーモアを交えた講義で、生徒も飽きることなく深く学ぶことができたようです。西山部長からは、香川大学の学生が笑顔で楽しい学生生活を送れるようにと、食で学生を支援する活動を熱くお話しいただきました。イスラムの留学生が食事で困っているのを見かねた学生の意見をきっかけに、キッチンカーを実現したり、メニューを日替わりにしたりするなど生協のクリエーターを思わせます。開発の裏には大きなご苦労があるとお聞きしましたが、楽しく仕事をされる姿に感銘を受けました。午後からのブックトーク『となりのイスラム』では、植村先生が生徒の意見を上手に引き出しており、非常に勉強になりました。また、生徒の発言を聞いていると一歩一歩成長していることが実感できます。
また、本来、学校側で指導すべき課題作成のための指導をしてくださるなど、生徒の学習支援活動の在り方や学校としての国際系列のあり方について、考える非常に良い機会になりました。以下は、生徒の感想です。
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○今回のインターンシップで私はイスラム教徒について誤解していることが多いということに気付かされました。フランスで居場所のない若者の一部が攻撃的な集団に入り、自分達の居場所を見つけるということもあるそうです。「となりのイスラム」という本を読んでイスラム教徒は貧しい人に見返りを求めず、ごはんを提供したりしていてとても心の優しい方だと知って、イスラム=こわいというイメージを持っていた自分がとても恥ずかしいと思いました。
○今回の活動で、イスラム教徒に偏見や先入観を持っていた自分が恥ずかしくなりました。今一度立ち止まって考えることができる良い機会でした。
イスラム教徒の、人と人との間に「線を引かない」態度は日本人も学ぶべき姿勢だと思いました。なぜなら日本は、見た目や人種、出身国で無意識に差別をしてしまう傾向があるからです。対立するのではなく違いを認められるようになることが大切だと思いました。ヨーロッパ諸国とイスラム教徒には深い溝がありますが、互いが互いを知る努力をし続ける必要があると感じました。
イスラム教徒の考え方で特に好きなのは、起きたことは受け入れるということです。この考えを持つことでストレスが減るので、ストレス社会と言われている現代も生きやすくなると思います。
ここで学んだことをここで完結せずに周りにも理解を広めていくことが、今私にもできる国際貢献ではないかと考えました。どういう価値観なのかを知識として頭に入れる事で視野が広がったので、これからもっと違う見方もできるようになると思います。これは国際関係でなくとも、他の身近な場面でも応用できることだと思いました。今日その事に気づけて本当に良かったです。
○今回「となりのイスラム」を読んで、私はイスラムに対して偏見や先入観を持って、悪いイメージでしか捉えられていなかったことに気付かされました。報道でのイメージでイスラムはテロや拉致などの恐ろしいことを行う人達だと思っていましたが、それはイスラム国の話であってイスラム教徒の話ではないと恥ずかしながら初めて知りました。また、イスラム国の人々は「どうしようもないくらいにつらい生活を強いられてきて、最後の最後に過激な思想に洗脳されることはある」という言葉を聞いて、もちろんそれで暴力が正当化される訳では無いけど、そうさせてしまった環境にも要因はあると思いました。
また、違う宗教での考え方の違いについても知ることが出来ました。異文化とは思考と認識の枠組み全体が違うということで、多文化共生を目指す上でそれを理解する事が
1番大切だと考えました。国際系列の生徒として、改めてこの事について深く考えていきたいです。
2021年11月8日 2年生 社会福祉基礎Y
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福祉系列の「社会福祉基礎Y」の授業で「車いすバスケット体験」をしました。福祉系列の現3年次生が2年次生のときにあった提案が1年越しに実現しました。当日は、指導者の方が4名来校され、2年次生を指導してくださいました。授業では、車いすを使用されている方の日常生活における大変さや日ごろ感じている思いをお聞きしました。その中で、どのように障害を持つ方と健常者とがともにバリアを超えればよいのかを考える機会になりました。段差を車いすで乗り越える体験や車いすバスケット用の車いすの扱い方など体験を多く入れた授業で、生徒も積極的に取り組んでいました。講師の方たちは生徒に対して丁寧に、分かりやすく指導してくださいました。講師の皆さんは、生徒の心をつかむのが上手く、生徒は90分授業の最後には、2チームに分かれて車いすバスケットの試合ができるまでに上達していました。以下、授業を受けた生徒の感想です。
○車いすバスケ体験を通して車いすバスケをしている選手の姿がとてもかっこよくて車いすバスケについてもっと知りたいと思いました。バスケ専用の車いすは普通の車いすと違って素早く動けるしスピードや回転もしやすい、転びにくいなどスポーツに適していることを知り全く怖がらずに楽しく体験ができました。タイヤを持って車いすを止めていたので授業が終わったあと手にまめができていたし真っ黒になっていました。でもそれも楽しかったのでいい思い出です。コーンにタッチをして戻ってくるという練習メニューではコーンの直前で回転するのが凄く難しかったけれど選手の方がとても応援してくれてどの練習メニューも楽しかったです。試合になると選手の方はすごくはやいしなかなか止めることできませんでした。でもみんなで協力してボールを止めた時はすごく嬉しかったです。バスケのゴールは自分が思っていたよりだいぶ遠かったです。座ったままだと全然腰に力がはいらなくてボールが飛ばず悔しかったです。筋力をつけようと思いました。下半身がうごかない人でも楽しめる車いすバスケは自分が思っていた以上に障害のあるなしを感じさせないスポーツだと思いました。
これから先、もし、自分が下半身不随になった時車いすバスケのようなスポーツに出会えると人生は大きく変わると思います。車いすの体験を通して車いすを利用している方は少しの段差でも怖いということを知れたし私たちが当たり前に歩いている道でさえも危険が多いんだなとわかりました。少しの勇気を持って声をかけたり、手助けができたりしたらいいなと思います。今まで1度もパラリンピックの競技を体験したことがなかったのでとても良い経験になりました。また上手くなって車いすバスケができたらいいなと思います。
○ずっと念願だった車椅子バスケができました。最初に車いすでの生活のお話を聞いたとき雨の日は濡れてしまうや、前や上などの物が取りづらいなど困ってしまうことがあると知りました。また、車椅子体験で、私は2cmの段差が越えられませんでした。けれど超えられるように助けてもらった時とても嬉しかったです。この経験をいかして、私は勇気をだして声をかけていきたいです。少しでも力になれたらと思います。
車いすバスケでは、まず車いすが普通の生活用の車いすとは違ってこぐのがとても軽くてびっくりしました。回転もクルッとできてとても小回りがスっとできました。選手の方は風を感じるほどのすごいスピードでこいでいて凄かったです。シュートは健全者のバストと同じ高さで入るのが難しいのかなって思っていました。しかし、しっかり踏ん張って打つとゴールまで届きました。1番びっくりしたことは、下に落ちているボールのとり方です。後輪の回転を使ってエスカレーターみたいに運んでくることにびっくりしました。
実際に試合をしてみて、車いすをこいでいて、ボールをドリブルして、シュートして、とても一気にすることがいっぱいで難しかったです。けれど仲間と繋いでシュートが入った時はとても嬉しかったです。映画でしか車いすバスケを見たことがなかったのですが、いざやってみると難しかったです。でもとても楽しかったです。車いすバスケは全ての人ができるスポーツだと思いました。もっともっとパラスポーツをみんなに知ってもらい、もっともっといろんなパラスポーツをしてみたいです。パラスポーツの楽しさが知れる機会をつくって下さりありがとうございました。
○今回このような経験ができてほんとに光栄でした。先生方のお話から車椅子マークがあるのは、知っていましたが車椅子を使う人のための工夫があるがあることを知りました。日頃見ているものには色々な意味があり知ろうとしないと分からないものが沢山あるなと感じました。
車椅子は、少しの段差でも転びやすく、物を拾うのも大変でした。先日、三木高の周りを一周した際にガタガタ道はこぎにくく、平らな綺麗な道路が増えれば、車椅子を使う人だけではなく、杖をつく人、高齢者の方なども安心して通れると思いました。
車椅子バスケをしてみて、肩や腕の筋肉が必要で相手よりも早くこぐことや高いゴールにに入れるための背筋や腹筋が必要だなと思いました。同じ強さでこがないとおかしな方向へ行ってしまったりするので両方のバランスが大切でした。車椅子バスケの車椅子は、タイヤの角度や座る位置などが工夫されていて、実際に乗ってみると、ひとつひとつ特徴があり、面白いなと思いました。試合をしてみて、プレイヤーの方はいつも声をかけてくださって、プレーしやすかったです。私が1番大変だと感じたことはボールを奪うことです。パスのスピードが早い上に体はベルトで固定されているので、パスをカットするのは大変でした。車椅子からおりて、「歩けるって大切なことなんだ」と感じ車椅子が特別ではなく、歩けることがほんとに大切で特別なことだと改めて感じました。車椅子マーク同様不思議に思った事などしっかり調べます。
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○車いすバスケ体験をする前に、いろんなお話を聞いたり、普通の車いすの体験をしたりして今日来てくれた方はみんな最初から車いすを使用していたわけじゃないということを知って私たちにも車いすを使う日常というのが無関係のことではないんだと思いました。そして車いすを使っている人や障がいがある人は決して特別な存在ではないということを改めて感じたし、思いやり駐車場のことも詳しく知れて良かったです。また、実際に車いすで、段差を越える体験をした時は本当に難しかったし、手伝ってもらわないとしんどい場面もありました。前回の車いす体験では感じることができなかったこともたくさんあって貴重な体験ができたなと思いました。
車いすバスケの体験をして、まず感じたのが車いすバスケ用の車いすと普段用の車いすでは、座った感じが違うなと思いました。車いすバスケ用の車いすは種類がたくさんあって座った位置が高かったり、足の自由がなかったり、背もたれが少なかったりして初めは少しだけ違和感がありました。でも慣れていくうちに早くこげたり、たくさん回転したりできて少しだけ恐怖心もあったけど楽しかったです。それからボールの拾い方やルールを教えてもらいました。普通のバスケのルールとはあまり変わってなくて意外とできるのではないかと思ったけれど、座っている分ゴールとの距離が遠くなったり、手を多く使ったりして、体力的にもしんどかったし、ぶつかりそうになる恐怖もありました。車いすバスケはしっかりコミュニケーションをとっていろんな人の行動を見てぶつかったり転倒するのを防いだりするのが大切だと思いました。今日の授業を通して車いすバスケは自分の環境が変わったから出会えるもので今日あった人たちはとても前向きだなと思いました。自分も体験を通して、少しでもパラリンピックや障害者スポーツに興味を持ちたいなと思いました。
○今回、初めて競技用車椅子を見て初めて乗りました。先週自走式車椅子を乗りましたが、それとはまた違った大変さがありました。競技用車椅子はターンがしやすく動きやすかったです。俊敏に動くことができるので慣れていないとターンしすぎて転倒しそうになります。怖かったです。車椅子の中でも障害の重さによって座高が変わっていました。障害が重くなるほど座る位置が低く、ベルトなどの装備も多くなります。低い方が安定感を感じましたが、高い方が動きやすいと思いました。車椅子からするシュートは立ってシュートするときと距離も違うしジャンプができないので、より難しく感じました。試合中もぶつかるのが怖いと思っていましたが、バンパーがあるので全然大丈夫でした。車椅子からのボール拾い、ドリブルも難しかったです。ボールはタイヤに押し当てて拾います。教えていただいたとき、そういう取り方をするんだ!とびっくりしました。そして普通に拾うより断然取りやすかったです。試合後は背中が筋肉痛になりました。思っているよりも体を使っていることが分かりました。車椅子バスケは健常者の方もできるそうです。またやりたいと思いました。
○今回の車いすバスケットボール体験を通して、「車いすの大変さ」また「社会のユニバーサルデザインについて」を考えるきっかけになりました。初めて車いすに乗り、まっすぐ進むことができないことに衝撃を受けました。コントロールが上手くいかず、自分の進みたい方向に車いすを動かすことがとても困難でした。また、腕の力がとても必要で普段あまり運動していない私は、4日ほど腕と背中の筋肉痛が治まりませんでした。車いすを使用するうえで腕の筋力が必要になるのは、当然ですが私のように、これまで腕の筋肉を鍛えてこなかった人あるいは、事故などで腕も上手く使うことが出来なくなった人は車いすに慣れることが大変なのかなと考えました。後者の方はハンドルにスティックがある電動車いすなどを使うと思うのですが、一般的な車いすと値段も違うでしょうし、どのような生活をしているのかも知りたいと思いました。
1番初めに行った、1cmと2cmの段差を乗り越える体験では普段私たちがなんら気にしない小さな段差でも、とても大きな振動と腕の力が必要ということに驚きました。なかなか気づかないです。実際に車いすに乗って体験したからこそ分かりますが、ものすごく怖いですし、初めは勇気が必要でした。あれを暗いところでするのは、ちょっと私には無理かもしれません。しかし、あのぐらいの小さな段差であればどこにでもあると思いますし、街頭などの明かりがない所も沢山あります。現在はユニバーサルデザインについての知識や認知度が向上しており、三木高校も取り入れています。それでも、全ての共同施設や町が取り入れている訳ではないということはとても悲しいことです。今すぐに取り入れることは困難ですが、将来全ての人が何不自由なく暮らせる未来でありたいなと思いました。
○私は、低い段差でも腕力を使わないと登れないのが少し驚きました。勢いだけでいこうとしても前に倒れそうになっていて見ていてとても危ないなと思いました。最近、道路など段差が少なくなってきたけれどまだまだスムーズにずっと走ることは出来ないんだなと思いました。 車椅子バスケは、普通のバスケよりも楽しく感じました。そして健常者でも参加出来る事を初めて知りました。スピードがとても早くて回転がしやすいので転倒することが多いと知り、どのスポーツも怪我はつきものだなと思いました。これから、もっとパラリンピック競技を知り、体験してみたいと思いました。色んな発見ができた体験でした。
○私は車いすバスケというスポーツがあることは知っていましたし、パラリンピックで銀メダルを取ったというのも知ってはいたけども、実際に見たことはなくもちろんやったこともなかったです。介助用車いすとはちがい乗りにくいだろうなどと思っていました。ですがやってみての率直な感想としてはこんな楽しいスポーツがあるんだ!という感じでした。まず驚いたことは車いすバスケ用の車いすにはブレーキがついてないことと、車輪の数が一般的な介助用車いすの2倍ぐらいあったことです。また、後輪が八の字になっているのは知っていたけどあれがターンするのにあそこまで影響したことに本当に驚きました。そして初めて乗ってみての感想はまずブレーキがないため安定しづらくとても怖かったのを覚えています。自分の手でハンドリムと車輪を抑えて車いすを止めないといけないので手も痛いし、体重が後ろにいくため怖いです。でも選手はあれをコート上ですごいスピードで移動しぶつかり合ってプレイしていると考えるとすごいなと思いました。ゴールの高さが健常者バスケとおなじなので腕だけではリングにすら届かなくて上半身を揺らしてその反動を使うなどしたら届くことが分かってこの経験をしてなかったらこんな体の使い方も知らないし、ここまでシュートの1本が障がい者にとっては難しいことが分かりました。また、車いすバスケをする前にお話してくださった障がい者優先マークやマタニティマークなどの大切さを使用している本人達から聞くことによって初めてしれたこともをありました。また、1cmや2cmの段差を1人で超えるだけなのですがとてもむずかしく感じました。もしあの段差が暗闇で雨も降っていてなどと考えると1人では決してどうしようも出来ないだろうなと考えました。でも、今の三木町で車いすを利用して買い物している人や1人で車から車いすに乗っている人は私は見たことがないので今の香川県の車いすを必要としている障がい者は何人ぐらいいらっしゃるのかなと気になりました。車いすバスケに限らず、普段の生活の中で障がい者がどんな気持ちでどんな考え方で生活して生きているのかなどの考え方も知れてよかったのですが、このことをまだまだ知らない人が今の日本には多いと思っています。せっかくこのような機会を与えてくださっているので三木高校の福祉系列だけでなく全校生徒、三木町民の方々にもこのような意見を反映出来たらなとおもいました。もっと色々なイベントや知りたいことなどを上げて実現していけたらなと思っています。
○今回の車いすバスケを通して、車いすバスケの楽しさや難しさ、そして障がい者の方の様々な課題を乗り越えていく強さを知ることが出来ました。初めて車いすバスケを体験したのですが、足を使うことができないのでいつものバスケットボールでできることができなかったり、車いすバスケだからこそできることがあったりと発見することも多くありました。体験してみて障がい者の方が普段乗られている車いすと競技用車いすの違いは大きくて、印象的だったのはやっぱりタイヤです。競技用車いすはななめについていて、これはスピードを速くするため、転びにくくするためだということで初めて乗るときは少し怖かったですが、乗ってみるとすぐに操作できるようになり試合はすごく楽しかったです。しかしシュートが入りづらくて、バスケはオフェンス有利ですが車いすバスケはデフェンス有利のスポーツなのかなと考えました。車いすバスケは通常のバスケと同じ時間、コート、ゴールの高さなのでそこで差をつけないところに気づいた時、すごくいいなと思いパラリンピックのスポーツがあることに納得しました。そして障がい者の方からお話を聞くことで、障がい者の方が普段思っていることや求めていることを知れたので、少しでも自分にできることがあれば積極的に取り組んでいきたいです。今回パラリンピックの競技である車いすバスケを体験したことで今までより多くの知識が増えて気付づけることが多くあると思います。一つ一つの体験を大事にしてより多くのことに気づき、行動できる人になりたいです。今回は車いすバスケを体験させて頂きありがとうございました!
2021年11月4日 香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ③
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今回は、11月4日17:00~19:00の日程で、香川大学医学部管理棟3階特別応接室を準備いただき開催されました。活動内容は以下の通りです。
17:00-17:05 自己紹介
17:05-17:25 医学部国際関係の事務の仕事について
17:25-18:00 留学生との懇談
18:00-18:30 香川大学医学部国際交流委員会和田委員長のお話>>
18:30-19:00 振り返り
医学部の国際関係の仕事や留学生との懇談、和田委員長が直接ご指導をしてくださるなど、コロナ禍の中でも充実したカリキュラムを準備してくださいました。ご説明いただいた資料も非常に丁寧で充実した内容でした。生徒たちのために勤務時間を割いて作成していただいたことを思うと感謝の気持ちでいっぱいです。参加生徒たちもその準備に対する熱意にこたえられるように頑張ってほしいと思います。このインターンシップの活動の中で、外部の方と触れ合うようになり、生徒に少しずつ変化が見られます。今後の彼女らの成長に期待しています。以下は、生徒の感想です。
○今回、自分の進路や将来のことを選択する参考にしたいと考えて医学部を訪問しました。そして、医学部の事務職員さんや留学生のお2人、和田先生のお話を聞いて、好きなことを勉強することが自分のしたいことを見つける第一歩になるのではないかと考えました。勉強をやめると選択肢がすごく狭くなってしまうと聞いて、苦手なことを嫌々勉強するよりもまず好きなことを伸ばして、みなさんみたいにそれに関われる仕事をしたいと思うことができました。また、広い視野を持つために、自分はあくまで日本の文化のもとで行動しているということを自覚し、海外に行ってその土地の文化を知り、多様な視点を持ちたいと考えました。
○今回の医学部訪問ではなぜ事務や教授として働こうと思ったのか、なぜ香川大学医学部に留学しようと思ったのかを聞くことができ進路に悩んでいる私にとってとても為になる貴重な時間でした。また留学生の方とは英語で会話をしましたが、単語でしか聞き取れず、改めて自分の英語力のなさに気づいたと共に将来国際関係の仕事に就きたいためより一層勉強を頑張ろうと思いました。また、事務の方の業務内容はいろいろなことを円滑にするために欠かせない職業だと思い事務の仕事にも興味を持ちました。
○今回の医学部訪問では事務の仕事や留学生の話、和田先生の話を聞きました。留学生のリーさんは自分で日本語を学んでいて、将来に向けて自分で調べたりする姿勢を聞き、私も真似したいと思います。和田先生のお話にもありましたが、何事にも好奇心を持って自分で調べることなどで興味が湧いてきたり、新しい発見があったりすることを学びました。また、留学を経験するというのは日本の常識と外国の常識との違いが分かり多様な視点を身につけることが出来ると学びました。
○今回の医学部訪問は、留学することの意味について考え直す良い機会になりました。
普段からコミュニケーション能力という言葉を聞いたり使ったりしていましたが、その言葉の意味についてはよく考えたことがありませんでした。一概にコミュニケーション能力と言っても言葉で伝えたり聴いたりするだけではなく、ジェスチャーや表情といった行為も含まれるということを知りました。また、英語を喋ることができたら留学しても大丈夫だろうと思っていたましたがこれは甘い考えでした。国ごとに文化や常識は違っていて、それを身に付けてその国になじまないと生きていけないのだと分かりました。
また今年はコロナ禍でニュージーランドへの語学研修が中止になったため、留学に行けなかったら何の意味もないのではないかと心の片隅で思っていました。しかし、自分の行動力次第でできることは色々あるので、留学することが全てだと思ってはいけないと感じました。
今回は、前回の失敗を生かして、事前に医学部のホームページの内容を読みしっかり理解して行きました。ホームページの内容を理解していると、先生方がしてくださった話の内容もしっかり理解することができたので、事前に知っておくというのはとても大事だと感じました。
また、医学部訪問で自分自身の成長を感じました。このインターンシップに参加する前は、人が指摘されていたり、質問したりしていることに対して、自分はあの人ではないから関係ないだろうと他人事でした。しかし、最近は人が指摘されていること、質問の内容や回答を自分だったら...と無意識に自分に置き換えて話を聞くことができるようになりました。これは、このインターンシップに参加していなかったらできていなかったことなので、参加して本当に良かったなと思っています。わざわざ私達のために時間を割いてくださってありがとうございます。これからもがんばりますのでよろしくお願いします。
2021年10月31日 三木高校企画 モニターツアーin小蓑「彩りみどり コミノメシ」ツアーを開催しました。
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10月31日(日)、三木高校企画イベントとして、三木高生が協力をしている小蓑地区でモニターツアーを開催しました。三木高生をはじめ、山南営農組合、中小企業家同友会など30名近くが参加しました。
・午前10時からの開会式では、山南営農組合阿部さんの挨拶、三木高生から挨拶と本日の見どころを説明しました。写真撮影をしました。
・その後は施設案内。山南営農組合からの説明を聞きながら、「昭和の宿こみの」や完成したばかりのバーベキュー施設、ピザ窯を見学しました。
・昼食は生徒開発商品を試食してもらいました。今回のツアーの目的は“一番おいしい状態で食べてもらいたい”です。生徒たちが商品の説明をしながらの試食会。ヒアリングではさまざまなご意見をもらいました。
・午後からは秋の小蓑路を一緒に歩きました。希少糖センターや熊野神社の説明をしながら虹の滝を目指しました。会話も弾んで、交流を深めることができました。
3年次生のレポート
「開発した商品をできたての一番おいしい状態で食べてもらいたい」という思いから生まれた今回のツアー、「彩りみどり コミノメシツアー」。ゼロからのスタートで、高校生だけで企画・運営をした事例もなく、当初は戸惑いと不安でいっぱいでした。同友会の方との打ち合わせを通して気づくことも多く、その分考えるべきことや作るべき資料もどんどん出てきましたが、打ち合わせで「完成したものを評価して良し悪しを決めるのではなく、良いものを作ろうとする向上心を持つことが大事」だということを学んだおかげで、準備は妥協せずやりきることができました。
前日の夜中まで資料作りと打ち合わせに追われ、不安な気持ちのまま朝を迎えました。予期せぬ雨に見舞われ、はじめから予定通りには進みませんでしたが、信頼する仲間達のおかげで好スタートが切れました。試食会後のヒアリングでは様々な角度からご質問やアドバイスを頂けたので、それぞれの商品に対する想いや食材への理解をより深めるきっかけになりました。
イベント後「このイベントはやるべきだったのか」という話し合いがありました。様々な意見が出ましたが、私はやってよかったなと思います。時間の面でも成功率が高かったとは言えないこのイベントに「成功する・しない」ではなく、「挑戦できた」ことが私にとっての一番成長できたことです。成功することを目標にするよりもそれまでの過程をどれだけ頑張れるかで結果が変わってくることを学びました。今後も心に留めておきたいです。
流通系列1年次生の感想
〇商品開発は原価の3倍の値段で売れるようなものでないと利益になりにくいことが分かりました。また、当日に料理をしていたから簡単に作れるものに工夫する必要があり、なかなか難しそうだと思いました。そのためには、こみので、生産しているものについてもっと知っておかないといけないと思いました。さらに見た目についての話も出ていたため自分が開発する時は気をつけようと思いました。それだけでなくすべての材料を仕入れるために企業との交流の大切さや仕入れるときのやり方などを学んでおく必要があると思いました。
〇普段関わることのない企業の方たちと直接お話しする機会は滅多に無いことなので、良い経験になったと思います。雑談を重ねて楽しく自然とも、先輩方とも、企業の方とも触れ合うことが出来たのでまた参加したいと思いました。ツアーでの流通系列三年生の先輩方の姿を通して、この活動は商品開発だけでなくプレゼン能力も必要とされ、あらゆる能力を発揮出来ると感じました。また、小簑を盛り上げたいという地域の方々の熱心な気持ちも感じました。小簑路ウォークでは、熊野神社や虹の滝へ向かう道中に一対一で企業の方と趣味についてや、選挙についてなど、たくさんお話しする事が出来ました。どの話題も深い話が多く勉強になりました。流通系列の先輩方は自分たちの仕事をこなしながらも無邪気に遊んだり、商品をプレゼンしたり、とメリハリが良く見習いたいと思いました。今回参加してみて、とても楽しく、有意義な時間を過ごせたと思うので次回も参加したいし、もっと小簑や先輩方の役に立てるよう頑張りたいとも思いました。
〇忙しいだろうが最初から空気が温かかった。言葉の一つ一つが丁寧で心配りで溢れていた。来てくださった中小企業の方々の笑顔が絶えることがなくて、先輩方の受け答えが上手すぎて感嘆しっぱなし。小蓑のことがすごく考えられていて楽しかった。ハロウィンを少し絡めてカチューシャをつけ、ユニークでいいなと思った。お手伝いとして行ったがパンにバターを塗って美味しいものを食べてお散歩して、ちょっと片付けしてとても楽しませてもらった。二年の先輩方も小さなことに気づいて三年の先輩をさりげなく手伝ったり気遣ったりしていて、「すごい」という思いしか出てこなかった。次の機会も是非参加したい。そして自分たちもこんな企画を考えてみたい。先輩には商品開発は種類一つがいいと言われたが色々やってみたいと感じた。企業と提携したり、アイデアを提供したりとすごく楽しそうだなと思って、これからがすごく楽しみだ。イノシシ肉は私の記憶上初めて食べたがすごくおいしかった。先輩たちが色々と考えているのがすごくわかった。ちょっとでも食べやすく、美味しくハンバーガーのパンにバター塗ろうとか私だったら思わない。すごい。辛くなってしまったソースもこれはこれで美味しかった。トマトが分厚くて食べごたえあったが、食べにくさもある。薄く切るのが難しいというのもあるのかなと思った。マリトッツォはパンが凄く美味しかった。希少糖を使っているとのことで優しい甘み。パン自体が甘いからもう少し生クリームの砂糖配分少なくてもいいかもとは思った。七分立てでなく十分立てだったらもう少し先輩のイメージに近づいたなと思う。大学芋は塩加減が完璧で素材の味を完璧にひきだしていた。飴と黒ごまがなかったから大学芋感は少なかったが美味しかった。おにぎりはその場では食べなかったが家に帰って温めて食べた。まずお米の美味しさに驚いた。ものすごく美味しかった。甘さと程よい硬さ こみの米の品質なのか炊き方なのか。中の味噌煮も美味しかった しぐれ煮も食べてみたい。
2021年10月26日 2年生「進路探究」成果発表会「三木町の課題を考え、提案するプロジェクト」②
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10月26日、10:00~11:30に10月19日に引き続き、三木町文化交流プラザメタホールで、成果発表会②を実施しました。前回同様、進路探究実行委員が7時30分より文化交流プラザで会場、受付等の設営を行いました。前回の教訓を生かし、非常にスムーズに準備が進みました。成果発表会全体を生徒が企画・運営しており、司会・進行・受付・会場のマイク係など役割分担も確実にこなしており、考えて主体的に行動する姿を見て、さすが2年生だと感心しました。発表会では、参加者の三木町役場、町会議員の方、香川県中小企業家同友会所属の企業の方などに参加いただきました。前回以上に各班に対して積極的に質問をいただき、生徒たちも質問に対して真剣に応えており、発表会は盛り上がりました。校長先生から各班に対するコメントをいただき、最後に実行委員代表のあいさつで2日間に渡る成果発表会を無事終了しました。今後は、3年進路探究前期にかけて個人探究を行います。個々人が、3年次6月の論文作成、論文をもとにしたプレゼンテーションの発表に向けて、探究活動を続けます。以下、今回発表した班とその班のテーマです。
1班 ICTの活用
2班 地場産業の振興「コミュニティバスの発展」
5班 スポーツの推進「三木パラリンピック」
8班 地域の防災意識と防災力の向上
10班 観光資源の活用と創出
11班 子どもと親の健康を守る「進化した「MIKI IKUBON& MIKI IKUMAP]の作成」
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以下は、生徒の感想です。
〇発表しました。緊張しましたが、班で話をしたことがきちんと発表出来たので良かったです。三木町議会議員さんから質問をされたときに、内容について考えることができていなかったので驚きました。しかし、班のメンバーが考えて返答してくれました。もう少し深いところまで考えて話し合いができていれば良かったと後悔しました。
〇今日ですべての班の発表が終わった。今回特に良いと思ったのは2班のコミュニティーバスについての発表でした。高齢者に限らず、若い世代にするためにインスタグラムで広告するという案は、本当に利用者が増えそうですごいと思った。高校生ならではの斬新なアイデアがいくつもあって、いろいろな視点から考えることで可能性は無限にあるのだと思った。最初にこの企画を聞いたときは、できるかどうか不安でした。しかし、みんなと協力すると、自分にはないアイデアがたくさん出て良い発表ができたと思います。
〇自分たちの発表を終えて、結構、発表直前まで内容を修正していて、どのようになるか不安でしたが、思いのほか上手く発表出来て良かったです。班員の質問に対して堂々と返答しているのを聞いて、私も彼女のように分かりやすく丁寧に、話ができるようになりたいと思いました。また、参加者から私たちの班と他の班の発表内容を繋げていくと良いのではないかという意見を聞いて感心しました。
2021年10月25日 2年生 社会福祉基礎Y
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生徒たちが福祉に関する社会問題をSDGsの観点を入れて探究し、班別でプレゼンテーションを行いました。テーマは、「病気の子どもと福祉」「子ども食堂」「児童虐待」「共働き家族の増加」「病気の子どもたちの現状と課題」の5つです。どれも興味深い内容ばかりで、質問に対して、一生懸命に答えていました。
2021年10月21日 1年生 3系列別専門授業②
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前期で「産業社会と人間」の授業が修了し、後期からは3系列に分かれての専門授業になりました。各系列の学習内容もより特色が出てきたところです。
<国際系列―異文化理解>
Chromebookを用いて、社会問題をSDGsの観点でとらえた英語のテキストを学習しています。授業中に生徒同士で内容や課題について調べながら、意見交換をして理解を深め、身近にある問題と関連付ける授業を行っています。
<福祉系列―社会福祉基礎>
生徒の興味と福祉の内容を関連づけて授業に反映させています。生徒が主体となって、ワークショップを中心とした授業を実施しています。活動の中で生徒たちが考え、工夫をしながら学びを深められています。
<流通系列―簿記>
検定試験にむけて、簿記の内容に真剣に取り組んでいます。知識を多く必要とするため座学が中心です。生徒は非常に楽しく意欲的に取り組んでおり、少人数ならではの個々に対応したこまめな指導が行われています。
2021年10月19日 2年生「進路探究」成果発表会「三木町の課題を考え、提案するプロジェクト」
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10月19日、10:00~11:30に三木町文化交流プラザメタホールでの成果発表会を実施しました。三木町に課題に対する提案内容を、参加いただいた三木町役場、保護者、三木町議会議員、1年次にお世話になった企業の方々に対して、班ごとにプレゼンテーションを行いました。生徒たちは、相手に自分たちの考えを分かりやすく伝える方法を考えながら、工夫を凝らしていました。以下は今回発表した班とその班のテーマです。
3班 空き家対策等の推進
4班 街の魅力発信強化
6班 子どもが健やかに成長する環境をつくる
7班 多様なニーズに応じた子育て環境をつくる
9班 支援を要する子どもや家庭を支える
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以下は、当日、授業の一環として参加してくれた3年次生の生徒の感想です。
〇発表を見て、去年はなかった子どもや育児についての課題を考えているグループが多くて、私は放課後児童クラブに行ったこともないし、地域の子供と触れ合ってこなかったので、三木の現状を、2年生が体験や話を聞いて練ったアイディアが聞けて良かったと思いました。自分だったら気づかない細かな点まで考えられていて凄かったです。
〇私もやってみたいタイトルがいくつかあって、考えるのが楽しそうだと感じました。また、大人の方からの質問にしっかりとした口調で、正確に応えていたのですごいと感じました。とても良かったです。しかし、スクリーンに映された文字が小さい班があったので、もう少し大きくしてくれたら良いなと感じました。
〇どの班もあまり普段は考えることのないような、とても難しい課題なのにしっかりと探究して、発表出来ていてすごいなと思いました。どの班の発表もとても分かりやすかったです。提案も今あるものを改善したり、新しいものを提案したり、すごく細かな部分まで詳しく考えられていて、どの提案も実現してほしいなと感じました。また、実際にアンケートを行ったり、児童クラブボランティアに参加したり、生の意見をもとに考えられていたのは、聞く側もとても納得できたし、そこまで詳しく調べられていることが本当にすごいなと思いました。その場で質問をされた時にも、皆さん上手に受け答えしていて、すぐ答えられるということは、それだけ一生懸命に進探に取り組んできたのだなと伝わってきました。
〇私たちのときよりも内容が充実していて、さすが2年生だなと感じました。アンケート結果や、人に聞いたことなど自分たちの力で集めた情報は希少価値があるし、役場の人や中小企業の方が知りたい生の声だったと思うので、とても参考になると思います。問題提起や提案がしっかりしていたが、何よりそれに基づく根拠がしっかりとしていた、聞いていて説得力がありました!!2年生のグループ探究でここまで深く、しっかりと考えられているので、多分一人ひとりが進路探究の意味を理解して、積極的に行動できる良い学年なのだと感じました。本当に内容の濃い発表だったので、これからする個人探究で学んだ力を発揮して欲しいです。レベルの高い学年だと思います。中小企業の方や役場の人からの質問にも、きちんと自分の考えを述べられていて、将来面接でも生きてくる力だと思ったし、私自身その姿を見て頑張ろうと思いました。今回は、発表会を見学できて本当に良かったです。2年生には、これからも多くのことを学んで動いて、「進路探究」をより良いものにしてもらいたいです。
〇6班の発表を聞いて、18歳で働けないという現実にきちんと向き合い提案していてすごいと思った。三木町と異なる市と比較していてとても分かりやすかった。発表を聞いていてとてもつじつまが合っていて納得できた。18歳で働けるときのメリットをもう少し話していても良いかなと思った。
〇アンケートやボランティアに参加するなど、根拠がとてもしっかりとしていて、聞いていてすごいなと思いました。自分たちが考えた地域の課題の他にもたくさんの課題があり、「放課後児童クラブのアルバイトが高松市は18歳からなのに、対して三木町は20歳から」だということを初めて知ることができたので、自分自身の勉強にもなって良かったです。自分も参加したいボランティアや新しいなと思う発想がたくさんあって、面白かったです。
〇アンケートや話を伺ったりして、情報を集めており、時間をかけて作成しているのが伝わりました。課題の解決策だけではなく、解決するまでにかかる費用や負担といった背景にまで目を向けているのは、さすが2年生だと思いました。
〇インターネットや既存のデータでなく、実際にボランティアに行ったり、アンケートを実践したりしていたのが驚いた。説得力抜群!
・せっかくポインターがあるので、画面に示しても分かりやすいと思う。
・質問に対して「なんか」「えっと」から始まる癖には気を付けるべきだと思います。
(緊張もあるとは思うが、公の場では控える方が良い)
・実現されたら良いと思う提案があったので、ぜひ実現して欲しいです。お疲れ様でした。
〇計5班の発表を聞いて、しっかりと問題を掘り下げて、具体的な解決策を考えていて、すごいと思いました。どのような発表をしたかも大切ですが、最後まで考えて調べ上げた過程はこれから先すごく役に立つと思います。
〇私が一番心に残った発表は、6班の「放課後児童クラブの活性化について」です。三木町だけでなく、全国の児童クラブで働く人の数が児童に比べて少ないという問題が起こっていると初めて知って、6班の人たちが三木町の児童クラブでのアルバイト可能年齢の引き下げという案を出していたのがすごく良いと思いました。簡単に変更できることではないと思うけど、私も児童クラブのアルバイトにすごく興味がわいたし、地元で子どもと関わりながら働けるというのは、魅力的だと思ったので検討して欲しいなと思いました。
〇去年の私たちより、提案する根拠がしっかりとあって良いなと思いました。大人の方に自分たちの提案を発表することは、緊張するし、簡単なことではないと思うが、たくさん準備したことが伝わってくる良い発表でした。私たちのときとは違って、すべての班の考えた事が聞けるのも良いと思う。
〇私は将来、保育士になりたいので、6、7班の発表には、自分と共通する部分があったり、改善の仕方を発見したり出来ました。2年生の発表はとてもよく調べていてすごいと思いました。
2021年10月13日 1年生 後期3系列に分かれての専門科目授業開始
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総合学科1年次生は、前期集中の授業「産業社会と人間」が10月6日のインタビューシップ成果発表会をもって終了しました。生徒たちは「産業社会と人間」の後に、後期集中科目として3系列(国際・福祉・流通)の専門科目を学びます。今日はその初日の授業でした。各系列では導入の授業として、様々な工夫を凝らしていました。国際系列では、「異文化理解」の授業の中で、SDGsを取り上げた英語のテキストを用いた学習を進めます。福祉系列の「社会福祉基礎X」の授業ではアイスブレーキングを導入して、意見を出しやすい雰囲気作りをしていました。流通系列では「簿記」の授業で検定取得を目指すことと、そのための学習は他校の商業科の3倍の速さで学ぶという大変さが語られていました。各系列とも特色のある授業展開が期待されます。前期で、生徒たちが多くの経験を重ね、悩みながら選択した系列です。積極的に取り組み、充実した学びをして欲しいものです。
2021年10月12日 2年生「進路探究」グループ探究(発表準備)
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10月19日、26日の両日10:00~11:30に三木町文化交流プラザメタホールでの成果発表会を実施します。三木町に課題に対する提案内容を、三木町役場の方や保護者の方などに対して、プレゼンをします。前回、作成した資料をもとに、班ごとにプレゼンテーション用のパワーポイントの作成を行い、同時に発表練習を行いました。生徒たちは、相手に自分たちの考えを分かりやすく伝える方法を考えながら、工夫を凝らしていました。多くの班は、パワーポイントは作成できてはいるものの、発表にまでたどり着かず四苦八苦していました。多くの行事の間の隙間時間を利用して頑張る生徒の姿に元気をもらいました。
2021年10月9日 香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ②
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今回は、10月5日18:00~19:00のオンラインでの「スイスイベント」視聴に引き続き、実質3回目の活動になります。10月9日15:00~17:00の日程で香川大学グローバルオフィスにおいて開催されました。活動内容は、15:00~16:30グローバルカフェの業務、イベントの企画実施について、グローバルカフェの豊田さんから説明がありました。説明用の資料作成に数か月の時間を費やしてくださり、非常に分かりやすい内容となっていました。引率教員としても学ぶものが大きかったです。16:30~17:0振り返りをしました。過去2年間、このインターンシップにお世話になった生徒たちが口にしていたのは、活動の最後に必ず組み込まれている「振り返り」の重要性です。インターンシップの統括していただいている植村先生は、活動の最後に必ず振り返りを入れ、学びが主体的なものになるような仕組み作りをしてくださっています。それを繰り返すことで、生徒たちも活動を自分事として深く考え、理解するようになります。以下は、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○グローバルカフェで行われているイベントは全てどうしてこの国を選んだか、どうしてこのテーマにしたのかということが考えられていて単に好きだから、興味があるからという考えではいけないと思いました。また、イベントは人間の集中力が15分ということをふまえて、あいだにクイズをいれたり話題を変えたり集中力が切れない工夫がされていることが分かりました。今回お話を聞いて何事にもしっかりと準備をしてから望まないといけないと改めて思いました。
○今日の活動で、私は「仕事をする」ということを甘く見ていたのだなと実感しました。正直、ポスターの作成とイベントの企画は、4人で話し合ったら簡単に出来るものだと思っていました。しかし、この考えは大きく間違っていました。ポスター1枚でもたくさんの人の手が加わっており、修正を繰り返してやっと完成します。オンラインイベントの開催にあたってもパワーポイントを作成するだけでなく、誰がどこを担当するのか、機器の配置はどうするのかなど細部まで分かりやすく表にまとめられていました。それに加え、リハーサルを繰り返し納得のいくものができあがるまで試行錯誤し、時間を計り想定時間内に収めることができるかなど多くの時間と労力がかかっているということが分かりました。今日、そのことに気づくことが出来て良かったです。今後はもっと広い視野でものを見ることができると思います。甘かった考えを改め、仕事をしているという意識を持ち、これからのインターンシップに参加します。また、HPの仕事の内容を見てくるという課題を出されていたのに対し、私は全てに目を通すことをせず、一部分だけ見て分かったつもりになっていました。先生からの指摘が無ければ、私はこのままで満足していたと思います。わざわざ私たちのために時間を割いてくれたのにも関わらず、本当に失礼な行為をしてしまったなと深く反省しています。先生方の期待を裏切らないようにこれからも頑張っていくので次からの活動もよろしくお願いします。
○今回のインターンシップでは、私達が作るイベント企画の作成に向けてのこととグローバルカフェとはどういったところなのかを学びました。ただスライドを作るだけではなく、作業スケジュールもきちんと立てて長い時間をかけてより良いものを作っていて私達に出来るかなと不安を感じましたがアドバイスなどをしっかりきき素直に受け入れ、修正を繰り返すことで自分達も納得のいくイベントが出来るのではないかと思います。今回はちゃんとHPに目を通しておらず、自分で理解することが出来ていなくて迷惑をかけてしまったので次回からはこのようなことがないようしっかりと目を通し自分の言葉で説明が出来るようにしておきます。
○最初に豊田さんが話してくださった、海外出張で失敗した経験とそこからの巻き返しのお話を聞いて、私も今回のインターンシップで与えられていた課題をしっかり理解して勉強して来なかったと思い深く反省し、それを今後自分の成長に生かせたと思えるような失敗にできるように、考えと行いをもう一度改めようと考えました。グローバルカフェの業務のお話では、ポスターやスライドを作るのに何回もレビューと修正を繰り返して、最適かつ最高のものを作っているということを知り、私たちがこれから作り上げていくイベントに対して生半可な気持ちではいけないという自覚が改めて生まれました。また、他の人が作ったスライドなどからいい所を吸収して自分のものにすることはもちろん、それらを批判的に見ることも大事だということを学びました。そして前回よりさらに、アクティブラーニングという言葉が自分の心の中に強く残りました。
2021年10月6日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会
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2021年度インタビューシップ成果発表会「CONNECTING ROOM」が開催されました。生徒たちは参加された方々に対して堂々と自分の言葉でプレゼンテーションを行いました。実行委員の代表が機転を利かして、三木中学生に発表会の主旨を説明したり、準備や片付けを実行委員中心に生徒が協力したりするなどその成長ぶりを目の当たりにして、感動を覚えました。以下、生徒の感想の一部です。
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<生徒の感想>
〇このインタビューシップの活動を通して会社に対する考えや、価値観がとても変わりました。仕事は辛くてしんどくて、嫌々やっているのかなと思っていたけれどそうではなく自分の仕事に誇りを持って楽しくしていました。そこで自分の今までの考えが変わり、とても貴重な体験になったなと思いました。また、自分たちで進んで考えて行動したり、知らない方とのコミュニケーションをしたことで自分に自信がついたり、今後の活動に活かせていけるようなことが学べたなと思います。そして、物事を色々な視点から考えられるようになったと思います。「働く」とは「社会貢献」をするということだと気づくことができて、将来どのような社会貢献のかたちを作りたいのかを考え、自分の武器で勝負するということが仕事につながるのかなと思いました。最後に三木高校ならではの貴重な体験ができ本当に良かったなと思います。
〇準備の段階では、実際に一人で企業に行ってインタビューシップをすることができるのかとても不安でした。そのため質問したいことを書き出して整理し、下調べとしてブログを見たりするなどしていきました。当日は、企業の方が本当に優しく、丁寧に、そしてわかりやすくたくさんのことを教えてくださったので、充実したインタビューシップになったと思います。インタビューシップが終わったあとは、アピールシートを書きポスター制作が始まりました。文化祭やテスト期間などの学校行事もあり、忙しい中の活動だったので、じっくりと作る時間がなかったのが少し残念でしたが、限られた時間の中で最後までやり遂げることの大切さと難しさを改めて体感しました。また、実行委員として前日の準備や当日の動きについて考えたり計画したりするのも、私たち生徒中心だったのですが、みんなとてもしっかりしていて前向きなので、とても心強かったです。準備や当日でのトラブルにも臨機応変に対応できたので良かったです。実際の発表では、完全に原稿はなしで自分の言葉で伝えることができたけれど、それができたのは聞いてくださる方が相槌をうってくださっていたからなのかなと思いました。当たり前ではあるけれど、私もこれから話をしている人の目を見て、反応しながら話を聞こうと思いました。この活動を通して、以前より誰かのために行動できる自分になれた気がします。これからも周りの人のために動ける人であり続けたいです。
〇学んだことはものすごくたくさんあります。一言でまとめると人生を豊かにすること、を学んだと思います。マナーだったり「働く」だったり、生き方についてだったりとものすごくたくさんのことを学びました。そして実際にインタビューシップに行ってみて自分よりたくさんの経験をしてきた方々のお話をじっくりと聞くことができて、そこで訪問先の企業さんと出会って、さらにその企業さんと関わりのある方のことも知ることができました。今回一番感じたのは繋がりや機会の大切さを知ることができたことかと思います。こうしてインタビューシップに行くことができたのも、自分が行った企業さんに出会えたのも本当に良かったと思います。これからも一つ一つの出会いを大切にしたいと感じました。今回、アポイントメントのとり方やインタビューをするということを学ぶことができたので部活動を始めとするこれからの生活に生かしていきたいと思います。
〇私はインタビューシップの準備から成果発表会までを通して、人は誰かと関わったり、支え合ったりして成長するのだと改めて学びました。私も家族や友達、先生方に支えてもらったり、助けてもらったりしてこのインタビューシップを終えられたと思っています。また、私のインタビューシップ先の企業さんと成果発表会のときに私の発表を聞いてくださったいくつかの企業さんが色々な形で繋がっているということも知り、とても驚きました。また、自分が成長したと思うところは、「自分の意見を人に伝えることができるようになったところ」です。産社の初めの授業のときに目標としていたこのことが達成できたことをすごく嬉しいと思っています。また、臨機応変に対応できる能力も少しはついたのではないかとも思いました。このことを、あと二年半の高校生活や社会に出たときなどに生かしていきたいです。
〇インタビューシップに行く前は先輩方も大変だったと言っていたのでうまくいくか心配だったけれど、実際に行ってみて大変だったことよりも楽しさの方が大きくて、この企業さんのところに行くことができて良かったなと思いました。また、成果発表会では初めの方は緊張したけれど、途中からは自分の体験したことや感じたことを伝えることができて、心の底から楽しいと感じることができました。全部が終わったときには、達成感を得られることができたので今まで頑張ってきて良かったと思いました。これから三木高校に入ってくる一年生の子にもこのようなことを実感してもらいたいです。
〇インタビューシップを行って、将来の職についての考え方が変わりました。少し前までは、働くという事を考えたときに「どの仕事が儲かるだろう」とお金を稼ぐことばかり考えていました。もちろん、生きていくためには稼がなければいけないので、それも大事なことなのだと思います。だけど、インタビューシップを終えてからは、「この仕事はどんな人に需要があって、その人のためにどんなことをするのだろうか」とか、「人のために何かをすることと、自分が生きていくために必要なお金を稼ぐことをどうやって両立させているのだろう」と今までなら、考えもしなかったことに思考を巡らせるようになりました。「将来この仕事がしたい!」というのは、まだ決まっていません。これからいろんな職業を知って、選びたいと思っています。そのときに、今回学んだことも含めて、考えていきたいなと思います。
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〇入学したばかりの頃は1人で企業にアポをとって、1人でジョブシャドーイングするのにとても恐怖心を抱いていました。ですが、テニス部の仲間が実行委員会に誘ってくれて私の中に積極性が出てきたのではないかなと思います。今まで人前に出てみんなをまとめ行動するタイプ(リーダーシップ)がある方ではなかったと思うのですが今回、自分で考え、自分の意見を伝え、他人のために行動することの楽しさが分かってきた感じがします。入学した時よりもちょっぴり責任感と積極性が成長したと思います。この成長を止めることなく、2年生、3年生でさらに良いものを作り上げていこうと思うのでこれからも積極的にたくさんの行事に参加していきます。
〇インタビューシップを通して、働くとは何かを学んだ。働くとは、目標や大切にする考え方を明確にして自分の幸せを実現することだと思った。企業に行って、そもそも理念とは何なのかを丁寧に説明してくださり、思いや感動を相手に届けるための目標を持つことが大切だということを学んだ。働く喜びや挑戦する楽しさなどの話を聞き、自分の成長にも繋げることができるものが働くということだと思った。もともとは興味がなかったり、将来の夢とはかけ離れた仕事をしている方もいて、そうであっても新しくやりがいや楽しさを見つけていけるということを学び、自分の将来についてもっと視野を広げて見てみようと思えたり、新しいことにも興味を持とうと思え成長できた。また、成果発表会ではどうすれば企業の魅力が十分に伝わるか考え工夫して説明ができたと思う。企業のことや自分が成長できたこと、将来のビジョンがどう変わったかなどたくさんの質問に答えながら、もう一度企業に行ったときのことを振り返ることができ、自分の言葉で伝えることで成長できたと思う。
〇私はこのインタビューシップ(成果発表会も含む)を通して、学んだことがたくさんあります。まず、7月に訪問先の企業の発表が行われました。訪問先を聞いたときは、「聞いたことのない企業だな?。どんなところなんだろう?」くらいにしか思えていなかったと思います。しかし、訪問先の企業が障がい者の雇用に積極的なことを知り、とても興味を持つようになりました。そして、夏休み前最後の産社の授業では、Mから始まる決意表明を総合学科1年生全員で行いました。私は「motivate/刺激する」という言葉を選びました。この言葉を選んだ理由は、これから将来に向かって頑張っていく自分を刺激し、訪問先の企業にもなにか学生の立場の自分から刺激を分けられたらいいなと思ったからでした。しかし、授業の最後の校長先生のお話を拝聴し、インタビューシップに行く第1の目的は自分のためではなく企業のいいところをみんなに知ってもらうことなのだと強く感じました。そして迎えたインタビューシップ当日では、一日という短く限られた時間であっても本当にたくさんのことを学ばせていただきました。特にインタビューシップに行く前と行った後で大きく変わったことは、障がい者に対してできる配慮の幅が広がったということです。これはどういうことかというと、目に見える障がい者の方(車椅子の方など)だけではなく目には見えない障がいを持っている方にもお話を聞くことで、今までは電車で学校から帰っているときに「あんなに若い人が優先席に座っている!普通の席が空いているのだから、普通の席に座ったらいいのに!」と思っていましたが、今は「あの人もなにかハンデを背負っているのだろうな。なにか困っていそうだったら手伝わないと!」と思えるようになりました。この気持ちの変化は、知識として”障がい者の中には、目には見えない障がいを持っている人もいる”と知っているだけでは変えることのできなかった気持ちだと思います。これが、私の成長できたところです。また、成果発表会では訪問先の企業のお世話になった方だけではなく、全然知らない人にもプレゼンをしなければならなかったので少し緊張しましたが、夏休みの瀬戸内アートサマープログラムのときに、大勢の前でプレゼンをしなければならなかったので、その時の緊張を思い出すと全然緊張せずに発表することができました。老若男女、様々な人に発表を聞いてもらう中で褒められたときはとても嬉しかったですし、コミュニケーションを取りながらプレゼンをすることはとても楽しかったです!この成果発表会を全力でサポートしてくださった先生方や実行委員の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
〇インタビューシップに行く前は、自分の生活のためにお金を稼ぐことが働く目的だと思っていました。しかしインタビューシップを通して、もちろん家族や自分のためにお金を稼ぐのも大切だけれど、それよりもやりがいを感じて働くことが大切だと学ぶことができました。やりがいを感じて働くことで仕事を続けることができるし、生きがいを感じられると思います。今回、社会に出て働く時だけでなく、実行委員として働く時にもやりがいの大切さに気付きました。特に、お客様のありがとうの一言で自分が人のために働けていると実感でき、やりがいを感じられるのはとても素敵なことだと思いました。感謝の言葉の力を感じました。社長の松本さんが、挨拶と感謝ができる人は良い人だと仰っていたのを聞いて、これからも続けていきたいと思ったし、より心がけていきたいと思いました。実行委員としては、土曜日に学校に来て実行委員の子たちと成果発表会の準備をしたり、何度も文化交流プラザに足を運んで計画を立てたりするのはとても大変でしたが、その分やりがいを感じ、協力して楽しく活動することが出来ました。無事に成果発表会を終えることが出来て、とても良かったです。インタビューシップでは働く意味について、ポスター制作ではレイアウトや計画的に行動することの重要さを、成果発表会では聞かれた質問に対して上手く対応するための力や上手なプレゼンテーションの仕方を学び、入学当初よりも成長することができたと思います。1年次にこういった活動があるのは、三木高校の1番の長所であると感じ、入学して良かったと思いました。
〇僕はこのインタビューシップの準備から成果発表会までを通して、とりあえずやってみないと何事も分からないと思いました。正直はじめの方は大変でそこまで乗り気じゃなかったけどみんなが真剣に取り組んでいる姿や実行委員の人達の熱い思いを目にして自分自身も刺激されてやってやろうという気持ちになりました。成果発表会ではいろいろな企業の方々に、
自分が学んだことや企業の良さを無事伝えることができてよかったです。いろいろな人達とコミュニケーションを取ることでお互いの理解を深めることができました。
〇ンタビューシップを通して私はとにかく積極的に行動することの大切さを学びました。企業さんからお話を聞けても企業のこと全てがわかるわけじゃないし、もっと深い所まで知ろうと思ったら、自分から積極的に質問していくべきだと思いました。以前の私だったら、説明の中で分からない事があってもスルーして適当に行動していたと思います。ですが、このインタビューシップは聞き逃してもすぐに聞けるという友だちはおらず、すべて一人で責任を持って行動しなければなりませんでした。そういった中学校までとは全く異なる環境に責任感が芽生え、最終的には私も企業の方に素晴らしいと言ってもらえるようなポスターを作ることができて成長できたのだなと改めて実感しました。分からない事があったら聞けるうちに聞く。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」であると気づくことができました。あらかじめ質問を考えて、質問がなくても後から電話するなど、インタビューシップで培った知識は社会人になって必ず役に立つと思うので、今回の経験を忘れないようにしていきたいです。
2021年10月6日 三木高校と香川県中小企業家同友会との連携協定調印式
三木高校では、2019年から(一社)中小企業家同友会と連携して総合学科1年次生のインタビューシップを行っています。三木高生は地元企業の良さを知ることをとおして、地元についての理解を深め、地域のあり方や「働くこと」の意味を学んでいます。(一社)中小企業家同友会は、インタビューシップの受け入れで、社員が高校生に企業の理念や「働くこと」の意味、地域貢献の視点について説明したり、目的をもって生き生きと働く姿を見せたりすることで、企業人として誇りを持つことにつながっています。今回、(一社)中小企業家同友会と三木高校が連携協定を結ぶことで、企業から講師として社員を派遣するなど社会に開かれた教育を実現し、国際感覚を身につけた地域に貢献するリーダーの育成を進めます。
2021年10月5日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会事前準備
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インタビューシップ成果発表会「CONNECTING ROOM」は、三木中学校2年生が見学に来校する日に合わせて実施しています。昨年度から新型コロナウイルス感染拡大の影響から中学生の集合場所に体育館を使用することになりました。発表会の方は3年前の初年度は体育館、昨年度は重複を避けて本校のコモンホールを使用しました。しかし、それでも密になることが想定されるために、今年度は三木町文化交流プラザを借りて実施することになりました。今年度は総合学科2・3年次生の活動が認められて、「三菱みらい育成財団」から助成金をいただけることになり、外部施設で実施することができました。一方で校内での実施ではないため、学校のパネルを文化交流プラザに運搬し、配置する準備が必要になりました。インタビューシップ成果発表会の前日に、総合学科1年次生全員で準備をしました。当日は、実行委員の生徒を中心に一生懸命に準備に取り組みました。
<実行委員の感想>
〇思ったよりもみんな積極的に動いてくれて、感謝でいっぱいです。あらかじめパネル設置予想図を作っておいたのが良かったと思います。ですが、一人ひとりのポスターを貼る位置まで記入しておくなど、もっと詳しく作っておいても良かったかなと思いました。みんなが成果発表会に向けてひとつになれていたので、これまで準備してきた苦労が報われたような気がして、とても嬉しかったです。
〇成果発表会が間近に感じられてとても緊張しています。これまで計画していたことが成功するのかどうか不安でいっぱいですが、見にきてくださる方に楽しんでいただけるように精一杯頑張ります。
〇私達が一歩先を読んで行動して、みんなに指示をしないといけないので大変でした。特に困ったのがパネル貼りのときにズレが生じたことです。パネル貼りについて事前にあまり計画していなかったので、当日すごくドタバタしてしまいました。実行委員だけでなく他のみんなも解決策を提案してくれて、どうにか上手く貼ることができました。いくら計画をしててもそれがしたつもりになっていることもあるので、念入りに計画を立て、注意深く状況を判断する必要性を感じました。
〇見にきてくださる方に三木高校総合学科の良い所をアピールできるように精一杯頑張ります。みんなが協力してくれたおかげでスムーズに準備を進めることができました。成果発表会がとても楽しみです。
2021年10月5日 2年生「進路探究」グループ探究(資料作成)
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本日は「三木町の課題を考えて、提案する」その内容を資料にまとめる作業を行いました。6月から班ごとに三木町の地域課題を探究してきました。7月には、三木町役場のご配慮により各班が考える三木町の課題の現状をより深く理解するために、各課を訪問し、質問をしました。夏季休業中には提案内容を考えるために、関係施設を訪問したり、地域の方にお話を伺ったりして、三木町の実情をより深く学びました。地域の方から直接意見を聞きたいと、自分たちでアンケートを作成し、商業施設の一角をお借りして聞き取り調査を実施した班もありました。それらの活動で得られた内容をもとに、班で意見を共有して資料にまとめます。今回は、その資料作成の時間です。各班が活発に意見交換をしながら、資料を作成しました。最終的には全11班の資料を冊子にします。この内容は三木町に課題に対する提案内容として、三木町役場の方や保護者の方などに対して10月19日、26日の両日10:00~11:30に三木町文化交流プラザメタホールでの成果発表会でプレゼンをします。
2021年10月1日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会実行委員会③
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今回は、10月4日が三木町文化交流プラザの定休日のため、5日の準備のため、会場との最後の打合せとなりました。動線の最終確認やお借りできる机の収納場所、受付の場所、企業様の案内方法、1年次生の会場での着席場所、映像を流す際の音響について等を確認し、当日のイメージづくりをしました。パネルの配置については会場の担当者の方から助言をいただきました。人の動線がうまく流れ、会場に運搬するパネルの枚数も減らせるように、より改善した配置に決定しました。1年次生全員に協力してもらえるようにchromebookを利用して、全員にパネルの配置図を送信し、共有することにしました。以下は生徒の感想です。
<生徒の感想>
○当日の流れや、要点を委員長がまとめてくれていたので、向こうの方ともスムーズに着々とお話しがすすんでいて本当に感謝しています。今回改善した、もう一個のホワイエの活用についても全員が「こうしたほうが企業さんたちから見たらいいよね」などの話し合いや、向こうの担当の方に「こうしたいんですけど」など積極的に提案ができていてとても主体的になって活動できていたと思います。長かったインタビューシップの活動も気づけば残りわずかとなっています。本番必ず成功するためにも残りの活動を大切にして、自分たちで決めた役割を果たして行きたいと思います。
〇あらかじめパネル設置予想図を作って行ったのは良かったと思います。ですが、三木町文化交流プラザの方に新しい場所の提示をされて初めて、パネル運びの点で簡単だったり、来てくださる方への配慮ができたりすると気づくことができました。文化交流プラザの方には感謝でいっぱいです。準備の役割分担も決めることができたし、場所の再確認もできて十分に行った意味があったと思います。だんだんと当日が近づいてきて、ようやく自分たちで考えた事が形になると思うとすごく楽しみです。最後まで頑張ります!
〇文化交流プラザの職員の方にアドバイスをもらって、よりよい計画を立てる事ができました。文化交流プラザに行くとき、いつも付き添ってくださる先生方にはとても感謝しています。実際にパネルを運搬するときや当日に何か問題が出てくるかもしれないので、臨機応変に対応できるようにしたいです。当日、見に来てくださる企業の方々、三木中生、保護者の方々に三木高校総合学科はすごいと思ってもらえるように、最後まで気を抜かずに活動できるようにしたいです。不安もありますが、成果発表会がより一層楽しみになりました。
〇自分たちで主に考えて計画をしていたけれど、交流プラザの職員の方にこういう方法もありますよと素敵なアドバイスをいただけたおかげで、より良いものになったと思います。職員の方は私たちとは見る視点が違っており、とても勉強になりました。前日の準備や当日はトラブルが発生するかもしれませんが、臨機応変に対応できるようにみんなで協力して活動していきます。
〇自分達の意見だけでなく交流プラザの方の意見、先生方の意見を取り入れたので良いものになると思います。特に仕切ってくれている子には感謝しています。前日の準備は全員がテキパキ動いていたので大きなトラブルもなく済みました。明日がいよいよ本番なので頑張ります。
〇□□さんがパネルの設置予想図を作ってくれていたおかげでスムーズに計画することができたと思います。交流プラザの職員さんのアドバイスのおかげでより良い導線を考えることが出来ました。本番が間近に迫っているので前日の準備ではスムーズに指示が出せるように計画を頭に叩き込んで起きたいです。
2021年10月1日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会に向けてポスター作製⑤
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ポスター作製に入って5回目の授業です。10月6日の成果発表会を除くと「産業社会と人間」最後の授業です。今回は未完成のポスターもありましたが、発表の練習を中心に行いました。ポスターが完成していない生徒は、放課後や土日を利用して完成させます。プレゼン練習を行うのは本日一日限りです。授業中には数名の先生が見学に来ました。授業担当の先生の好意で総合学科2年次生20名近くの生徒が1年次生の発表を聞いて助言をくれました。一方で、実行委員は74名+6名のプロジェクトを成功させようと必死です。当日の放課後、会場との最後の打合せをしました。土曜日には教員に許可を得て学校に来て自主的に9:00~15:30まで成果発表会で流す映像を作成していました。この映像作成も実行委員の生徒の発案です。以下、生徒の感想です。
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<生徒の感想>
〇今日は、最後の発表練習でした。いろいろな人に聞いてもらって、すごく緊張したけれど、シミュレーションがまあまあできたので良かったです。本番はもっと緊張すると思うし、何があるかわからないと思うので、臨機応変に行動していきたいです。
〇今日は、成果発表会の練習をしました。一回目の練習はとても緊張して、言いたかったことを全部言うことができなかったり、噛み噛みになってしまったりしましたが、二回目ではゆっくり話すことを意識することができました。二回目の発表練習では二年生の先輩方からアドバイスをいただきました。特に実践しようと思ったのは、本番ではそもそもSDGsを知らない人が多いのでSDGsとは何なのかということから説明したほうが良いということです。今日、二年生の方にこのことを教えていただくまでは「まず、目標2の”飢餓をゼロに”では、、、」というふうにSDGsを知っている体で話してしまっていたので、本番はSDGsとはというところから始めようと思います。ポスターは、今日放課後に残って作製しました。あと15分くらいあればできそうなので、また月曜日に頑張りたいです!
〇今日は発表の練習をしました。班のみんなが発表するときに、ポスターそのまま読んでいるのではなくて自分で考えてうまく話しているのが本当にすごいと思いました。自分は全然そんな風に言えないのでもっと頑張りたいです。ポスターもみんな綺麗にまとめられていて感動しました。本番頑張りたいです。
〇実際にグループの人たちの前で発表をしたことで自分の発表の改善すべき点を見つけることができました。大まかに話すことは決めていましたが、いざやってみると想定していたより時間が余ったり、話が緊張で飛んでしまったりしたので2回目の発表練習で改善することができたので良かったです。そして発表をしていく中でグループの人から、いくつかアドバイスをもらったので、これらを参考にして、更に良い発表をできるようにしたいと思いました。今日は色々な人の発表を聞くことで学ぶことが多くあり、本当に楽しかったです。
〇今日は作ったポスターで実際に発表の練習をしました。1回目は基本的にポスターにかかれたことをそのまま読んでいたので時間が余っていたり、目線がずっとポスターに向いていたりして、2回目にはそこを少しは改善できたけど、とても難しいなと思いました。そして質問に答えるときにも会話的な感じでできたのでよかったです。そして、やっていくうちに楽しいとも思えたので本番も楽しめるように頑張りたいと思いました。
〇ポスターを完成させ、発表の練習を班で行っていたとき項目ごとの説明などが十分にできていなかったので一回一回色々な改善をしながら足りないところを補ってよりわかりやすい発表がしたいと感じました。また本番では思った通りに発表できないと思うので頑張りたいです。ポスターも大事だけれど、それ以上に口頭での説明が大切だなと感じたので理解してもらえるよう一生懸命企業のアピールをしたいと思いました。
〇初めて本当のインタビューシップ成果発表会の練習ができたのではないかなと思います。もっといいものにできるように家でも練習したいです。緊張したけれど先輩方が「緊張しすぎないほうが良い」とアドバイスしてくれたので緊張しすぎず落ち着いて発表しようと思います。
〇今日はグループの人たちと発表しあった。私は発表を2回し、一回目は緊張し頭が真っ白になってしまった。だけど当日はもっと人が多くなるので2回目焦らず頑張ってみた。結構つまらず説明をすることが出来たので当日も焦らず落ち着くことを意識して頑張りたい!
〇今日は本格的に発表練習をしました。SDGsについて当日は忘れず説明します。気づいたら来週だなんてあっというまです。しっかり準備してメモとかしっかり読んでからのぞみます。おもったより時間がかかるのでポスターを活用しつつ、わかりやすく話せたらいいなと思います。緊張するとは思いますが顔が引きつらないようにとりあえず笑顔でリラックスして行きたいと思います。
〇発表会でのプレゼンの練習。初めてみんなの前でインタビューシップのプレゼンをした。緊張したが、なんとかやりきれた。ただ、あと数十秒プレゼンできそうなので、もう少し内容を加える。
〇今日は班で、ポスターの発表をしました。途中で2年生が来てとても質問をされて緊張したけれど、今日3回も練習することができたので、本番では、その練習を生かして自分が納得できるような発表になるようにしたいです。
〇今日は、グループごとに分かれて、発表練習をしました。他の人のポスターは、会社名を大きく派手にしていたり、矢印を使っていたりしてとても見やすかったです。僕もみんなのいいところを参考にして素晴らしいポスターを完成させたいです。また、発表するときはお客さんの方を見ることを意識したいです。
〇今日友だちや先輩の前で発表の練習をしてみて、声の大きさや目線など、改善するべき点がいくつか見つかりました。グループ練習のときに、ほとんどポスターを見ずに発表をしている友だちがいてすごいなと思いました。本番まであと数日しかないので、良い発表ができるように頑張りたいです。そして、本番では緊張して早口になってしまわないよう気を付けたいです。
〇今日は実際にみんなと成果発表会の練習をしました。実際にやってみるととても難しかったです。家で練習しようと思います。みんなにアドバイスをもらって改善していこうと思います。そして、自分が伝えたいことを伝えられるようにしっかりと準備をしていきたいです。
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〇ポスターセッションの練習をしました。2回行って、両方とも質問があったので、その内容を付け足すのと、先輩からのアドバイスで、私が発表する中にある、SDGsについて、中学生が分からないかもしれないというアドバイスを頂いたので、SDGsの内容に入る前に、SDGsについての説明ができるようにしておきたいです。
〇3回も発表して、回を重ねるごとに成長していることを感じられて、とても良い時間になったなと思いました。先輩にも「めちゃめちゃ上手だから頑張ってね!!」と言われてとても嬉しかったです。がんばる...............
〇今日はいよいよ発表を兼ねてのグループワークでした。前回の感想でも言った通り、自分が伝えたいことが相手に伝えられるようにすることを意識して行いました。はじめの三十分ではいつものグループでの発表でした。今まで一緒にグループワークを行っていたメンバーなのでどこに行っているのか知っているし、アピールシートでの発表のときにも大変だったことや、感想等を述べているので、比較的に説明しやすかったと思います。しかしそれが逆に難しいところもあり、ある程度自分のことを知っている人からの質問がどんな質問が来るのか、凄くドキドキしました。そして次の三十分は全くお互い知らない人との発表でした。しかも私はトップバッターだったので気持ち悪いくらい緊張しました。一回目のときの質問を改善し二回目は一回目より良い発表ができました。同じグループだった〇〇くんや、△△ちゃんは写真や画用紙を使ってさまざまな工夫がされていたり、相手を惹きつけるような上手な喋りだったりで二人からたくさん学ぶ事がありました。また二人からもポスターについてお褒めの言葉をいただけたのでこれを自信にして本番頑張りたいと思います。
〇発表の練習をしました。一回目の練習では、企業の方から頂いた商品を実際に手に取ってみてもらうほうがいい。というアドバイスをもらいました。 二回目の発表では先輩にみてもらいました。ポスターには書いていない、「私の働く目的」を聞かれました。それは考えていなく、答えることができませんでした。先輩に発表会の話を聞くと、私が思っていた以上にたくさんの人が質問に来るのだと分かりました。あらかじめどんな質問がくるか予想して、本番ではどの質問にも答えられるようにしておきたいです。
〇みんなのポスターを見ました。みんなが発表しているのを見て、もっと付け加えたほうが良いことなど見つかるきっかけになったので、良かったです。思い残すことのないような成果発表会にしたいです。実行委員としても、当日まで時間がないですが、精一杯活動できるようにしたいです。先輩からのありがたいお言葉を胸に当日は頑張って発表したいです。
〇本格的な練習をしました 先輩にも発表の実践練習を見てもらって的確なアドバイスを頂き、だいぶ自信がつきました 本番でもなんとか乗り越えられそうです。かなり緊張すると思いますが頑張りたいと思います
〇今日は作ったポスターを友達に見せあって発表の仕方について理解を深めた。図を使ってわかりやすくしている人や写真を貼ってイメージしやすいようにする人など様々な人がいて僕も取り入れようと思った。
〇主観的には、グループの人達に伝えたいことをよく伝えられたと思う。だが、伝えたいことはまだあるので、本番では、すべて伝えられるよう、考えを整理しておきたい。
〇ちょっとは発表の伝え方がマシになってきました。あとは質問に対してできるだけ答えられるようにしたいです。 発表時間が意外と短くて驚きました。
〇今日の発表練習で自分が改善するべきところを見つけることができました。本番までに改善してうまく発表当日に企業のことを伝えたいと思います。
〇自分の言葉で説明するのが想像以上に難しかったです。発表の課題も見つけたので、そこを直しておきたいです。
〇今日は、最後の産社でした。ポスターがまだ完璧にできていないけれど自分なりにしっかり発表できたかなと思います。先輩や友達からの疑問や質問に正確に受け答えができなかったのでそこが反省点だろ思います。結局、何をするところなのかもわかってもらえていなかったので発表の仕方をもう一度見直したいです。発表する自分がしっかり理解していないままでは行けないので、水曜日までにしっかり発表できるように頑張りたいです。
〇今日は発表の練習をしました。グループの人の発表を聞くとともに、ポスターも見ることができました。一人ひとり構成が全然違っていて十人十色でした。自分のポスターの構成は最初から要約してあるので、口頭での説明が他と違って多いようにも感じました。土曜と日曜があるので意見交換でもらった意見をもとに練習していきたいです。
〇ポスターセッションの練習を1組の人だけでなく、あまり話したことのない他の組の人としたことでよりたくさんのアドバイスをもらえたように思いました。また、2年生の先輩方からももっとこうしたほうが良いなど言ってもらえたので、本番で活かせるようにしたいです。
〇練習ではうまいこといっても、やっぱり人の前で発表すると、テンパってしまって、うまく思い通りに進められませんでした。この反省を活かしてなんとか本番までには、良くなるように、家で練習したいと思います。
〇今日は、完成したポスターを使ってグループで発表しあいました。ポスターをつくることに精一杯で何をどう喋るか考えていなかったので一回目は緊張しましたが、グループのメンバーを変えてもう一度発表すると、少し何を喋るかわかったのでいけたかなと思います。また、二回目の発表練習のときに、二年生が来て、アドバイスをもらうことができたので、そこに気をつけながら本番頑張りたいなと思いました。ポスターを作り始めてから発表までの期間が短かったため不安な部分はあるけれど企業の方が来たときしっかり伝えられるように頑張りたいです。
2021年9月29日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会に向けてポスター作製④
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ポスター作製に入って4回目の授業です。次回10月1日は10月6日の成果発表会を除くと「産業社会と人間」最後の授業です。この日にはポスターが完成し、発表の練習に充てるためポスター作製の準備は本日が最終日です。ポスターが完成しても、友だちのポスターを参考にしたり、先生の助言を受けたりして、細部にまでこだわる生徒も多くいます。生徒たちの熱心な活動には見ていて感動を覚えます。先生方は生徒の学びを深めようと熱心に助言をしています。一方で、実行委員は自分のポスター作製と同時に成果発表会の準備や片付けの動きを確認しながら、74名+6名のプロジェクトを成功させようと必死です。その姿を見るだけで高校生としての成長が見られます。以前、ある先生から「成果発表会後に生徒が変わったように感じるけど、何かあったのですか」と言われたことがあります。今後、一歩も二歩も成長するだろう生徒の姿を想像して、「わくわく」が止まりません。以下は、生徒の感想です。
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<生徒の感想>
〇今日はポスター発表についての説明を聞くことと作製の続きをしました。ポスター発表については、聞いている人との対話が大切で、それはこれからの受験や就職での面接にも通ずることだと聞いて、自分も本当に大切だなと思いました。本番では質問などがきても決まった言葉を覚えたまま言うのではなく、自分の言葉でコミュニケーションをする感覚で答えられるようにしたいと思います。
〇今日はもうポスターが完成したので、ポスターセッションの練習をしました。伝えたいことが思ったよりも多く、言いたいことが言えなかったり、言うことを忘れたりと本番を迎えられない気がしてきました。みんなのポスターを見ているとそれぞれどんな発表をするのかがすごく楽しみです!!友達が「あなたの発表面白そう!聞きたい!」と言ってくれたのが嬉しかったです。
〇出来上がったポスターをどのように発表していくか考えることができました。色々な人のポスターを見させてもらうと、それぞれ工夫がなされていてとても参考になりました。自分ばかりが話すのではなく、企業の方や、中学生たちにどんどん質問してもらって会話の弾むポスターセッションにしたいです。
〇ポスター作製とプレゼンの内容確認。僕は今日、ポスター作製しかできなかったが、あとは写真を貼るだけだ。今日中には完成できそうだ。またプレゼンの内容は家で考えておくとしよう。
〇今日もポスターの作製をしました。昨日の放課後に友達と残って作製したので、ペン書きまでは終わりましたが、シャーペンで書いたところを消せていなかったので消して、色塗りをしました。私は、ポスターの下半分をSDGsに使いカラフルなSDGsの円を書こうと思っているので、マーカーの色展開には限りがあると思い色鉛筆で塗ることにしました。色鉛筆はどうしても薄くなってしまいがちなので、友達にこまめに「これ、薄くない?」と遠くから見てもらいながら色を塗りました。もう少し作業が残っているので、今日も放課後に少し残ってがんばろうと思います!
2021年9月28日 香川大学医学部・医学研究科坂中先生訪問
9月28日16:00~17:00香川大学医学部臨床心理学科に興味・関心を持つ本校生徒2名が、香川大学医学部・医学研究科坂中先生を訪問しました。臨床心理士・公認心理士であられる坂中先生に、心理学を学ぶ目的や心理学で学ぶ内容について質問をしました。先生は緊張している生徒から意見を引き出してくださいました。先生の研究で、カンボジアのポルポト政権下での虐殺を体験した人たちに木を描いてもらい、それを心理学的に分析する内容の論文があり、非常に興味を持つとともに、心理学という学問の深さを垣間見た気がしました。この訪問は4月に生徒が強く要望していたものでしたが、心理臨床相談室でのクライエント対応や講義の間の時間を割いていただき実現しました。新型コロナウィルス感染拡大のため8月後半の予定を一か月延期していただきました。また、当日は検温、消毒、マスク着用、密を避けるため2名での参加などのコロナ対策を十分に行った上で訪問しました。
〇私は、香川大学医学部臨床心理学科に興味があり、今回心理臨床相談室の訪問をして、話を聞くことができました。心理援助者は、人間に興味があり、物事を深く考えることができる人に向いているということでした。クライエントが描く絵は人それぞれで、それによってクライエントの気持ちがわかるということは衝撃的でした。小児科で働くことについて話を聞くと、保護者のカウンセリングをするだけではなく発達障がいが疑われている子供の検査もしているということを知り、驚きました。また、災害時に、心理援助者が手助けできることについても知ることができました。災害時などは物資が足りておらず不便な生活を強いられており、体がこわばっていたり、生活することで精一杯だったりするので、カウンセリングをすることは難しいそうです。そのため、体をほぐすことから始めていくことで、心がほぐれていき、カウンセリングができるような状態になるということを聞き、心と体は密接に関わっているということを再確認することができました。心理援助者の仕事はいろいろなところで必要とされていることが分かりました。今回、話を聞いたことで、これまで以上に心理援助者について興味を持つことができました。今回のことをこれからの進路選択に生かしていきたいです。
〇臨床心理士の方から話を聞いて、疑問に思っていたことや知りたかったことを知ることができて、ますます臨床心理士という仕事に興味が湧きました。また私が知らない出来事がたくさんあってその真実は時が経つと分からなくなってしまうことを知り、将来はそういうことに関わっていきたいと思いました。そして、自分が今何をするべきなのか分かったので夢に向かって頑張りたいです。
2021年9月18日 香川大学インターナショナルオフィス主催インターンシップ①
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香川大学インターナショナルオフィスに三木高校独自のインターンシップをお願いしてから3年目を迎えます。本校の国際系列2年次生を最大4名受け入れ、毎年きめ細かい指導をしていただいています。昨年度もコロナ禍の中で、各学部の担当者の方と事前に折衝し、留学生との交流まで実現してくださいました。このインターンシップを経験した過去2年間の生徒たちの成長は目覚ましく、依頼した本校としても国際系列の「売り」の一つになりつつあります。大学の方は、高校生をしっかりと大人扱いし、厳しくかつ生徒と真剣に向き合ってくださっています。その生徒に対する接し方から学ぶものも大きいと感じています。今年度も4名の生徒が学校代表として選ばれましたが、その成長が楽しみです。今回は、コロナ禍で2回もの延期が余儀なくされ、中止も危ぶまれましたが、香川大学インターナショナルオフィスの計らいで何とか実現にこぎつけました。第1回目はオリエンテーション、留学生会館訪問、入居者でエチオピアの方との懇談、振り返りというスケジュールで行われました。以下は、生徒の感想です。
○私は今回のインターンシップで、これまでの自分はいつも受け身で人の話を聞いていたことに気付かされました。私は今まで話している側の立場になって考えることがありませんでした。どう説明しているか、その時に用いる資料に目を向けていると、今までに感じなかった話す側の立場からの気付きを得ることが出来ました。また、質問を考えながら話を聞くことで、自分の考えがまとめられるということに驚きました。質問を考えずにただ聞いたことをひたすらメモするよりもたくさんの情報が頭に入って、自分の意見も持つことができました。これらの学びを次のインターンシップでも生かせるように、話を聞く時も受け身ではなく能動的に聞いて、自分の立場に置き換えるということを忘れずに行きたいです。
○今日一日の活動で、「質問を考えながら話を聞く」ということを意識しました。しかし、最初は全く質問が考えられず、人の話を受け身で聞いていたんだなと身に染みて実感しました。午後、留学生のキフレさんの話に関してメモを取りながら聞いていると、「私がキフレさんの立場だったら?」「どのような思い出留学しようと思ったのか」などたくさんの疑問が湧いてきて、これが話を聞くという意味なのだと感じました。どの方の話も自分に置き換えて考えることで、見えなかったことが見えるようになり、もっとしっかりと話を聞こうと思えました。まだこれから、多くの方と話す機会があると思うので、何か自分からアクションを起こして、広くコミュニケーションをとるようにしたいと考えています。
○質問を考えながら話を聞くことでより内容を理解できると思いました。また外国人だからアイコンタクトやジェスチャーでコミュニケーションをとるのではなく、普段からそのようにすることが大切だと思いました。またエチオピアから来た留学生の方のお話を聞くことができました。エチオピアの宗教や文化、日本へ留学をしに来た理由などを知ることができ、とても貴重な体験になりました。
○今回のインターンシップを通して、ただ話を聞くだけでなく疑問を持ちながら聞くことでより理解が深まることが分かりました。また、外国人だから英語で話さないといけないという固定観念を持っていましたが、日本語で話せる方もいるので決めつけてはいけないなと改めて感じることが出来ました。
2021年9月17日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会に向けてポスター作製③
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ポスター作製に入って3回目の授業です。最初に実行委員9名の紹介がありました。多くの実行委員の生徒たちから「活動を通して成長したい」という発言が聞かれ、自分に変化を求める若者の強い意志を感じました。その後、実行委員から全員に対して、成果発表会を行う意味について、実行委員会で話し合われた内容が3点発表されましたした。以下はその内容です。
①企業の良さを広め、受け入れていただいた企業に感謝を伝えること。
②多くの人にSDGsについて知ってもらうこと。
③自分の言葉で伝えることで、自身の成長へと繋げること。
最後に実行委員から「成果発表会の目標として、全員が満足して終えられる『産業社会と人間』の集大成にしたいと考えます。そのためにもぜひ協力して欲しいです。よろしくお願いします。」との訴えがあり、生徒たちから拍手が起こりました。以下は、生徒の感想です。
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<生徒の感想>
〇ポスターの下書きをしました。まだ、企業名と事業内容、住所しか書けていません。文字が大きすぎてもいけないので難しいです。私は固く難しく考えすぎだと思いました。少しだけ柔軟に考えてみたいです。企業さんを紹介しながら自分がどう思ったのか何がわかったのか伝えられるようにしたいです。
〇模造紙を見て文字の大きさや、配置を用紙内に収めることがとても難しかったです。
テスト最終日に居残りして作ることになると思うので頑張ってその日に終わらせることができるように、テスト勉強の合間にでも話の内容を考えていきたいと思います。
〇ポスターを書いていく中で、書きたかった内容を全て書くことはできませんでしたが、どのようにプレゼンをしていくかも考えて最終的には簡潔に内容をまとめることができたので良かったです。ペン入れがまだなので、限られた時間の中ですが、仕上げられるよう頑張りたいです。
〇今日もポスターの続きをしました。もーまた凝るから時間が…となっています。こういったことをするとなるとすごく凝るというのは自分のいいところだとは自分でも思いますが、ときに鬱陶しいと感じるところでもあります。適度に手を抜く方法が自分にはありません。テストの手は抜こうとしてしまうのにどうしてでしょう。でもテストも手を抜いてはならないものなので精一杯頑張りたいです。両立は何に関しても難しいことですが、これからも両立を求められる機会は幾度となく訪れるので今回も乗り越えます。適度に頑張っていきます。
〇今日は三回目のポスター制作でした。水曜日からあまり進んでないけれど、グラフなど手を抜かずに作れました。自分が何を伝えたいのか目的を忘れないようにしたいです。伝えたいことがわかりやすいと思われるように意識したいです。来週からはテスト週間でポスター制作ができないので、テスト週間明けで完成できるように頑張りたいです。
〇今日はポスター作りの続きでした。今日結構忘れ物をしてしまって遅れていて、みんないいものをつくっているので、自分も遅れを取り戻せるようにがんばって、良いものを作れるようにしたいと思います。そして、新しく下書きを考える上で、最初に書いた下書きにもっと内容を付け足したり、工夫したりできる所が見つかったので、より良いものになる感じがしてよかったです。
2021年9月15日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会に向けてポスター作製②
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今回は、ポスター作製に入って2回目の授業です。宿題となっていたポスターの下書きを担任に提出しました。担任が一人ずつその内容について生徒と会話をしながら丁寧に確認しました。生徒は担任から合格が出れば、本書き用の模造紙が配布され、ポスター作製に入りました。友だちとデザインについて話し合ったり、先輩のポスターを参考にしたり、色画用紙を利用するなどして工夫しようとするなど積極的な姿が見られました。生徒と教師の一体感のある良い雰囲気の中で活動が進んでいました。2学期制をしく本校は9月13には日に文化祭、14日に定期考査範囲発表、21日~28日に定期考査、10月6日にはインタビューシップ成果発表会、8日には体育祭と行事と学習のがんばりどころが集中しており、生徒たちは多忙な毎日を送っています。加えて、「まん延防止等重点措置」の影響を受けて非常に厳しい日程になっています。にもかかわらず多くの生徒が9月11日・12日の2日間を利用して、ポスターの下書き(宿題)を完成させていました。本当に本校生の努力には感心させられます。以下は、生徒の感想です。
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<生徒の感想>
〇ポスター作製は人によって構図の仕方や工夫点が異なるので個性が出ると思った。沢山の見やすい工夫を友達から盗んで自分のものにすると、もっと良い感じのポスターを作ることができると思った。
〇今日、ポスターの下書きが完成して、本番の大きいポスターの用紙に書き出しました。下書きの紙より実際の紙の方が大きかったので、レイアウトが難しかったです。自分の強調したい、SDGsについての部分を色付けや、工夫をして、伝えたいことがポスターを見る人に伝わるように、また、企業についてしっかりアピールできるように作れたらいいなと思います。
〇今日はポスターを書き始めました。模造紙への下書きが完成してよかったです。今までこういった事をしたときより進みが早くて安心しています。ただ、それでも時間がないので丁寧かつスピーディーに進めていきたいです。いくら時間がなくても手を抜くことは絶対にしたくないのでがんばります。バランスよく書くのは何度やっても難しいです。でも全体を見ながらやることでやり直しが減ってきた気がします。次の時間では、画用紙などを使いつつ、文字の字体をつくっていきたいです。時間を有効活用できるようにします。
〇今日は下書きをもとにポスターを作りはじめました。私は絵や図を使っているので色などを工夫してきれいに書けるようにしたいです。
〇まず、友達のポスター案を見て色々工夫してるところがあったり自分のアイデアにはなかったりすることがあって、もっと自分のポスターを良くすることができるなと思いました。そして自分でも、どこをどうしたらわかりやすいか、などを考えてポスターの下書きを書くことがとても難しかったけど奥が深いなとも思いました。先生からもアドバイスをもらったのでこれからも頑張っていこうと思います。
〇ポスター作製作業をした。下書きが完成したので、本番の用紙に書いていった。近くの友達と見せあって、どういうレイアウトにすれば、分かりやすく見やすいか考えながら作製した。紙が大きいので上から下まで同じような間隔で、見やすいように全体のバランスを考えながら書いていくことに気をつけた。
〇ポスター制作が始まった。企業の方にも見ていただくものなので自分の学んだこと、感じたことを自分の言葉で伝えられるよう、見やすいポスターを作りたい。そのためにも、友達のポスターなどを参考にしながら自分の伝えたいことが伝えられるのかを重きにおいてポスター作製に取り組みたい。
2021年9月10日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会実行委員会②
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今回は、実行委員会の生徒の皆さんから依頼があり、教員が三木町文化交流プラザに引率しました。事前に実行委員が文化交流プラザに連絡を入れ、アポを取ってくれていました。メジャーを持参し、具体的なパネル配置を考えていました。密にならないように2階通路を使うことと、再度、人の導線を確認しました。実行委員がメジャーを抱えて小ホール、エントランスホール2階通路の横幅や縦の距離を測り、パネルの配置を具体的に考えました。コロナ対策として、人が密にならないように、パネル間の距離や椅子の配置を考えていました。実行委員たちのコロナ対策の意識の高さに頭が下がりました。また、1回目より全員で集まり知恵を絞り、話し合いで問題を解決する場面が多くみられました。記録写真を自主的に撮っている姿も見ることができました。教員の助言もなく、自分たちで考える高校生の成長は教師の予想を超えており、横で見ていて心を躍らせています。以下は生徒の感想です。
<生徒の感想>
○今日は、生徒主体で自主的に行動することができたと思います。大まかな流れも決まり、すごくスムーズに事を進められました。何よりこうしたい、とかこうした方がいいんじゃない?といった提案をみんなができていたのが良かったと思います。この調子で他のやらなければいけないことを終わらせて、成果発表会を万全な状態で迎えたいです。
〇今日はみんな積極的に行動し、具体的に成果発表会の事が決まっていき、より実行委員らしい活動が出来たと思います。これから問題点も出てくるかもしれないので、その時は実行委員みんなで協力して解決できるようにしたいです。これからも気を引き締めて活動します。
〇思ったよりも作業がスムーズに進められました。積極的にここはこうしようとか、いやこれはこうかななどの提案や、それを行動することができていてとても良かったです。計算をするときや、長さをはかるとき、さっと動いてくれたり、また今日の活動の決定事項を送ってきてくれたりして、本当に行動力があって頼もしい実行委員さんたちですごく感激しました!この調子で引き続き頑張っていきたいと思います。
〇今日は、ステージの採寸や何個パネルがおけるかなどを確認して、みんな積極的に活動できたと思います。みんなが積極的に動いたおかげでスムーズにパネルの数や人数が決まり、良かったです。私は、この活動のおかげで行動力が高まると良いなと思っています。また、実際に交流プラザにパネルを準備したりする時は指示などが的確にできるようにしたいです。この調子で成果発表会がより良いものになるようにしていきたいです。
〇今回は、前回よりみんなで沢山案を出して、積極的に活動出来たと思います。みんなで、一番いい案を、色々試しながら、見つけることができ良かったです。これからも、今回のように、活動できるようにみんなで頑張りたいなと思いました。まだ、作業が残っていたり、今の案の中でうまくいかないこともあるかもしれなかったりするので、最後までしっかり頑張りたいです。これからも、インタビューシップ成果発表会が成功するように、最善を尽くしていきたいです。
〇途中で帰らなければならなかったけどその後決定事項をみんなが教えてくれて助かりました。次の実行委員会にはきちんと参加して良い成果発表会を作れるよう、積極的に行動していきたいと思います。がんばります。
〇今回は前回よりも生徒主体で積極的に活動できたと思います。みんなたくさん意見を出したので思っていたよりスムーズに決まりました。これから本番までも今まで通り積極的に活動して、全員でインタビューシップ成果発表会を成功させたいです。
〇今回から本格的に参加しました。みんな積極的に意見を出しあえたので活動してるなーと感じました。測ったり何個おくかきめたりした事で成果発表に向けての意欲が高まった気がして嬉しいです。次の実行委員会ではもっと自分の意見を出せるように頑張ります。
〇今回は前回よりさらに皆が意見を出し合って活動できたと感じました。自分も少し意見を出すことが出来ました。具体的にボードを何個置くかなどを決めたことによって、成果発表を自分たちで創り上げていくという意識が高まった気がします。次回の活動も頑張ります。
2021年9月8日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会に向けてポスター作製開始
定期考査終了直後に実施されるインタビューシップ成果発表会「CONNECTING ROOM」の準備が始まりました。9月30日まで香川県が「まん延防止等重点措置」に指定されているため授業時間が大きく削減されています。その直後の10月6日に実施予定ですが、「生徒の成長の場」であると同時に対外的な企画であるため、3年目を迎える今年度も生徒は高い意識をもって準備を始めています。「CONNECTING ROOM」とは地元の企業をはじめ、三木中学生、三木町役場の方、本校をご支援いただいている団体、個人が「地域の活性化」を共通の目的として集い、繋がり交流する場になればという願いを込めて命名しました。3年前、若年教員の提案をもとに「産業社会と人間」担当教員で共感し決定した経緯があります。以下は、生徒の感想です。
<生徒の感想>
〇先生の説明を聞いて、ポスターの作り方やどのように工夫をしたら、ポスターがより魅力的になるかを考えることができました。今日考えたことを意識して見応えや聞き応えのあるポスター作りをしていきたいです。お世話になった企業の方たちが来るので、最大限インタビューシップで学んだことを伝えられるようにしたいです。
〇今回から、ポスター作りが始まり、アピールシートのどこの部分を書くのかやレイアウトを考えるなど、たくさんの事をしなければならないので、うまくまとめられるのか不安です。インタビューシップで自分が訪問した企業について、たくさんの事を教わったので、それを聞き手にしっかり伝わるようにポスターにまとめたいです。
〇ポスター制作についての説明を受けました。アピールシートに企業のことをまとめたのですが、ポスターにはそれ以上にまとめた少ない情報しかかけないという事がわかりました。アピールシートの状態で企業の伝えたいことは抜粋したつもりだったのですが、何も見ずに多くの情報を伝えなければいけないので、緊張でど忘れしないか少し不安ではあります。ポスターに書くべき内容をしっかり決めていいポスター作りが出来るといいなと思いました。
〇インタビューシップで学んだことを発表するために大きい紙にまとめるため、必要なことを要約する作業をしました。このような作業は苦手なので友達と協力していきながら克服していきたいです。またアドバイスなどを交わしていきながら発表会を見据えて逆算して頑張っていきたいです。
〇ポスターにするとき自分が言いたい伝えたいことをちゃんと整理して、書くことができるようにインタビューシップに行った記憶を思い出してタケダさんのいいところが伝わるように良く考えて書いていきたいです。また、見に来てくれる人を楽しませるような工夫をいっぱいしていきたいと思いますヮ(゚д゚)ォ!
〇今日はポスターセッションとポスター作成の方法について学びました。先輩たちのポスターは伝えたいことを書くだけでなく色塗りや文字の配置をわかりやすく丁寧にしていて同じ一年生に見えませんでした。
2021年9月7日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ成果発表会実行委員会
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10月6日(水) インタビューシップ成果発表会「CONNECTING ROOM」を実施します。そこで、立候補による生徒の実行委員会を作り、生徒を中心に企画成功に向けて活動することに決定しました。立候補した9名の実行委員を中心に74名(生徒)+6名(「産業社会と人間」の授業担当教師)プロジェクト成功に向けて活動を開始しました。今年度からは、新型コロナウイルス感染拡大の影響による「密」を避けるために、三木町文化交流プラザで時間を区切って実施することにしました。本日は14:30~実行委員会の顔合わせ・企画の目的を共有したのち、15:00~三木町文化交流プラザに行きました。施設見学をしながら、人の動線確認・パネル配置のイメージ作りをしました。生徒からはコロナ感染に配慮した受付場所の工夫やスクリーンを使った企業紹介の工夫など積極的な意見が出されました。実行委員の前向きな姿に期待が持てます。以下は、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○初めて交流プラザでするということで、広かったり、コロナウイルスのことも考えたり、色々気にしながらしなくてはならないので、大変だと思いました。だけど、交流プラザですることによる利点も沢山あり、やりきったときには、大きな達成感があると思うから、みんなと一緒にたくさん考え、よい案を出して、このインタビューシップ成果発表会を必ず成功させたいと思いました。この実行委員会で、しっかり活動することは自分が成長できる大きなチャンスだから、みんなと協力して、みんな成長できたらいいなと思いました。残り一ヶ月間、文化祭など色々あって大変だけど、自分ができることは全てして、頑張りたいです。そして三木高校の歴史に残る素晴らしいインタビューシップ成果発表会にしたいです。
〇今回の実行委員のメンバーはよい意味でみんながあまり気を使わなくてすみ、意見が次々と出でくるので、物事がスムーズにいきそうな予感がしています。どんな発表にしたいかや発表の意味について話した際もそれぞれがこの発表会にかける思いや、姿勢をお互いに感じ取れたと思います。 実際に足を運び会場を見ることで、必ず成功させようという想いが高まりました。ここはこうしたいとか、企業さんにもっとここを見てもらいたいなどの意見が出たので、企業さんが「おお!」となるような工夫や取り組みを必ず行いたいです。これから気合を入れて頑張りたいと思います!!
〇実行委員になったことで初めて関わることが出来た人もいたのでとても良かったと思います。みんなやる気のある人たちだと思うので、成果発表会がとても楽しみです。初めて三木町文化交流プラザで実施するということで一から考えなければいけないのはとても不安ですが、先生方や実行委員のみんなと協力して積極的に意見交換し、素晴らしい成果発表会が実施できるよう精進します。成果発表会に来てくださる方に三木高校総合学科の良さを伝えられるように努めます。
〇思っていたよりやらなくてはいけないことが多くて、責任も重大で大変ですが、積極的に関わっていきたいと思う気持ちがさらに湧いてきました。このメンバーなら、必ず成果発表会を成功へと導くことができると思えるぐらい頼もしい子ばかりです。先生方が意見は何でも言ってほしいとか、やりたいこと全部やろう!みたいなことを言ってくださったのが、とても嬉しかったです。これから約一ヶ月みんなと協力し、綿密に計画を立て、みんなが満足だと思える産社の集大成にしたいです。
〇最初は勧められて実行委員会に入ったけれど、三木高校のインタビューシップの成果発表会を実行委員会として良いものに作り上げたいと思うようになりました。企業の方に失礼のないように、喜んでいただけるよう自分のできること・仕事をこなしていこうと思います。実行委員会になって、大変なことが多いと思うけれど協力しあってがんばります。この経験を活かし自分を成長させたいです。
〇みんなものすごく真面目で打ち合わせでもたくさんの意見が出てきて、それぞれの成果発表会に対する思いなどを知り、全員で協力していいものにしていきたいなと強く感じました。先生方もとても協力的で、私たちの意見をとても尊重してくださるので、すごくやりやすいですし良い意味で気を張らずにリラックスして活動できているのでとても楽しく、より頑張ろうと思えています。この活動を通して自分自身の成長はもちろん、総合学科の1年生全員、お世話になった企業の方や三木中生、地域の方々などたくさんの人の成長に繋げるため、自分にできることを精一杯やり遂げたいです。
〇私は、気軽な気持ちでこのインタビューシップ実行委員会に入りました。打ち合わせをする前はもっと真面目な感じで先生と一緒にやっていくのかと思っていました。しかし、実際には自分たちで全ての事をやっていくという重大さに驚かされました。実行委員に入ったおかげで責任感が生まれました。産社の授業の中で一番大きな活動なので、絶対に成功させたいです。また、活動が終わった後一年生が成長できたと思えるような成果発表会になるように積極的に頑張ります。
〇実行委員に参加した時は一から自分たちで考えるということにすごく不安を感じていました。ですが、実際に集まって話をして、会場へ行った時に皆がたくさんの意見を出しており、とても心強く思いました。私も皆に引けを取らないよう意見を出していきたいと思います。活動が終わった後に成長したと思えるように頑張っていきたいです。
2021年9月3日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ経験交流
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夏季休業中に体験した「インタビューシップ」での経験について交流しました。香川県内には「まん延防止等重点措置」が出た影響もあり、40分間という限られた時間の中での交流になりました。しかし、短い時間の中で生徒は自分の活動を友だちに熱心に伝えていました。最初は、静かな話し合いでしたが、発表に対して自然に拍手が起こるなど徐々に活気が出てきました。9月1日に生徒が作成した企業のアピールシートを見ましたが、訪問企業様から非常に多くのことを学んだことがうかがえます。生徒の目線で見た素敵な企業のアピール用冊子ができそうです。以下は、生徒の感想です。
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<生徒の感想>
○今日はグループになってインタビューシップで行った企業についての発表をしました。原稿やメモ、資料もなかったですがしっかり私が行った「一般社団法人hito.toco」について伝えられました。本番の発表のときにはさらにいいところや学んだことを発表できるように頑張りたいです。
○インタビューシップで学んだことや、企業の紹介を同じグループの人に伝えるとき、アピールシートに書いたこと+自分の中で心に残っていることを伝えることができてよかったです。仲のいい友達としか感想を言い合うことができていなかったので、普段あまり話すことのない人にも、伝わるように言葉を選んで言うのが難しかったです。グループの人の話を聞いているときは、仕事内容が似ている企業でも、ぜんぜん違う取り組みをしているなど、面白かったです。グループで話すことで、インタビューシップのことを改めて振り返ることができました。
○インタビューシップに行った内容やそこから学んだことなどをグループ内でプレゼンしました。アピールシートがない状態で何も見ずにしたので、少し言葉がつまりながらでした。交流プラザで企業さんの前でするときは分かりやすく伝えられるようにしたいです。また、何かに挑戦してみたいと思ったのでインタビューシップ実行委員会に入りました。中心となって成果発表会を成功させたいです。
○今日は経験交流をしました。他の人がどんな企業でどんなことをしたのかをきくのは楽しかったし、たくさんのことを知ることができたと思います。みんな内容の濃い数日間をすごしていて聞いているのは楽しいです。自分も色々話しましたが、なにも見ずに話すのは話せることには話せても言いたいことがいくつか抜けてしまい難しいと実感しました。ですが、この力は絶対必要とは行かなくてもあるにこしたことはないので少しでも力がつけられるよう、ポスターセッション頑張りたいと思いました。これからポスターの制作に入りますが、テストや文化祭などもあるので本当に時間がないです。時間をうまく使えるようにします。多分また時間がかかると思うので家でもしっかり進めます。本当は実行委員もやりたいです。文化交流プラザという外部での仕事は貴重な経験ですし何より楽しそう、と思ってしまう自分がいます。それに関しては自分でもだめなこととは思いませんが程々にしておくべきというのはわかっていますし、今色々やることがあるのにそれまでやってしまうと中途半端になると思うので今回はやめておきます。ただ、やることが少ない時期に機会があれば、自分と相談しつついろいろなことに挑戦するようにしたいです。
○今回はみんなでインタビューシップ先の企業について紹介しあいました。私がいった企業の方たちが丁寧に説明してくれていたおかげでなにもみなくてもスラスラ話すことができました。周りの友達のおはなしも聞いてみんなそれぞれいろいろなことを学んできたということがとてもわかりました。次回からは、企業の方に喜んでもらえるようなポスターを作れるように頑張りたいなと思いました。
○今日は40分と短かったからか、自分の行った企業のプレゼンが十分にできなくて残念でした。みんなが行った企業について聞くことで、驚いたこともあったし、私とは別のSDGsの観点を発見していて、みんなのプレゼンが千差万別でとても面白かったです。ポスター作成の期限が思ったよりも短く、今から完成させられるか心配ですが、訪問させていただいた企業さんの魅力を最大限紹介できるように良いポスターを作りたいです!
○インタビューシップで伺った企業を友達同士でアピール。他の人が伺った企業がどのような業務をし、どのような工夫をしているのかを知ることができた。また、自分自身も自分の言葉で企業のことをアピールできてよかった。
○インタビューシップの交流をしました。それぞれ普段できないような体験をしていて他の企業のことも気になりました。また、自分が経験したことを説明するのは意外と難しくて苦労しました。発表の練習をしていくと考えたら不安なことだらけです。でも、自分にできることをしていきたいです。
2021年7月22日~8月20日 1年生「インタビューシップ」企業訪問
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総合学科1年次生では「産業社会と人間」の授業で職業教育としてのインターンシップを実施していました。しかし、本校の総合学科は全国でも稀な「進学タイプの総合学科」であるため、キャリア教育としてのインターンシップのあり方を検討しました。その結果、2019年度からは、「地域のリーダーを育成」を目指し、「働く意味」を学ぶことを目的とした内容に変更しました。香川県中小企業家同友会にご協力をいただき、地元で活躍する中小企業にジョブシャドウィングの形を用いてインターンシップを行っています。生徒は一人で1つの企業を訪問し、訪問企業に責任をもち、企業のアピールポイントを探し、企業紹介用の原稿を作成します。全員の紹介原稿を冊子にして地元の企業等に配布します。また、原稿をもとにポスターを作成し、三木中学校2年生、保護者、地元の方々を対象に成果発表会を実施します。地元を知り、地元企業の良さを伝えることで、「若者が生き生きと活躍できる町づくり」を考えています。昨年度からは発表にSDGsの観点を入れています。今年度は、地域の方により広く活動を理解していただくために、三木町文化交流プラザをお借りして、10月6日に成果発表会を実施する予定です。
約一ケ月間、生徒が「インタビューシップ」でお世話になっている企業を、担任を中心に巡回しています。担任の感想は、生徒に対して熱心に対応していただいていると非常に好評です。また、この授業は生徒だけでなく、企業の方にとっては社員教育の意味を持っているとのことです。三木高校と地元中小企業の両者にとっても大きな意味のある活動になっています。
注:本校では職業教育のためのインターンシップとキャリア教育としてのインターンシップを区別するために、香川県中小企業家同友会と話し合い、働く意味を地域で活躍する大人たちから学ぶという意味で「インタビューシップ」と命名しています。
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<インタビューシップ参加企業名(67社)>
東宝物産(株)
(有)タダ産業
長谷ぶどう園
(株)たまり
(株)幸楽苑
樫原工業(株)
徳武産業(株)
紫和司法書士事務所
(株)CNT(テンポスバスターズ高松店)
山田電建(株)
(一社)香川県中小企業家同友会
アート印刷(株)
(株)日協堂医療器
NPO法人 丸亀街づくり研究所
(株)マール
(有)中條商事
(株)みつば
(株)かのん
(株)ママズ
一般社団法人hito.toco
(有)高原本店
(株)グリュック
(同)くまでんディレクション&デザイン
(株)アロバー
(株)ケアサポート幸樹
(有)森本建具店
(株)三渓設備
(株)アクセル
大和警備保障(株)
(株)ビットコミュニケーションズ
一般社団法人 かねとうみらい塾
(株)たも屋
(株)タケダ ドコモショップ木太店
(有)茉莉華
和泉潤税理士事務所
(株)大渚亭
(有)キムテック
(株)T-NET vigla(ティーネットジャパン特例子会社)
(有)松原製本所
松田哲也税理士事務所
(株)UMOGA
三有研器(株)
オートモールジャパン(株)
(有)橋本薬局
(有)藤田木工所
(株)中田養蜂
(有)三栄自動車整備工場
(株)Jリスクマネージメント
(株)三好製作所
(有)向井建設
(株)スミセイハーモニー
(有)エーワンセキュリティサービス
(有)エスコートライフ
(株)宗家くつわ堂
(株)合同経営
(同)FP Lifestep
リュウマンホールディング(株)
(株)オーキッド
(株)木谷仏壇
江本手袋(株)
(株)タナベ刺繍
タナカ印刷(株)
(有)グッドワーク
(株)高松ホットスタンプ
うえむら農園出荷組合
ウエストン(株)
ダイレクト(株)
2021年7月16日 1年生「産業社会と人間」プロジェクトゴール共有会・校長激励
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いよいよ「インタビューシップ」に出発します。今年度も総合学科1年次生の成長が楽しみでわくわくします。今回は「インタビューシップ」の出発式として、プロジェクトゴール共有会・校長激励を実施しました。74名の生徒全員が「Mから始まる文字」を掲げ、全員の前で文字に込められた意図を説明することで、インタビューシップに臨む意気込みを語ります。今年で3年目になるこの企画ですが、毎年、言葉に込められた生徒の意見や意気込みに触れて、元気をもらいます。以下は、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○Mの発表会!!!
みんなの考え方、自分にはないものもとても多く、とても刺激を受けました。どれも本当に素敵でした。とっっっても緊張しました。
また、校長先生の話、すっっごいなあと思いました。
「転んだときに、転んだところの手元にあるものを拾って、それを自分に活かして。」
という言葉がとても心に残りました。
私は、容量も悪いし、どんくさいから、今回のインタビューシップで沢山つまずくと思うので心に刺さりました。写真撮影楽しかったです。
○今日は、インタビューシップに向けてひとりひとりがどのような目標を持っていくかという発表会をしました。私は、このインタビューシップで、自分のこれからの将来に「最大限」活かせるような体験をしたいという思いから「MAX」という言葉にしました。どのような意識で挑んだら、最大限活かせる体験ができるのか、よく考えて行動し、インタビューシップでの二日間を有意義で濃いものにしたいです。また、他の人の発表を聞いて、おんなじ言葉でもそこに込められた思いが少しずつ違っていて、ひとりひとりがインタビュージップの目標をしっかり持っているんだなと思いました。全員が良かったと思えるようなインタビューシップになればいいなと思います。
○象形文字や韓国語で考えている人もいて面白いと思いました。一人一人個性が溢れていて良いと思いました。特に、Meetを選んでいる人で新しい自分に出会いたい、出会いを大切にしたいと言っているのを聞いて、私もそうしたいと思いました。Mettleを心に留め、インタビューシップでは勇気を出して行動できるようにしたいです
○今日はMから始まる英語の発表会をしました。みんなの発表を聞いて、どの子もきちんと考えていてすごいと思いました。僕も今日発表した単語をインタビューシップできちんとこなせるようにしたいです。また、明日事前打ち合わせがあるので明日からがインタビューシップだと思い、真剣に取り組んでいきたいです。
○今回のインタビューシップの決意表明として書いた「m」から始まる単語、「Mystic」の意味を説明しました。あちらに伺ったときになにか知ってはいけないような秘密は絶対に秘密にするようにし、私の中だけでとどめておきたいです!
2021年7月14日 1年生「産業社会と人間」企業への訪問日程調整・確認、ジョブシャドウイングについて
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今回は、訪問企業が決定した前回の授業から今回の授業までの間に、各自が訪問企業に打ち合わせの約束を取るメールをしました。その結果を記録する作業と、Zoomの代わりにgoogle meetの利用方法の説明をしました。その後、個々人で以下の課題について活動をしました。
○企業との連絡(日程が決まっていない人)・・・chromebookを使用(google meet利用)
○企業調べ(インタビューシップ実施要項p5,p6を完成)・・・chromebookを使用
○「Mから始まる企業へのアピールシート」作成・完成
<生徒の感想>
○今日は、インタビューシップのことについてお話を聞きました。なんのためにインタビューシップを行うのか、具体的にどんな活動をするのかなど、色々な話を聞いて、インタビューシップをするのがとても楽しみになりました。私は、将来自分が何をしたいのかがまだよくわかっていないので、インタビューシップを通して自分がやりたいことを見つけられたらいいなと思いました。
○今日は、自分がインタビューシップで伺う企業について調べました。昨日、企業の方とビデオ通話をしました。最初はとても緊張したけれど企業の方がとても優しいかたでリラックスしてお話できました。まだ、インタビューシップの日程は決まってないけれど、企業についてしっかりホームページを見て活動理念などしっかり調べたいです。
○今日の産業社会では「ジョブシャドウイング」や「メールの返信」について行いました。先生が○○先生にインタビューシップを行っていたように、きちんと相手の目を見て、聞く姿勢でいることや、聞くタイミングが大事がなあと思いました。インタビューシップに行く前にあらかじめ相手の企業のことを調べておき、送付されるパンフレットや書籍をよく読んでおいたほうがいいなとおもいました。
○企業の訪問日程調整・ジョブシャドウイングで○○先生がジョブシャドウイングをされている様子を見て実際に行ってみてのアドバイスを聞いたことで、なるほどと思うことがたくさんありました。相手と話をするときはきちんと目を見て、相づちを打ち、メモをとるときは、あとから見ても分かるメモを心がけたいと思いました。充実したインタビューシップに出来るよう、準備を進めていきたいです。
○今日は、ジョブシャドウイングとは何か、具体的にどういうことをするのか、どのようなことに意識すればいいのかなど、実習中に行うべきことについてお話を聞きました。ジョブシャドウイングを通して自分の将来の働き方や生き方について考えるきっかけになればいいなと思いました。それから、先生方のお話を聞いて思ったのは、企業に行く前にその企業についてしっかり調べておくことが大切だなということです。企業の方に失礼がないように、それからより多くのことを学ぶためにも、今のうちに企業さんのことについてよく調べておこうと思います。
○今日は、ジョブシャドウイングについてのお話を聞きました。私が最初に想像していたものとは、かなり違っていて驚きました。実際に○○先生が▽先生のジョブシャドウイングをされているのを見て、いろいろ気をつけるポイントがあることに気づきました。特に気をつけようと思ったのは、事前に企業や仕事内容について調べられるものは調べておくということです。少しでも知識があるのとないのでは、質問の内容も変わってくると思いますし、よりたくさんのお話が聞けて、自分のためにもなると思います。だから、インタビューシップ当日までに調べておいて、実際に行ったときに色んなお話を聞きたいです。
2021年7月13日 3年生「進路探究」個人探究成果発表会
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前回、各班でのプレゼン終了後に、生徒から「他の班のプレゼンも見たい」という要望がありました。生徒の要望に応えて、今回は各班の代表者5名のプレゼンを3年次生全員で聞くことにしました。当日、代表者の生徒たちは緊張していましたが、それぞれが進路と結びついており、興味を魅かれる視点をもったプレゼンでした。代表生徒の多くは、「もっとスキルアップを図らないと・・・まだまだ」プレゼンの改良を検討していました。代表生徒たちだけでなく、この活動がより生徒の進路意識を鮮明にし、学習意欲に繋がることを期待しています。後期からは、進路ごとに個々人が学習を中心にグループに分かれて活動を実施します。
2021年7月13日 2年生「進路探究」三木町からの課題の提案
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今回で三木町役場に訪問させていただくのは4回目でした。1班:「ICTの活用」、2班:「地場産業の振興」(2回目)、4班:「まちの魅力発信強化」、7班:「多様なニーズに応じた子育て環境をつくる」です。この日も生徒は積極的に質問をしており、会が盛り上がっている班もありました。残りの班は、学校で訪問の際に深めた内容をもとにプレゼンをイメージしながら、10月19日(予定)の成果発表会に向けて班で意見をまとめています。以下、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○アンケートを書いて役場に持って行き、内容を見てもらったが、厳しいことをたくさん言われた。私たちは下見がまだまだできておらず、その質問は何のためにあるのか、目的は何なのかを明確にすべきであると思った。したがって、井戸モールや田中に出来たあたらしいパスタ屋さん、三木マルシェに行って、出店されている人たちにお話を聞こうと考えました。三木マルシェが作られた目的や現状を理解してから、今後の提案を話したいと思う。
○今日は役場に行ってお話をお聞きしました。多様なニーズに応じた子育て環境をつくるというには、人によってニーズが違うので難しいと思いました。子育ての際には、「公園をつくって欲しい」「施設の利用時間を延ばしてほしい」という要求が多いようです。また、お話を聞くうちに新しく質問することが出てきました。保育所に行くことも決まったので、班の人と話し合う時間を増やそうと思いました。
○たくさんの質問に答えていただき、とても嬉しかったです。すごく丁寧に教えてくださり、わかりやすくてメモが取りやすかったです。少し時間が短かったこともあり、話の内容で質問をしたかったことがありましたができませんでした。とても熱心に話してくださったので、次の機会を大切にしたいです。29日には保育所に伺う予定なので、またたくさんの質問を考えておきたいです。
○2回目の役場訪問に行きました。今回はアンケートをとって、三木マルシェの現状を調べるという案を提案しました。しかし、アンケートは難しいことが分かりました。三木町はイベントや行事や市場など多いので、他に負けないような工夫をするのか、全く新しいことを始めるべきかを考えたいと思います。
○三木町のHPに子供に関する情報はたくさんありましたが、どれも文章が多く、何枚にもわたっており、分かりにくく、専門用語が分かりません。もう少し、高校生でもわかるようなHPがあればよいと考えます。また、最近の子どもはゲームに夢中で、外で遊ぶ姿をあまり見かけなくなりました。そのせいか、公園も少なく、遊具はさびています。三木町に子どもが遊びたくなるような公園があればなと思いました。
9月以降は、各班で提案をまとめて冊子を作成し、パワーポイントを作成しプレゼンの準備をします。
2021年7月6日 2年生「進路探究」三木町からの課題の提案
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今回で三木町役場に訪問させていただくのは3回目でした。8班:「地域の防災意識と防災力の向上」、10班:「観光資源の活用と創出」、11班:「子どもと親の健康を守る」の3班が訪問しました。残りの班は、学校で訪問の際に深めた内容をもとにプレゼンをイメージしながら、10月19日(予定)の成果発表会に向けて班で意見をまとめました。以下、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○実際に自分で足を運んで話を聞くことによって、自分の考え、視点が大きく変わったように思います。特に興味もなかったことを調べるうちに、また話を聞いているうちに興味がわいてきました。「子ども」「妊娠」どれも自分に全くの無関係ということではないし、いずれこの機関や施設を利用する際には相談に乗っていただき、支援を受けたいと思った。
○プレゼンをする内容もある程度決まりました。ちょうど良いタイミングで、放課後児童クラブのボランティアも実施されます。ラッキーです。「百聞は一見に如かず」ともいうので、放課後児童クラブに参加するのが楽しみです。何かしらの行動に移すときに、私はあと一歩を踏み出しきれないことが多いのですが、友だちが引っ張ってくれるので助かります。本当に助かります。
○訪問する場所として、児童発達支援“くすの木”へ行きます。そこで何を聞くかを考えました。三木町に提案することも考えながら、公の場でどんなことに困るのかなどさまざまな疑問について聞きたいと思います。また、児童虐待について役場の方に質問したことを踏まえて、提案できることがないかを考えようと思いました。考えを深めるためにも、ニュースを見たり、読書したりするのは大切だと思うので努力したいです。
2021年6月22,29日7月6日 3年生「進路探究」個人探究成果発表会
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総合学科3年次生は、昨年10月20日に「三木町の課題に提案する」と題して、2年次生のときにグループ探究成果発表会を実施しました。三木町役場の各課より課題をいただき、高校生の視点で課題の解決を考え、三木町に提案しました。当日は三木町長、三木町役場各課から提案いただいた方、1年次生のインターンシップ(現インタビューシップ)でお世話になった香川県中小企業家同友会所属の20社近い企業の方が来校されました。その後、グループ活動で学んだ探究活動のノウハウを生かして、個人探究活動を続けてきました。総合学科3年次生全員が、5月に提出した6000字の論文をもとに、パワ―ポイントを作成しました。研究テーマごとに5つの班に分かれ、6月22日・29日・7月6日の3日間で全員がプレゼンを行いました。自分以外の生徒を以下の評価基準に基づき4段階で評価しました。得点の高い上位3名に○印をつけて、○印の数の多い生徒が班の代表者となります。代表者は、文化祭初日(9/3)に全校生徒の前でプレゼンを行います。
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<評価基準>
A:声が明瞭である
B:発表内容が充実している
C:聞き手に分かりやすく伝える工夫がある
D:発表態度(視線・姿勢)がよい
E:発表時間が適切である
2021年7月2日 1年生「産業社会と人間」社会人講演会~社会人として必要なマナーについて~
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今回は、高松短期大学秘書科から関 由佳利氏をお迎えして「社会人として必要なマナーについて」というテーマで社会人講演会とワークショップを行っていただきました。講演会と美しい姿勢や敬語の使い方、お辞儀の仕方などの活動とを絶妙に組み合わされていました。生徒も一生懸命に活動をしていました。講演会後、大学に戻られた関先生からすぐに次のようなお褒めのメールをいただきました。「三木高校の生徒さんは素直で反応もよく、一生懸命に取り組んでくださり、いつもうれしく思っております。本日も、生徒さんたちからパワーをいただきました。インタビューシップでも、それぞれ頑張ってくださると思います。」以下、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○関先生のお話の中で、伝えたいこと全てが相手にそのまま伝わるわけではないということと何でも意識して行動することによって習慣付けられると話されていたことが印象に残りました。綺麗なお辞儀の仕方や話し方などたくさん覚えることがあって完璧にはできないかもしれないけれど一番大切なのは教えていただく企業の方一人一人に感謝の気持ちを持って接することだと思いました。
○インタビューシップにおいて、とても不安であった礼儀や作法について、詳しく、具体的に学ぶことができてとても良かったです。インタビューシップで、お相手の企業の方にとって絶対に失礼のないように何度も礼儀や作法を復習して頑張りたいです。「この子が来てくれて良かった」と思われるような行動・言動を心がけて頑張りたいです。
○学んだこと:人の印象は何で決まるか考えたときに、声の大きさや表情が大事だということに改めて気づきました。自分がインタビューシップに行ったときに、いい印象を持ってもらえるように話し方や表情、身だしなみや言葉遣い、姿勢などに注意したいと思いました。また、挨拶も良い印象を与えるポイントになるので、明るく元気よく挨拶をしたいと思いました。たくさんの事を知ることができたので活かしたいと思います。
○私は関先生のお話を聞く前は「マナーとは何か」という問いにきちんとした答えを出せていませんでした。ですが、先生のお話の中にあった「あいさつをするときに目を合わす」や「お辞儀をするときは止まる」ことなど、かしこまった場所だけでなく、学校生活の中で日常的に使えることが分かりました。特に「ものを渡すときは、足をそろえる」ことを意識して、行動につなげて、よい運命をたどりたいです。
2021年6月30日 1年生「産業社会と人間」履修計画②(「総合学科の学びのカタチ」と履修計画作成)
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今回は、計画では「インタビューシップ」(ジョブシャドウイングによるインターンシップ)の準備でした。しかし、生徒の訪問企業が決まっていないこと、7月2日が履修計画表一次提出の締切日ということもあり、急遽内容を履修計画表作成と履修計画の土台となる「総合学科の学びのカタチ」について講話を行いました。以下は、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○私は、今まで大学の入試方法は考えることがなかったが、今回総合学科の学びのカタチについての講義を聞いて、もう考えはじめておくべきなのかなと思った。また、産業社会と人間の授業やインタビューシップなどの、学校内外の様々な活動を通して、視野を広げられるようにきちんと取り組んでいきたいです。
○履修計画の清書を集中しておこなった。推薦入試についての話を聞いて、今からしっかり考えて準備をしておく必要があることが分かった。3年生がどうだったかを聞いて、具体的なイメージがもてた。
○地歴・公民科目を決めるのに苦労したけれど、とりあえず決めることができたので良かったです。偏差値が高いところを志望大学にしたので定期テストや進研模試などのテストで、落とさないように頑張っていきたいです。
○インタビューシップと推薦について先生から話を聞きました。世の中の課題に気づき、その解決などに思いをはせることがインタビューシップの目的だと分かりました。また、私はこれからボランティアに積極的に参加していきたいと思いました。
2021年6月29日 2年生「進路探究」三木町からの課題の提案
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今日は三木町役場訪問2日目でしたが、2班:「地場産業の振興」、5班:「スポーツの推進」、9班:「支援を要する子どもや家庭を支える」の各班が参加しました。引率した先生方からは「生徒は熱心に思った以上に積極的に質問していて良かった。」と生徒たちの頑張りを見て、高く評価していました。以下、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○三木町役場に行き、質問に答えていただきました。質問がたくさんあったので、1つ1つ答えてもらっていると、時間があっという間に過ぎました。自分の知らない制度や取り組みがたくさんあることに気づきました。お話をお聞きして一番意外に感じたのは、虐待が増えたというよりは、虐待が認知されて通報されるケースが増えたということです。私たちには、「虐待を疑えば、すぐに通報する義務がある。」と話をされていたのが印象的でした。その一回で、一人の人の命を救えるのだということに気づかされました。
○三木町役場の担当者の方に、私たちの提案を発表したところ、まだ内容が浅いので、今の提案では厳しいと言われました。次の13日に会えるときに、担当者の方が驚くような案を考えたいと思います。そうするには、中小企業の方にお話をお聞きして、三木マルシェさんがどのようなものであれば出店する気になるのか、三木マルシェさんに現状を聞きに行くなどしたいと思いました。また、班員のみんなと三木町の町民レポーターとなり、マルシェや他の中小企業を紹介するのもありだなと思いました。
○保育園で話を聞くことについて、三木町役場の方に対して、どのような意図をもって話を聞きに行くのかという根拠をきちんと伝えられるようにしたいと思いました。保育園で質問する内容も、しっかりと聞かないといけないと思いました。いろいろなサイトを見て、残りの時間でしっかりと準備をしたいです。各自で調べた意見を班内でまとめたいと思います。
2021年6月25日 1年生「産業社会と人間」インタビューシップ説明
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今回は、「インタビューシップ」に向けての説明会と資料の配布をしました。責任を持つために一人一企業に入るのですが、三木高校の生徒は毎年、責任を持って活動しており、訪問企業の方からは非常に評価が高いです。以下は、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○今日は、インタビューシップのことについてお話を聞きました。なんのためにインタビューシップを行うのか、具体的にどんな活動をするのかなど、色々な話を聞いて、インタビューシップをするのがとても楽しみになりました。私は、将来自分が何をしたいのかがまだよくわかっていないので、インタビューシップを通して自分がやりたいことを見つけられたらいいなと思いました。
○インタビューシップについて聞いたとき、正直、一人で全てするのは、とても怖いと感じた。しかし、達成感は得られると思うので、しっかり責任を持って取り組みたいと思う。
○インタビューシップの後にポスターセッションがあると知って、人前で話すことが苦手なので、不安になった。でも沢山練習して少しでも苦手を無くせるようにできると思った。
2021年6月23,24日 1年生「産業社会と人間」履修計画説明会・履修ガイダンス
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23日は、総合学科の1年次生は「産業社会と人間」の授業で、総合学科においての履修計画の意味を説明しました。履修計画が「常に真剣に自分の進路と向き合う仕組み」であることや履修計画ごとに「知識と経験を重ね、自らの進路意識をステップアップさせること」の重要性を伝えました。24日は系列を決定し、各系列に分かれて表を作成する作業を行いました。以下は生徒の感想です。
<生徒の感想>
○流通系列で学んだ先輩方のお話を聞いて、やはり流通系列は面白そうだと思うと同時に、本当に流通で学んでいくのか改めて悩むようになった。僕はまだ行きたい大学・学部などが決まっておらずいろんな進路を考えているので、一般入試が可能で色んな進路に対応できる他の系列と悩んでいた。そこで、流通系列以外の選択肢として、福祉系列の池田先生に話を伺った。元々父の影響で興味のあった福祉系列の3型なら一般入試に向け勉強をするので、興味のある福祉のことも学びながら、普通教科を学んでいけると聞き、流通か福祉かで悩むようになった。今学びたいことを学べる流通1型を選ぶのか、将来を見据えて選択肢が広い福祉3型を選ぶのか、どちらも自分にとっては魅力的な道ですぐには決めきれないので、系列決定の日までしっかり悩んで決めたいと思う。
○履修計画を立てました。各系列、各型の選択例があったので、想像していたよりも履修計画を立てることは楽でしたが、自分の進みたい進路の幅を狭めないように履修計画を立てなければいけなかったのでやっぱり難しかったです。今までは、「〇〇大学の受験にはこの科目が必要で履修していたけど△△大学に進路変更したからこの科目は必要なかった。」という状況になったら、無駄になる科目が出てきてしまうと考えていたけれど、自分の将来の可能性を狭めない選択のために必要な科目だったなら決して無駄なことなんてないんだなと考えられるようになりました。夏休みに瀬戸内サマープログラムに参加したり、しっかり勉強したりするとまた新しい道が見えてくると思うのでその都度自分の将来と向き合っていきたいです。
○本格的に履修計画をしました。自分の目標の大学に必要な科目だけでなく卒業に必要な、教科も取らなければいけないので、とても時間がかかって大変でした。しかし、自分たちで、今後受ける授業や、大学を今のうちから考えることで意識が高まっていいなと思います。
○先輩から流通2型は資格と勉強が中途半端になるから流通2型にするぐらいなら国際の方がいいと言われて流通2型だけにはしないようにしようとおもいました。2年生は検定の勉強がしんどいけど3年生になったら楽しいと聞いてもっと流通1型に行きたいと思いました。また、いろんな人と交流したりいろんなことができたりと他の系列ではできない経験ができて自分にとっていい環境になると思いました。
2021年6月22日 2年生「進路探究」三木町からの課題の提案
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今年度、2年生「進路探究」(総合的な探究の時間)では、5月18日三木町長の伊藤良春氏から三木町行財政改革基本方針をもとに三木町の現状と課題、今後のビジョンについてご講話をいただきました。その後、生徒の実行委員会を中心に11班の班を編成し、今年度は各班が自分たちで決めたテーマについて課題を見つけることから始めました。まず、三木町の現状を知るために、班ごとに質問項目を考えました。三木町役場にお計らいいただき、授業時間内に各班が担当者の方に質問できる時間を設けていただきました。今日は三木町役場訪問初日でしたが、役場の方に「生徒さんがキラキラした目で積極的に質問してくれました。」とお褒めの言葉をいただきました。以下、各班の訪問日程です。
6月22日
3班 5ーイー① 空き家対策等の推進
6班 3-イー① 子どもが健やかに成長する環境をつくる
6月29日
2班 1-アー① 地場産業の振興
5班 5-カー① スポーツの推進
9班 3-アー② 支援を要する子どもや家庭を支える
7月6日
8班 5-アー① 地域の防災意識と防災力の向上
10班 1-イー① 観光資源の活用と創出
11班 3-アー① 子どもと親の健康を守る
7月13日
1班 5-キー② ICTの活用
2班 1-アー① 地場産業の振興
4班 2-イー① まちの魅力発信強化
7班 3-アー③ 多様なニーズに応じた子育て環境をつくる
<生徒の感想>
○実際に役場の人と話すのとネットで調べるのでは全然違いました。私たちが調べても出てこなかった情報を多く知ることができたので、今後に生かせそうです。三木町の空き家問題は他の地域や私の想像していたものとは違い、今の提案を考え直す必要があると思いました。次回はこの辺りについて、グループの人と話し合いたいです。
○今日は三木町役場に行っていろいろな質問をしました。役場の方は私たちの質問に真剣に答えてくださり、とても有意義な時間になりました。同時にその期待に応えられるのかとも考えました。これからも役場の方にいただいた情報を生かして、班のメンバーと協力して頑張っていきたいです。
2021年6月9,14日 「産業社会と人間」履修説明会(各系列からの説明)
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「産業社会と人間」の授業では6月9日と11日の両日、総合学科の生徒を対象に履修計画表の作成にむけての説明を実施しました。各系列長や1年団の先生方から系列についての説明が行われました。履修計画は3年間の授業計画を立てますが、将来の進路についての考え方が変わるたびに変更可能になっています。1年次生は入学後間もないこともあり、進路が明確に決まっていない生徒もいます。現在考えうる進路にすべて対応できるように広い選択をする必要があります。今回は、第一回の履修計画です。1年次では9月1日提出の履修計画で、後期から専門科目が始まる国際・流通・福祉の3系列を決定します。12月16日には2年次の授業を決定します。各系列の型を最終決定します。例えば国際系列ではⅢ型(理系)を選択するのか否かが大きな選択になります。流通系列では総合型選抜や学校推薦型選抜に特化した力を身につけるⅠ型と一般入試を視野に入れるⅡ型が大きな選択になります。自分の生き方と真剣に向き合い、自分で決定することが重要です。
総合学科では、情報収集だけでなくインターンシップやボランティア等の体験をすることで、生徒が自分の将来と向き合えるような環境を整えています。長期休業中は、積極的に活動に参加し、自分の隠れた能力を発見し、「やりたいこと」を追求しましょう。
<生徒の感想>
6月9日 産社生徒感想
○私は福祉系列に進もうと考えていましたが、県外の国公立大学に行きたいので、国際Ⅲ型が自分に合っていると思いました。看護学部でも数学Ⅲが受験科目にあるところもあるので、自分の行きたいところが決まったとき、困らないように国際Ⅲ型にしようと思っています。福祉にも興味はありましたが、友だちに手話などを教えてもらおうと思います。
○私は福祉系列Ⅱ型に行きたかったけれど、他の系列にも興味が少し湧いてきたので、もう少しいろいろな系列のことを調べてみたいです。そして自分の行きたい専門学校や大学の入試の教科も調べたいです。
○系列は国際・福祉・流通の3つだけかと思っていたけれど、それぞれにⅠ型・Ⅱ型などがあって、たくさんの選択肢から決められることを知りました。まずは自分がやってみたいことや興味のあることから系列を選びたいと思います。大学をよく調べて、そこに必要な科目などを分かったうえで、型を決めたいです。
○各系列の説明を聞き、それぞれの良さがあり、特徴があることを知りました。系列のかたについての話を聞いて、ほかの高校ではできない授業選択の方法など三木高校でしかできないことを聞いて、三木高校を選んでよかったと思いました。これからも自分の将来を常に考えるようにしたいと思います。
6月11日 産社生徒感想
○国際Ⅲ型の説明では、特に理系専門の型で、英語と国語もかなり必要と言っていたので、結局全部できないといけないと思いました。Ⅲ型はそう簡単には選択できないと思いました。他の型や系列も難しいと思うけど、Ⅲ型はとても能力が優れていないと厳しいなと思いました。苦手な教科があるから別の系列を選ぶというのは少し違うかな~と思いました。
○国際Ⅲ型についての説明を聞いて、理系を選択することは簡単ではないことが分かりました。そして、理系でも国・英は必要であることを聞いて、英語・国語が嫌だからといった決め方はしてはいけないこともわかりました。私は理系を考えていましたから、今日の話を聞いて、これから更に勉強に励み、自信を持って選ぶことができるようにしたいと思います。
○今、国際Ⅲ型の説明を聞いて、少し怖いなと思ってしまいました。努力する覚悟はあるけれど、自分にそんな能力はあると思っていないので少し不安です。でも、将来したいことのために、また、自分の興味のあることをするために、ついていけるよう頑張ります。そして、行きたいと思える大学が見つかった時のために、今から選択肢を狭めないようにしていきます。
2021年5月28日~6月4日 「産業社会と人間」KP法(紙芝居プレゼン)で「夢語り」
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「産業社会と人間」の授業では6月の履修計画にむけて、4・5月で自分の将来の夢や進学先について調べました。今回は、生徒が自分の過去を振り返り、未来の自分を考えることを目的に実施しました。実習生や担任など大人の「夢語り」を聞くことで、多くの異なる人生に触れることができ、学びも多かったようです。また、生徒自らが10分間の「夢語り」プレゼンを行うことで、自分について真剣に向き合えたようです。
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<生徒の感想>
6月2日 産社生徒感想
〇まずは、自分の生きていく上での目的、目標について考え、そのうえで将来について考えること。自分の気持ちに嘘はつかず、どんな時でも考え続けることが大切だと分かりました。私は自分自身を好きでいられて、周りを信じているかと聞かれれば、「NO」というと思います。自分自身を好きになる。まずはそこから始めていきたいです。
〇◇◇先生の「自分自身を好きでいる」という言葉が心に残った。KP法でプレゼンをすることに何を書けばよいか分からず困っている友だちの話を聞き、夢を持つことは大切なんだと思った。行ってみたいと思っている大学についてもっと調べていきたい。
〇波乱万丈な人生を送ってきたことが分かりました。〇〇先生の「いちごになりたい」は私もなりたかったなと思いました。今は全く自分のこと好きじゃないけれど、この高校生活で少しでも前向きな考えを持てるようになると良いなと思いました。
6月4日 産社生徒感想
〇KP法で、自分の夢について班の人の前で話をした。1回目は少し緊張したが、2回目は慣れてスムーズに話すことができて良かった。自分の過去を振り返ったことがあまりなかったので、自分を振り返る良い機会になった。小学生の時は看護師になりたくて、中学校では英語関係の大学に進みたいと思っていたことに気づいた。今はやっぱり看護師になりたいと考えている。そのために、まず福祉系列に進もうと思っている。
〇簡単な下書きを準備していても、頭の中で考えながら話すというプレゼン力が私には大きく欠けていることが分かりました。頭の中で素早く整理して伝えることは、プレゼンなどの前に受験や就活などで必要だと思うので、力をつけていきたいです。
〇私は最初、KP法のシートをあまり書くことができないからどうしようと思っていた。しかし、考え出すと結構書くことがありました。人生を振り返る機会は滅多にないので、振り返ることができて良かったです。また、将来人生を振り返ったときに、充実した高校生活だったと思えるような生活をこれから送っていきたいです。
〇10分間1人で話し続けたことはなかったので、とても疲れました。けれど、要点をまとめたメモだけで、文脈や時系列を工夫しながら話すことができたので良かったです。自分の半生を振り返ると、意外と将来について考えられていたり、様々な経験があったりして、自分の人生に良い影響を与えているなと思いました。これからも迷ったときは、一度立ち止まって、過去を振り返って、いろいろな考えや感性をもって自分の人生を豊かにしたいです。
〇KP法のおかげで、顔しか知らなかった子が、実は思いやりのある優しい子だということを知ることができて良かった。KP法を通して、幼いころの話をしたことで、より親近感(と言ったらおこがましいけど)を感じた。みんな面白い人ばかりで、みんな違ってみんな良いと思った。
2021年5月26日 「産業社会と人間」社会人講演会~共生する社会とは~
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今回は、三木町役場福祉介護課から主任社会福祉士の平尾 慧氏をお迎えして「共生する社会とは」というテーマで社会人講演会とワークショップを行っていただきました。講演会と活動とが絶妙に組み合わされて、生徒が常に考える環境を提供していただきました。平尾さんは生徒に対して「当たり前のこと」が成り立つ社会を創造していく必要性を熱く語られていました。後でお話を伺うと「三木高の生徒さんがワークショップで積極的に発言するのを見て感動し、もう少し意見を引き出したいと思い、いつの間にか時間が経ってしましました。」と話してくださいました。本校生の意欲や積極性は、社会人講師も「乗せる」魅力を持っていると誇りに思いました。以下、生徒の感想です。
<生徒の感想>
○平尾先生のお話を聞いて、「共生する社会」とは、すべての人がともに、当たり前に暮らせる社会ではないかと考えることができました。このような社会を実現することは、今のままでは難しいと思いますが、三木町での取り組みやノーマライゼーションの考えが世界で広がっていることを知り、少しずつ実現に近づいていることを感じました。この先、日本では高齢化、少子化が進み、今よりも高齢者の割合が増えると思います。しかし、みんながみんなを支え合うことができれば、高齢者であろうがなかろうが、障がいがあろうがなかろうが共に生活していけるのではないかと思います。みんながみんなを支え合うことの先頭に立つのは、私たち若い世代なので、これから自分たちに何ができるのか、何をすべきか真剣に考えたいです。今日はこのような大切なことを考える機会をいただきありがとうございました。
○日本には様々なバリアフリーがあり、私は障がい者でも豊かに過ごせると思っていましたが、実際には多くのバリア(社会的障壁)があり、障がい者が生活しにくくなっていました。社会の実態を知り、改めて今生きている世の中について考えさせられました。これからは私たちの力で差別をなくし、共生社会を作り上げなければならないと思いました。
○平尾さんのお話をお聞きして、合理的配慮で大切なことは建設的対話ということや、仕事が人間を形作っているということなど多くのことを知ることができて良かったです。誰にでもすぐにできることは、自分でも進んでしたいと思いました。私は、この人にこれはできないからと決めつけるのではなく、この人はこのような良いところがあるから、方法を工夫して、その人の良いところを伸ばしていける社会になれば、障がい者の方も社会に馴染めると思いました。このような社会になるには、とても時間がかかると思いますが、ゆっくりと一歩ずつ取り組んで達成できたらと思います。
○三木高校の障壁は何があるのか。また、それに対して私たちができる合理的配慮とは何かを深く考えることができました。私の身の回りには、車いすを利用している生徒や、目が見えない生徒はいないので、今の私には適切な対応はできませんが、平尾さんのように手話を覚えたりするなど私たちにできることはあるので、小さなことから取り組んでいきたいとおもいます。三木町の取り組みや、福祉施設がどのような取り組みをしているのかを今回学んだので、それをつたえられるようにしたいです。
2021年5月19日 「産業社会と人間」 履修計画 事前面談
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高校に入学して、一か月余りが過ぎたばかりですが、本校では6月の履修計画があります。それに向けて、クラスごとに個人面談と個々人が将来の夢や目標を考える時間を作りました。
総合学科4クラスが各教室に分かれて、担任と面談をしながら将来について考えました。本校は、履修計画(時間割を考える)機会が年間3回(保護者懇談を除く)あります。そのために、生徒が進路について真剣に向き合う機会が多く、担任と生徒の関係も深くなっています。
<生徒の感想>
〇将来の夢を現段階で決めつけすぎているのかなと思ったので、今日もらった冊子などで様々な学部や分野、学べることを見て、いろんな方向を考えられたら良いと思いました。教員になる方法にもたくさんの選択肢があるので、自分のしたいことが明確に決められるようになったら時間割も組んでいきたいなと思いました。
〇前回の大学調べの後、もう一度事務員の仕事について調べていると、デジタル化によって減りつつある職業だと知り、考え直した方が良いかもしれないと思った。もし、このまま事務員を目指すとして、どの大学に進むか考えていく中で、香川大学の経済学部経済学科なら、進路決定までに経済学と経営学のどちらを学んでいくかを悩んで決められなくても、大学入学後に学部基礎科目を学び、2年後期のコース選択で決められることが分かった。
〇前回の産社では、調べることができなかったりしたことを、今回は知ることができて良かったです。しかし、今回知ったことの中に、まだまだ理解できていないことがあるので、詳しく調べたいと思った。また、同じような系列を考えている友だちと一緒に調べたり、話を共有できたりしたので良かったです。
〇今回は仮にだけれど希望の大学を決めた。決めるうえで、いろいろなことを考えなければならないことを知った。私は、経済学部のある大学を選択した。入試科目は国・数・英があったので、5教科まんべんなく勉強した方が良いと知った。たくさん勉強して、多くの選択肢を持っておけるように頑張りたい。
2021年5月18日 2年生「進路探究」三木町からの課題の提案
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昨年度、2年生「進路探究」(総合的な探究の時間)で三木町から課題をいただき、その課題に対して提案を行いました。その中で、三木町がいくつかの提案を採用していただきました。今年度も、三木町長の伊藤良春氏に来校していただきました。三木町長から昨年度3月に三木町が作成した三木町行財政改革基本方針をもとに三木町の現状と課題、今後のビジョンについての講話をしていただきました。三木町長に対する謝辞の後、三木町に採用された「ヘルプマーク」について、3年次生2名がプレゼンをしました。今回2回めでしたが、前回からスキルアップしたプレゼンに対して町役場の方も感心していました。その後、希望者で結成された「進路探究推進委員」12名が中心となり、課題解決に向けて班分けの活動を行いました。来週から探究活動本番です。若い柔軟な発想で課題を発見し、解決に向けて探究活動が開始します。
<生徒の感想>
○今日の伊藤町長さんのお話を聞き、自分たちには何ができるのかを考えてみました。人口減少の問題はどうすることもできないけれど、三木町以外の人たちに三木町をPRし、住みたい、働きたい町づくりへと貢献できると思います。また、進路探究の実行委員では、代表となり、前で発言することが多くなりました。そのおかげで、自分の意見を積極的に発言できたので、このまま頑張っていこうと思います。
○今日、私たちは放課後児童クラブについて調べました。今まで三木町の福祉やこどもについては調べたことがなく、新しく知ることばかりで、友だちと調べていてとても楽しかったです。
○三木町は思っていたより、0~15歳の割合が高く、0~9歳の子供と親が転入してくることが多いことが分かりました。乳幼児やその親の世代に対する支援が必要になると考えました。3年生の発表を聞いて、数値を出して説明をすることで、説得力のあるものになるのだと思いました。自分たちで地域の課題を具体的に見つけることで、解決することができると思います。
2021年5月14日 「産業社会と人間」 上級学校について知ろう②
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前回は多くの生徒が進学を希望する大学について学びました。今回は進路の幅を広げ、上級学校(大学、短大、専門学校)での学びについて学習しました。、進学先の選び方については、自分がどのような基準で学ぶのかをしっかりと決めることが大切であることが伝えられました。進路選択の基準は個々人で異なりますが、自分の将来を決める大切な選択なので、しっかりと調べることが大切であることを共有しました。その後、コンピュータ室と大講義室のタブレット端末を使用して、自分の興味がある上級学校について調べました。どの生徒も熱心に進路について調べており感心しました。
<生徒の感想>
○今回、自分の将来の夢を実現するために通う大学をたくさん調べてみて、様々な大学があるということを知りました。今までは、学校名を聞くだけで深く調べることはありませんでしたが、実際に授業内容や就職先などを調べてみて、学んだことがたくさんありました。まだまだ視野は広げていけるので、自分が納得できる大学を見つけたいです。
○今日調べた専門学校はもともと知っていたけど、ここまでじっくりと調べていなかったので良かったです。岡山など他の県の作業療法学科についても調べてみたいと思います。
○経済学部は必要な教科が英・数・地公と全然違う感じのものが多くて、しんどいなと思いました。香川大学はすることが分けられていて、岡山大学は細分化されずにまとまっているのが理解できました。
○具体的にここの大学がイイ!みたいなものは見つけられませんでしたが、面白そうな学部を見つけることができました!今まで進学先は自分の学力で選ぶものだと思っていたけれど、努力して自分が本当に行きたい道に進むのもありだなと思いました。もっと時間をかけて詳しく調べられたらいいなと思います。
2021年5月12日 「産業社会と人間」 上級学校について知ろう①「大学に関するクイズ」
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本校では1年生の6月に3年間の履修計画を立てることになっています。それに向けて「大学について知る①」という授業を実施しました。楽しみながら学べるように大学についてのクイズ大会を実施しました。3~4名の班に分かれて、2択ないし4択の選択問題20問に挑戦しました。密を避けるために各班の代表者1名が班の意見を代表して移動する形式をとりました。どの班も協力して活動していました。最初はクイズに興味を示していましたが、徐々に大学に関する聞きなれない内容に集中し、メモを取っていました。優勝した班は14問に正解することができました。
<生徒の感想>
○大学には、自分の進みたい将来の夢をかなえるための前段階として、様々な学科があることを知った。今の私は、将来の夢が少しだけ明確になっているので、行きたい大学を研究して、アドミッションポリシーに沿っているのかどうかを調べることが必要だと感じた。
○大学の数や国公立大学と私立大学の割合から始まったクイズは、大学の特色をクイズ形式で学べました。学科や学部などを産社の授業や家で調べて、学びたい学科や学部を見つけていこうと思いました。私は大学ではなく専門学校に進学希望だったのですが、少しだけ大学にも興味が出てきたので、今後少しずつ調べていきたいです。
○大学は、高校とはいろいろと異なると分かった。入試に関していえば、大きく3つの入試方法に分かれた。学部に関していえば、倍率が3~5倍ということ、学部に関していえば、普通科がなく、どんな学部からも留学できることなど、自由度が高く、自分の夢に向かってより深く勉強できると思った。
○日本には大学が800もあることに驚きました。香川県の大学でも4校しかないのに、全国にはとても多くの大学があると思いました。入試の倍率が3~5倍で、10人に2~3名しか受からないことが分かりました。高校の1.3倍でも高いと思っていたのに、大学は落ちる人がとても多いと思いました。教員免許を取るのは、必ず教育学部に行かなければならないわけでないこともわかりました。
2021年5月7日 「産業社会と人間」社会人講演会~理系で学ぶとは~
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第8回目の授業は社会人講師講演会を実施しました。今回は香川大学農学部から杉山先生をお招きして、「理系で学ぶとは」というテーマでご講演をいただきました。先生のお話の中で、「文系と理系という明確なカテゴリー分けはできないこと」や「工学部を除く理系の学部では英語が非常に大切になること」また、「教科の成績ではなく、自分がやりたいことで進路を決定することの必要性」など多くの印象に残るお話がありました。非常に学びの多い講演会でした。
<生徒の感想>
○私はまだ将来のことがきまっていないので、いろいろな経験を積んで、いろいろな学部について知り、これからのことを考えていきたいです。また、杉山先生の学問のお話を伺って、とりあえず学ぶ大切さに気付いたので、自分の中で学問とは何か、自分にとっての学問を学ぶ意味を考えるようにしたいと思うことができました。本当にありがとうございました。
○私はまだどの学部に進むのかが決まっていません。今回、各学部で学ぶ上で主に必要になる教科がそれぞれあると知ったので、今は文系についても理系についても勉強をしようと思いました。理系と文系どちらに進んでも苦手な教科は必要になるけれど、自分の興味のある方へ進み、努力すれば克服できるとお話しされていたことが特に印象に残っています。大学についての詳しいお話をお聞きすることができて、とても勉強になりました。今回お聞きしたいことを、これからに活かしていきたいです。本日は本当にありがとうございました。
○本日は、ためになるお話をありがとうございました。私は、「文系」「理系」と言われると、得意教科で判断していました。しかし、杉山先生のおかげで考えを変えることができました。私は、将来教員になりたいと思っているのですが、目標をかなえられるように、様々なことに取り組んで、苦手なことにも挑戦していけるようになりたいと思います。「努力すれば克服できる」を胸に頑張っていきます。本当にありがとうございました。
2021年4月30日 「産業社会と人間」社会人講演会~地域で働くとは~
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第7回目の授業は社会人講師講演会を実施しました。今回は「地域で働くこと」というテーマで株式会社マール代表取締役を務められる梶浦幸代氏と株式会社アロバー取締役を務められる関本亜紀氏をお招きして、「地域で働くとは」というテーマでご講演をいただきました。梶浦さんは起業するきっかけを中心に、関本さんはSDGsに関連した会社の取り組みを通して、働く意味について語られました。その後、4人~5人の班に分かれて、討論を行いました。①どんな人生を送りたいか、②働くことで得たいものというテーマで各班において活発な論議がなされました。お二人は、総合学科1年次生がお世話になっている香川県中小企業家同友会で中心的な役割を果たされています。以下、生徒たちの感想の一部を紹介します。
<生徒の感想>
・梶浦さんのお話しを聞き、出産したママを助ける企業があることを知り、「失敗した自分を許す」という新しい考え方に出会いました。今までは「失敗した自分」をなかなか受け入れられず、なぜこうしたのか、なぜこうしなかったのか」と考え込んでいましたが、少しずつ「失敗」を受け入れられるようになりたいと思いました。関本さんの話で一番印象に残ったことは「何のために、どんな人になりたいが故に働くのか」ということです。私は、他人のために、社会に出ても良い人になりたいです。また、このことを母に話すと、「社会から必要とされる」というのはとても大切なことだと返ってきました。社会から「必要」とされなくとも、せめて「存在してよい人」になっていきたいです。
・今日の話を聞いて、仕事をすることがとても楽しみになりました。働くことで、お金以外の喜びや人間関係、幸せなども得られることを知り、仕事は人間にとって無くてはならないものだと気づくことができました。自分は何のために働き役に立てるかを考え、たくさんのことに挑戦して、自分が本当になりたかった仕事に就けるように頑張りたいです。自分を信じ、何事にもチャレンジして、梶浦さんや関本さんみたいな人生を歩んでいきたいです!!今日は本当にありがとうございました。
・働くことでお金以外に得られるものや働くとは自分の人生を豊かにしてくれるものだということが分かりました。また、挫折したときにどう考え、行動して次に生かしていくのかが大切なのかを学びました。流通関係の仕事でも、いろいろな仕事があり、国際や福祉にも通ずることがあると知り、様々なことを学んでいきたいと思いました。
2021年4月28日 「産業社会と人間」 職業調べ(職業レディネステスト)
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今回は、職業レディネステストを参考に、世の中に多くある職業について学ぶことに重点を置いて授業を行いました。職業を調べる際に、パソコンと職業調べ用の本と雑誌を使用しました。コンピューター室と大講義室でタブレットを使用するクラスに分けて、会場ごとに担任と担当者がそれぞれついて指導しました。生徒は熱心に活動し、調べた職業の目的やメリット等をワークシートにまとめ、班ごとに発表し内容を共有しました。
<生徒の感想>
○私は将来したいことは決まっているけれど、世の中にあるたくさんの他の職業に目を向けてみることも大切だと思いました。私が調べた「税理士」についても聞いたことはありましたが、知らないことばかりでした。自分から他の職業も探すという意識をもって、いろいろな知識を身につけたいと思いました。自分で決めた将来の夢をかなえられるように努力したいです。
○私はまだ将来就きたい職業が決まっていません。今知っている職業の中だけから希望の職業を選ぶのは難しいので、家でもいろいろな職業について調べようと思いました。すでに将来の夢が決まっている友だちを見ると、まだ何も夢が見つからない自分が不安になるけれど、自分が本気で就きたい! と思える仕事を見つけ、実現のために一生懸命に努力を惜しまないようにしたいです。
○職業レディネステストでは、自分自身が元々興味のある職種以外のもので、得点が高いものが見つかり、少しその職業についても調べてみたいなと思った。また、ケースワーカーという職業について調べ、今まで知らなかった職業について知ることができて良かった。他にも聞いたことのない職業があったので、もっと視野を広げるために調べてみたいと思った。
○今日は自分の向いていそうな分野の仕事を見つけた。私は企業領域で、会社社長(経営者)を調べてみた。私の元々のイメージは権力があり、怖いイメージであった。しかし、今回詳しく調べることで、会社の経営を維持したり、拡大させたりすることの大きな責任があると知った。まだまだ知らない職業が多いことも分かった。いろいろと調べて、自分に合った職業を調べたい。
2021年4月23日 「産業社会と人間」社会人講演会~国際理解の捉え方~
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第5回目の授業は社会人講師講演会を実施しました。総合学科は後期から3系列(国際系列、流通系列、福祉系列)に分かれます。後期には型も決定することになります。履修計画を考慮に入れた授業です。後期から選択する系列は自分の興味あることで選択します。そのため国際、福祉、流通に関係する内容について、専門家から学びます。今回は香川大学から地域・産官学連携戦略室の植村先生とインターナショナルオフィスの尾上先生をお招きして、「国際理解の捉え方」というテーマでご講演をいただきました。その後、昨年度香川大学インターナショナルオフィスのインターンシップに参加した3年次生2名からインターンシップで学んだことについてのプレゼンがありました。
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<生徒の感想>
・国際理解がそれぞれの国の文化や宗教をしっかりと学び、自分が社会や世界のために何がで
きるかどう働けるかが大切だとわかりました。 国際=英語であるとか、△△教は少し怖いと固定観念にとらわれていたことに気づくことができました。同時に、自分の知識不足を実感し、もっとたくさんのことを学びたいと思いました。
・自分の持つ知識だけで解決しようとしてしまうけど、自分の意見を大切にしつつ、様々な観点からの意見を取り入れることが必要だと思いました。またグローバルというのは、英語を話すことだけではなく、言語に関わらず、自分の意見を伝えたり、様々な視点から見たりすることだとわかったので自分の意見を大事にすることから始めようと思います。知らないことをたくさん知ることができて良かったです。
・これから外国の方と接する機会があれば、気を付けようと思ったことがたくさんありました。特に、○○人とひとくくりにしてしまうのではなく、一人の個人として付き合っていくべきとお話しされていたことが印象に残っています。宗教や使用している言語でその人を考えるのではなく、内面を見て、その人自身のことを考えられるようにしたいと思いました。自分の価値観だけで物事を判断することは避け、疑問に思ったことはそのまま放置せず、興味や好奇心を大切に、知ろうとする努力をしようと思います。紹介されていた本も一度図書館で借りてみたいです。本当にありがとうございました。
2021年4月21日 「産業社会と人間」 SDGs~課題解決力~
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第4回目の授業は「SDGs~課題解決力~」について学びました。前回の授業で生徒が出した「新型コロナウィルス」の課題解決を考えましたが、社会的にも解決が厳しいこともあり、今回は今年度の卒業生の例から課題解決の視点を学ぶ内容に変更しました。
彼女は小学生時にアンコールワットの裏口で貧困を目の当たりにしたことをきっかけに、貧困問題の解決に関わることを決意し、その解決を女子教育という観点からアプローチしようと考えた、という経緯が伝えられました。そこから、深く学ばないと考えられないような新たな解決のための視点を学びました。また、ワークショップの中で学校に導入されたタブレット端末を用いてSDGsへの取り組みを実施している企業を調べました。
<生徒の感想>
○自分の進路を自分の体験とSDGsの観点に繋げた卒業生の話を聞いて、あそこまで深く考えられることを本当にすごいと思った。自分もこれから先輩のように考えられたらいいなと思いました。初めてパソコンを使った授業を行い、新鮮な感覚を持ち楽しく感じました。企業のSDGsの取り組みを調べました。施設の立地などを工夫していること知り、SDGsの取り組みにはいろいろなことがあることを知り、とても面白かったです。
○貧困や飢餓の問題を解決しようと考えると、募金や食糧支援を思い浮かべるけれど、そのようなことだけではなく、多方面から解決策を考えることで支援に依存しすぎない解決策が見つかることが分かった。パソコンは難しい。
○自分の活動が世界の誰かに関わるということが分かった。私も普段から周りに優しくしようと思いました。また、先輩のように世界にある問題にSDGsの観点から自分のできることを考えてみようと思いました。
2021年4月16日 「産業社会と人間」社会人講演会~課題解決力~
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第4回目の授業は「SDGs~課題解決力~」について学びました。前回はSDGsの観点で「新型コロナウィルス」についての課題を発見しました。当初は、この課題を解決することを考えていましたが、今回は課題解決の視点を学ぶことに内容を変更しました。今年度の卒業生が入試で用いた総合型選抜のプレゼンから、課題解決の視点について学びました。
<生徒の感想>
○初めにMDGsの話を聞いたときに、目標は達成できたのだと思ったけれど、全体を見るとまだまだ、たくさんの問題が残っていることが分かった。1つの指標で判断せずに、たくさんの人といろいろな指標を使って考えるようにしたいです。1つ1つの目標を別々に教えるのではなく、関わり合っている1つの観点として見るようにしようと思いました。
○MDGsでは、貧困を定義するのにGDPという経済指標を用いたために、まだまだ貧困問題があると分かりました。そのようなことを防いで、すべての人が暮らしやすく、環境への配慮ができる世界をSDGsの観点を使いながら課題発見、解決をすることが大切だと思いました。
○2000年から2015年までにMDGsという目標が掲げられ、成功したと思ったら、一部の人だけの貧困が解消したけれど、世界には貧困に苦しんでいる多くの人々がいることを知りました。社会ではSDGsの項目を意識しつつ、自主的に課題を見つけ、みんなでその課題を見つけ、みんなでその課題を解決し、「誰も困らない社会」を考えられる力が必要だと考えました。
○今回、SDGsについて学びました。新型コロナウィルスというテーマから、ごみの増加、差別、経済、医療機関、飢餓など様々な観点から考えることができました。17の目標を達成するために、このSDGs のことを知ってもらうとともに、目標解決のためにひとり一人が取り組むべきものだと思いました。国に任せるのではなくて、自分たちの意識から変えていく必要があると感じました。
注:ミレニアム開発目標(MDGs)とは、SDGsの以前の2000年~2015年に宣言されたもの
この宣言は、7つのテーマ((1)平和、安全及び軍縮、(2)開発及び貧困撲滅、(3)共有の環境の保護、(4)人権、民主主義及び良い統治、(5)弱者の保護、(6)アフリカの特別なニーズへの対応、(7)国連の強化)に関して、国際社会が連携・協調して取り組むことを合意したものです。
2021年4月14日 「産業社会と人間」先輩講話+Society5.0
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総合学科の最も特色ある「産業社会と人間」の授業が始まりました。この授業は、生徒が自分の将来と真剣に向き合うための授業です。毎週1回、担当教師6名が会議を開き、生徒の現状を把握しながら、本校の軸である履修計画につなげ、生徒の学習意欲を引き出すことを目的に授業内容を検討しています。今年度は生徒74名+教師6名の80名で創るプロジェクト型の授業となっています。生徒の主体性を引き出す仕組みを考えながら授業を組み立てています。4月9日の第1回の授業で、年間計画や昨年度の様子を見せながらオリエンテーションを実施しました。今回は2回目の授業で体育館での実施になりました。以下授業内容です。
①先輩プレゼンとして3年次生1名に、「産業社会と人間」の内容に加え、2・3年進路探究(総合的な探究の時間)で学んだことについて話をしてもらいました。
②Society5.0 についての授業を行いました。
<生徒の感想>
・先輩の話を聞いて、インタビューシップや2・3年次の進路探究など越えなければならない山が多いと知りました。しかし、何事にも意欲を持って取り組むことは、必ず将来の役に立つと信じて頑張っていこうと思います。Society5.0では、ネット、情報社会と上手に付き合っていくことが大切だと思いました。自分はネット依存予備軍なので改心していけたらと思います。
・三木高校の総合学科は、進学に力を入れながら大学よりも先を見た自分の生き方そのものを学ぶことができる全国でも珍しい学科ということを聞き驚きました。自立することや自分で決断して行動することなどは、自分自身でも大切だと思っていて、身につけたい力です。インタビューシップもとても楽しみにしています。Society5.0について、様々な発想ができて面白かったです。
・今回は総合学科の「産業社会と人間」で学ぶことや現代社会における開発や取り組みについて学ぶことができました。インタビューシップについての具体的な話を聞いて、自分だったらこうしよう、積極的に取り組もうなどと考えました。これから課題についてよく学び、考えたいと思います。
・三木高校の総合学科は、自分が思っていた以上にたくさんの魅力があることが分かりました。インタビューシップは何事も全て一人ですると聞いて、不安でいっぱいだけど、先輩がおっしゃっていたように自立、責任感を感じられる良い機会だと思いました。