【化学工学科】「仕事って何?」化学工学科2年生と若手社員との座談会
2024年3月26日 08時46分 生徒達は先輩方に「夜勤は大変ですか?」など,自分たちのわからないことをどんどん質問していました。
最初にコミュニケーションや働き方についてのレクチャーを受けました。
先輩方からは質問に対して丁寧な返答をいただきました。
化学工学科は昭和38年の学科設置以来、地元企業を中心に技術者として活躍する多くの人材を輩出しています。
[座学]化学の基礎となる「工業化学」や、プラント設計などに必要な「化学工学」をはじめ、環境と化学技術の関連を学ぶ「地球環境化学」など化学の新しい分野も学びます。
[実習]「キレート滴定」のような化学の基本実験から、化学工学の基礎を学ぶ「精留塔の実習」、さらには「バイオ
テクノロジー実習」 のような生化学分野の実習も取り入れています。
[資格]ガソリンなどの取り扱いに必要な 「危険物取扱者 乙種4類」をはじめ、取得の難しい「甲種」にも挑戦しています。 また、化学工学科を卒業すると、多くの 職場で必要とされる「毒劇物取扱責任者」 になることが可能です。
化学工学科の紹介動画はコチラ
生徒達は先輩方に「夜勤は大変ですか?」など,自分たちのわからないことをどんどん質問していました。
最初にコミュニケーションや働き方についてのレクチャーを受けました。
先輩方からは質問に対して丁寧な返答をいただきました。
3月13日,工業高校出身の地元製造業若手社員4名を囲んでの座談会を化学工学科1年生対象で行いました。若手社員様からは仕事の内容や夜勤,大卒者と高卒者の違いなど,実際に経験した人ならではの話をしていただき,生徒は休みの日数や仕事の楽しさなどの質問をしていました。
生徒達は今回の座談会を振り返り,「詳しい仕事の内容や職場の様子を聞くことができ,興味を持つことができました。」「資格の大切さが良く分かった。化学以外の分野にも興味を広げたい。」など,進路に対する意識を高めることができました。
会社の内容の説明を受けました。坂工の先輩たちは活躍しているそうです。
座談会の様子
具体的な仕事の内容に興味津々!
今年度,坂出工業高校が全校挙げて取り組んだ「瀬居中学校の樹木を素材にした閉校記念品」が完成し,瀬居中学校に贈呈しました。
これらの記念品は,「1/5ミニチュア机・イス」,「バインダー」,「レジンテーブル」および「記念キーホルダー」で,学科や学年の枠を超えて製作しました。
贈呈式には中心となって取り組んだ3年生2名が出席し,坂出市立瀬居中学校閉校記念事業実行委員会長の中西宏治様に自分たちが製作した記念品を手渡しました。
今回贈呈した記念品は,関係者や地域の方々に配られる予定です。
1月18日,香川県下の工業高校生の研究成果発表会が本校で開催されました。この発表会に化学工学科の生徒が本校代表として参加し,今年度取り組んだ「地元瀬居中学校の閉校記念品の作成」について発表を行いました。作成までの経緯や,学科を越えた取り組みなどについて紹介しました。
発表者
発表の様子
1月23日,化学工学科の3年生がこの1年間取り組んだ「課題研究」の発表会が行いました。課題研究は5つのグループに分かれ,それぞれの研究テーマについて,自分たちで調べたり実験したりした結果を報告書などにまとめるもので,今回はその結果を,クラスメイトや後輩の2年生の前で発表しました。
次年度、研究に取り組む2年生は,自分たちの参考にしようと先輩たちの発表に聞き入っていました。
<課題研究発表テーマ>
・地元中学の閉校に伴う記念品作製
・香川の特産品を用いたバイオエタノール製造の基礎研究
・CAIアプリケーション作成の基礎
・特色ある石けんづくり
・AIを使った滴定終点の判定
11月7日、化学工学科2年生27名が工場見学に行きました。今回は市内の化学会社である「東亞合成株式会社坂出工場」へ訪問し、各プラントの見学のほか、主要製品である高分子凝集剤を使った「凝集実験」や、瞬間接着剤の「接着実験」などを体験しました。生徒たちは実際に動いているプラントや、自動化された資材運搬装置に興味津々でした。
凝集実験の様子
接着実験
記念撮影
11月6日,化学工学科1年生は番の州にある「三菱ケミカル株式会社」へ工場見学に行きました。けた違いのスケールのプラントやコークス炉に圧倒されたり,VRや装置を使った安全教育を体験させてもらったりと,普段の授業では得られない経験ができました。
生まれて初めてフルハーネスを装着し,はしごをのぼりました。(安全教育)
みんなで記念撮影
化学工学科1年生の工場見学を前に,三菱ケミカル株式会社香川事業所の社員の方を本校にお招きして,工場の歴史から工場で製造している製品など工場の概要について授業をしていただきました。
生徒達は初めて目にするコークスや炭素繊維製のブレーキディスクなどに興味津々で,11月6日に実施される工場見学を楽しみにしていました。
工場の概要をわかりやすく説明していただきました。
炭素繊維でできているブレーキディスク。思ったより硬くて軽いです。
10月27日、(株)四電技術コンサルタントの方をお招きして、化学工学科3年生に対して環境ISOについての授業をしていただきました。最初に環境ISOやPDCAサイクルについて学んだ後、グループに分かれて実際にいろいろな環境側面から問題点を見つけ、解決すべき目標や解決手段についていろいろな意見を出し合いました。
普段考えたこともない「環境マネジメント」に触れることができ、勉強になりました。
講義の様子
グループに分かれて,環境目標を達成するための行動計画を考えました。
10月21日の坂工展ではガチャガチャを実施します。その景品として、化学工学科は「希少糖石けんミニ」と「アロエ水」をつくりました。ぜひ坂工展にお越しいただき、化学工学科の景品を引き当ててください!
★化学工学科特製「希少糖洗濯石けん」「オリーブ洗濯石けん」「アロエ洗濯石けん」の3種を販売
21日(土)10時~、13時~
★アロエ水を使った「アロエジェル製造体験」
化学工学科実習棟1階にて実施
お時間のある方はどうぞ化学工学科へお越しください!
↑8月に作ったアロエ水原液
↑ガチャガチャ用ミニせっけん
↑ガチャガチャ用アロエ水
7月30日、「坂工ものづくり教室」を開催し、化学工学科では小・中学生がサンドブラストを使ったコースターづくりに挑戦しました。
ガラス板に貼られたマスキングシートをオリジナルの図案通りに切り抜き、砂を吹きかけて彫刻することで、自分だけのコースターをつくることができました。
↑図案通りにシートを切っていきます。
↑お父さんも一緒につくっています。
↑無事カットできました。
↑砂を吹きかけて彫刻しています。
↑マスキングシートをはがして出来上がり!
化学工学科でAIの研究?と不思議に感じる方も多いと思います。
実は,化学工学科の課題研究で「溶液の色をAIに判定させる」ことを研究しています。
これまでも,溶液の写真をクラウドデータに送ってAIに学習させたのですが,うまく判断してくれませんでした。
そこで今回は背景などの影響を極力減らすように工夫して,写真を撮影してみました。
その結果,前回よりは正確に判断してくれましたが,微妙な色はAIがとても悩んでいました。
次回はさらに改良して,AIがもう少し正確に判断できるように工夫していきます。
↑クラウドデータに送る塩基性溶液の写真です。
↑撮影した写真をクラウドにアップロードして,トレーニングします。
↑外部カメラに写った溶液の映像をAIに判断させます。きちんと判断してくれるでしょうか?
↑「中性(2番目)」と判断してほしいのに,AIが出した答えは「塩基性(3番目)」でした...
昨年度から実施しているプラント実習、漏水のため5月末まで稼働できずにいましたが、修理も終わり、6月から実習を再開しました。
まずは反応槽の組み立てと、制御盤の操作や安全確認などを学習して、実際の作業に備えました。
今後は原料を仕込みから乳化・液化・糖化などの各工程を行っていく予定です。
↑反応槽の組み立て
↑制御盤による撹拌機の始動
↑友人の操作を真剣に見学しています。
ものづくり技術部(化学技術)では,いろいろな化学実験を行っています。
今回の実験は,「消えるコップ」です。
これは,ポリスチレン(PS)製のコップを有機溶媒であるアセトン中に浸けると,泡を出しながら溶けて消えてしまうという実験です。
1年生の部員たちは,慣れない手つきで薬品を取り扱っていました。
そして,実際にコップがビーカー中で溶けていくのが確認できると,感動の声があがりました。
次回はどんな実験を行うのでしょうか?
↑アセトンを取り分けています。
↑いざコップを投入!
↑まだちょっと溶けが悪いかな?
↑使用した薬品の質量を記録しておくのも大切です!
今回紹介する実習は,化学工学科1年生で実施している水質試験です。
この実習では,川や池などの水を採取し,JISに従った水質の試験を行い,その方法を学習するものです。
まずは坂出工業高校の近くのため池で試料水の採取を行い,臭いとその強さを調べました。
今後は,アルカリ度や硬度,CODの測定を行います。
↑ため池に到着しました。
↑試料水採取の準備中。
↑採取できました!
↑臭気測定の準備中
一般財団法人消防試験研究センター様より,本校の危険物取扱者試験への取り組みに対して感謝状をいただきました。
本校では,化学工学科の1年生全員が丙種および乙種4類を受験し,乙種4類合格後は他の乙種や難関資格である甲種の取得を目指しています。他の3学科でも希望する生徒達が乙種4類を中心に取得に向けて挑戦しています。
普段の授業だけでなく,放課後の課外授業も含めて一生懸命取り組んだ結果,多くの生徒がこれらの資格を手にしてきました。
今後もこの感謝状に恥じぬよう,さらなる挑戦を続けていきたいと日々頑張っていきます。
11月9日、(株)四電技術コンサルタントの方をお招きして、化学工学科3年生に対して環境ISOについての授業をしていただきました。最初に環境ISOについて学んだ後、グループに分かれて実際にISO14001の計画作成を体験しました。
普段考えたこともない「環境マネジメント」に触れることができ、勉強になりました。
講義の様子
グループに分かれて、環境目標を達成するための計画を考えました。
香川の名品「希少糖」を原料にした化学工学科特製の「希少糖石けん」の第2弾が出来上がりました!
坂工展で好評だった「希少糖石けん」を今回は47個製造し、販売します。
■販売日時・場所
・11月19日(土)
「産業教育フェア」(イオン綾川)
販売個数30個
・11月26日(土)
「坂出アート市場」(坂出商店街・元町ギャラリー)
販売個数17個
化学工学科が今年度から実施しているプラント実習。この実習で製造したブドウ糖の使い道を探るため、3年生の課題研究でシフォンケーキを作ってみました。
ブドウ糖は砂糖よりも甘みが弱いので、レシピより多くのブドウ糖を入れたものと、レシピ通り砂糖を入れたものを作り、味の違いを比較しました。
結構大変な卵白の泡立ても力自慢の生徒がしっかり泡立て、はじめてにしてはまずまずのシフォンケーキが焼きあがりました。
今後は、実際に製品として製造するときの問題点や製造するときの注意点などを検討していく予定です。
実習で製造したブドウ糖。塊状になっているので、すりおろして使用しました。
レシピ通りつくっていきます。卵白の泡立ても問題ナシ!
180℃に設定したDRY OVENで焼き上げます!
焼きあがったシフォンケーキ!
(右上:ブドウ糖使用,左下:砂糖使用)
9月22日(木)、進路学習の1つである工場見学を前に、三菱ケミカル株式会社香川事業所の社員の方を本校にお招きして、化学工学科1年生に工場の概要を授業していただきました。
授業では、工場の歴史から工場で製造している製品などの説明を、途中で品名当てクイズなどをはさみながらわかりやすく説明してくれました。
生徒達は初めて目にするコークスや炭素繊維製のブレーキディスクなどに興味津々の様子で、9月末に実施される工場見学を楽しみにしていました。
実物を見せながら、工場の概要を説明していただきました。
初めて見る石炭やコークス!
化学工学科では今年度からこのブドウ糖製造プラントを使った実習を行っています。
3年生が6月から始めた2班目の実習も先日終了し、無事にブドウ糖を製造することができました。実習最終回の9月6日には、これまでの実習内容の理解を確かめる「実技・筆記試験」を行いました。
実技試験では「レンチ・スパナを使った反応槽やろ過器の組み立て作業」について確認し、筆記試験では「安全や手順に関する問題」を出題しました。
生徒は指導された内容を思い出しながら、慎重に作業をすすめ、一生懸命問題に取り組んでいました。
今回製造したブドウ糖は、石鹸やアロエ水の原料として使用する予定です。
8月26日、学校見学会を開催し、化学工学科の生徒が最新鋭のブドウ糖製造プラントや実習作品を紹介しました。
10月に開催される坂工展でも、同様に化学工学科の紹介を行う予定です。
↑プラントの説明をする化学工学科3年生
↑実習作品の紹介をする1年生
8月3日、本校で工業高校生の技を競い合う「ものづくりコンテスト化学分析部門 四国大会」が開催されました。
本校からは化学工学科2年生の阪口さんが出場し、2つの試料水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの濃度測定に挑みました。阪口さんは、課題である4つの濃度のうち3つを正確に測定することができましたが、惜しくも全国大会出場には届きませんでした。
阪口さんは今回の悔しさを糧に、来年の四国大会優勝を目指して今日も腕を磨いています。
↑競技直前の阪口さん
↑競技中(キレート滴定中)
今年度からスタートしたプラント実習。真新しい装置を使って4月26日から液化~糖化~ろ過と実習を行ってきました。そして5月26日に最初の製品である「ブドウ糖シロップ」がついに完成しました。
はじめは10%程度のサラサラの溶液でしたが、減圧蒸発を行って糖度74%のブドウ糖シロップができ上がりました。味見をした生徒たちはその甘さに驚いていました。
このブドウ糖シロップは,坂工展用の石けん製造に使用される予定ですが、それ以外の活用法も3年生5名が「課題研究」として研究しています。
↑イオン交換膜に通して、雑イオンなどを取り除きます。
↑減圧蒸発の真っ最中!
↑糖度測定のためのサンプリングですが、これが結構難しい!
↑できあがったブドウ糖シロップ。甘いです!
昨年の11月から始まっていた新型プラントの工事がついに完成し,2月22日に試運転が行われました。試運転では,出来上がったばかりの真新しいプラントを実際に動かし,操作法や不具合,注意点などを確認しました。
完成したての真新しいプラントは,4月からの化学工学科3年生の実習で大いに活躍してくれることでしょう。
ついに完成したブドウ糖製造プラント! 実際に作業して,操作法などを確認します。
制御盤の操作も確認します。 コンピュータを使ってプラントを操作することもできます。
化学工学科3年生が一年間かけて研究した成果を発表する(生徒研究発表会)が2月18日に実施されました。この発表会は例年1月に実施していましたがコロナウイルス感染拡大の影響を受け、えんきされていました。この発表会を最後に、3年生は化学工学科の行事をすべて終え、後は2月28日の表彰式と3月1日の卒業式を待つだけになりました。
なお、令和3年度の課題研究テーマと内容は以下の通りです。
・[樹脂の研究ー競技用カヌー艇の製作](FRP樹脂を利用したカヌー艇の製作)
・[コールドスプレーの製作](コールドスプレーを製作と効果の検証)
・[廃棄うどんの生分解処理の研究](微生物を用いて、廃棄うどんを分解・処理する研究)
・[エッセンシャルオイルの製造](水蒸気蒸留装置の製作とそれを用いたエッセンシャルオイルの抽出)
・[染色に関する研究](アボガド色素を用いた染色やろうつけ染め、木材への染色)
・[特色のある石けんづくり](坂工展に向けての石けんづくりと販売)
11月20日に開催されたかがわ産業教育フェア2021に化学工学科の製品や作品を出展しました。
この催しは県内の専門高校で学ぶ生徒の学習成果を紹介するもので、県内の化学系学科の代表として、本校の実習や課題研究などで製造した石けんやアロエ水、七宝焼きやサンドブラスト細工などの作品を展示しました。
当日は、ものづくり技術部(化学技術)の3年生が交代で説明にあたり、訪れた多くの方々に化学系学科の学習成果を披露することができました。
また、翌21日~28日には、坂出市の元町ギャラリーで行われた「坂出アート市場」で、学習成果を市民の皆様に披露しました。
ご来場してくださった皆様方に御礼申し上げます。
↑実習作品などについて説明しました ↑坂出アート市場での展示
化学工学科に導入される新型プラント実習装置の基礎工事が11月1日から始まっています。はじめに、古い装置とその土台を撤去し、型枠を作りコンクリートを流し込んで、新しいプラント用の土台が出来上がりました。その際、隣で精留塔の実習していた化学工学科2年生も「せっかくの機会だから」と、モルタル仕上げの一部を体験させてもらいました。思わぬところでミニインターンシップができた生徒たちは、「面白かったけど、思ったより難しかった」という者がいれば、「意外にうまくできた」という者もいて、それぞれが貴重な体験をすることができました。
↑古い装置や土台を撤去しました ↑型枠を組んで...
↑コンクリートを流しました。 ↑仕上げ作業を体験できました!!
↑美しい土台の完成です。
祝 ものコン四国大会(化学分析部門)
優勝!!-ものづくり技術部(化学技術)
化学系の工業高校生が技を競い合う「ものづくりコンテスト化学分析部門」。その四国大会が8月3日(火)に本校の無機反応実習室で実施されました。
大会には四国4県の化学系工業高校6校から7名の選手が参加し,日ごろから鍛えた滴定技術を使って,2つの試料水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を測定しました。
2時間30分にわたる競技の結果,本校化学工学科3年の吉岡大翔君が最も精度よく分析し,見事優勝しました!
優勝した吉岡君は11月13・14日に川崎市で行われる全国大会に出場することが決定し,全国制覇を目指してさらに技を磨き続けます。先日の坂工展では,化学工学科が製造した石けんとアロエ水は開始1時間足らずで完売いたしました。ありがとうございました。
今年はコロナウイルスの影響で,販売できるかどうかわからなかったため,例年に比べて生産量を減らしていました。お買い上げいただけなかった皆様にはお詫び申し上げます。
なお,次回の坂工展では,またアロエ水と各種石けんを製造・販売する予定ですので,その節はよろしくお願いします。
坂工展まであと1週間!化学工学科では,現在「アロエ水」と「アロエ石けん」「オリーブ石けん」「希少糖石けん」の製造に大わらわです。
アロエ水は,ものづくり技術部(化学技術)の1年生が製造しています。多量のアロエを漬け込んだ原液に,有用成分を丁寧に加えて製品を作っています。
↑アロエの原液です。 ↑有用成分を加えています。
一方,希少糖石けんは,石けん製造を研究している化学工学科3年生が製造しています。自分たちで調合した石けんの原料に,香川県の名産品「希少糖」を加え,普通とは一味違う石けんが出来ています。
↑原料を計量しています。 ↑反応させながら,有用成分を加えていきます。
出来上がった製品は,坂工展や坂出アート市場で販売する予定です。
建築科と化学工学科がコラボレーションしてグッズを製作しました!
今回は,建築科・ものづくり技術部の生徒が設計し,木材を加工して製作した「オリジナルタブレットスタンド」を,化学工学科課題研究班員が藍色素を使って染め上げたもので,単に染めるだけではなく「坂工」の名前も入れてみました。
出来上がったタブレットスタンドは,各中学校での説明会で使われ,好評でしたら11月の坂出アート市場で販売するかもしれないとのことです。
↑マスキング作業中
↑マスキング完了!
↑染色中
↑出来上がったスタンド
↑このように使います
工業系高校生が技を競い合う「ものづくりコンテスト」。その化学分析部門の四国大会が8月3日に本校で開催されます。その出場を目指して,化学技術部員3年生2名が現在猛特訓中です。
競技は,水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を「滴定」という方法で測定するもので,非常に正確な操作が必要となります。
本校代表者は7月15日の校内選考会で決定されます。
金曜日の化学工学科3年生「課題研究」では,各研究班がテーマに沿って実験・研究を行っています。
「染料・染色」班の5名は,「アボガド色素による染色」に挑戦しています。インターネットなどで色素の抽出・染色方法を調べて,何度か染めてみましたが,どうしてもくすんだ色になってしまい,大苦戦中です。
次回は染色の温度や時間を変えてみるなど,少しでもきれいな染色をめざしてチャレンジは続きます。
↑アボガドの皮を切っているところです。
↑ただいまテスト染色中
↑染色の結果...くすんだ色になってしまいました。
毎週金曜日午後は化学工学科3年生の課題研究の時間です。石けん製造班では,4月から「坂工石けん」の製造を急ピッチで進めています。今は香川生まれの希少糖を使った「希少糖石けん」をはじめ,原料に校内のアロエや県木であるオリーブを使用した「アロエ石けん」・「オリーブ石けん」などの製造の真っ最中です。出来上がった石けんは10月の坂工展や坂出アート市場で,1個200円で販売する予定です。
化学工学科生全員が取得を目指している「危険物取扱者」の試験が間近に迫ってきました。6月に入ってからは放課後の課外学習を行い,1年生は丙種,2年生は乙種4類または3・5類の合格に向けて頑張っているところです。これまで学んできた危険物の知識を総動員し,テキストや教員自作模擬問題などに取り組んでいます。危険物取扱者試験は今週末6月19日・20日に行われます。
みんな合格目指してガンバレ!!
1年生の「工業技術基礎」は,工業に必要な基礎知識や技術を,実験・実習を通して学ぶ科目です。化学工学科では「テスターの製作実習」を通して,専門とは違う電気分野の基礎についても学んでいます。今回はプリント基板に電子部品をはんだ付けする作業を行いました。慣れないはんだごてに戸惑いながらも,丁寧に部品をしっかりと取り付けていきました。
合格目指してガンバレ!!
化学工学科2年生の実習テーマは4つあります。今回は「アルコール精留装置実習」について紹介します。この実習で使われている精留塔は,なんと化学工学科が創設されて間もない昭和41年製のもので,人間でいえば相当の「おじいちゃん」にあたります。そんな精留塔ですがまだまだ現役で,若い生徒相手に頑張って実習を支えてくれています。
5月17日(月)~20日(木)は中間考査の週でした。
化学工学科3年生は今日19日に専門の「化学工学」を受験しました。
今回は化学プラント設計の基礎となる「流れ」の分野の試験でした。流量から流速への変換や,ベルヌーイの定理に関する問題を,電卓片手に一生懸命に解いていました。
水質試験班7名は,坂出市東部の横津川近くの水路まで出向き,試料水の採取を行いました。
採取した水は臭いや濁りを調べた後,pH計を使ってアルカリ度を測定しました。次回からは硬度やCOD(化学的酸素消費量)の測定などを行う予定です。