人道プログラム 四国ESDフォーラム参加
2024年2月15日 12時06分2月12日(月)に愛媛県新居浜市で開催された四国ESD(Education Sustainable Development)フォーラム2024に香川県を代表して参加し、人道プログラムの取り組みについて発表をしてきました。
新居浜市の取り組みや各県代表の高校生の取り組みも拝聴し、大きな刺激を受けることができました。
今後に繋げて参ります。
本校は、明治26(1893)年の開校から、130年を越える歴史ある伝統校です。
戦後の学制改革で、それまでの高松中学校と高松高等女学校がそれぞれ新制高等学校に移行しました。
その翌年、これら両校が統合されて現在の高松高等学校となり、爾来70年を超える歳月が流れました。
これまでに数多くの著名人を輩出し、5万4千余名の卒業生は、広く世の各界で活躍しています。
学舎は、通学至便な高松市中心部に位置しています。
四囲を白亜の校舎に囲まれたプラザには笹竹がすっくと伸び、シンボルツリーの楠が見守る全天候型運動場など、竣工から四半世紀を経て施設・設備はなお清新さを保ち、落ち着いた教育環境を整えています。
設置課程は、全日制のほか定時制と通信制です。いずれの課程にも、普通科を置いています。
本校に校訓はありません。
しかし、それに代わるものとして、校歌二番に謳われる「独立自主」が尊ばれています。
旧制中学校の「至誠一貫」や高等女学校からの校章「雪持笹」に込められた不屈と忍耐の精神をも併せ、自由闊達な校風のもと、生徒一人ひとりが高い志を掲げ、自ら学ぶ学校を築き上げてきたところです。
ここに溌剌と挙る一千余名の生徒は、揺るぎない向学の念のもと、真理の道を究めゆこうとしています。
意気に燃える若人は、自治を誇りに、数多い校友会活動や多彩な学校行事にも、励むことを忘れません。
これらを通じて人格を陶冶し、将来、社会に貢献するとともに自らに課せられた責任を果たすことでしょう。
今後も、生徒・教職員一同、名門校としての誇りを胸に、新たなページを拓いてまいります。
2月12日(月)に愛媛県新居浜市で開催された四国ESD(Education Sustainable Development)フォーラム2024に香川県を代表して参加し、人道プログラムの取り組みについて発表をしてきました。
新居浜市の取り組みや各県代表の高校生の取り組みも拝聴し、大きな刺激を受けることができました。
今後に繋げて参ります。
定時制 1月行事一覧
①1/9(火)3学期始業式
校長先生より、新年早々に起こった北陸地震や航空機事故についてお話がありました。
私たちも他人事としてとらえるのではなく、さまざまな教訓から学んだり繰り返し訓練したり、
身体を使って動いてみることが大切だとお話しされました。。
②生徒会役員交代
旧生徒会と新生徒会の役員交代式を行ないました。旧役員のみなさん、ありがとうございました。
新役員のみなさん、これまでに負けない定時制を作っていけるよう頑張りましょう!
旧役員 新役員
③4年次生学年末考査
1月25日(木)~1月31日(水)
①12/7(木)~13(水)2学期期末考査
②12/14(木)クラスマッチ
バレーボール大会を実施しました。各学年の入り混じった混合チームで対戦し、盛り上がりました。
③12/18(月)交通安全教室
④12/19(火)漆芸体験講座
高松工芸高校の田淵先生、濱路先生を講師にお迎えし、歴史ある「香川県の漆芸」についてお話し
いただきました。次に今回の体験する技法「彫漆(ちょうしつ)」について、高松工芸高校生がパネ
ルを使い説明してくれました。そして、漆を使った体験では「漆キーホルダー」を作製しました。
⑤12/20(水)生徒会役員選挙
生徒会役員の選挙を行ないました。
⑥12/22(木)職業体験授業
近隣専門学校の先生方を講師にお迎えし、職業体験をしました。
⑦12/22(金)賞状伝達式・2学期終業式
賞状伝達式
生徒生活体験発表大会 香川県予選会 優秀賞の表彰を行いました。
2学期終業式
校長先生より、「きく(聞く 聴く 訊く 利く 効く)」についてのお話がありました。
まずは聞いて興味を持ち、興味をもって聴くことで意識し、さらに訊く(訊ねる)ことにより深く
考え、結果(利く効く)がでてくる。出会いのある冬休みを過ごすとともに、「きく」ことも意識し
てみてくださいとお話がありました。
①11/2(木)校外研修
中津万象園と併設する丸亀うちわミュージアムでうちわ作り体験に行きました。
うちわ作り体験では、本体にまんべんなくノリを付け、紙がずれないよう繊細な作業が必要でした。
よく乾燥させた後、余分な部分を裁断し、周りに化粧紙を貼り付け最後の仕上げを行いました。
それぞれ自分のうちわを持って記念撮影を行いました。
②11/10(金)キャリアデザイン講座
校外から講師の方をお迎えして、将来の働き方についてお話しいただきました。正規雇用、非正規雇用
それぞれの働き方の説明や県内企業の紹介がされました。
③11/24(金)主権者教育・租税教室
18歳から選挙権が与えられます。投票の大切さや意義の説明とともに、実際に模擬投票を行い、どの
ようにして開票し、当選していくのかを理解しました。
④11/30(金)教育相談
本校定時制担当SSW(スクール・ソーシャル・ワーカー)より、1つの例として人は4つのタイプ
に分類できると説明がありました。簡単な質問に答え、各タイプに分かれました。
自分のタイプに納得の人、そうでもない人など、盛り上がりました。各タイプの特徴を知ることで、
円滑なコミュニケーションを取るヒントになりました。
2023年12月26日(火)
愛知県立瑞陵高校(杉原千畝母校)にお邪魔しました。
昨年もお邪魔して、互いにディスカッションを行いましたが、今年は人道の輪を広げようということで本校だけでなく高松工芸高校の生徒も一緒に参加し、また名古屋においても瑞陵高校だけでなく、天白高校、名古屋南高校の生徒も会場に来て下さり、全部で5校の高校生38名で「勇気とは何か」について議論を深めることができました。
最初にイスラエル大使館のモール・エリヤフ報道官も駆けつけて下さり、高校生に声をかけて下さいました。
高校生同士はすぐに打ち解けて人道の輪と友情の輪も広がっていきました。
その後愛知県庁に移動し、センポ・スギハラ・メモリアル建設の指揮をとられた大村県知事と会談させて頂き、その時の経緯や愛知県が目指す今後についてもお話を伺うことができました。
2023年12月27日(水)
午前は名古屋市内にある「杉原千畝人道の道」フィールドワークということで、名古屋市立平和小学校、名古屋市立瑞穂が丘中学校を訪問し、最後はセンポ・スギハラ・メモリアルで名城大学の大学生と先生から杉原千畝についての説明を聞いたりしながら、見識を深める時間となりました。
午後は愛知県3校の高校生と再び合流し、名古屋市内を一緒に散策しながら、友情を深めると同時に名古屋の観光名所を愛知の高校生の案内で巡りました。
愛知県でお世話になったすべての方々にお礼を申し上げます。
その後静岡県沼津市(杉原幸子氏生まれ故郷)に移動し、杉原夫妻顕彰会・会長様と座談会を開き、顕彰碑を建てるに至った経緯や未来の若者に期待することなどをお聞きし、活発に質疑応答が行われました。
2023年12月28日(木)
最終日は沼津市長表敬訪問ののち、市役所会議室で沼津市内3校(市立沼津、沼津東、桐陽)の高校生と「支える」について互いにディスカッションを行いました。ここでも活発に意見交換が行われ、実り多い時間となりました。
午後からは港口公園にある杉原夫妻顕彰碑を見学し、その後は班に分かれて沼津市内を散策し、友情を深めることができました。
杉原千畝、幸子氏のご縁で繋がった高校生同士の人道の輪を今後も大切にし、未来へ繋げていきます。
お世話になったすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
12/13(水)~15(金)の3日間、高松高校では高高芸術祭を開催しています。
14(木)には、第36回高高ハートフルコンサート(「第九・歓喜の歌」演奏発表会等)が、4年ぶりに一般の方の合唱団への参加ありの形式で開催されました。高松高校創立130周年にあたる今年は、ゲストに豪州ブリスベンからSt.Peters Lutheran Collegeの弦楽団、客演指揮者に神戸フィルの朝比奈千足氏をお迎えし、盛大に行いました。
※作品展は、15(金)まで、5F玉翠ホールにて開催しています。
東かがわ市立白鳥中学校とは7月にリモートで交流した後、本校での文化祭時の講演会に数名参加してくれました。
こういった継続した交流の中で12月5日(火)午後からJR高徳線に乗って、本校生徒7名が白鳥中学校へお邪魔して中学2年生全員(約60名)の生徒と人道に関する交流会を行いました。
代表生徒がパワーポイントで第二次世界大戦中での出来事や杉原千畝・幸子氏の功績について伝え、その後グループ毎に分かれて自由に意見交換を行いました。
互いに新鮮で大いに刺激を受けることができました。
今回のこの交流会に関して協力してくださったすべての方々にお礼申しあげます。
互いの生徒たちにとって忘れることのできない時間となりました。有り難うございました。
①人権・同和教育HR
拉致被害者「横田めぐみ」さんのビデオを見て、北朝鮮拉致問題について学習しました。
日本国内においても国際的な犯罪が行われていること知り、理解を深めました。
②2学期中間考査
10月18日(水)~25日(水)で実施されました。
③生活体験発表大会県予選会
10月21日(土)香川県教育会館ミューズホール
本校定時制からも代表生徒が参加し、「好奇心と自立」と題して、発表しました。
練習の成果を十分に発揮し、見事な発表でした。見事「優良賞」を受賞することができました。
中学生との人道交流会(第3弾)として、三木町立三木中学校に行ってきました。
4名の本校生徒と約40名の中学生とが「人道」を通しての交流を行いました。
三木中学校を卒業した本校生が恩師の先生に連絡して行われた交流会で、自主的に行われたものです。
互いに笑顔も見られ、いい交流会になりました。
三木中学校の皆さん、お世話になった方々に御礼申し上げます。
①2学期始業式
校長先生より、1学期終業式に出された課題、「2学期にやりたいこと」を尋ねられました。
また、福沢諭吉の『学問のすゝめ』が紹介され、「学び」についてお話しされました。
②文化祭
今年度は、モザイク画の展示と縁日を行いました。
モザイク画は、4年生がオリジナルのデザインを考えて、夏季休業中に色塗りしました。
できあがったモザイク画は綺麗で、写真に撮ってみると、とても美しく見えました。
縁日では、射的と輪投げを行いました。製作体験コーナーで作ったゴム銃で的を狙う
こともでき、当たったり外れたりで、一喜一憂の大盛り上がりでした。
文化祭終了まで、行列は途絶えることなく大盛況でした!
皆さん本当にお疲れ様でした。
③公開授業、観月句会
9月29日(金)「中秋の名月」に実施しました。天気が良く、月が綺麗に現れました。
今年度は、4年ぶりにお茶のおもてなしも催され、1・2年生が点てたお茶を保護者の方や
学校評議員の方に味わっていただきました。
お茶会の後は、月の下で作った俳句が披露されました。普段の様子からは見られない独特の
感性をもった句が詠まれており、とても印象的でした。
関係の皆さまに、定時制の活動を見て頂くことができました。
9/9(土)、10(日)の2日間、第73回高松高校文化祭が開催されました。
高松高校創立130周年の記念文化祭でもある今回は、4年ぶりに従来どおりの形式で開催しました。
今年のテーマは、「Stay Hungry,Stay Foolish」です。これは、スティーブ・ジョブズが2005年6月、スタンフォード大学卒業式辞で語ったスピーチで、締めくくりの言葉として述べられたものです。直訳で「ハングリーであれ、愚か者であれ」という意味です。
Hungryは「現状に満足して歩みを止めるな。より先の未来を渇望し、追い求めよ。」ということ、Foolishは「常識に踊らされるな。それはあなたの牙を抜くための罠だ。」ということを表現しています。私たちはこれを「青いままでいろ」と捉えて、このテーマを選びました。
4年ぶりの一般公開で、制限のあった青春から解放され、いつまでも高みをめざし、自分を貫いてほしいという、我々文化祭委員会の願いが決まりました。(文化祭特設WEBサイト 冒頭あいさつより)
各部門の審査結果は以下のとおりです。
クラス教室展示 最優秀:2-1 優秀:2-2、2-4
クラス野外展示 最優秀:2-6 優秀:1-2、2-7
校友会パフォーマンス 最優秀:放 送 優秀:吹奏楽、音 楽
校友会教室展示 最優秀:書 道 優秀:通信、競技かるた、家政
おもてなし 賞 2-6
ご来場いただいた皆様、お忙しいなか、本当にありがとうございました。
令和5年9月9日(土)10日(日)文化祭両日、人道プログラム実行委員会が中心となり3教室を貸し切り「人道展」を開催しました。2部屋は第二次世界大戦中のユダヤ難民を想定し、ビザ発行のスタンプをもらいながら、その道筋を体験する展示となりました。1部屋は杉原夫妻に関する展示を中心に行いました。多くの方にご来場いただきまして心より御礼申し上げます。
9/9(土)には杉原夫妻のお孫さんで「NPO法人 杉原千畝命のビザ」理事長の杉原まどか様をお迎えし、座談会を2部構成で開催しました。より近い距離で杉原夫妻のお話を伺うことができ、より身近に当時の状況を感じることができました。
9/10(日)在校生560名及び保護者、卒業生希望者、高松工芸高校、東かがわ市立白鳥中学校、高松市立一宮中学校の生徒らをお招きし「命の贈り物」と題した文化講演会を開催しました。本校の卒業生である杉原幸子氏の高校時代の写真もあり、より臨場感を持って杉原夫妻を感じると同時に,国際平和や命の大切さについて考えることができる時間となりました。杉原まどか様、お忙しい中誠にありがとうございました。
8月23日(水)東京研修最終日です。
朝からホテル近くの東京大学を散策し、実際に東大生を招いての座談会を行いました。
進路意識の向上と東大生のリアルを実際に聴くことができて、イメージが湧いたようでした。
その後外務省に向かいました。都内での移動にも慣れ、霞ヶ関駅を降り、時間どおり外務省前に集合できました。外務省では国内広報の方と記者室や会議室を実際に見て回り、会議室では香川県出身の2名の職員の方から外務省の概略について、お仕事について非常に詳しく説明を聞きました。その後の質疑応答も活発に行われ、いい時間になりました。
3日目も生徒たちのためにお世話になった全ての方々に御礼を申し上げます。
この3日間で大変貴重な機会を得ることができました。多くの方々に感謝の意を申し上げます。
今後は県内で他の人たちにこの経験を伝えたりしながら、今後も自らの学びを発展させて、「国際平和」や「人道」について奥深くまで考え、未来に活かしていきます。
ありがとうございました。
8月22日(火)2日目
午前中にイスラエル大使館を表敬訪問しました。あいにく大使は不在でしたが、普段は入ることができない大使公邸内で、イスラエルの説明を聞いたり、実際に参事官の方からはホロコーストについてであるとか、諸国民の中の正義の人賞について説明を受けました。その後活発な質疑応答が行われ、生徒たちは多くの刺激を得ることができました。
下の写真はイスラエル大使館のFacebookからの記事抜粋です。
午後からは日本イスラエル親善協会の方との懇談会がありました。この企画は生徒自らが先方にお願いして実現した企画であり、自ら行動する姿勢が見られました。イスラエルからの留学生の方3名、外務省の方も来て下さり、活発に意見交換できました。
夕方にホテルの会議室に俳優の山田純大さんがお忙しい中生徒たちのために来て下さいました。
山田純大さんは『命のビザを繋いだ男~小辻節三とユダヤ難民』の著者として俳優業の傍ら積極的に「人道」について活動されていらっしゃいます。
今回はご厚意によりお時間を取って下さり、生徒との座談会で「小辻節三」さんに関して、意見交換を行うことができました。生徒たちにとっては夢のような時間となりました。
2日目も朝から多くの方々のご厚意に甘えて、たくさんのかけがえのない経験を得ることができました。今後に活かして参ります。本当にありがとうございました。
2023年度は本校の卒業生杉原幸子氏(杉原千畝の妻)の生誕110周年です。それを記念して昨年から三菱みらい育成財団などからのご支援を頂きながら、生徒らは「国際平和」「民族融和」「人道」について幅広く研鑽を積み重ねています。
夏休み期間を利用して希望生徒を募り総勢16名の生徒が研修に行ってきました。
8月21日(月)
高松空港から羽田へ。その後は各自で公共交通手段を使って早稲田大学を目指します。コロナ禍で初めて飛行機に乗ったという生徒もいて、そこから初めて経験する生徒もいました。自分の力で目的地まで到達する。答えのない時代を生きていく世代ですから、方法も色々試しながら自分の足で目的地までたどり着くという経験も大切だと考えます。(研修中は基本的にすべて自分で時間どおりに目的地に集合します)
早稲田大学は杉原千畝の母校。校内の顕彰碑を廻ったりした後に「杉原千畝物語オペラ人道の桜」で杉原幸子役を演じた歌手の方からもお言葉を頂きました。また早稲田大学文化企画課および法務課の協力のもと、実際にアフガニスタンから逃れてきた難民の方2名からお話を伺ったり、難民支援をされている桐本裕子弁護士(東京駿河台法律事務所)からも日本の難民認定や難民支援等の現状についてお話を伺いました。課題を設定しディスカッションを行い、その後に各自が自分の考えを発表しました。非常に有意義な時間となりました。
早稲田大学の皆様、生徒のためにお忙しい中お越し頂いた皆様、全ての関係者の方々に心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。