日誌

保健講話~香川県のデータから読み解く性の問題~

2023年7月18日 20時51分

7月18日(火)さぬき市民病院にご勤務されている松下先生をお招きして、保健講話を行いました。

演題は「香川県のデータから読み解く性の問題」。

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松下先生は、助産師として女性の妊娠出産に携わり、生まれた子どもが後遺症なく生存できるよう、日々、力を尽くしておられます。若い生徒たちに、香川県の性に関するデータを用いて、人生を大切にしてほしいという思いでお話してくださいました。

親としての責任が持てるようになり、心から子どもがほしくなったときに妊娠ができるようにするには、10代の今から自分の体や性の問題と向き合う必要があるとのことでした。

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先生のお話から、若い女性のやせ願望が卵子を傷つけたり、妊娠期の喫煙が子どもの聴覚に影響を与えたりすることを知りました。

また、香川県は10代の出産割合が高いそうです。性感染症やデートDVについてもくわしく教えてくださいました。

最後に「自分のことを大切にする。相手のことを大切にする。お互いの人生に責任が取れるのかを考える。自分が希望するライフステージを思い描く。」その上で「自分と相手の性、性行為に向き合っていくことが大切である。」とメッセージをくださいました。

性に関することは、今の自分だけではなく、将来の自分の人生や子どもの人生に、深く関わることです。今回のお話を参考にして、よく考え、責任を持って行動していきたいですね。

松下先生、ありがとうございました!