校長から皆様へ

支えとなったもの

2026年10月30日 17時30分

 10月28日(水)、香川県骨髄等移植普及啓発講演会を行いました。講師は、かがわ・骨髄バンクを応援する会の後藤千英さんです。後藤さんには、白血病や骨髄移植の説明の他、ご自身が高校2年生のときに骨髄異形成症候群の診断を受けたことやその十数年後に骨髄移植の治療を受けたこと、移植後体調が変化して苦しかったこと、治療後にドナーが住む北関東に毎年出向いて大地に感謝をしていることなどの話をしていただきました。印象に残ったことの一つを以下に記します。講演後に生徒から「苦しかった治療期間に支えとなったものは何ですか。」という質問が出ました。私は家族による励ましの言葉を予想していましたが、友達のことでした。ただ、友達からの応援のメッセージではなく、毎朝9時ごろに前日にあった日常的な出来事の連絡をくれたことでした。治療前と変わらない日常的な会話に近い接し方をしたことが、かえって「治療後に日常を取り戻したい」という希望を諦めないことにつながったのではないかと私は解釈しました。今回の講演を聞いた生徒の皆さんには、白血病や骨髄移植に対する理解が深まっていることはもちろんのこと、友達が苦しんでいるときに自然に支えとなってくれるような思いやりの気持ちが高まっていることを期待しています。

校長あいさつ

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