重点目標
- 生徒のニーズに合った進学・進級に向けた指導・支援の充実
- 新規職場開拓及び情報共有を中心とした就職・就労に向けた指導・支援の充実
- キャリア教育の充実
主な進路先
主な年間行事計画
キャリア教育
自らが輝ける未来に向かって、一人一人にふさわしいキャリアを形成し、社会で自立していけるよう、必要な意欲・態度・能力の育成を目指しています。
そのために、幼稚部から高等部まで、新たなライフステージへの移行を計画的、系統的な支援を行っています。
■幼稚部
○お花を育てる
幼稚部では、季節ごとにいろいろな植物を育てています。種を買いに行くところから始まり、種を一粒ずつまき、水やりえをして、きれいな花が咲いたり野菜が順調に成長するようにと願いながらお世話を頑張っています。命の大切さや育てることの難しさ、無事にお花が咲いたときの喜びや達成感など、多くのことを学ぶ良い機会になっています。
■小学部
○校外学習
毎年、全学年が校外学習に行き、いろいろな施設を見たり、働く人の話を聞いたりしながら、自分たちの周りの仕事について学びます。この体験は、進路学習の基礎づくりとして、施設や公共交通機関の利用の仕方やマナーを学ぶよい機会にもなっています。
○販売学習
自分たちで育てた野菜や作成したカレンダーの販売を通して、「自らの作成した製品を買ってもらえる喜び」や「お客さんから感謝される満足感」を感じられる機会になっています。また、看板作りやお金の計算など、国語や算数で学習したことを活かして活動しています。
■中学部
○職場体験
総合的な学習の時間に進路学習を行っています。「職場体験で、店や施設で実際に仕事をする」「卒業後の進路について考えを深める」など、個人の段階に合わせて学習を進めています。事前の調べ学習や事後のお礼状作成、成果発表などを通して、様々な学力の向上にもつなげています。
○作業学習
野菜作り、さをり織り、牛乳パックリサイクル等、複数の作業学習を通して、それぞれの生徒が自分の得意な作業を見つけたり、一連の作業手順を覚えて最後までやり通す力を身につけたりします。また、「時間を守る」、「指示を聞く」、「連絡・報告・相談をする」といった働く上で大切なルールを学びます。
■高等部
○朝学習
各種検定試験(漢字検定、日本語検定、英語検定など)に向けて、個々に目標を立て、学習に取り組んでいます。目標に向かって努力する時間を共有することで、友達から良い刺激を受ける機会になっています。
○校外学習
高等部1年は進路学習として校外学習を行い、企業や事業所、大学専門学校等の見学を行います。この学習を通して、卒業後の生活をイメージするとともに、現在の自分に必要な知識や技能を考えたり、自分の適性を確かめたりする機会にしています。
○現場実習
高等部2年・3年の生徒のうち、就職・就労を希望する生徒が、将来の目標や進路に合った職場で実習を行います。それぞれが目標を持ち、卒業後の進路を見据えて実習に取り組みます。
○現場実習報告会
現場実習で体験したことを発表します。高等部の生徒や職員だけでなく、小学部高学年・中学部の生徒や職員、保護者の方も報告会に参加し、発表を聞く機会にしています。
○進路講話
毎年、4月末のPTA総会の日に本校卒業生を数名招き、小学部高学年から高等部までの生徒を対象に、卒業生の生の声を聞く機会にしています。社会の厳しさや学生生活の間に身につけておくべきこと、休日の楽しみなどについて、話を聞いたり質問をしたりします。