高等部類型ⅡAのクラスにおいて、人権・同和教育に関するLHRの授業を2時間行いました。テーマは「自分を大切に 相手も大切に」です。

1時間目の授業では、聴覚障害のある生徒の作文や教員間のやりとりを通して、「支援」や「権利」について考え、困った時には自分の意見を伝えていいことを確認できました。また、子どもの権利条約を通して、お互いの権利を守ることが自分も相手も大切にすることにつながることを学びました。

7月に熊本県で起こった地震では、特別支援学校やその児童生徒にも多くの被害が出たとのことです。そこで本校では、復興応援の寄付金(募金)を通じて、応援メッセージを送ることにしました。
9月8日から24日の間、高等部生徒会が中心となり、ポスターによる校内での呼びかけや募金箱の設置に取り組みました。この間、幼児児童生徒や保護者、教職員の皆様から多くの募金が集まり、香川県特別支援学校長会を通じて、被災地の学校へお届けすることにしています。
募金をしてくださった皆様、ご協力ありがとうございました。
【聴覚支援学校】熊本地震募金啓発チラシ.pdf
寄宿舎では、生活経験の広がりと、舎生同士が力を合わせて取り組む機会として、園芸活動を行っています。
1学期に植えた茄子とトウモロコシが、厳しい暑さを乗り越え大きく実りました。
舎生みんなで収穫を行います。
トウモロコシは、ポップコーン用のトウモロコシなのでカラカラに枯れるのを待って収穫をしました。
2学期最初の生徒総会を行いました。

生徒会副会長が手話や補聴援助システムを使いながら、スムーズに司会を担当しました。
部主事からの話の後、各委員会に分かれて、1学期の反省、2学期の活動目標と内容について話し合いました。少人数の学校ですが、生徒はその分、自分の意見を伝えやすく、話し合いも活発に行われました。話し合いの後、それぞれの委員会が発表し、内容の共有を行いました。
天候が心配でしたが、曇り空の下、香川県立高松南高等学校で行われた「南高祭」の野外ステージにて、本校の高等部の生徒有志が手話部の生徒と一緒に手話パフォーマンスの発表を行いました。

7月の交流の時にどんな歌がいいか話し合い、8月の夏休みに南高で手話の振り付けや隊形移動の練習を合同で行い、9月に入ってからは、休み時間に練習を重ねて今日の日を迎えました。始めは規模の大きさや人の多さに驚き、緊張していた生徒達でしたが、事前のリハーサルの時に手話部の生徒と一緒に、手話や移動の確認を行っているときには、緊張は消え、笑顔で本番を迎えることができました。
大勢の人の前で手話パフォーマンスができたこと、また少しでも多くの人に手話の魅力を知ってもらえるきっかけを与えていただいたことは、本校の生徒にとって、貴重な経験となりました。発表後は、手話部の生徒と一緒に、バザーを一緒に回って食べたり、福祉科の展示を見て回ったりしました。南高の手話部のみなさん、顧問の先生、本当にありがとうございました。
また、これからも交流を続け、一緒にパフォーマンスできることを楽しみにしています。

美術部の生徒が、自分から顧問の先生に相談し、本校のスクールキャラクター「デしか」のぬいぐるみを5か月かけて完成させました!!
「デしか」のぬいぐるみについて、同じ学級の生徒がインタビューした様子をお伝えします。

Q:「デしか」のぬいぐるみを作りたいと思ったのはどうしてですか?
A:美術室に飾ってある「デしか」のイラストを見て、ぬいぐるみ(立体)にしたいと思ったからです。
Q:工夫したところや、頑張ったところを教えてください。
A:かわいらしくなるように、目を大きくしたり足を短くしたりしました。補聴援助システムのマイクは、ひもの長さを変えられるんですよ。
Q:「デしか」のぬいぐるみが完成した時は、どんな気持ちでしたか?
A:とても嬉しかったです!みんなに見てもらいたいと思いました。
Q:これから「デしか」のぬいぐるみと、どんなことをしたいですか?
A:一緒に寝たいです。
Q:ホームページを見ているみなさんに、「デしか」の紹介をしてください。
A:後ろ姿も見てください。しっぽがかわいいです!

しばらくの間は、玄関で「デしか」のぬいぐるみがみなさんをお迎えする予定です。
小学部では、平成25年より、日本語の力の基礎となる日本語文法を視覚的に分かりやすい方法で指導することに取り組んでいます。本校がこの「日本語文法指導」を取り組み始めたとき、東京の聾学校でこの指導法を考案、実践されていたのが木島照夫先生でした。当時、木島先生には何度も本校に足をお運びいただき、我々職員に、「日本語文法指導」についてご指導していただきました。
そして、今回、オンライン研修会として、木島先生に文法指導の方法についてご講演いただきました。本校が行っている日本語の文法力を見る検査や助詞テストなどの評価テストをどのように分析し、児童の指導に役立たせるのかを学びました。また、個別に児童の課題についてアドバイスをいただき、2学期からの言葉の指導に活かすことができそうです。


今回、研修で学んだことを活かし、子どもたちの言葉の力をますます伸ばしていきたいと思います。
なお、木島先生には、11月にも本校で講演会を開いていただく予定です。楽しみです。
本校の幼児児童生徒は個々の聴力に合わせた様々な補聴器機を使っています。
授業はもちろんのこと、日常生活の中で手話や指文字を中心とした視覚から得られる情報に加えて、耳から得られる情報も子どもたちの生活を支える重要なものとなっています。
日々、目まぐるしく発展していく補聴器機の活用において、私たち教員知識や情報をアップデートできるように研鑽し、その機器の最大限の効果を発揮させて、子どもたちの学びの一助となるようにしています。
今回は補聴器店の業者さんに来ていただき、デジタルワイヤレス補聴援助システムについて教えていただきました。

普段の授業でも使ってはいるけれど、新たな機能を教えてもらったり、機器トラブルが起きたときの対処法を聞いたりと、教職員一人一人が新たな学びを得ることができました。
また、試聴機器を用意してもらい、マイクをどのように使ったらどのように耳に届くのか実際に聞いて確かめることができました。

もうすぐ夏休みが終わります。
元気いっぱいで登校してくるであろう子どもたちに負けないように、先生たちもパワーアップして待ってるよ!
通級による指導を受けている児童生徒や保護者の交流を図ることを目的に、通級交流会を行いました。
今年度は、本校で難聴や言語の通級指導を受けている児童生徒5名全員が参加しました。

前半は、児童生徒と保護者に分かれて活動しました。保護者が座談会で情報交換をしている間、児童生徒はスポーツをして汗を流しました。何のスポーツをするか、どんなルールで戦うかについては、用意されている道具を参考に、自分達で相談して決めました。相談の結果、サッカー、風船バレー、カローリングをすることに決まりました。
サッカーは、室内でゴールが1つでもできるルールを考えました。3人ずつの2チームに分かれて攻撃側と守備側を交代しながら点数を競ったり、2人ずつの3チームに分かれてPK対決をしたりしました。

カローリングは、最初に一般的なルールで楽しんだ後、オリジナルルールを考えて競争しました。
「こうしたらいいんじゃない?」「それって、どういうこと?」と分からないことは聞き返したり伝え直したりして、全員でルールを共通理解できるまで確認しあい、競技を楽しむことができました。冷房の効いた室内なのに、終わった頃にはみんな汗だくでした。

休憩時間には、中学生同士で「英語のテストはどう?」と情報交換したり、小学生の遊びに中学生が付き合ってくれたりと、児童生徒同士での自主的な交流がたくさん見られました。年に1度の交流会ですが、久しぶりとは思えないほど打ち解けて、帰るのが名残惜しい様子でした。また来年の交流会をお楽しみに!
今日は、年に1度のひよこ組「縁日ごっこ」の日。
日頃はなかなか学校に来られない、お父さんやきょうだいも一緒に参加してくれました。

工作コーナーでは、かざぐるまを作りました。ペンで描いたりシールを貼ったりして、自分だけの素敵なかざぐるまができました。フーっと吹いて回すことで、発音の基礎となる息の練習にもなります。

箱積みコーナーでは、お兄ちゃんやお姉ちゃんが、自分たちの背よりも高く箱を積み上げていました。
魚つりコーナーでは、魚を釣り上げて景品と交換してもらいました。

お菓子釣りコーナーもあります!好きなお菓子を釣り上げて、休憩所でお友達と一緒に食べました。

いろいろなコーナーで遊びながら家族同士の交流もできて、楽しい夏の思い出ができました。

聴覚障害がある同世代の生徒同士や先輩との交流の機会を設けるため、初めて「中高生交流会」を企画しました。第1回目となる今回は、地域の学校に通う中学1年生から高校3年生までの6名とその保護者、聴覚障害のある社会人3名が参加してくれました。
情報保障として、補聴援助システムを使ってマイクの音声を直接補聴器や人工内耳に届けたり、音声認識アプリで音声を文字に変えて画面に出したりしています。

最初は「英語のリスニングはどうしていましたか」「大学に入ってから必要なことは?」「一人暮らしで困ったことは?」など事前に中高生が出していた質問に対して、先輩たちの経験談を聞いたりアドバイスをもらったりしました。
失敗談も含め、具体的なエピソードをもとにお話していただき、生徒たちは自立に向けて、少し先の生活をイメージすることができたようです。

後半は、生徒と保護者に分かれて情報交換をしました。生徒たちは、最初は緊張している様子でしたが、徐々に打ち解けて、困っていることや他の人に聞いてみたいこと、最近思っている「愚痴」などの話で盛り上がりました。
授業中にグループでの話し合い活動になると、補聴援助システムがあっても、周りのグループの声と混ざって自分のグループの声が聞き取りにくくなることや、後ろからの呼びかけに気付かずに「無視された」と勘違いされてけんかになったことなどの話が出ると、「そうそう!」と何人もがうなずき、共感する様子が見られました。また、音楽を聴きたいけど、普段みんなはどうやって聴いているかを尋ね、ブルートゥース機能を搭載した補聴器が最近は販売されていることを知り、「来てよかった」と喜んでいる様子でした。

生徒からは「学校の友達には分かってもらえないことも、ここでは共感してもらえて嬉しかった」「先輩が苦労されたことや努力していることを聞いて勇気づけられた」「受験上の配慮事項についての情報を知ることができてよかった」などの感想が出ました。
保護者からは「親が口酸っぱく言うより心に響くことばがたくさんありました」「同じような困り事や悩みを、親も子も相談でき、共感できて良かったです」などの感想をいただきました。

参加者全員から、次回を期待する声があがりました。ぜひまた開催できればと思います。
本校では、聴覚障害のある子ども同士が一緒に活動できる場をつくることを目的に、夏と冬に交流会を行っています。
7月30日に、今年度1回目の交流会「交流サマースクール」を行いました。本校の在籍児だけでなく、地域の保育所や小学校に通う5歳児~小学6年生までの16家族、兄弟や保護者を含めて総勢39名の参加がありました。
特別ゲストに「かがわ総文祭2025」大会マスコットキャラクター「さぬぽん」が来てくれました!

最初はチーム対抗で箱積みゲームとボッチャをしました。チーム内でリレーする順番を決めたり、作戦を立てたりと、話し合って相談する中で、自然と子ども同士の交流が深まっていきました。

子ども達がゲームをしている間、保護者は別室で座談会を行いました。
小学校では難聴の子どもが1人だけなので、同じ境遇の保護者と話す機会がなく、この機会に情報交換や悩み相談ができてありがたい、などの感想が聞かれました。

最後は親子活動です。「ダイラタンシーボール」を作りました。片栗粉と水を混ぜて風船の中に入れ、不思議な感触のボールができました。

できあがったボールを握ったり床に投げつけたりして、力を入れると硬くなり、やさしく握ると柔らかくなるという、ダイラタンシー現象を楽しむことができました。

今回の交流で、普段は違う学校に通う友達との久しぶりの再会を喜び、楽しそうに会話する様子がたくさん見られました。
「次も絶対参加したい!」「次は12月のウィンタースクールで会おうね!」とみんな次回を楽しみに帰っていきました。
7月24日、香川県教育センターの「研修サポート事業」を活用して、香川県教育センター等から4名の講師の方を招き、メディア学習会を行いました。聴覚障害のある教員への情報保障として、講師の方にロジャーペンを付けていただき、タブレット端末の音声認識アプリを使い、音声を文字に変換した画面を見ながら、研修へ参加しました。
研修会のテーマは、「Google に慣れよう」です。まずは、Googleを授業に活かすために必要な基礎的な知識を学び、次にGoogle ClassroomやGoogle Driveの機能を学びながら、ドキュメントの文書を複数の人数で同時編集を行う体験をしました。

最初は使い方に慣れるのに一苦労でしたが、少しずつGoogle Drive と Google Classroom のつながりを理解し、Google Classroomで自分の授業ルームを立ち上げ、そこに資料やGoogle Forms で作った課題などを入れる方法を学びました。

今日学んだことを2学期からの授業で活かせるように、引き続き研修に励みたいと思います。