2025年5月2日の四国新聞に「アイヌの遺骨 英大学が返還―研究目的110年保管」という記事が掲載されました(詳しくは記事を見てください)。イギリスから返還された遺骨は、2年生が修学旅行で訪問する北海道白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に安置されるそうです。図書室では今、そのウポポイからお借りしたアイヌ文化関連書籍50冊を『ウポポイライブラリ-』として、展示&貸出しをしています。
ウポホイライブラリ-にある漫画「ふしぎの国のバード」(佐々大河:著/KADOKAWA)は、明治時代の日本を東京から函館まで旅をしたイギリス人女性の旅行記です。彼女は、文明開化のもとに失われつつある文化や風俗の記録をしながら、困難な旅を続けました。なぜそんな詳細な記録を残そうとしたのか、はるばる北の大地を目指したのはなぜなのか…。今回の記事の理解を深めてくれる"大きな理由"が、シリーズを読み進めるにつれて、次第に明らかになってきます。
ウポポイライブラリ-には、「ふしぎの国のバード」をはじめ、魅力的な本が揃っています。2年生はもちろん、3年生も、1年生も…!どんどん活用してください。図書室の開館時間中であれば、保護者の皆様もご利用いただけます。ぜひどうぞ。