理学
活動内容
2つの班に分かれて活動しています。
<科学班>
各自の興味・関心に合わせて、実験やものづくりを行っています。今年であれば、電子機器に興味を持つ生徒が多いので、電子工作を行っています。
○活動時間
月曜日、金曜日 15:40~17:00 不定期に、校外の講演
※考査発表日から定期考査期間中は休み
○主な参加行事
・科学の甲子園
・かがわけん科学体験フェスティバル
○部員数(令和6年3月現在)
男子 3年生4名 2年生2名 1年生7名
女子 3年生0名 2年生5名 1年生0名
<生物班>
野生生物班は、香川県の絶滅の恐れのある野生生物を調査し、保全する活動に取り組んでいます。生き物に関心のある生徒を募集しています。子どもたちを対象に生き物のセミナーなども行うため、リケジョ(理系女子)大歓迎です!主な活動は、香川大学創造工学部建築・都市環境コースならびに香川大学大学院創発科学研究科と協働しての水生生物調査、香川生物学会・生物系三学会(日本動物学会・日本植物学会・日本生態学会)合同大会高校生ポスター発表などでの学会発表、香川大学学生プロジェクト「Try!魚っち」(移動水族展示企画)協力、太田中央公園せせらぎ水路での水生生物観察会企画などです。研究実績を積み上げて、総合型選抜で香川大学農学部、香川大学創造工学部、学校推薦型選抜で香川大学経済学部へ入学する生徒が増えています。
○活動時間
月1回平日 15:40~17:00 桜井池の調査
月4回土日 9:00~15:30 県内(主に高松市以東)の河川、ため池調査(香川大学創造工学部と協働調査)
活動内容はこちらへ→https://www.youtube.com/watch?v=SzIxg94GOdw
他、研究発表の論文など作成のため不定期で平日放課後に活動します
※考査発表日から定期考査期間中は休み
○主な参加行事
・香川生物学会
・生物系三学会(日本動物学会・日本植物学会・日本生態学会)合同大会高校生ポスター発表
・産業技術総合研究所四国センター一般公開高校生展示ブース出展
・香川大学+高松桜井高校プロジェクト「Try!魚っち」展示
○部員数(令和8年3月現在)
男子 3年生0名 2年生0名 1年生1名
女子 3年生0名 2年生2名 1年生2名
☆香川大学と本校が共同して開催する「Try!魚っち」香川大学博物館特別展は3/21(土)までが会期です!
香川大学博物館では、香川大学の学生および香川県立高松桜井高等学校の生徒によるプロジェクト「Try! 魚っち(とらい!うおっち)」の企画による特別展「知ろう、守ろう、香川の淡水魚~香川の魚の移動展示~」を2026年2月21日(土)から3月21日(土)までの会期で開催しています。
河川やため池などでの防災対策による生息地改変や、ペットの遺棄といった無秩序な人為的放流に伴う外来種の侵入などによって、もともと棲んでいた淡水魚の多くが確認できなくなっており、香川県に生息する水生生物を中心に、絶滅寸前の生き物が多いという実情があります。今回の特別展を企画した「Try! 魚っち」は、そうした現状を、もっと県民にも知ってもらいたいとの思いから、香川大学の学生および香川県立高松桜井高等学校の生徒たちが立ち上げたプロジェクトです。
特別展では、香川県の淡水域に生息する水生生物を紹介し、生物多様性や自然保護保全への理解促進を図るため、特に、香川県レッドデータブック掲載の希少淡水魚を中心に水槽展示することにより、地域の環境変化による影響について関心を高めることを目的としています。また、展示する希少淡水魚は学生・生徒が県内で直接採取した生物であり、実際の生息状況に基づく信頼性の高い展示となっています。普段目にする機会の少ない希少淡水魚の展示を通して、絶滅の危機に瀕している現状を多くの方に知っていただければと思います。
NHK「絶滅の危機にある淡水魚展 香川大生と高校生が開催 高松」
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-8030022928
☆理学部(生物班)が香川生物学会第76回総会で「香川県西讃地域におけるカワバタモロコの生息域外保全に関する研究」を発表しました☆
香川県西讃地域におけるカワバタモロコの生息域外保全に関する研究
本研究は、県内のカワバタモロコHemigrammocypris rasborella(国選定絶滅危惧ⅠB類)生息地のうちのひとつの天然分布池を対象とする生息域外保全を目的とした。当該ため池は近い将来に堰堤工事が計画されており、①工事期間中水深が浅くなるためサギやカワウなどの鳥類の食害により絶滅が懸念されること、②浚渫工事を伴うため植生が改変され産卵床が消失する恐れがあること、③保全遺伝学にもとづいた集団の維持を行うために他水域個体群と混合させず維持する必要があったこと、から生息域外保全が必要になった。2023年10月に27個体を移殖先池へ移殖した。年初は移植元池の本種の採集個体数が多かったが、10月以降は移植先池のほうが採集個体数が多くなり、移植先池でも順調に再生産が行われていることが確認できた。移殖元池と移殖先池の間では水温、pH、電気伝導度がそれぞれ有意であった。今後も集団の生息域外保全環境への適応について実践研究を積み重ね、種の保全への貢献に努めたい。
☆理学部(生物班)が中国四国地区生物系三学会合同大会2024年度岡山大会高校生ポスター発表の部で「香川県のカジカ大卵型の生息調査と生物群集解析」を発表し、優秀賞を受賞しました☆
HEP-09
香川県のカジカ大卵型の生息調査と生物群集解析
香川県立高松桜井高等学校理学部 〇大田侑来・宮崎和歩
香川県においてカジカ大卵型は生息個体数が著しく減少していることから特に保護を必要とする種(香川県選定絶滅危惧Ⅰ類)に指定されているが,精密な生息調査,有効な保全策や保護活動が行われていないのが実情である。そこで香川県の中東讃部の1水系4河川,計9地点で本種の現地採集調査を実施し,9地点中5地点でカジカ大卵型を確認した。
さらに統計分析ソフトであるRを用いて各地点間の生物群集組成を比較し,生物の種類の構成がどうなっているか,どの地点とどの地点の生物群集の個性が似ていて,地域的にどのようなパターンをしているか等の考察を試み,カジカ大卵型の保全に貢献することを目的とした。