幼稚部 絵本読み聞かせと保護者学習会 7月9日
2026年7月10日 09時10分本校卒業生で香川県聴覚障害者協会理事長の近藤龍治さんをお迎えし、幼稚部の子ども達に絵本読み聞かせをしていただきました。近藤さんの豊かな手話表現を見て、子ども達は物語の世界に引き込まれていきました。
絵本に出てきた「かば」「わに」など動物の手話を教えてもらい、みんなで一緒に表現して楽しみました。
絵本読み聞かせの後は、保護者学習会を行いました。
講師の近藤さんに「きこえない・きこえにくい子どもを育てる保護者に伝えたいこと」というテーマでお話していただきました。
自分が小さい頃は、手話を使うことが禁止され、口の形を見て話を理解する読話の練習や、厳しい発音訓練があって苦しかったけれど我慢するしかなかったこと、きこえないから仕方がない、無理だと諦めていて、将来の夢を考えることもできなかったこと、きこえる人が当たり前に知っている情報が不足していたことなど、昔のろう者の苦労を赤裸々に語って下さいました。
しかし、今は時代が変わって、やり方を工夫することで、きこえる・きこえないに関わらずどんなことにも挑戦できるようになったこと、困ったことがあれば社会に働きかけて制度を変えていけばいいことなどのお話がありました。そして、きこえなくても社会に出て活躍している良いロールモデルがたくさんいるので、困った時には先輩にどんどん相談してほしい、私も力になりますよ、という熱いメッセージを頂きました。
参加した保護者からは、「子どもがきこえなくても良いモデルがたくさんいるので参考にできる、という言葉に胸を打たれました。前向きに子育てしていきます」「子どもの可能性を、いろんな人や先生とたくさん相談しながら見つけていきたいです」などという感想をいただきました。